医療脱毛クリニックや脱毛サロンでアンダーヘア(VIO)を無毛の状態に保てるハイジニーナ脱毛。デリケートゾーンが前から見えるようになって恥ずかしくないか、後悔しないかなど、悩む人もいるでしょう。
本コンテンツでは、ハイジニーナ脱毛の方法やメリット・デメリット、施術当日の流れや何回くらいかかるかを解説します。ハイジニーナに関するよくある疑問点の解説などもするので、ぜひ参考にしてみてください。
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ハイジニーナ脱毛とは、Vゾーン(ビキニライン)、Iゾーン(陰部付近)、Oゾーン(肛門付近)すべてのアンダーヘアを無毛にすることです。VIO脱毛は、アンダーヘアを整えたり無毛にしたりすることを指すため、ハイジニーナ脱毛はVIO脱毛の一種といえます。
ハイジニーナ脱毛によりアンダーヘアがなくなることで経血や汚れの付着が軽減し、雑菌の繁殖を抑えデリケートゾーンのトラブルを防ぐことが可能です。お手入れも楽になることから、VIO脱毛のなかでも近年人気を集めています。
ハイジニーナ脱毛の方法は以下の3つです。
医療脱毛クリニック
エステサロン
ブラジリアンワックス
医療脱毛は永久脱毛が期待できますが、人によって痛みが強いこともあります。麻酔で痛みを和らげることも可能なため、利用するクリニックで相談してみましょう。施術回数は12回前後が目安です。
エステ脱毛は痛みが小さいものの永久脱毛は難しく、抑毛・減毛効果のみ期待できます。施術回数は18回以上が目安です。期間を長くあけると、また毛が生えてくることもあるため注意しましょう。
ブラジリアンワックスのメリットは短時間で広範囲の処理をできることですが、痛みが強く脱毛効果も一時的です。レーザーのように毛根組織を破壊するわけではないため、永久脱毛はできません。
見た目の清潔感や衛生面から人気が高まっているハイジニーナ脱毛ですが、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。ハイジニーナ脱毛をするか悩んでいる人は参考にしてください。
ハイジニーナ脱毛することで、剃り残しを心配せず水着や下着を着られるメリットがあります。下着や水着からアンダーヘアがはみ出ないか心配な人もいるのではないでしょうか。
ハイジニーナを脱毛すると、水着の下に履くインナーショーツが不要になり、デザイン性の高い下着やTバックもキレイに履きこなせるため、プールや海へ行く際もアンダーヘアを気にせず堂々と水着を着られるでしょう。おしゃれを楽しみたい人におすすめです。
デリケートゾーンの衛生面を良好に保てるのもハイジニーナ脱毛のメリットです。たとえば、夏場や生理中のムレ、自己処理による肌荒れなどが改善される可能性があるでしょう。
ムダ毛がなくなることで汚れが付着しにくくなるため、ムレや生理の経血で雑菌が発生してにおいが強くなってしまうのを抑える効果も期待できます。ハイジニーナ脱毛は、デリケートゾーンを清潔に保ち、トラブルを防いでくれるでしょう。
ハイジニーナ脱毛によって、セルフケアで起こり得る肌トラブルを防げます。セルフケアでよく聞く悩みは以下のとおりです。
カミソリに毛が挟まったり引っかかったりする
見づらいので思いどおりに剃れない
定期的に剃る必要がある
肌トラブルによって黒ずみが目立ってしまう
自身では見えづらいアンダーヘアの自己処理は、失敗すると肌を傷つけてしまう可能性もあります。ハイジニーナ脱毛をすれば、そうした肌トラブルを防げるのはもちろん、ケアの手間を減らせるのもうれしいポイントです。
出産後、傷口の炎症やかぶれなどのトラブルを防ぐためにもハイジニーナ脱毛は役立ちます。出産時に会陰を切開する場合、アンダーヘアがあると傷口に毛が触れてしまい、炎症やかぶれが発生することも少なくありません。ハイジニーナ脱毛によって、こうした肌トラブルや菌の増殖を予防できます。
また、出産後は育児で忙しいためアンダーヘアの処理ができないことも多いでしょう。ハイジニーナ脱毛が完了していれば手入れしなくてよいため、子育てに集中できます。
将来、介護される側になったとき、ハイジニーナ脱毛をしておけば介護する相手の負担を減らせるでしょう。年齢を重ねて介護が必要になったときだけではなく、大きなケガで介護が必要になったときのメリットでもあります。
排泄後のデリケートゾーンもアンダーヘアがなければ、簡単にふき取りが可能。介護脱毛を検討する女性も増えてきています。アンダーヘアが白髪になってしまうと、レーザー脱毛が難しいため、ハイジニーナ脱毛を希望の人は早めに施術を行うとよいでしょう。
デリケートゾーンは濃い毛が密集しているため、ハイジニーナ脱毛の施術で強い痛みを感じる傾向にあります。脱毛機器は毛を黒くみせているメラニン色素に反応して照射するため、毛が密集するVIOは照射の反応が強く、痛みを感じやすいと考えられるでしょう。
痛みに弱く我慢できない人は、クリームタイプやガスタイプ(笑気麻酔)などの麻酔があるため、取り扱いのある医療脱毛で脱毛してもらうことをおすすめします。
サロンやクリニックによっては、生理中だとハイジニーナ脱毛の施術ができません。脱毛機器やベッド、タオルに経血が付着するおそれがあるためです。タンポンを使用すれば問題ないかというと、100%経血を防げるわけではないので施術は難しいでしょう。
また、生理中は肌が敏感になる時期といわれているため、痛みを強く感じたり、赤みが強くなったりなど肌トラブルが増えてしまいます。ほとんどのクリニックでは、生理中でもVIO以外の部位であれば脱毛が可能です。
できるだけ生理中の脱毛は避けたほうがよいですが、どうしても脱毛したい場合は生理中でも対応してくれるクリニックを探しましょう。
ハイジニーナ脱毛は、施術を受けるときや温泉で恥ずかしい気持ちになるデメリットがあります。
施術のときはどうしても見られてしまうため、女性のスタッフでも恥ずかしい人もいるでしょう。しかし、女性の恥ずかしさを考慮して施術をしてくれるサロン・クリニックも多いもの。脱毛時に大きく足を広げない、紙ショーツを少しずつずらして施術するなど、スタッフ側もさまざまな工夫をしてくれます。
脱毛完了後は、温泉で人の目が気になることもあるでしょう。海外と比較してハイジニーナ脱毛している人はまだまだ少ないもの。しかし、自分が気にするほど周りは気にしていません。どうしても人目が気になる場合はタオルで隠せば問題ないでしょう。
医療脱毛クリニックでハイジニーナ脱毛をすると、半永久脱毛のため元に戻せない可能性があります。過去の恋人にハイジニーナ脱毛をすすめられやってみたが、新しい恋人には引かれてしまったということも起こり得るでしょう。
価値観の変化で元に戻したいと思っても難しいため、後悔しないようハイジニーナ脱毛は慎重に検討してください。
ハイジニーナ脱毛の回数や期間の目安は、施術回数が6〜18回、期間が1〜2年です。場合によっては2年以上かかることもあるでしょう。
クリニックの医療脱毛とエステサロンの光脱毛、毛の量や濃さなどによって施術回数と期間は異なります。クリニックの医療脱毛は医療用レーザーを使用している分、効果が高く施術回数や期間が短い傾向。エステサロンの光脱毛は照射が弱いため回数を重ねる必要があります。
医療脱毛クリニックは回数にして約12回前後、エステサロンは約18回かそれ以上の施術が必要でしょう。毛が少なくなったり薄くなったりといった効果は、1〜2週間程度で実感できることが多い傾向です。
ハイジニーナ脱毛の費用相場はサロンとクリニックでも異なりますが、約10〜25万円です。
サロンは12〜18回の施術が必要で、約11〜20万円かかります。一方、クリニックは6〜12回の施術が必要で約8〜22万円。費用の安いクリニックなら6回約5〜10万円です。
クリニックのほうが1回あたりの施術料金は高めですが、その分効果も高いため、サロンよりも施術回数が減ります。効果が早めに実感できれば、結果的にサロンよりも総額は安く済むでしょう。
サロンの場合、施術回数が多くなったり期間が長くなったりするため、1回あたりの料金は安くても、結果的に医療クリニックと同じか、場合によっては高くなることもあります。
ハイジニーナ脱毛を実際に受けるときの流れや事前準備を紹介します。当日、準備不足で施術を受けられない、施術後に肌トラブルが起きてしまう、といったことがないように流れを把握しておきましょう。
シェービングを怠ると場合によっては施術を受けられないため、ハイジニーナ脱毛の施術前にセルフケアをしましょう。クリニックやサロンによっては無料でシェービングしてくれることもありますが、基本的にセルフケアが必要です。
自分でシェービングをする場合、特に見えにくいIラインとOラインの処理に気をつけましょう。お肌が乾燥していると施術を受けられないこともあるため保湿も欠かせません。
セルフケアが不安な人は、無料でシェービングしてくれるクリニックやサロンを選ぶとよいでしょう。
ハイジニーナ脱毛の施術当日は、簡単なカウンセリングや肌の状態を確認してから始めます。カウンセリング後、クリニックやサロンで用意されているガウンや紙ショーツに着替えて照射開始です。
医療脱毛を行うクリニックは、医療機関のため麻酔を使用できます。別途料金がかかることもありますが、痛みが苦手な人は使用したい旨を事前に伝えておきましょう。
ハイジニーナ脱毛後の肌は非常にデリケートなため、アフターケアを忘れずに行いましょう。施術後は、保湿するために肌にローションやクリームを塗るのがおすすめです。クリニックやサロンによっては、肌に塗るローションやクリームをもらえることもあるため、利用する前に確認してみましょう。
また、クリニックやサロンで説明を受けることも多い注意事項を3つ紹介します。
湯船に入らずシャワーで済ます
体を洗うときや拭くときはタオルで刺激しないようやさしく押しあてて拭く
運動や飲酒などの体温を上昇させる行為は避ける
脱毛後の肌は熱をもっており炎症を起こしやすい状態のため、刺激を減らして保湿することが大切です。
最後に、ハイジニーナ脱毛に関するよくある質問に回答します。
粘膜部分の照射は、脱毛サロンではほとんど対応していませんが、クリニックであれば対応しているところも多くあります。粘膜とは、Iラインに位置する小陰唇の内側部分のこと。デリケートな部分でやけどや炎症も起きやすいため、対応していないところが多いのが現状です。
粘膜部分の対応可としているサロンやクリニックでも、毛が生えている部分のみ照射可能で粘膜には照射できない場合など、細かな対応範囲はクリニックやサロンによって異なります。粘膜部分の脱毛を考えている人は、どこまで対応可能か事前に相談してみましょう。
おりものが多いときでもハイジニーナ脱毛は可能です。女性スタッフが対応するため、生理現象であることは理解しています。気になるようであれば、施術直前にシートなどで拭き取りましょう。
また、ハイジニーナ脱毛をしておりものの量が増えたり減ったりすることはありません。脱毛の照射は、おりものが分泌される子宮内には届かないため影響はないでしょう。
近年、40〜50代でハイジニーナ脱毛を施術する人が増えています。流行っている主な理由として考えられるのは、以下の5つです。
白髪が生えると脱毛できなくなるから
自己処理の手間を省くため
生理のときの不快感をなくしたいから
介護されるときのため
美しいデザインの衣装や服装をしたいから
デリケートゾーンの毛が白髪になってしまうとハイジニーナ脱毛が受けにくいため、脱毛を考えている人は早めに受けておきましょう。
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