スマホの向きを360度自由に調整できる自転車用スマホホルダー、Tiakia 自転車スマホホルダー PB03-AC。インターネット上では「がっちりホールドされて安定感がよい」などと高評価の口コミが多く見られますが、「スマホ取りつけの際にダイヤル調整が非常にきつい」など気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のクイックホールド手裏剣やPeak Designなどの自転車用スマホホルダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車用スマホホルダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
360度角度を自由に調整でき、どの角度でもしっかり固定されるのもメリット。タッチ操作や検索も不自由なく、装着したまま充電もできるため、固定した状態でもスマホを使いやすいですよ。ただし、四隅の固定具が若干画面に干渉しているため、画面の見やすさでは比較した上位商品に一歩およびませんでした。
ホルダーは工具不要で取りつけられますが、ハンドル部分へ取りつける際にやや力が必要です。比較したなかにはトップキャップにつけられるものもありましたが、本商品はハンドル上のみ。取りつけ位置の自由度は低めでした。
着脱に関しては、実際に使用した多くのモニターから「ダイヤルがとても固い」という意見が。スマホを取りつけてから微調整するためのダイヤルが固く、「回す際にとても力が必要」と感じた人もいました。置くだけで瞬時に固定できたKaedearのクイックホールド手裏剣と比べ、レバーを押しながら回さないと固定できないのも手間がかかります。
悪路にも安定感を誇る固定力は見事ですが、着脱はコツや慣れが必要で簡単とはいえなかった本商品。スマホを頻繁に着脱しない人は便利に使えるでしょう。街乗りで着脱の頻度が多い人は、気軽につけ外しできる商品を検討してみてくださいね。
実際にTiakia 自転車スマホホルダー PB03-ACと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車用スマホホルダーと、ホルダーの取りつけやすさ・ホルダーの安定感・スマホの見やすさ・スマホの着脱のしやすさ・スマホの使いやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Tiakia 自転車スマホホルダー PB03-ACのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
Peak Design
マグネットで簡単着脱!シンプルなデザインが魅力
Rec Mount
スポーツバイクにおすすめ。見やすい位置に固定でき汎用性も高い
サイクリングを楽しむ際に、道を確認したり通知を確認したりするたびにスマホを出し入れするのは面倒ですよね。スマホホルダーはハンドルなどに装着するため、すぐにスマホを使えるのがメリットです。アプリを活用すればサイクルコンピューターのようにも使えますよ。
今回紹介するのは、ECサイトで自転車用品を展開するTiakiaの自転車スマホホルダー PB03-AC。自転車に限らず、ハンドル径が合えばバイクやオートバイなにども装着できるとしています。ジンバルボール設計のため、取りつけたスマホは360度自由に角度調整が可能です。
対応するスマホサイズは3.5~6.5インチ、厚みは12mm以下です。厚みによってはお使いのケースのままだと入らない場合もあるため、事前にチェックしてくださいね。
今回はTiakia 自転車スマホホルダー PB03-ACを含む、自転車用スマホホルダー全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ただし、ハンドル部分へ装着する際にはやや力が必要です。取りつけられないことはありませんが、固定部の部品が硬いため少し苦労する人もいるでしょう。
ハンドル部分以外への取りつけはできず、取りつけ部位の自由度も低めでした。比較したなかには自転車販売で知られるあさひのスマートフォンホルダーのように、トップキャップにも取りつけられる商品もありましたが、ごくわずかです。
次に、スマホの着脱のしやすさを検証しました。
男女6人のモニターが実際にスマホの着脱を行い、着脱にかかる手順の多さや、必要な力が片手で操作できる範囲かどうかを中心にチェックしています。
レバーを押しながら回すなど、操作にコツが必要な点もモニターからは不満の声があがりました。「スマホ取りつけの際にダイヤル調整が非常にきつい」と口コミにあるように、着脱は楽とはいえません。
比較したなかには、スマホを置くだけで瞬時に固定できるたKaedearのクイックホールド手裏剣や、マグネットで取りつけられるPeak Designのアウト フロント バイク マウントなど、便利な商品もありました。対して本商品はワンタッチ・ワンアクションで固定できないため、街乗りでよくスマホを着脱する人には不向きです。
コメントは一部抜粋
続いて、ホルダーの安定感を検証しました。
荒れた路面の走行時にスマホがズレないかを確認するため、2cmの段差を30km/hのロードバイクで走行。段差走行時にホルダーがズレないかをチェックしました。また、ホルダーに力を加えたときにたわまないか、実際に5Nの力をかけて確認しています。
比較したところ、素材に樹脂や金属を使用しているホルダーは安定しやすく、凹凸のある道を走行してもスマホがずれにくい傾向がありました。シリコン製品は悪路だと徐々にずれたのに対し、こちらは「がっちりホールドされ安定感がよい」という口コミどおりの使用感です。しっかり固定すれば、走行中にずれる心配は少ないでしょう。
次に、スマホの使いやすさとスマホの見やすさを検証しました。
通常の使用に近い感覚で使えるものを高評価とし、縦横どちらでも使えるか、タッチ操作が問題なく行えるか、スマホを充電できるかを確認。さらに、画面全体の見え方や角度調整、取りつけ位置についてもチェックし、スマホが見やすいかを評価しました。
なお、ホルダーにスマホを取りつけた状態での充電は、本商品も含め比較したほとんどの商品で可能でした。長距離のサイクリングでも充電しやすいですよ。
比較した多くの商品は、本商品と同じくハンドル上に固定するタイプでしたが、なかにはRec MountのCycle マウントキット【R+Cycle1】のようにハンドル前側にスマホを配置できる商品も。体とハンドルが近いロードバイクなどにおすすめですが、このタイプは比較したなかにはごく一部でした。
対応スマホサイズ | 3.5〜6.4インチ |
---|---|
ハンドルバー径. | 約22~32mm |
良い
気になる
素材 | ABS、ナイロン |
---|---|
収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 |
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Tiakia 自転車スマホホルダー PB03-ACは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。値段は取扱店舗によって異なるので、購入前に比較してみてくださいね。
Tiakiaではほかにもさまざまなタイプのスマホホルダーを取り扱っています。あわせてチェックしてみましょう。
最後に、スマホを着脱しやすい商品をご紹介します。
Kaedearのクイックホールド手裏剣は、台座にスマホを置くだけで瞬時に固定され、外す際は両側のレバーを握るだけという素早さが魅力。アーム部分がカタカタ鳴ることがありますが、オートバイでも使用できるほど固定力は十分です。画面も見やすく、スマホ操作のしやすさにも工夫が見られました。
Peak Designのアウト フロント バイク マウントは、専用スマホケースや汎用マウントによってマグネットで取りつける仕組み。着脱しやすいだけでなく、比較したなかでは珍しくハンドル前方に装着できるためロードバイクにもおすすめです。シンプルなので見た目にこだわりたい人にもよいでしょう。
対応スマホサイズ | 4~7インチ |
---|---|
ハンドルバー径. | 12.7mm、22.0mm、25.4mm、31.8mm |
良い
気になる
素材 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
---|---|
収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | バーマウント、ミラーマウント、径変換アタッチメント、2mmラバーテープ、取り付け工具(六角レンチ)、日本語説明書 |
Kaedear クイックホールド手裏剣 KDR-M22Cをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対応スマホサイズ | iPhone・Samsung各種に専用ケース・汎用マウントあり |
---|---|
ハンドルバー径. | 22.2mm、25.4mm、31.8mm |
良い
気になる
素材 | アルミニウム |
---|---|
収納スペースあり | |
工具不要 | |
充電中に使用可能 | |
付属品 | GoProアクセサリーマウント、つまみネジ、六角レンチ、カラーセット×3 |
Peak Design アウト フロント バイク マウントの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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