小型軽量なのが魅力の5000mAhモバイルバッテリー、Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)。「コンパクトで持ち運びしやすい」と評判ですが、「容量が小さい」といった口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の5000mAhモバイルバッテリーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、5000mAhモバイルバッテリー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
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目次
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は、2台同時に接続できる安価なモバイルバッテリーを探している人におすすめです。価格は税込3,490円(※執筆時点・公式サイト参照)とリーズナブル。比較した5000円以上の商品にあるようなワイヤレス充電やパススルー機能は備わっていませんが、Type-CとType-Aの2ポートを同時に使えるのが強みです。
比較した多くの商品と同様、インジケーターで充電残量を把握できる点もよいところ。使用時にバッテリー本体の充電がなかった...といったリスクも減らせますよ。「コンパクトで持ち運びしやすい」との口コミどおり、わずか127gと軽量なスティック型なので持ち運びの負担も少なめです。厚みは2.3cmあるのでスマホと重ねて持つには向かないものの、カバンやポーチに収納すれば気にならないでしょう。
一方、「容量が小さい」との口コミどおり、バッテリーの実容量は若干少なめ。実際には、公称値の5,200mAhの約62.35%にあたる3242mAhしか使えませんでした。比較した商品には容量の70%程度まで使えたものもあったなか、こちらはiPhone14をフル充電にはできません。
11.80Wほどの出力で急速充電に対応していない点もネック。通常の充電で困ることはないものの、急いで充電したいときには向きません。比較したなかには、20W近い高出力でiPhone14をフル充電できたLUCKYDUO モバイルバッテリーのような商品もあったので、容量の多さと充電スピードを重視する人はそちらもチェックしてくださいね。
実際にAnker 321 Power Bank (PowerCore 5200)と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ5000mAhモバイルバッテリーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
CIO
高出力でコンパクト。Apple製品を複数充電する人に
Ankerは「Empowering Smarter Lives (ハードウェアの力で人々の生活を豊かにする) 」をミッションに掲げたガジェットメーカーです。なかでもモバイルバッテリーの品数は多く、容量や機能が異なる幅広い製品を展開しています。
今回紹介する321 Power Bank (PowerCore 5200)は、コンパクトながらパワフルさも備えたモバイルバッテリー。軽量かつ手のひらサイズのスティック型の商品で、ポケットやバッグに簡単に収まるよう作られています。カラー展開はブラックとホワイトの2色。持ち運びに便利な専用ポーチも付属します。
バッテリー容量は5200mAhで、iPhone 13シリーズやGalaxy S22シリーズを含む幅広い機種に対応。USB-CポートとUSB-Aポートから最大12Wで2台同時に充電でき、ボタンを2回押すと低電流モードにも切り替え可能です。イヤホンなどの小型電子機器の充電にも重宝するでしょう。
安全面にも配慮している点も魅力のひとつ。過電圧保護や電子回路のショート防止など、Anker独自の多重保護システムにより、長く愛用できるように工夫しています。電気用品安全法(PSE)の定める技術基準に適合しているところもポイント。なお、詳細は以下のとおりです。
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は、実際に使ってみるとよい点が2つありました。購入を考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
Type-CとType-Aの2種類の出力ポートを備えている点が魅力。比較したほかの商品には、1台しか充電できないものもありましたが、本品なら2台同時充電が可能です。充電残量はインジケーターで表示され、ひと目で確認できました。
ただし、ワイヤレス充電やパススルー充電には対応しておらず、機能性はシンプル。比較したパススルー対応の商品のように、バッテリー本体の給電中にもデバイスを充電できるといった便利な機能は備わっていません。多機能さを求める人よりも、シンプルな設計で2台の機器を同時に充電できればよいという人向きのアイテムです。
税込3,490円(※執筆時点・公式サイト参照)と安価で購入できるのもうれしいポイント。比較した商品には5,000円以上するものも多く、なかには1万円近いものもありました。一方、本品は手頃な価格設定で予算が限られている人にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)にはよい点もある反面、気になった点もありました。購入するときの参考にしてください。
バッテリーをある程度回復させるには十分ですが、外出先でもしっかりフル充電できるものを求めている人には物足りなく感じるかもしれません。
とはいえ、スティック型なので商品単体だとそこまでかさばらない点はメリット。重量も127gと軽く、バッグに入れて持ち歩くのであれば「コンパクトで持ち運びやすい」との口コミどおりといえるでしょう。
実容量 | 3,242mAh |
---|---|
最大出力(実測値) | 11.80W |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
---|---|
入力端子 | USB Type-C×1 |
出力端子 | USB Type-C×1、USB Type-A×1 |
最大入力 | 12W |
最大出力(公称値) | 12W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
残量表示方法 | インジケーター |
付属品 | USB Type-A to Type-Cケーブル、ポーチ、取扱説明書 |
保証期間 | 18か月 |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
幅 | 4.5cm |
奥行 | 9.6cm |
高さ | 2.3cm |
重量 | 約127g |
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