デリケートゾーンを清潔に保てて、衛生面、美容面でメリットの大きいVIO脱毛。医療脱毛クリニック・脱毛サロンで施術してもらうために事前処理を行いますが、セルフでどこまで処理しておけばよいのか、自己処理でチクチクしないか、かゆみや赤みがでないかと悩んでいる人もいるでしょう。
本コンテンツでは、脱毛パターン別の事前処理の範囲や事前処理で起こりやすい肌トラブル、その予防方法を解説します。脱毛前に事前処理を忘れたときの対策なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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サロンやクリニックで脱毛の施術を受ける前、どこまで自身で処理しておけばよいかを解説します。VIO脱毛の最終的な目的によって事前処理の方法が変わるため、脱毛する範囲によって処理方法を変えましょう。
アンダーヘアを全体的に減らす場合、施術の前日にすべての毛を剃りましょう。
VIOの毛量を減らすためには、個人差はありますが医療脱毛で3回ほど、エステサロンで6~12回ほど照射が必要です。1~2回目はすべて剃って照射してもらい、そのあとの生え方を様子見しましょう。
VIOラインのボリュームを減らすと、ムレによるかゆみやにおいの改善が期待できます。生理中の肌トラブルが気になる人におすすめです。また、ハイジニーナだと人目が気になる人もボリュームを減らす方法なら検討してよいでしょう。
VIOラインの毛をすべてなくすハイジニーナの場合も、施術の前日にすべての毛を剃りましょう。
医療脱毛でハイジニーナにするためには、自己処理がほとんど必要ない程度なら5~6回ほど、完全に毛がないツルツルの状態にするなら8~12回ほどが目安です。
エステ脱毛ではさらに回数が多く、10~18回ほどで自己処理が楽になり、20~24回以上でハイジニーナを目指せます。
ハイジニーナは、デリケートゾーンの肌トラブルが気になる人におすすめです。生理中のムレや経血による汚れも改善されるため、デリケートゾーンを清潔に保ちたい人はハイジニーナにするとよいでしょう。
IラインとOラインをなくしてVラインの形を整える場合、IラインとOラインは毎回すべて剃り、Vラインは目指す形になるよう毛を残し、余った部分を剃りましょう。
Vラインの毛量も減らしたい場合は、2〜3回ほど全剃りしてVラインも脱毛してもらい、3回目以降から形を整える方法がおすすめです。人によって脱毛の効果が出る回数が違うため、全剃りの回数はクリニックやサロンのカウンセリングで相談しましょう。
Vラインのデザインの例として、トライアングル(逆三角形)、ナチュラル(自然の状態)、Iライン(長方形)、オーバル(楕円形)などは人気があります。
Vラインだけ形を整え、IラインとOラインをなくすのは、自然な形のまま毛量を減らしたい人やVラインの形を自分好みにしたい人におすすめです。
事前のケアで自己処理をすると、短く断面が太くなった毛が肌に触れチクチクしてしまいます。VIO脱毛の施術をしていくうちに毛が細くなり気にならなくなるでしょう。
どうしても気になる人は、毛の先端をヒートカッターでカットするのがおすすめです。毛を焼き切るため断面が丸くなり肌に刺さりにくく、チクチク感が軽減されるでしょう。
デリケートゾーンの肌は非常に繊細なため、VIO脱毛の事前処理後は赤みやかゆみが出る可能性があります。シェービング後の肌は乾燥したり、カミソリ負けで炎症したりなど、かゆみが起こりやすく、掻いてしまうと赤みや肌を傷つけてしまうこともあるでしょう。
乾燥による肌トラブルを防ぐためにもシェービング後は必ず保湿することが大切です。
肌トラブルを防ぐ事前処理の前に準備すべきものは以下のとおりです。
小回りが利く小さいはさみ
電気シェーバーもしくはカミソリ
シェービングクリーム
新聞紙
鏡
保湿用のボディークリーム
電気シェーバーがない場合はカミソリでも問題ありません。T字やL字などいくつか種類を準備しておくと細かい部分まで対応できるでしょう。ただしカミソリは肌を傷つけやすいため、刃が直接肌に当たらない電気シェーバーを使うのがおすすめです。
新聞紙の上でカットしたり剃ったりすれば毛を掃除しやすいですよ。シェービングをするときの鏡は、LED付きの卓上ミラーだと見やすい細かい場所も見やすいでしょう。
VIOの事前処理で毛抜きを使ってはいけません。毛抜きで毛根ごと抜いてしまうと、施術の際にレーザーが反応しません。また、毛が生えてきたときに埋没しやすいため毛抜きの使用は控えましょう。
まずは毛を剃りやすい長さになるよう、消毒した小さいハサミで1〜2mmにカットしましょう。毛を短くしておくことで、シェーバーに毛が絡まるのを防いでくれます。カットするときは毛が乾いた状態で行いましょう。濡れた状態でカットすると長さや形がわかりにくくなってしまいます。
カミソリで剃る場合、剃る前に肌を保護するためのシェービング剤を塗りましょう。肌を保護するだけでなく刃の滑りを良くする目的もあります。石けんやボディーソープでも代用できますが、汚れを落とす成分が入っていて刺激が強いため、おすすめできません。
電気シェーバーでもシェービング剤に対応しているのであれば、シェービング剤を使いましょう。クリームや泡タイプだと剃っているところが見えづらいので、ジェルタイプがおすすめです。
シェービング剤を塗ったあとは、肌を傷つけないよう正しい方法で剃りましょう。電気シェーバーを肌に対して垂直に当て、押しつけすぎずに毛の流れに沿って剃ります。肌を少し引っ張って伸ばしながら剃る方法がおすすめです。
毛の流れに逆らうと肌への負担が大きく、肌トラブルの原因になってしまうでしょう。また、同じ場所を何度も繰り返し剃ってはいけません。肌が傷つき赤みやひりつきの原因になってしまいます。
自己処理後は肌が乾燥しやすいため、必ず保湿しましょう。VIOのお肌はデリケートなため、VIO専用の保湿クリームや敏感肌用の保湿クリームがおすすめです。乾燥がひどいと施術を受けられないこともあるため、忘れずに行いましょう。
VIOの事前処理を忘れた場合、予約を変更してもらうのもひとつの手です。多少の剃り残しであれば、店舗スタッフが整えてくれることもありますが、剃り忘れた部位が広範囲であれば施術自体を断られる可能性があります。
事前処理の忘れに気付いたのが当日であれば、キャンセルは料金が発生したり、施術回数が1回減ったりするので気をつけましょう。
店舗でシェービング対応しているところもあるため、当日に依頼するのもよいでしょう。スタッフによるシェービングは、店舗ごとに無料か追加料金が発生するかが異なります。
また、店舗内で自己処理をできるケースもあります。直前に処理を忘れたことに気付いたら、店舗内でやらせてもらえるか聞いてみるとよいでしょう。なお、シェーバーの持参が必要な場合もあります。
自己処理を忘れた場合の対応範囲は店舗ごと異なるため、事前に確認しておきましょう。自己処理忘れの不安がある人は、店舗で対応してくれるところを選ぶと安心です。
VIO脱毛の事前処理で気をつけたい肌トラブルや、自己処理の流れについて紹介しました。
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