
医療レーザー脱毛とは?仕組みや効果、機器について徹底解説!【蓄熱式と熱破壊式の違いは?】
「医療レーザー脱毛」という言葉は、脱毛するうえで必ず理解しておきたい基本用語ですが、実はよくわかっていない…という人も多いのではないでしょうか。「エステサロンの脱毛よりも効果は高いの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、医療脱毛で使われるレーザー脱毛器の仕組みや脱毛方式など、「医療レーザー脱毛」について初心者にもわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、正しい知識を身につけてくださいね。

美容外科医。東邦大学医学部卒。慶應義塾大学病院眼科を経て、TCB東京中央美容外科へ入職。現在はTCB高田馬場院の若き院長として美容クリニックの運営・マネジメントも担う。一人ひとりの患者に寄り添った丁寧なカウンセリングと高品質な美容医療の提供を信条に、日々の診療に邁進する。

日用品・掃除用品・衛生器具・文房具など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「違いがわかりにくい商材だからこそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
本コンテンツで紹介している医療サービスは、公的医療保険が適用されない自由診療を含む場合があります。詳しくは医療機関でご確認ください。
本コンテンツで紹介している医療サービスは、国内において医薬品医療機器等法上、未承認の医療機器・医薬品を扱う場合があります。詳しくは医療機関でご確認ください。
本コンテンツに記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックの公式サイトなどをご確認ください。

医療脱毛おすすめ5選
医療レーザー脱毛とは?仕組みや効果は?

レーザー脱毛は「医療脱毛」とも呼ばれ、医療クリニックで受けられる脱毛方法です。レーザーがメラニン色素に反応し、毛を生やす元となる組織にダメージを与えるため永久脱毛ができます。
「永久脱毛」は、米国電気脱毛協会(American Electrology Association)によって「最終脱毛から1か月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」と定義されています。一生毛が生えてこないことを保証しているわけではありません。
脱毛回数が少なく、短期間で脱毛が完了するのも医療レーザー脱毛の特徴。医師免許を持つ医師・看護師でないと施術できないため安心感があり、万が一のことがあった場合でもすぐに対応してもらえます。
高い効果に期待できる反面、施術中は強い痛みをともなうことも。また、1回あたりの料金が脱毛サロンでの光脱毛よりも高めなので、手を出しにくく感じてしまうかもしれません。
レーザーの種類や機器は?
レーザーの種類は大きく分けて「アレキサンドライト」「ダイオード(蓄熱式)」「ダイオード(熱破壊式)」「ヤグ」の4種類。レーザーによって向いている毛質・効果・痛みに違いがあります。ここでは、それぞれの違いを確認していきましょう。
アレキサンドライトとは?肌と毛のコントラストが大きい人におすすめ

「アレキサンドライトレーザー」とは、アレキサンドライトという宝石を使用した波長755nmのレーザー。世界トップシェアを誇る、医療レーザー機器の代表格です。
アレキサンドライトは、メラニン色素のみに反応するため、肌と毛のコントラストが大きい日本人に向いているといわれています。黒い毛に反応するので、濃い毛に効果的です。肌トラブルを軽減できるとされるフォトフェイシャルにも使用されているレーザーなので、美肌効果も期待できる点は魅力的ですね。
しかし、メラニン色素に反応してやけどの恐れがあるため、日焼け肌や地黒の人は施術ができません。また、VIOや脇などの濃い毛を脱毛するときは、痛みをともなう可能性があることも覚えておきましょう。
【主な機器】
- ジェントルレーズプロ
- ジェントルマックスプロ(ヤグも使用可能)
- クラリティツイン(ヤグも使用可能)
- ソプラノアイスプラチナム(ダイオード・ヤグも使用可能)
- ソプラノチタニウム(ダイオード・ヤグも可能)
ダイオード(蓄熱式)とは?産毛に高い効果が期待できる

「ダイオードレーザー」とは、医療レーザー脱毛のなかで中間レベルにあたる波長の長さを持つレーザー。そのなかでも蓄熱式では、バルジ領域と呼ばれる毛の発毛を促す細胞にダメージを与える方法です。
幅広い毛質に対応しているなかで、とくに産毛や薄い毛には高い効果が期待できます。日焼け肌にも施術が可能で、痛みを感じにくい点がメリットです。
対して、比較的新しい施術方法のため実績が少ない点はデメリット。ほかの医療レーザーによる施術よりも、効果の即効性がわかりにくい点には注意しましょう。
【主な機器】
- メディアオスター NeXT PRO
- ソプラノアイスプラチナム(アレキサンド・ヤグも使用可能)
- ソプラノチタニウム(アレキサンド・ヤグも使用可能)
ダイオードレーザーの蓄熱式は、毛根ではなくバルジ領域に刺激を与えるため、医療レーザーのなかでも痛みを感じにくいとされています。産毛にも高い効果が期待できる一方で、はじめの効果の実感までには時間がかかる点には注意しましょう。
ダイオード(熱破壊式)とは?幅広い毛質に対応でき、効果の即効性も

「ダイオードレーザー」とは、医療脱毛のなかで波長の長さが中間レベルにあたり、幅広い毛質や肌質に施術できるレーザーです。なかでも熱破壊式では、毛根にある細胞や毛乳頭にダメージを与えて毛を生えにくくします。
また、蓄熱式よりも効果の即効性が期待できる点がメリット。濃い毛にも高い効果が期待できます。また、導入実績が豊富なのもうれしいポイントです。
一方で日焼け肌やホクロにも施術可能ですが、日焼け具合によっては脱毛できない場合もある点には注意しましょう。毛根に刺激を与えるため、蓄熱式よりもやや痛みを感じやすいことも覚えておいてくださいね。
【主な機器】
- ライトシェアデュエット
- ベクタス
ヤグとは?毛根がしぶとい毛にも高い効果を発揮

「ヤグレーザー」とは、1064nmと医療レーザーの中で最も波長が長いレーザーのこと。日本では主に美容医療で活用されており、脱毛分野では補足的な役割を担っています。
レーザーが皮下脂肪の深いところまで届くため、肌が日焼けしていても脱毛できるのが特徴。毛根がしぶとく、濃い毛にも効果が期待できます。また、冷却ガスを使った冷却機能もついているため、やけどのリスクを抑えての施術が可能です。
一方、ほかの医療レーザーに比べて照射範囲が狭く、施術に時間がかかることがデメリットの1つとして挙げられます。また、毛根にダメージを与えるため、部位によっては痛みを感じやすい点にも注意が必要です。
【主な機器】
- ジェントルヤグプロ
- ジェントルマックスプロ(アレキサンドも使用可能)
- クラリティツイン(アレキサンドも使用可能)
- ソプラノアイスプラチナム(アレキサンド・ダイオードも使用可能)
- ソプラノチタニウム(アレキサンド・ダイオードも使用可能)
ヤグレーザーは、医療レーザーのなかで最も深いところまでレーザーが届く方法です。日焼け肌にも脱毛可能で、冷却ガスで火傷を抑えながら施術できます。毛根にダメージを与えるので、濃い毛に効果が見えやすい点が特徴です。
医療脱毛の注意点とは?自由診療や副作用とは?

クリニックでの医療脱毛は自由診療にあたります。自由診療とは、公的医療保険が適用されない治療のことです。医療脱毛にかかる金額はすべて自己負担になることを覚えておきましょう。
また、施術後にやけどで肌が赤く腫れたり、ニキビなどの肌トラブルが起きたりする場合もあります。副反応が起こるリスクも踏まえたうえで医療脱毛を行ってくださいね。
自分に合った医療脱毛クリニックを見つけよう!
医療レーザー脱毛の方法や仕組みについて理解することはできましたか?脱毛効果にも関わる重要なポイントなので、正しい知識を持って脱毛することがとても大切です。
理解が深まったものの、実際にどこの医療脱毛クリニックにしようか迷っているという方も多いのではないでしょうか。そこで、人気の医療脱毛クリニックを徹底的に調査し、最もおすすめの医療脱毛クリニックを決定しました。
専門家の監修のもと、医療脱毛クリニックの選び方についてもご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
家庭用脱毛器・セルフ脱毛についても知りたい方はこちらもチェック!
施術に関する主なリスク・副作用
検証時の評価方法について

マイベストではおすすめの医療脱毛クリニックを「VIO・顔込みの全身脱毛5回の料金が安く3種類のレーザーを使用できて通いやすいクリニック」と定義。
インターネット上で人気の医療脱毛クリニックを以下の3つのポイントから徹底検証しました。
なお、総合評価は各検証項目ごとにウェイトをおいて重みづけを行い算出。3つの検証項目のウェイトは、マイベストで行ったアンケート調査の回答を参考に決定しました。
- 全身脱毛5回の安さ(VIO・顔込み):35%
- レーザーの種類数:50%
- 通いやすさ:15%
【アンケート調査概要】
調査目的:医療脱毛クリニック選定に際して最も重視すべき点を導出することを目的とする
調査日:2023年8月7日〜2023年8月8日
調査対象:10代~50代の医療脱毛クリニックの利用を検討している、またはしていた女性
有効回答数:174人
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
①全身脱毛5回の安さ(VIO・顔込み)

VIO・顔込みの全身脱毛5回の料金が安い医療脱毛クリニックとしてユーザーがとても満足できる基準を「今回検証した医療脱毛クリニックのなかで最も料金が安い5回プラン」とし、以下の方法で各クリニックの検証を行いました。
2026年6月1日時点の情報をもとに検証を行なっています。
スコアリング方法
クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により5回分の全身脱毛(VIO・顔込み)にかかる費用を調査し、今回検証した全クリニックの最安値を5点、最高値を3点として各クリニックのおすすめ度をスコア化しました。
なお、検証に使用したプランはランキングの「おすすめプラン」に記載しています。クリニックに複数のプランがある場合はレーザーの種類が多いプランを採用、レーザーの種類が同じ場合は料金が安いプランを採用しています。
検証条件
- 5回プランがないクリニックは、1〜4回の料金を組み合わせて5回分の料金を算出。
- 5回以下プランを組み合わせて5回プランを作れない場合は、6回分の料金を5回分の料金に換算して算出。6回プランがない場合は、5回に最も近いプランを5回分の料金に換算して算出。
- クリニックが提示しているキャンペーン料金を適用したうえで比較。キャンペーン料金がないものは通常料金を適用。公式SNSのフォローやいいね、LINEの友達登録によるキャンペーンは適用対象とするが、利用できる人数が限られているキャンペーンの場合は適用しない
- 初診料・再診料がかかる場合は、その料金も総額に含める
- 利用する曜日で料金が異なる場合は、土日祝に利用できるプランで料金を算出
- 評価対象のプランは新宿院、なければ本院または渋谷院で選べるもののうち、レーザーの種類数が多いほうを採用。ただし、レーザーの種類数が同じ場合は、料金が安いほうを採用
- 都度払い方式で期間限定割引があるクリニックは、割引が適用される期間とクリニックが推奨する通院ペースをもとに、割引が実際に何回使えるかを算出。 通院ペースが「6〜8か月」のように幅のある表記の場合は、その平均値を用いて回数を計算
②レーザーの種類数

レーザーの種類数が多い医療脱毛クリニックとしてユーザーがとても満足できる基準を「3種類の医療脱毛レーザーを使用できるクリニック」とし、以下の方法で各クリニックの検証を行いました。
スコアリング方法
クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により各クリニックが取り扱う脱毛機が照射できるレーザーの種類数(アレキサンドライト・ダイオード・ヤグ)を調査し、おすすめ度をスコア化しました。
なお、医療脱毛に関わる医師3名にアンケートをとり、クリニックが備えるレーザーの種類数によってユーザーの満足度がどの程度かを5段階で評価しました。アンケート結果から、3種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「とても満足」、2種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「満足」、1種類のレーザーを使用できるクリニックのユーザー満足度を「普通」としました。コンテンツ内では上記の満足度を、とても満足は★5.0、満足は★4.5、普通は★4.0と表示しています。
【レーザーの種類数が多いほど評価を高くしている根拠】
Anderson RR, & Parrish J(1983)によると、レーザー脱毛はメラニン色素を吸収体として毛包の標的器官をレーザーで破壊し脱毛を可能とする方法です。そのため、メラニンの吸収率が高いレーザーほど黒く太い毛に反応します。加えて、レーザーには波長の長さにも違いがあり、波長が長ければ長いほど深達性が高いのが特徴(Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed) 2011; 須賀 2019; 葛西 2021)。3種類のレーザーはそれぞれメラニンの吸収率・波長の長さが異なるので、1つのレーザーではすべての肌色や毛質に対応できません(Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed) 2011)。全身脱毛の場合、部位によって毛質や肌色が異なるので、複数のレーザーを使えるものを高評価の条件に設定しています。
- メラニンの吸収率の高さ:アレキサンドライト>ダイオード>ヤグ
- 波長の長さ(深達率):ヤグ(1064nm)>ダイオード(805〜940nm)>アレキサンドライト(755nm)
美容皮膚科医の本多釈人先生・髙田先生への取材に加え、以下の文献を参照しています。
【参考文献】
Anderson RR, & Parrish J: Selective photothermolysis: precise microsurgery by selective absorption of pulsed radiation. Science, 220: 524-527.1983.
Christian Raulin, &Syrus Karsai(ed): Laser and IPL Technology in Dermatology and Aesthetic Medicine. Springer, 2011.
葛西健一郎.Dr.葛西の基礎から学ぼう 医療レーザー脱毛入門.文光堂, 2021.
木村有太子:レーザー・ホワイトライト(IPL)脱毛(光脱毛)の原理. 美容皮膚医学 BEAUTY, 27(4):2,2021.
須賀 康:皮膚レーザー治療の原理と基礎. 美容皮膚医学 BEAUTY, 2(3):7,2019.
宮田成章:イチからはじめる美容医療機器の理論と実践.全日本病院出版会, pp149-152. 2013.
検証条件
- 評価対象のプランは新宿院、なければ本院または渋谷院で選べるもののうち、レーザーの種類数が多いほうを採用。ただし、レーザーの種類数が同じ場合は、料金が安いほうを採用
チェックポイント
- アレキサンドライトレーザーを使用できるか
- ダイオードレーザーを使用できるか
- ヤグレーザーを使用できるか
③通いやすさ

スコアリング方法
各クリニックの公式サイトの閲覧・問い合わせ窓口への電話により調査を行い、観点ごとにウェイトを決めて、おすすめ度をスコア化しました。なお、契約時に取れる予約回数の最高評価は5回としています。
検証条件
- 新宿にクリニックがある場合、新宿院で比較。ない場合は渋谷院、または本院を調査
- 脱毛の照射を契約院でしかできない、もしくは転院手続きが必要な場合は、店舗間移動はできないとする
- あおばクリニックは4か月先まで回数制限なしで予約が可能だが、6~8週間の施術間隔を推奨しているため、2回分までまとめて予約可能とカウントする
チェックポイント
チェックポイントは弊社で行ったアンケート調査の回答の割合に基づいて決定しました。
- 予約がWEBやアプリで完結できる:65%
- 契約時に取れる予約回数が多い:30%
- 店舗間移動が可能:5%
【アンケート調査概要】
調査目的:医療脱毛クリニック選定に際して最も重視すべき点を導出することを目的とする
調査日:2023年8月7日〜2023年8月8日
調査対象:10代~50代の医療脱毛クリニックの利用を検討している、またはしていた女性
有効回答数:174人
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
医療脱毛おすすめ5選


















































