「少量の油で健康的な調理を実現する」と謳う、COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJP。「幅広い料理に挑戦できる」「一気に大量調理が可能」と評判です。しかし、「フライドポテトがカリカリになりすぎる」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のノンフライヤーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ノンフライヤー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPは、大きめのノンフライヤーを探している人におすすめです。比較したなかには2Lと小さめな商品もありましたが、こちらは6Lあるので3人以上の家庭でも一度で全員分のおかずを作れます。唐揚げを作った際の電気代は10.53円と安め。比較したなかには19円以上かかったものもあったのに対し、光熱費も節約できるでしょう。
レシピの充実度は申し分なし。比較したなかには温度・時間の設定だけが説明書に記載されているものもありましたが、こちらは付属のレシピブックやアプリ・公式サイトでもレシピを公開しています。揚げ物だけでなく、ケーキ・甘酒・ペットフードなど合計120品以上のレシピを網羅。「幅広い料理に挑戦できる」という口コミどおり、料理のレパートリーを増やせそうです。
揚げ物総菜をよく買って食べる人にもぴったり。実際にコロッケを本品であたため直すと、「全体的にサクサクしていた」と試食したモニターに好評でした。鶏もも肉を調理して作った唐揚げのできも良好。比較した商品には衣がべちゃっとしたものも多かったなか、こちらは「短時間でパリッとジューシーな食感に仕上げる」と謳うとおり、衣がパリッとしていてお肉もジューシーでした。
一方、冷凍ポテトの仕上がりはいまひとつ。本品で加熱したところ、サクサク感やホクホク感が物足りませんでした。加熱ムラもあり、「フライドポテトがカリカリになりすぎる」という口コミどおり、調整が必要といえます。ささみかつを作ってみても、お肉のパサつきが気になりました。衣はサックリしていましたが、ジューシーとはいえない仕上がりです。
価格も19,980円(※2024年9月時点・公式サイト参照)と比較したなかでは高価。とはいえ、「一気に大量調理が可能」という口コミに違わず、大人数用の料理を作るときには便利でしょう。多彩な料理を大容量で楽しみたい人は、この機会に検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にCOSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
山善
どんな揚げ物もおいしく仕上げたい人に!電気代も抑えられる
NK Electronic
迷ったらコレ!かつはサクッとパサつきの少ない仕上がりに
今回ご紹介するCOSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPは、揚げ物や焼き物のほかにもドライフード・ベイク・ロースト・グリル・保温・解凍・再加熱・発酵といった多彩な料理に使えるアイテム。ファンのスピードを5段階に調節できるDCモーター技術を搭載しており、従来の機種より38%(※)速く調理できるつくりです。「短時間でパリッとジューシーな食感に仕上げる」と謳っています。
COSORI 3.5Lノンフライヤーとの比較データ
95%のオイルカットできるのもポイント。温度は30〜230℃で調節可能です。熱風でパワフルに調理することで均一に加熱して、油なしでも内側はふんわり・外側はパリッと仕上げる設計。落ち着いた空間で調理を楽しめるよう静音性にもこだわっています。
COSORIは、2011年にアメリカで創設した小型家電メーカーのVesync(ウィーシンク)が手掛けるキッチン家電ブランドです。ノンフライヤーを中心に展開しており、ヨーロッパ・カナダ・アジアなど世界各地に進出。東京にも事務所があり、日本語でのサポートも受けられます。
本品は、2~8人分の料理が作れる6Lの大容量タイプ。ハンドルを含むサイズは奥行40×幅30×高さ30.1cmで、重量は5.2kgです。調理プレートはコーティング加工を施すことで焦げつきを防止。調理バスケットとプレートは、食洗機にも対応しています。
バスケットを外すと自動で調理が一時的にストップし、入れると調理が再開されるつくり。安全性にも配慮し、異常な温度上昇を検知すると運転が止まります。
カラーはブラックのみ。液晶パネルを採用したシンプルなデザインで、キッチンに置きっぱなしにしてもインテリアになじみやすいでしょう。
今回は、COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPを含む、ノンフライヤーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のノンフライヤーを比較検証したところ、COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
唐揚げなどの片栗粉・薄力粉を衣とする揚げ物レシピ、エビフライなどのパン粉を衣とする揚げ物レシピをはじめ、冷凍揚げ物のレシピも網羅。揚げ物以外にもハンバーグ・ケーキ・ドライフルーツ・甘酒・ペットフードなど合計120品以上を掲載しています。
さらに、VeSyncの公式サイトやアプリにもレシピを公開しており外出先でも簡単に検索可能。動画を見ながら作れるので、料理初心者の人にもおすすめです。「幅広い料理に挑戦できる」という口コミにも納得。レパートリーが増えることで、より豊かな食卓が目指せるでしょう。
比較したなかにはしなっと感が残ったものもありましたが、こちらは「軽やかな食感を楽しめた」「あたため直したものとは思えない仕上がり」と試食したモニター10人中4人が満足と回答しています。一部「少し湿っている」という意見はあったものの、不満に感じた人は少数でした。
電子レンジであたため直したときと比べても格段においしく食べられるでしょう。スーパーなどで揚げ物総菜をよく買う人にぴったりです。
<あたため直しの仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
「硬く感じた」という意見もありますが、比較した大半の商品が衣がべちゃっとしていてジューシーさが物足りなかったことを思うと、優秀な結果です。お弁当や夕食用に、ノンオイルのヘルシーな唐揚げをサッと作れますよ。「短時間でパリッとジューシーな食感に仕上げる」と謳うのにも納得です。
<唐揚げの仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
電気代もあまりかかりません。唐揚げの調理の間にかかる電気代をワットモニターを使って調べたところ、10.53円でした。比較した全体の平均値である14.35円(※2024年9月時点)よりも抑えられています。光熱費をできるだけ節約したい人にも候補になるでしょう。
場所によってはしんなりしていたり硬くて食べにくかったり、加熱ムラも気になりました。「フライドポテトがカリカリになりすぎる」という口コミもあったように、おいしく仕上げるには、調理方法や時間を調整する必要がありそうです。
<冷凍揚げ物の仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかには油で揚げたものにも引けを取らない仕上がりの商品もありましたが、こちらはコロッケやとんかつなど、パン粉のついた揚げ物を作るのにはやや不向きでしょう。
<ささみかつの仕上がりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
価格は19,980円(※2024年9月時点・公式サイト参照)と高いのもネック。比較したなかには1万円以下で購入できるものもあったため、はじめての人は手を出しにくいでしょう。
「一気に大量調理が可能」という口コミどおり、本品は6Lと大容量タイプ。家族が多い人やパーティー料理などを作りたい人には選択肢になりますが、コストを抑えたい人には向いていません。
容量 | 6L |
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レシピブックあり | |
電気代 | 10.53円 |
良い
気になる
本体重量 | 5.2kg |
---|---|
対応調理 | ノンフライ、グリル、オーブン、トースト、リクック、ドライ、低温調理 |
最低温度 | 30℃ |
最高温度 | 230℃ |
設定可能時間 | 1~24時間 |
消費電力 | 1,500W |
電源コードの長さ | 1m |
電源 | 100V |
操作方法 | 液晶パネル |
フッ素樹脂加工 | |
サーモスタット機能 | |
タイマー機能 | |
付属品 | クリスパープレート、取扱説明書、レシピ本 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
19,780円
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販売価格:19,980円
ポイント:200円相当
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(1,007件)
ここでは、COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPのデメリットをカバーする商品を2点ご紹介します。購入を迷っている人は、こちらも参考にしてみてください。
揚げ物のあたため直しも得意です。コロッケはまんべんなくカリッと仕上がり、高評価を獲得。冷凍ポテトもサクサク感・ホクホク感があり、おいしく食べられました。ただし、唐揚げは衣の食感はいまひとつ。ヘルシーでおいしい唐揚げを作りたい人にはあまり向いていません。
唐揚げを作った際の電気代は10.23円だったため、頻繁にノンフライヤーを使う人も電気代を安く済ませられそうです。本体価格も8千円前後(※2024年9月時点・ECサイト参照)と比較的リーズナブルなので、はじめての人も取り入れやすいといえます。
COSORIのPRO LE 4.7L ノンフライヤーは、容量4.7Lで、3人家族にも使える大きさです。あたため直しの仕上がりは比較したなかでもトップクラスの高評価を獲得。加熱したコロッケは、まるで揚げたてのようなサクサクした食感を味わえました。
唐揚げ・ささみかつどちらも仕上がりは満足できるレベル。お肉はほどよく水分を保っており、ジューシーに仕上がりました。一方で冷凍ポテトは水分が飛びすぎてカリカリとしたスナック菓子のような食感に。じゃがいものホクホク感を楽しみたい人には不満が残りそうです。
レシピは充実しており、アメリカのシェフと日本料理の先生が監修した専用レシピブックが付属しています。唐揚げの調理にかかった電気代も12.71円と安め。本体価格も13,980円(※2024年9月時点・公式サイト参照)と、COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤーよりはリーズナブルです。コストを抑えつつも、仕上がりを妥協したくない人は、ぜひ候補に入れてみてください。
COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー CAF-DC601-KJPは、公式オンラインストアで購入できます。価格は19,980円(※2024年9月時点・公式サイト参照)で、送料は無料。2年間の品質保証もついています。専用のケーキ型なども別売りされているので、あわせてチェックしてみてください。
ほかに、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも販売していました。取扱店舗によって価格や送料が異なることもあるので、購入前にしっかりリサーチしておきましょう。
<使用ステップ>
①電源をオンにして予熱ボタンを押す
➁ピーッと音が鳴って予熱が完了したら、バスケットに食材を入れる
③レシピに合わせて調理機能を選んで温度や時間などをカスタマイズする
④スタートボタンを押す
⑤調理が終わったら、やけどに気をつけながらバスケットから食べ物を取り出す
⑥温度が下がるのを待って、バスケットとクリスパープレートを洗浄する
できあがった料理をすぐに食べないときは、保温機能を使うとよいでしょう。
(引用:VeSync公式取扱説明書)
<ディル&レモンバターソースの焼きサーモン(2人分)>
材料|サーモン1切れ(350~450g)・粗塩小さじ1・黒こしょう小さじ1/2・オリーブオイル大さじ1/2・溶かしたバター大さじ1・生のディル大さじ1・にんにく2片・レモン1個・オイルスプレー
①クリスパープレートをバスケットにセットする
➁予熱ボタンを押して190℃に設定してスタートボタンを押す
③サーモンに塩・黒こしょうをまんべんなく振りかける
④オリーブオイル・バター・みじんぎりしたディル・すりおろしたにんにくをボールに入れて混ぜる
⑤④をサーモンの身のほうに塗布し、スライスしたレモンをのせる
⑥予熱が完了したらクリスパープレートにオイルスプレーを吹きかける
⑦皮を下にしてサーモンを入れる
⑧ノンフライ機能を選択し、190℃で7分に設定し加熱する
⑨調理が終わったらお皿に盛りつける
(引用:VeSync公式レシピブック)
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