CoCo壱番屋監修 さばカレーは、魚の生臭さが苦手な人におすすめです。普段サバ缶を食べるモニターが試食したところ、10人中全員がにおいの少なさに満足。香辛料が効いた香りで、「生臭さは感じられなかった」と評価されました。比較したなかには味つけが薄くて生臭さ出る商品もあったのに対し、カレーがにおいをしっかりカバーしています。「サバとカレーがよく合う」と口コミにあるように、サバとカレーがマッチした味わいも好評。「スパイシーで香り高いカレーとサバの旨味が絶妙」と、モニターからも高く評価されています。比較した商品でもサバの旨味を感じやすかった醤油煮缶に比べるとサバの旨味は控えめですが、噛むほどにサバの味わいもしっかり出てきますよ。食感はモニターによって好みが分かれました。「身がぎゅっと詰まっていて、食べ応えがある」と評価された一方で、「脂の乗りは感じられなかった」という意見も。比較したなかでは脂が乗っていてしっとりした食感の商品が高評価でしたが、こちらは脂は少なめで、噛み応えがしっかりある食感です。ECサイトでの販売価格はだいたい400円前後で、比較したなかでは平均的。手に取りやすい価格でありながら、カレーライスとしても楽しめるボリューム感のある味わいが魅力の商品です。サバ特有のとろっとした脂乗りを楽しみたいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
国産のサバを食塩不使用で水煮にした、伊藤食品の「AIKOCHAN 鯖水煮 食塩不使用」。調味料いらずで旨味を堪能できると謳う商品です。適度に乗った脂が好印象だった本商品。モニターからは「脂にくどさはなくおいしかった」「あっさりとしたほどよい脂の乗りで食べやすかった」という声が挙がりました。生臭さのなさも好評。モニターからは「嫌な生臭さを感じず、後味もすっきりしていてよい」という声が挙がりました。一部のモニターからは「若干の臭みを感じた」という声も挙がりましたが、生臭さは気になるほどではない印象です。味つけの薄さには賛否がわかれる結果に。モニターからは「薄味なので、サバ自体の旨味を楽しめる」「さっぱりした味つけがサバ本来の旨味を引き出している」という声が挙がった一方で、「味つけは感じられず、サバの旨味だけで物足りない」という声も。生臭さのなさは好印象だったため、料理への活用はもちろん、醤油やわさびなどシンプルな味つけで食べたい人は検討してくださいね。
田村長 鯖の缶詰 醤油味は、食べ応えのあるサバ缶をお探しの人におすすめです。試食したモニターからは「トロっとした食感と脂ののりがマッチして食べやすい」と高評価。皮も適度に食感が残っていたので、「皮の食感が加わり、より一層風味が引き立てられている」という声も。硬すぎてパサつきが気になったほかのサバ缶に比べると、ちょうどよい柔らかさとしっとり感でした。生臭さが抑えられているところも好印象。醤油ベースのあっさりとした風味のなかにサバらしい香りもしっかりと楽しめました。比較したほかの商品のなかには、味つけの薄さから生臭さが気になったものもあったのに対して、ほどよく上品な魚の香りを楽しめます。味わいもモニターから好評で、醤油の香りに照り焼きのような香ばしさが感じられ、サバの旨味を引き立てていました。「甘味を抑えた味で酒っぽさもない。サバの味が調味料に負けず、身の旨味を感じやすい」というモニターコメントもあり、おつまみとしても楽しめそうです。一方で、人によっては生臭さを感じる可能性も。「食べ終わりにやや臭みを感じる」という声もあり、味の濃さを指摘するモニターも見られました。サバの臭みを抑えつつ、素材の旨味も堪能できるサバ缶が食べたい人向きのサバ缶といえます。
マルハニチロ 月花さば水煮は、ご飯と一緒においしく食べたい人におすすめです。比較したなかでは味噌や醤油などで味付けされた商品がお米とマッチする傾向があったなか、本商品は水煮ながら引けをとらない相性のよさを発揮。「サバの旨味とほどよい塩味がご飯に合う」といった声が多く、試食した大半のモニターが満足と回答しました。旬の時期に北海道で獲れたサバを使用しているおかげか、脂のりや食感の評価も優秀です。比較した商品には身がパサついているものがあったのに対し、試食した人からは「身が大きくジューシーで脂ものっている」「弾力のある噛みごたえ」と好評。「脂がのったサバが詰まっている」との口コミを実感できました。味付けは天日塩のみとシンプルですが、臭みがなくサバの旨味をしっかり堪能できたのもよいところ。ほかの商品のなかには味が薄く青臭さが残る水煮もありましたが、「魚の旨味がありまったく臭くない」「クセがなくパクパク食べられる」といった声が並びました。「サラダにのせるとおいしい」との口コミがあるように、そのまま食べるだけでなく料理の材料としても活躍しますよ。なお、今回の比較ではおかず向きの味噌やカレー味も人気を集めていました。水煮以外のサバ缶も気になる人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
伊藤食品 あいこちゃん鯖味噌煮は、単体でもご飯のお供としても楽しめる甘辛い味わいが魅力。比較したなかには味の薄い商品もありましたが、本商品は辛口の津軽味噌でしっかり煮つけられていました。試食した6名全員がひと口目から味噌の風味を感じており、「そのままでも十分おいしい」という口コミどおりの味わいといえます。甘辛い味つけでご飯との相性も優秀です。試食した人からは「お米がほしくなる」「子どもも親しみやすそう」との声があがりました。サバには肉厚な国産ものを使用しており、「ほどよく脂がのって、身は柔らかい」という口コミ同様、モニターからも「身も骨も柔らかくジューシー」と好評です。インターネット上では「生臭さが気になる」との声もありましたが、味覚を鍛えているガイドからは「味噌味が魚臭さを抑えている」といったコメントが聞かれたのも好印象。比較した商品には後味にクセが残るものもあったなか、最後までさっぱり食べられました。「旨味を感じない」という口コミに反し、謳い文句どおりサバ本来のおいしさを味わえる商品といえます。とはいえ、比較した味噌味のなかにはプリっとした食感や濃厚な脂を感じる商品もありました。とことんおいしさにこだわりたい人は、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
伊藤食品 あいこちゃん鯖醤油煮は、醬油の香ばしさと余韻を楽しめるさっぱりした味わいが特徴的です。今回の比較ではしっかり味つけされた商品が人気を集め、本商品も「身から醤油味が染み出しておいしい」「味が濃いがしつこくない」とモニターから好評。「クセがなくておいしい」という口コミどおり、6名全員が味わいに高評価をつけました。国産サバを丸大豆醤油とビート糖で甘辛く仕上げており、ご飯との相性も良好です。モニターからは「慣れ親しんだ味にご飯が進む」などのコメントが集まりました。ただし「塩分が強い」という口コミがあるように、薄味が好きな人には少々しょっぱく感じる可能性があるでしょう。口コミでは「魚臭さがすごい」という声もありましたが、今回の比較では臭みはあまり気になりませんでした。なかには身がパサついている商品もあったのに対し、本商品はかなり柔らかく煮詰められていたのもよいところ。口あたりがしっとりしており、「骨まで柔らかい」と好評でした。しかし、脂ののりはいまいち。「やや脂が少ない」と感じるモニターが多く、「柔らかくて脂がのっている」という口コミとは少し違う印象を受けました。さっぱりしたサバ缶を食べたい人にはよいですが、ジューシーな脂の旨味を楽しみたい人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。