4.5Lの大容量で一度に3〜5人分の調理ができる、wallfire ノンフライヤー。インターネット上では「カリッと仕上がる」「お手入れが楽」と評判です。一方、「揚げ物がパサパサになる」という気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、ECサイトで人気のLALALUCTUSやSimplusのノンフライヤーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、ノンフライヤー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
wallfire ノンフライヤーはカリッと仕上がる、ファミリー向けモデルを探している人におすすめ。実際に調理すると、とくに冷凍ポテトの仕上がりが高く評価されました。比較した商品にはカリッと揚げ直すのが苦手なものが多かったなか、本商品は外はカリカリ・中はホクホクとした理想的な食感に。口コミのようなパサパサ感はありませんでした。
焼き鯖も満足のいく仕上がりです。皮目にきれいな焼き色がつき、食べると焼き目の香ばしさと身のふっくら感を楽しめました。唐揚げはやや肉の硬さが気になったものの、試食した料理家は「上下がわからないくらい、全体がカリカリ」と、網に接する部分がベタつかなかった点を評価しました。
使い勝手も良好です。4.5Lと大容量ながら、バスケットは779gと片手で持てる重さでした。手洗いするときや、できあがった料理をお皿に盛るときも、手首に負担がかかりにくいでしょう。一方、操作面のタッチパネルは感度の問題で強めに押す必要があり、ダイヤル式の商品により少し使いにくく感じました。
お手入れにも手間がかかりません。洗うパーツはバスケット・網の2点と少ないうえ、両方とも食洗機に対応しています。比較したなかには食洗機非対応の商品もありましたが、気軽に使いたいなら食洗機対応は重視したいポイントです。網には中心に指を入れる穴があり、取り外しも簡単でした。
大手ECサイトでは、8,000円前後(※執筆時点)で販売されている本商品。カリッと仕上げるのが得意で、検証で作ったどの料理も大きなマイナスポイントがなく、料理の仕上がりは比較したなかでも上位に入りました。家族みんなでおいしくヘルシーに揚げ物を楽しみたい人は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
そもそもノンフライヤーとは、熱風を勢いよく循環させることで、油を使わずに揚げ物を作れる調理家電のこと。ヘルシーに揚げ物を楽しみたい人にぴったりのアイテムです。
今回ご紹介するwallfireのノンフライヤーは、4.5Lの大容量バスケットで一度に3〜5人分の量を調理できる商品。250gのポテトフライや、750gの丸鶏がそのまま入るサイズです。油を使わず調理できるので、普通に揚げたときと比べて、唐揚げなら90kcal・豚カツなら176kcalもカットできると謳っています。
wallfire(ウォールファイヤー)は、Amazonや楽天などのECサイトに出店している家電ブランドです。ノンフライヤーのほかにも、フードプロセッサーやヘアアイロンなどを展開しています。
温度調節は80〜200℃で、タイマーは最大60分設定可能。揚げ物調理はもちろん、食材の解凍・お菓子の湿気とり・ドライフルーツ作りなど、さまざまな使い方ができますよ。ポテトフライ・ステーキ・エッグタルトなど、8つのオートメニューでお任せ調理も叶います。
稼働記憶機能がついているので、調理中にバスケットを引き出すと自動で電源が切れ、戻すと調理を再開します。途中で食材の様子を確認したり、調味料を投入したりすることも可能です。
<スペック詳細>
サイズは幅26.0×奥行31.5×高さ31.5cm、重さは約4.4kg。本体カラーはブラック・ダークグリーンの2色から選べます。
操作面はLEDタッチパネルを採用しており、凹凸のないスタイリッシュなデザイン。レシピブックが付属しているので、さまざまな料理に挑戦できますよ。
今回はwallfire ノンフライヤーを含むノンフライヤー全24商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、料理の仕上がりの検証です。
料理家の風間章子さんご協力のもと、唐揚げ・冷凍ポテト・鯖を調理。それぞれおいしくできあがるかどうかをチェックしていただきました。
唐揚げは、衣全体がカリッとした仕上がりに。やや肉質は硬めだったので、専門家は「もう少し調理時間を短くするとベストかも」と分析しました。とはいえ、比較した商品のなかでも優秀な仕上がりです。
比較してわかったことは、網に接する部分がベタついてしまうと、カリっとした食感が失われやすいということ。本商品はそのようなベタつきがなく、上下がわからないくらいカリカリと揚げ物らしく仕上がった点がとくに評価されました。
冷凍ポテトの仕上がりは、比較した商品のなかでもトップクラスです。外はカリカリとした食感で、焼きムラのないきれいな仕上がり。「揚げ物がパサパサになる」という口コミもありましたが、中の水分も失われておらず、ホクホクとした食感もしっかりと残っていました。
専門家も「見た目もきれいで焼きムラも少ない」とコメント。比較した商品の多くが冷凍ポテトの揚げ直しを苦手とするなか、本商品は油なしとは思えない理想的な仕上がりでした。揚げ物をカリッと仕上げるのは得意といえます。
鯖の皮目にはきれいな焼き色がついており、満足度の高い仕上がりに。試食してみると焼き目が香ばしく、身のふっくら感も楽しめました。
比較したなかには皮のパリッと感が乏しいものや、あまり焼き色がつかない商品もありました。本商品もパリッと音が鳴るほどではないものの、皮目も身もほどよく火が通り、魚焼きグリルとしても十分活用できるレベルです。
続いては、使いやすさの検証です。
バスケットの容量や重さ・操作の簡単さなどをチェックし、スムーズに調理できるかどうかチェックしました。
使いやすさも良好でした。比較した商品には容量2L前後のものが多かったなか、本商品は4.5Lと大容量。一度に3〜5人分の調理ができ、ファミリーにぴったりです。バスケットの重さも779gと大きさのわりに軽く、料理をお皿に盛る際にも手首に負担がかかりにくいでしょう。
オートメニューは全8種類。ただし、説明書にもポテトフライやステーキなど料理名のみ記載されているだけで、詳細な内容は見当たりませんでした。慣れるまでは様子を見ながら使用するのがよいでしょう。
操作面はタッチパネルですが、感度の問題で強めに押す必要がありました。直感的に操作できるダイヤル式の商品に比べると、やや億劫に感じるかもしれません。
最後に、手入れのしやすさを検証しました。
実際にバスケットや網の洗いやすさ・ヒーターの拭きやすさなどをチェック。楽に手入れできる商品か評価しました。
洗うパーツはバスケットと網の2点のみで、お手入れは簡単。網は中心に指を入れる穴があり、簡単に取り外せました。庫内のヒーターは剥き出しの状態なので、拭き掃除は本体の温度が下がってから行いましょう。
バスケット・網ともに食洗機で洗えるのもポイントです。パーツが少ないので手洗いでもさほど苦になりませんが、食洗機を使えばさらに楽にお手入れできますよ。
wallfire ノンフライヤーの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・YahooショッピングなどのECサイトです。
ショップによって値段が異なるので、送料やポイントなどを考慮しつつ、安く買えるお店を探してみてくださいね。
最後に、コンパクトサイズで料理もおいしく仕上がるノンフライヤーをご紹介します。
LALALUCTUSのエアーフライヤー SE6700は、容量1.6Lのコンパクトな商品です。実際に調理すると、とくに唐揚げの仕上がりが好評。外はカリッと中は柔らかく、ジューシーさも感じられる仕上がりでした。便利なあたため直し機能も搭載しており、一人暮らしの人にもおすすめの1台です。
Simplusのノンフライヤーも、容量1.8Lで小さめでお弁当のおかず作りにも適したサイズ。実際に調理したところ、唐揚げはカリッとジューシーに、焼き鯖の皮目もパリッと仕上がりました。グリルとしても活躍するでしょう。炊飯器や電子レンジの横に置いても邪魔になりにくい商品です。
容量 | 1.6L |
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レシピブックあり | |
電気代 | 19.22円 |
良い
気になる
本体重量 | 2.6kg |
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対応調理 | ノンフライ、グリル、トースト、リクック |
最低温度 | 80℃ |
最高温度 | 200℃ |
設定可能時間 | 1~30分 |
消費電力 | 1,000W |
電源コードの長さ | 1m |
電源 | 100V |
操作方法 | ダイヤル式 |
フッ素樹脂加工 | |
サーモスタット機能 | |
タイマー機能 | |
付属品 | 本体、バスケット、グリル、レシピブック |
LALALUCTUS サクットエアーフライヤー SE6700をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | ノンオイル |
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容量 | 1.8L |
幅 | 21cm |
奥行 | 26.8cm |
高さ | 28cm |
本体重量 | 2.5kg |
バスケットの重さ | 472g |
対応調理 | ノンフライ、グリル、オーブン、ロースト、リクック |
最低温度 | 80℃ |
最高温度 | 200℃ |
設定可能時間 | 0〜30分 |
消費電力 | 1000W |
電源コードの長さ | 0.76m |
電源 | 100V 50/60Hz |
操作方法 | ダイヤル式 |
食洗機対応 | |
内釜取り外し可能 | |
フッ素樹脂加工 | 不明 |
調理中のフタ閉じ可能 | 不明 |
温度調整機能 | 不明 |
サーモスタット機能 | 不明 |
マグネットプラグ仕様 | 不明 |
タイマー機能 | |
レシピブックあり | 不明 |
付属品 | プレート、ステンレスグリル、取扱説明書 |
電気代 | 不明 |
特徴 | 不明 |
シンプラス ノンフライヤー SP-FR01をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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