顔脱毛で毛穴・黒ずみが改善されるって本当？医療脱毛で産毛を処理するメリット・デメリットを徹底解説！

毛が抜けることで毛穴が小さく見えやすいため、顔脱毛による効果が期待できます。毛が生えているということは、肌に小さな穴が開いている状態。カミソリなどで自己処理しても、肌の表面に出ているムダ毛を剃っているだけなので、肌内部に毛根が残り毛穴は小さくなりません。

クリニックの脱毛施術は、毛根に直接アプローチして、毛穴の内部からムダ毛を除去します。毛根から抜けたムダ毛は生えにくくなるので、自然に毛穴が縮まり目立たなくなる仕組みです。顔の毛穴が目立って気になる人は、顔脱毛で目立たなくなる可能性があります。

毛根から処理する顔脱毛は、施術後一時的に毛穴が開き、目立つことがあります。この現象は、脱毛クリニックで出力の高いレーザー脱毛をするケースでよくみられ、施術を受けた部分が赤く腫れるため毛穴が開いているように見えることも。目立つのは腫れている間だけで、治れば毛穴が目立ちにくくなるでしょう。

また、医療脱毛では毛穴内部に残ったムダ毛と毛根が露出するポップアップ現象がありますが、抜け落ちれば毛穴が目立ちにくくなるので問題ありません。

医療レーザーやIPL脱毛でなくても、体調がすぐれなかったり皮膚が弱かったりすると、わずかな刺激に反応して肌が腫れ、毛穴が目立っているように感じることもあります。このような現象があることも理解しておきましょう。

顔脱毛は、毛穴を清潔にするのでニキビ予防の効果が期待できます。

ニキビの原因は、毛穴に入り込んだ細菌の繁殖。顔に産毛が生えていると、付着した細菌が毛穴に入り込み、炎症を起こしてニキビになる可能性があります。カミソリや毛抜きなどで自己処理する人もいますが、産毛は除去できても毛根は残ったままです。再度生えてきた産毛の自己処理を繰り返すうち、肌を痛めて細菌が入り込むとニキビになってしまいます。

顔脱毛は、毛根ごと産毛を除去するので自己処理の必要はなく、清潔な肌を保ちやすいのでニキビ予防におすすめです。

顔脱毛は、毛穴の黒ずみ改善にも効果が期待できます。そもそも、毛穴の黒ずみの原因は、自己処理で与えた肌ダメージや、毛穴の内部に残されたムダ毛や埋没毛です。自己処理では毛穴内部までケアできないため、黒ずみは解消されません。

クリニックの脱毛は、ムダ毛を毛根から除去するので自己処理による肌ダメージが軽減され、埋没毛も防ぎます。毛穴の黒ずみが原因から解消されれば、改善の可能性も高くなるでしょう。

顔脱毛をすると、ムダ毛による隙間がなくなり化粧のノリが良くなるでしょう。

たとえ産毛であったとしても、肌の表面にムダ毛があると、下地クリームやファンデーションが肌になじみません。見た目を整えているうちに、ムラができたり塗りすぎてしまったりすると、思ったように化粧ができず時間がかかってしまいます。

顔脱毛をすると、ムダ毛でできた隙間がなくなるので、薄づきでナチュラルな仕上がりになるでしょう。化粧のノリがよければ時間も短縮できるので、ナチュラルメイクを目指したい人におすすめです。

顔脱毛によって、肌が明るく見える効果も期待できます。1本1本は細くて薄い色でも、密集していると目立ってしまうのが顔のムダ毛。肌色もなんとなく暗めに見え、くすんでいるように感じてしまいます。

顔脱毛では、薄い産毛も毛穴から処理するので、顔色が全体的にワントーンアップ。自己処理による黒ずみの可能性も回避し、肌本来の色を取り戻せるでしょう。

顔脱毛は、ムダ毛の自己処理で起きやすい色素沈着や肌荒れといった肌トラブルの予防効果も期待できます。

自己処理する場合、顔そり用にカミソリや毛抜きを使用する人もいるでしょう。しかし、顔は皮膚が薄いので傷つきやすく、気がつかないうちにダメージを受ける可能性があります。自己処理は短いターンで繰り返さなければならないので、肌が回復しないうちに自己処理を繰り返すと、色素沈着やニキビ、肌荒れなどの原因になりかねません。

顔脱毛をすれば、ムダ毛が生えにくくなるため自己処理の回数も減り、肌トラブルを防ぎやすくなります。自己処理による肌トラブルに悩んでいる人は、顔脱毛を検討してみましょう。

顔脱毛には、特定部分に強い痛みが出る可能性があります。たとえば、鼻の下（口ひげあたり）やアゴの1部分などを脱毛したとき、痛みを感じるかもしれません。また、目の周辺の皮膚も薄くてやわらかいので、施術を受けたとき痛みを感じる人もいます。

顔脱毛が痛いといわれる原因は、顔の皮膚の角質層が薄い点と、メラニン色素に反応するレーザーを照射する点です。角質層が薄ければ痛みを感じやすく、メラニン色素が濃い毛根にレーザーが反応するので、人によっては痛いと感じるかもしれません。

顔脱毛には、硬毛化しやすいというデメリットもあります。硬毛化とは、脱毛後に以前よりも硬くて太い毛が生えてくる現象のことです。はっきりとした原因はわかっていませんが、施術で刺激された発毛組織が破壊されず、活性化したのではと考えられています。

硬毛化は完全に防げるものではないので、もし気になるようなら、硬毛化になったとき保証してくれるクリニックや、硬毛化になりづらいよう対策しているクリニックを選びましょう。

顔脱毛をしたあとは、肌が乾燥しないよう十分に保湿しましょう。施術後の肌は、デリケートな状態です。そのままにしていると肌が乾燥し続けるので、毛穴が目立ち効果を実感できません。

いつも使用している化粧水を、普段の回数より多めに塗り込んで保湿してください。1回の使用量は普段どおりでよいので、やさしく丁寧に化粧水を塗りましょう。こまめな保湿は肌を引き締め、毛穴が目立ちにくくなる効果を期待できます。

顔脱毛の効果をより感じるためには、施術後の肌を清潔に保つことも大切です。脱毛施術を受けた肌は、ダメージを受けてバリア機能が弱っています。健康な状態なら問題がない菌にも反応しやすく、炎症を起こした毛穴に入り込むと膿んでしまうかもしれません。

最悪の場合、膿んだあとが顔に残るだけではなく、肌の治療を優先するために脱毛施術ができなくなる可能性もあります。少しでもリスクを減らすために肌を清潔にし、異常を感じたらすぐクリニックへ連絡しましょう。

顔脱毛の施術後は、紫外線対策を行い効果を高めましょう。脱毛施術を受けた肌は、普段以上に敏感で紫外線に影響を受けやすい状態です。紫外線はマスクをしていても防げないので、冬でも日中は日焼け止めを塗らなければなりません。

施術期間中に紫外線を受けると、痛みを感じたり思ったような効果が出なかったりなどのデメリットもあります。毛穴が目立つ原因にもなるので、施術期間中は日焼け止めを持ち歩いてしっかりと対策しましょう。

顔脱毛の施術中は、毛を引き抜くような脱毛方法もやめましょう。毛を引き抜くのは、メラニン色素が濃い毛根の除去につながります。

レーザーはメラニン色素に反応するので、対象がなければ毛根にアプローチできません。毛抜きで引き抜くのはもちろん、毛穴パックや脱毛ワックスなど、引き抜く行為に該当する毛穴ケアはすべてNGです。

施術前は毛を引き抜かず、顔脱毛の効果を最大限引き出せるよう気をつけましょう。