
医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式はどっちが良い?効果や仕組みの違いをわかりやすく解説
熱破壊式と蓄熱式がある医療脱毛の方式。自分の毛に効くのはどっちか、どちらを使ったらよいかと悩む人もいるでしょう。
本コンテンツでは、熱破壊式と蓄熱式の違いについて解説します。おすすめの脱毛方式も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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本コンテンツで紹介している医療サービスは、国内において医薬品医療機器等法上、未承認の医療機器・医薬品を扱う場合があります。詳しくは医療機関でご確認ください。
本コンテンツに記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックの公式サイトなどをご確認ください。
医療脱毛おすすめ5選
医療脱毛の熱破壊式とは?

熱破壊式は、毛乳頭や毛母細胞と呼ばれる組織にレーザーで熱を当てることで脱毛する仕組みです。毛の黒い部分にあるメラニン色素に反応してアプローチします。
黒に反応する仕組みのため、色素の薄い毛や、毛が細くて毛根が小さいものにはあまり効果がありません。また、日焼けした肌やホクロはメラニンがあるため、熱破壊方式の場合、照射するとメラニン色素に反応してしまう可能性があります。熱破壊式はその照射によって肌がやけどしやすいため、熱破壊式の脱毛をするなら日焼け肌やホクロのそばは脱毛できません。
脱毛効果は、早ければ施術から1〜2週間程度で見られることもあります。熱破壊式はとくにポップアップ現象が起きやすいので、効果がしっかり目に見えてわかるでしょう。ポップアップ現象とは、脱毛器の照射をしたあとすぐムダ毛が根元からポロポロと抜ける現象です。
毛の根元の組織までレーザーを届けるほど出力が強い分、照射のときの痛みも強いと感じるかもしれません。
医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式は何が違う?

医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式の違いは、一回の照射の熱の強さと熱を当てるターゲットの組織です。
医療脱毛の熱破壊式は毛根にレーザーを当てて、毛乳頭や毛母細胞に対して強い熱を与えるのに対し、蓄熱式は毛の生成を毛乳頭や毛母細胞に対して指示する「バルジ領域」という組織にレーザーを当てて弱い熱を何回も与える方式です。蓄熱式レーザーは熱破壊式と違い、レーザーがメラニン色素に左右されにくいため、色素の薄い毛(白髪)や産毛への効果も期待できます。
ただし、蓄熱式レーザーは熱破壊式より脱毛効果が見られるのが遅いと感じるかもしれません。 蓄熱式レーザーは何回かレーザーを照射して、熱をその毛のバルジ領域の毛包幹細胞に溜めることで毛が生える力を失わせる施術方式です。
バルジ領域の毛包幹細胞とは、毛乳頭や毛母細胞に毛を作ることを指示するもので、その機能を失くしてしまうとその毛は生えなくなります。そのムダ毛のバルジ領域に対して何回も照射していかないと、毛が生えないほどの効果が見えにくいでしょう。
蓄熱式はメラニン色素に反応しにくいため色黒の肌にも使用できますが、メラニン色素に反応する熱破壊式レーザーは色黒の肌に適していません。熱破壊式のレーザーは太くて濃い毛のほうが効果は出やすくなります。蓄熱式は熱破壊式よりレーザーの出力が弱いので、熱破壊式よりも効果を感じにくい可能性があり、蓄熱式の脱毛効果が出るのは施術してから2〜3週間くらいの日数がかかるでしょう。蓄熱式はゆっくりと毛の組織を温めるもののため、熱破壊式よりも照射時の痛みは弱く感じる可能性があります。
医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式はどちらがおすすめ?
医療脱毛の脱毛方式には熱破壊式と蓄熱式があります。その人にあう脱毛方式はその人の毛質や肌質、または自分の好みやいつまでに抜きたいかにより違いがあるので、それぞれの方式が向いている人の特徴を見てみましょう。
熱破壊式が向いている人の特徴

熱破壊式の脱毛器に向いているのは、黒々と濃い毛が生えている人、その毛をすぐに無くしたい人です。熱破壊式はメラニン色素のあるものに反応する方式であり、黒い毛根があると反応して熱を強く与えて、すぐに毛根を破壊して毛が抜ける状態にしてくれます。黒々としたムダ毛に悩んでいる人は、熱破壊式レーザーが使えるクリニックに相談するとよいでしょう。
ただし、熱破壊式の脱毛は痛みが強く感じられることもあります。痛みに強い人、もしくは痛みを我慢してでも濃いムダ毛を脱毛したい人が向いているでしょう。
蓄熱式が向いている人の特徴

蓄熱式が向いているのは、メラニン色素の多い黒い肌の人や、ホクロやシミのある肌の人です。また、白髪などメラニン色素のない毛根、細く小さい毛根がある毛も蓄熱式のほうが向いているでしょう。
先述したように、熱破壊式の脱毛はメラニン色素に反応するため、メラニン色素の多い日焼け肌や色黒肌、もしくはホクロやシミがある肌にはできません。蓄熱式レーザーの脱毛は、毛穴の浅い部分にあるバルジ領域に反応する仕組みでありメラニン色素への影響が少ないため、黒い肌の人やホクロ、シミのある肌の人でも施術を受けられます。
ただし、蓄熱式はゆっくりと組織を破壊していくものであるため、ムダ毛が抜けるまでには時間がかかるのがデメリットです。そのため、抜けるまである程度時間がかかってもよい人に向いています。
医療脱毛の熱破壊式に対応しているレーザーの種類
医療脱毛の熱破壊式に対応できるレーザーの種類と特徴を紹介します。熱破壊式の脱毛といっても、レーザーの種類によって異なり、各レーザーが得意な毛の特徴も違うため、注意が必要です。
アレキサンドライトレーザー:剛毛に向いている

アレキサンドライト・レーザーは、黒いメラニン色素を持つ毛根に反応しやすく、太い毛や黒い毛は脱毛効果が期待できます。しかし、産毛や細い毛、メラニン色素のない白髪はレーザーが反応しにくいでしょう。波長は755nmと医療レーザーの中では短く、肌の浅い部分に照射できます。
アレキサンドライトレーザーは、名前の通りアレキサンドライトという宝石を使ってレーザーを発する機器を使うものです。日本人の肌や毛質にもよく合っているレーザーで、日本の医療脱毛のレーザーとして使われています。とくにVIOやワキのムダ毛のように、濃いめの毛に向いているレーザーです。
また、レーザーによって肌のコラーゲン生成が促され、ムダ毛の抜けた毛穴を引き締める効果も期待できます。 アレキサンドライトレーザーは、ムダ毛が生えなくなるだけでなく、脱毛か所の肌もきれいにしたい人にもおすすめです。
ダイオードレーザー:剛毛と産毛の両方に対応

ダイオードレーザーは熱破壊式と蓄熱式のどちらも使えるため、メラニン色素が多く黒々としている剛毛も、メラニン色素が少ない産毛にも、両方対応できるのが特徴です。半導体を利用し近赤外線を放出させて脱毛します。
波長はアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間の800〜940nm程度です。毛穴の奥深くから生えている毛には届きづらいものの、剛毛と産毛のどちらも脱毛効果が期待できます。波長の長さが、黄色人種である日本人の肌にも合っているのも特徴のひとつです。
ヤグレーザー:産毛や硬毛化した毛にも効果がある

ヤグレーザーは、メラニン色素の少ない産毛と硬毛化のために太くなった毛、どちらも効果的に施術できます。波長は1,064nmと医療脱毛で使用されているレーザーの中ではもっとも長く、肌の奥深くまで照射できるレーザーです。真皮の奥にある根深い毛に脱毛効果を届けることができます。
ヤグレーザーはメラニン色素には反応しにくい特徴を持っているため、日焼け肌やホクロやシミのある肌にも照射が可能です。ほかのレーザーでは脱毛できないムダ毛や脱毛のために硬毛化などの変化をしたムダ毛を施術するために使われることもあります。ただし、ヤグレーザーは肌の深い部分まで届くため、照射をすると強い痛みを感じやすくなります。
ムダ毛をなくしたい人はおすすめの医療脱毛クリニックをチェック
こちらのページでは、医療脱毛を受けたい人に向けておすすめのクリニックを紹介しています。クリニック選びの参考にしてみてください。
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施術に関する主なリスク・副作用
レーザー脱毛にはリスクや副作用も伴うため、施術前にしっかり確認しておきましょう。レーザー脱毛の一般的なリスク・副作用は以下のとおりです。
- やけど・水ぶくれ(照射出力が合わない場合など)
- 施術後の一時的な赤み・腫れ・熱感
- 色素沈着・白斑
- 毛根周辺の炎症
- 施術後の紫外線による色素沈着
- 埋没毛(毛が皮膚下に埋まる)
- まれに硬毛化
副作用が起こるリスクは、個人の肌質・体質・施術部位によって異なります。心配な人は、施術前のカウンセリングで医師に相談してください。
検証時の評価方法について

マイベストではおすすめの医療脱毛クリニックを「VIO・顔込みの全身脱毛5回の料金が安く3種類のレーザーを使用できて通いやすいクリニック」と定義。
インターネット上で人気の医療脱毛クリニックを以下の3つのポイントから徹底検証しました。
なお、総合評価は各検証項目ごとにウェイトをおいて重みづけを行い算出。3つの検証項目のウェイトは、マイベストで行ったアンケート調査の回答を参考に決定しました。
- 全身脱毛5回の安さ(VIO・顔込み):35%
- レーザーの種類数:50%
- 通いやすさ:15%
【アンケート調査概要】
調査目的:医療脱毛クリニック選定に際して最も重視すべき点を導出することを目的とする
調査日:2023年8月7日〜2023年8月8日
調査対象:10代~50代の医療脱毛クリニックの利用を検討している、またはしていた女性
有効回答数:174人
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
検証①全身脱毛5回の安さ(VIO・顔込み)

VIO・顔込みの全身脱毛5回の料金が安い医療脱毛クリニックとしてユーザーがとても満足できる基準を「今回検証した医療脱毛クリニックのなかで最も料金が安い5回プラン」とし、以下の方法で各クリニックの検証を行いました。
2026年6月1日時点の情報をもとに検証を行なっています。
スコアリング方法
クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により5回分の全身脱毛(VIO・顔込み)にかかる費用を調査し、今回検証した全クリニックの最安値を5点、最高値を3点として各クリニックのおすすめ度をスコア化しました。
なお、検証に使用したプランはランキングの「おすすめプラン」に記載しています。クリニックに複数のプランがある場合はレーザーの種類が多いプランを採用、レーザーの種類が同じ場合は料金が安いプランを採用しています。
検証条件
- 5回プランがないクリニックは、1〜4回の料金を組み合わせて5回分の料金を算出。
- 5回以下プランを組み合わせて5回プランを作れない場合は、6回分の料金を5回分の料金に換算して算出。6回プランがない場合は、5回に最も近いプランを5回分の料金に換算して算出。
- クリニックが提示しているキャンペーン料金を適用したうえで比較。キャンペーン料金がないものは通常料金を適用。公式SNSのフォローやいいね、LINEの友達登録によるキャンペーンは適用対象とするが、利用できる人数が限られているキャンペーンの場合は適用しない
- 初診料・再診料がかかる場合は、その料金も総額に含める
- 利用する曜日で料金が異なる場合は、土日祝に利用できるプランで料金を算出
- 評価対象のプランは新宿院、なければ本院または渋谷院で選べるもののうち、レーザーの種類数が多いほうを採用。ただし、レーザーの種類数が同じ場合は、料金が安いほうを採用
- 都度払い方式で期間限定割引があるクリニックは、割引が適用される期間とクリニックが推奨する通院ペースをもとに、割引が実際に何回使えるかを算出。 通院ペースが「6〜8か月」のように幅のある表記の場合は、その平均値を用いて回数を計算
検証②レーザーの種類数

スコアリング方法
クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により各クリニックが取り扱う脱毛機が照射できるレーザーの種類数(アレキサンドライト・ダイオード・ヤグ)を調査し、おすすめ度をスコア化しました。
なお、医療脱毛に関わる医師3名にアンケートをとり、クリニックが備えるレーザーの種類数によってユーザーの満足度がどの程度かを5段階で評価しました。アンケート結果から、3種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「とても満足」、2種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「満足」、1種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「普通」としました。コンテンツ内では上記の満足度を、とても満足は★5.0、満足は★4.5、普通は★4.0と表示しています。
【レーザーの種類数が多いほど評価を高くしている根拠】
Anderson RR, & Parrish J(1983)によると、レーザー脱毛はメラニン色素を吸収体として毛包の標的器官をレーザーで破壊し脱毛を可能とする方法です。そのため、メラニンの吸収率が高いレーザーほど黒く太い毛に反応します。加えて、レーザーには波長の長さにも違いがあり、波長が長ければ長いほど深達性が高いのが特徴(Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed) 2011; 須賀 2019; 葛西 2021)。3種類のレーザーはそれぞれメラニンの吸収率・波長の長さが異なるので、1つのレーザーではすべての肌色や毛質に対応できません(Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed) 2011)。全身脱毛の場合、部位によって毛質や肌色が異なるので、複数のレーザーを使えるものを高評価の条件に設定しています。
- メラニンの吸収率の高さ:アレキサンドライト>ダイオード>ヤグ
- 波長の長さ(深達率):ヤグ(1064nm)>ダイオード(805〜940nm)>アレキサンドライト(755nm)
美容皮膚科医の本多釈人先生・髙田先生への取材に加え、以下の文献を参照しています。
【参考文献】
Anderson RR, & Parrish J: Selective photothermolysis: precise microsurgery by selective absorption of pulsed radiation. Science, 220: 524-527.1983.
Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed): Laser and IPL Technology in Dermatology and Aesthetic Medicine. Springer, 2011.
葛西健一郎.Dr.葛西の基礎から学ぼう 医療レーザー脱毛入門.文光堂, 2021.
木村有太子:レーザー・ホワイトライト(IPL)脱毛(光脱毛)の原理. 美容皮膚医学 BEAUTY, 27(4):2,2021.
須賀 康:皮膚レーザー治療の原理と基礎. 美容皮膚医学 BEAUTY, 2(3):7,2019.
宮田成章:イチからはじめる美容医療機器の理論と実践.全日本病院出版会, pp149-152. 2013.
検証条件
- 評価対象のプランは新宿院、なければ本院または渋谷院で選べるもののうち、レーザーの種類数が多いほうを採用。ただし、レーザーの種類数が同じ場合は、料金が安いほうを採用
チェックポイント
- アレキサンドライトレーザーを使用できるか
- ダイオードレーザーを使用できるか
- ヤグレーザーを使用できるか
検証③通いやすさ

スコアリング方法
各クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により調査を行い、観点ごとにウェイトを決めて、おすすめ度をスコア化しました。なお、契約時に取れる予約回数の最高評価は5回としています。
検証条件
- 新宿にクリニックがある場合、新宿院で比較。ない場合は渋谷院、または本院を調査
- 脱毛の照射を契約院でしかできない、もしくは転院手続きが必要な場合は、店舗間移動はできないとする
- あおばクリニックは4か月先まで回数制限なしで予約が可能だが、6~8週間の施術間隔を推奨しているため、2回分までまとめて予約可能とカウントする
チェックポイント
チェックポイントは弊社で行ったアンケート調査の回答の割合に基づいて決定しました。
- 予約がWEBやアプリで完結できる:65%
- 契約時に取れる予約回数が多い:30%
- 店舗間移動が可能:5%
【アンケート調査概要】
調査目的:医療脱毛クリニック選定に際して最も重視すべき点を導出することを目的とする
調査日:2023年8月7日〜2023年8月8日
調査対象:10代~50代の医療脱毛クリニックの利用を検討している、またはしていた女性
有効回答数:174人
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
医療脱毛おすすめ5選



















































