ガスコンロだけでなく、電子レンジでも炊飯できると人気の、和平フレイズ おもてなし和食 炊飯土鍋。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「洗うのが面倒に感じる」「米に芯が残っている」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、和平フレイズ おもてなし和食 炊飯土鍋を含むご飯鍋・炊飯鍋全12商品を実際に使ってみて、ご飯のおいしさ・使いやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
おもてなし和食シリーズの炊飯土鍋は、吹きこぼれが少なく手軽に炊飯できるものがほしい人におすすめです。二重構造のフタと、フタより高い位置にある鍋フチのおかげで、吹きこぼれを最小限に抑えられる点が好評でした。
また、沸騰後15分蒸らすだけで簡単に炊飯できるのも便利なポイント。電子レンジでも調理可能なので、はじめての人でも使いやすいでしょう。鍋の内側には水位線があり、計量カップを用意する必要がないのも長所です。
ご飯のおいしさについては、炊き立て・解凍後のご飯ともに甘味は控えめでした。ただ、解凍後のご飯の水分量・硬さがほどよかったのは好印象です。ご飯を冷凍することが多い人にも重宝しますよ。
重量があるのは少し気になりますが、丸みのあるデザインと高級感のあるブラックカラーで、どんなキッチンにもスッとなじみます。まずは手軽な電子レンジ炊飯からはじめてみてはいかがでしょうか。
1951年創業の和平フレイズは、毎日の生活がより楽しくなる製品作りにこだわるメーカー。フライパン・ミキサー・やかん・弁当箱など、幅広い調理道具を展開しています。
今回はそのなかから、おもてなし和食シリーズの炊飯土鍋をピックアップ。2種類のフタがついているのが特徴です。
フタを二重にすることで、適度な圧力でご飯を炊き上げられるのが魅力。温かい状態を長時間維持できるよう、本体と中フタには耐熱陶器を、外フタには陶器を採用しています。
本体サイズは23.1×18.6×16.0cmで、重量は約2.2kg。3合まで炊飯可能です。
ガスコンロだけでなく、電子レンジに対応しているのも注目ポイント。再加熱したいときにも役立ちます。
3合のお米を炊くときの各熱源での使い方は以下のとおりです。短時間で手軽に炊けるので、忙しいときにも重宝しますよ。
<ガスコンロ>
<電子レンジ>
サイズは、1合・2合・3合炊きの全3種類がラインナップ。人数や食べる量に合わせて選べるのがうれしいですね。
また、おもてなし和食シリーズには、保存に便利な陶器おひつも用意されています。気になる人は公式サイトものぞいてみてくださいね。
今回は和平フレイズの炊飯土鍋を含むご飯鍋・炊飯鍋全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:ご飯のおいしさ
検証②:使いやすさ
検証③:手入れのしやすさ
まずは、ご飯のおいしさの検証です。
5名のモニターが、炊き立て・解凍後のご飯を実際に食べてみます。米のおいしさ・甘み・やわらかさ・水分量を確認し、炊飯器で炊いたご飯と比べて評価を行いました。
なお、レシピは各メーカーから出ている公式の分量を参考にしています。
炊きたてのご飯は、好みが分かれる結果に。「ふんわりした甘味があった」という声がある一方で、「よく噛んでも甘味を感じなかった」との意見も。お米本来の旨味は控えめな傾向にあります。
食感については、芯がわずかに残り水っぽさもありますが、全体的にはやわらかさより硬さのほうが気になりました。一部のモニターからは、「口のなかでもたつく」「米にハリがない」といったコメントもあがっています。
解凍後のご飯に関しては、冷凍ご飯特有の臭味がなかったのがよいところ。ただ、「コンビニのご飯のよう」との意見もあり、甘味もそれほど感じられませんでした。
食感については若干のパサつきはありましたが、水っぽさが抜けてほどよいやわらかさだったのが好評です。ご飯を冷凍することが多い人でも、ある程度は満足できるでしょう。
次に、使いやすさを検証します。
水量の測りやすさ・吹きこぼれしにくさ・取っ手の持ちやすさ・重さの4点に着目し、評価しました。
実際に使ってみたところ、沸騰したあと15分蒸らすだけで簡単に炊飯できました。鍋の内側には水位線があり、計量カップを使う手間がないのも美点です。
また、鍋のフチがフタより高いうえ、内フタ・外フタの二重構造になっていて吹きこぼれしにくいのもメリット。コンロ周りをきれいに保ちたい人にも重宝するでしょう。
一方、本体重量が2.2kgと重さがあるのはややネック。取っ手部分が小さく、持ち運びにくいのも気になりました。
また、内フタの取っ手はツルツルしているので、手を滑らせて割ってしまう可能性も。移動させるときは、落とさないよう注意しましょう。
最後は、手入れのしやすさの検証です。
洗いやすさ・手入れの簡単さをポイントに、採点しました。
お手入れしてみると、重さがあることに加え、2種類のフタをどちらも洗う必要がある点がやや手間と感じました。
また、耐熱陶器はほかの素材と比べてヒビが入りやすいため、お手入れの際にぶつけないよう注意が必要です。
最後に、ほかのおすすめ商品もご紹介します。
リンナイが手がけるアルミ製の炊飯鍋は、重量1.3kgと軽くて扱いやすいのが魅力。内側にはフッ素加工が施されており、米がつきにくく洗いやすいのも美点です。フタはガラス製なので、炊飯時の様子も確認できますよ。ご飯も、炊き立て・冷凍ともにほんのり甘みを感じられる仕上がりです。
調理の手軽さにこだわる人には、HARIOのフタがガラスのご飯釜もよいでしょう。フタについているホイッスルが沸騰したタイミングを知らせるので、火加減の調整をスムーズに行えます。重さはありますが、鍋・フタともに取っ手がつかみやすく、落としてしまうリスクも少ないでしょう。
フタの構造 | フタが本体内側に収まる |
---|---|
鍋のフォルム | 平ら・角がある |
フッ素コーティングあり | |
温度調整 | 必要(自動炊飯機能がついたコンロなら不要) |
良い
気になる
全体の幅 | 34.5cm |
---|---|
全体の奥行 | 21cm |
全体の高さ | 16.5cm |
本体重量 | 1.32kg |
最小炊飯容量 | ご飯:1合/おかゆ:0.25合/炊き込みご飯:1合 |
最大炊飯容量 | ご飯:3合/おかゆ:1合/炊き込みご飯:2合 |
対応熱源 | ガス |
食洗機対応 |
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フタの構造 | フタが本体内側に収まる |
---|---|
鍋のフォルム | 丸い |
フッ素コーティングあり | |
温度調整 | 不要 |
良い
気になる
全体の幅 | 25.4cm |
---|---|
全体の奥行 | 21cm |
全体の高さ | 25.4cm |
本体重量 | 2.63kg |
最小炊飯容量 | 2合 |
最大炊飯容量 | 3合 |
対応熱源 | ガス |
食洗機対応 |
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