デザインと機能性を兼ね備えており雨の日が待ち遠しくなると謳う、ラボクル プレミアムチャイルドシートレインカバー ver.04 L-PCR04。ネット上では「取りつけが簡単」「間口が広くて乗せ降ろししやすい」といった高評価の口コミを見かけますが、実際のところ評判どおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のリトルキディーズやノロッカなどの自転車用チャイルドシートカバーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車用チャイルドシートカバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ラボクル プレミアムチャイルドシートレインカバー ver.04 L-PCR04は、毎日の送迎に活用したい人におすすめです。「間口が広くて乗せ降ろししやすい」と口コミにあったように、子どもの体が引っ掛かりにくい構造。開いたままの形状を維持でき、スムーズに乗せ降ろしできます。比較した約半数の商品になかった収納ポケットもあり、タオルなどの小物を入れておけますよ。
パーツが1つしかなく、取りつけ作業も簡単です。比較した一部商品のように複数のパーツを組み合わせる必要はなく、カラー写真満載のわかりやすい説明書もついています。「取りつけが簡単」との口コミどおり、組み立てに自信がない人でもスムーズに組み立てられそうです。
防水性能も申し分ありません。前後左右からシャワーをかけても、カバー内はまったく濡れませんでした。比較したなかにはカバーに隙間があり、足元が濡れてしまったものも。対してこちらは足元まですっぽり覆われたつくりで、雨のなかの走行でも濡れにくですよ。
天井が高い立体構造でカバー内は広々としており、子どもが快適に過ごせます。前面と両サイドを全開にして背面のスナップボタンで固定できるので風通しも良好でした。ただし、後面・頭上は透明な面がなく、視界が広々としているとはいえません。比較したリトルキディーズのカバーのように後面や頭上までが透明なものに比べると、開放感は味わいにくいでしょう。
価格は、各ECサイトで16,000円前後(※執筆時点)とやや高価格帯。とはいえ、高い防水性能に加えて取りつけ・乗せ降ろしがしやすい便利な商品です。シックなマットカラーもおしゃれで、メーカーが謳うとおり機能性・デザイン性を兼ね備えています。もっと視界が広いもの・UVカット機能を備えたものがほしい人は、ほかの商品も検討してみてください。
ラボクル プレミアムチャイルドシートレインカバー ver.04 L-PCR04と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車用チャイルドシートカバーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ラボクル プレミアムチャイルドシートレインカバー ver.04 L-PCR04のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ペアライドプランニング&デザイン
視界性がよく退屈せず乗れる!雨が入る心配も少ない
ペアライドプランニング&デザイン
高い防水性能で濡れる心配不要!透明な面が広いから景色を見やすい
ペアライドプランニング&デザイン
透明な面が広く視界良好!移動時間が長めでも濡れる心配は少ない
ラボクル(LABOCLE)は、よりよい自転車アイテムを開発する研究所をコンセプトに生まれたブランドです。暑い夏の日も、憂うつな雨の日も、寒い冬の日も、どんな日も自転車に乗るひとときを笑顔で過ごせるよう、ユーザーに寄り添った商品を展開しています。
今回ご紹介するのは、デザインと機能性を兼ね備えると謳うリア・後ろ乗せチャイルドシート専用のレインカバー。従来品より両サイドの窓の大きさ・天井の形状保持力・両サイドのファスナーの開き具合などを改良し、さらに乗せ降ろしがしやすく子どもが快適に過ごせるよう配慮されています。
ヘッドレストつき後ろ乗せチャイルドシートに取りつけるタイプで、サイズは、幅34×奥行41×高さ100cm。適応身長は70~115cmで、高さ調節機能はありません。大きく開けられる前面・側面の窓シートには丈夫さと柔軟性を兼ね備えた透明度の高いPVC素材を採用し、すっきりした視界が保てるつくりです。
生地やパイピング部分は撥水加工されており、前窓部分は二重構造。カバー内に水が入りにくい設計です。
UVカット加工はされていないものの、別売りの専用日よけネットを前窓部分に装着すれば日差しと虫の侵入を防げます。日よけネットをつけたまま前窓を閉めることもできますよ。
カラー展開は全4色。ダークグレーとのバイカラーで、どれもおしゃれで落ち着いた色味です。自転車の車体の色や、好みにあわせて選んでくださいね。
<カラーバリエーション>
今回は、ラボクル プレミアムチャイルドシートレインカバー ver.04 L-PCR04を含む自転車用チャイルドシートカバー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、防水性能の検証です。
チャイルドシートに3歳児程度の大きさの人形を乗せ、前後左右からシャワーで一定量を放水。放水後のカバー内の濡れ具合を確かめました。
防水性能は申し分ありません。前後左右からシャワーをかけてもまったく濡れませんでした。足元までしっかり覆われてチャイルドシートに隙間なくフィット。二重構造の前窓部分は水が入りにくいうえ、両端のメッシュ部分から溜まった水が抜けるよう設計されています。多少の雨で濡れることはないでしょう。
比較した商品は全体的に防水性能が高く、半数以上は一切濡れませんでした。しかし、なかにはカバーの丈が短かったり隙間が空いていたりして、子どもの足元や靴が濡れてしまったものも。対してこちらは雨の日でも子どもが濡れにくいでしょう。
次に、親にとっての使い勝手のよさの検証です。
取りつけやすさ・説明書のわかりやすさ・出入り口の開き具合・折りたためるか・収納ポケットつきかなどを調べました。
取りつけが簡単なうえ機能も豊富で、親にとっての使い勝手のよさは高評価を獲得しました。説明書はすべての工程がカラーの写真つきでわかりやすく解説されており、説明動画にアクセスできるQRコードもついています。取りつけに手間取ることはないでしょう。
取りつけるパーツは、取りつけ板の1つのみ。チャイルドシートに取りつけ板を固定し、面ファスナーでカバーを固定するだけで簡単に取りつけられます。人気のリトルキディーズの商品はパーツが7個以上と多かったのに対し、こちらは「取りつけが簡単」という口コミにも納得です。
盗難防止ロックを通せる穴もついているため、盗難対策もできます。なお、比較したほとんどの商品と同様に折りたたみには対応していません。常につけたまま使いたい人に向いています。
「間口が広くて乗せ降ろししやすい」という口コミどおり、子どもの乗せ降ろしはスムーズです。出入り口が大きく開くうえ、生地が厚くて太めの芯材が入っているため開いたままの形状を維持できます。比較した一部商品のように生地が薄くてたわんでしまうようなことはなく、子どもの体がカバーに引っかかりにくいでしょう。
ファスナーの引き手に長めの紐がついており、サッと掴んで開け閉めしやすいのもポイント。比較した約半数の商品にはついていなかった収納ポケットが背面にあり、タオルや小物などを入れて便利に使えますよ。
最後に、子どもにとっての快適性・視界のよさの検証です。
立体構造か・前面が開けられるか・UVカット機能・高さ調節機能の有無などをチェック。また、カバー前面・側面・後面の透明な面の広さを確認し、視界のよさを評価しました。
天井が高い立体構造で、カバー内のスペースは広々とした空間。子どもが窮屈に感じることなく快適に過ごせるつくりです。
ただし、比較したリトルキディーズやノロッカの商品のように、子どもの成長に合わせられる高さ調節機能はありません。長く使う予定のある人は、こちらも検討してみてくださいね。
晴れた日は、前面と両サイドの窓を全開にして背面のスナップボタンで固定でき、風通しは良好です。足元のカバーにはスナップで固定できる巻き上げ機能もありました。
加えて、サイドにあるメッシュの通気口から風が抜けるため、雨の日でも熱気がこもりにくい仕様。前窓やサイドの後あたりのファスナーを少しだけ開けて風の通り道をつくることもでき、天候問わず快適に過ごせそうです。
なお、比較した商品では、リトルキディーズを除きUVカット機能を備えていませんでした。本商品はスナップボタンと面ファスナーで簡単に取りつけられる、紫外線遮蔽率70%の日よけネットが販売されているので、必要に応じて買い足しましょう。
透明な部分が多いとはいえず、視界はやや狭い設計でした。前面は透明な面が多いものの、側面は半分ほどしかなく、後面・頭上は透明な面がありません。開放感のある景色を楽しめるとはいい難いでしょう。
比較したリトルキディーズの商品は前後左右に加えて頭上まで透明で、保護者も一時停止して振り返れば子どもの様子を確認できました。対してこちらは、子どもの様子を確かめるには上から覗き込むように見る必要があるでしょう。
取付位置 | 後ろ乗せタイプ |
---|---|
前面が開く構造 |
良い
気になる
展開時の幅 | 34cm |
---|---|
展開時の奥行 | 41cn |
展開時の高さ | 100cm |
対応身長 | 70~115cm |
素材 | 生地部分:ポリエステル(表:撥水加工/裏:ウレタンコーティング)/透明部分:PVC(ノンフタル酸)/芯材:ポリエチレン、ポリアセタール樹脂 |
撥水加工 | |
UVカット加工 | |
高さ調節機能 | |
収納ポケット付き | |
折りたたみ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
15,642円
(最安)
販売価格:15,800円
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関東・関西にある取扱店舗では、ラボクル製品を実際に確認できます。店舗数は多くありませんが、お近くに取扱店舗があれば、事前に問い合わせのうえ訪問してみてくださいね。
最後に、子どもがより快適に過ごせる工夫がなされた商品をご紹介します。
視界の広さで選ぶなら、リトルキディーズ あと付け前乗せレインカバーver.4をチェック。前後左右に加え頭上も透明で広く見渡せます。前面がしっかり開くので風通しも良好です。UVカット機能や高さ調節機能があるのも魅力的。全7色とカラー展開が多く、自転車の色などに合わせやすいですよ。
ノロッカのフロント 後付けシート用 レインカバーは、後面の透明部分からお互いの姿を確認できるのが魅力です。折りたためるタイプで手軽につけ外しできるため、つけっぱなしにしたくない人にもおすすめですよ。立体構造で口が大きく開き、子どもの体が引っかからず乗せ降ろしも楽ちんです。
取付位置 | 後付け前乗せタイプ |
---|---|
前面が開く構造 |
良い
気になる
展開時の幅 | 40cm |
---|---|
展開時の奥行 | 53cm |
展開時の高さ | 90cm |
対応身長 | 不明 |
素材 | 透明部:日本製PVCフィルム(国際安全基準を満たしたノンフタル酸+UVカット+耐寒仕様)/生地部:ナイロン420Dオックス(テフロン耐久撥水加工)/ファスナー:POM、PE/外周構造体:ステンレス(国内加工) |
撥水加工 | |
UVカット加工 | |
高さ調節機能 | |
収納ポケット付き | |
折りたたみ可能 | 不明 |
リトルキディーズ あと付け前乗せレインカバー (ハンドル引っ掛け式) ver.4をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
取付位置 | 後付け前乗せタイプ |
---|---|
前面が開く構造 |
良い
気になる
展開時の幅 | 34.5cm |
---|---|
展開時の奥行 | 48cm |
展開時の高さ | 86cm |
対応身長 | 不明 |
素材 | 透明ビニール |
撥水加工 | |
UVカット加工 | |
高さ調節機能 | |
収納ポケット付き | |
折りたたみ可能 |
ノロッカ フロント 後付けシート用 レインカバーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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