ファミリーマートで購入できる手軽さが魅力の、宇部フィルム フードラップ。しかし、インターネット上には口コミが少なく評判がわからないため、手に取るのを迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、宇部フィルム フードラップを含むキッチンラップ14商品を実際に使ってみて、切りやすさ・はがれにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
宇部フィルム フードラップは、ストレスなく切れるラップを探している人におすすめ。側面の3か所にラップを浮かせるフラップがあり、巻き戻り防止の粘着塗料もついています。フラップ・巻き戻り防止加工のいずれも備えていない商品に比べ、実際に連続で使ってみても端が迷子になりませんでした。
紙製で粗めの刃を採用していますが、切れ味は金属刃・樹脂刃の商品に劣りません。軽い力でスパッと切れ、切り口もきれいに整っていました。金属刃と違い捨てる際に分別する必要もなく、ちょっとした手間を省けるのもうれしいポイントです。
上位の商品と唯一差がついたのは、はがれにくさ。グラスと陶器にラップをする際、ピンと張ったり押さえつけたりしないと、きちんと密着しません。陶器製のマグカップは、水を入れて逆さにすると隙間に水が溜まりました。食材にはぴったり密着するものの、やはりピンと張る必要があります。
最寄りのファミリーマートですぐに手に入る手軽さは利点ですが、はがれないようにラップをかけるのにはコツがいります。より密着力の高さを期待するなら、ほかの商品もチェックしてみましょう。
宇部フィルムは、合成樹脂フィルム製品の総合メーカー。「ポリラップ」をはじめ、家庭用から産業用まで多様なフィルム製品を開発しています。
今回ご紹介するフードラップは、そんな宇部フィルムと大手コンビニエンスストア、ファミリーマートの共同開発商品。添加物不使用・非塩素系素材で、人と環境へのやさしさに配慮されています。サイズは22cm×40mの1種類のみです。
今回は宇部フィルム フードラップを含む、キッチンラップ全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、切りやすさの検証です。
ラップを20cmほど引き出してカットした際、気持ちよく切れるか・連続して使ったときの使い心地はどうかといった観点から評価しました。なお、カットは5回繰り返しています。
切りやすさはトップクラスの高評価。箱の側面に粘着塗料が塗布されており、3か所にラップを浮かせるフラップがあります。巻き戻らないうえに端が掴みやすいので、連続で使うときもスムーズ。使い始めも、口取り紙を引っ張ることで難なく引き出せました。
粗めの紙刃を採用していますが、切れ味のよさは樹脂製・金属製の刃と比べて遜色ありません。軽い力で切れるうえ、切り口もきれいでした。比較した商品にはなめらかにカットできないものがあるなか、ストレスフリーな切り心地です。
捨てるときに分別の手間を省けるのところや、金属刃に比べて指を切る心配がない点もメリット。小さな子どもでも使いやすいでしょう。
続いて、はがれにくさを検証します。ガラス製のグラス・陶器製のマグカップに200mLの水を入れて、ラップをかけたものを用意しました。逆さまにして5回振り、水漏れがないか・こぼれないかを確認します。
同時に、ニンジンを隙間なく包めるか・巻き終わりはきれいかなどもチェックしました。
検証では、ガラス製のグラスとニンジンにはピタッと密着しました。食材を包んだときの巻き終わりもきれいです。ただし、陶器製のマグカップは逆さにすると隙間に水が溜まりました。こぼれはしませんが、密着力が薄れるので注意しましょう。
使用している素材はポリエチレン製。検証では塩化ビニル樹脂やポリ塩化ビニリデン製のもののほうが密着力・はがれにくさに優れた傾向にあり、上位商品ほど高評価とはなりませんでした。
地域や店舗により取り扱いがない場合もありますが、家事の途中にラップを切らしても、すぐに買いに行けるのはうれしいですね。
商品には耐熱・耐冷温度の表記はありませんが、ポリエチレン製は耐熱温度が110℃程度のものが多め。電子レンジでの使用は避けたほうが無難です。
なお、ポリ塩化ビニリデン製のものは耐熱温度が高い傾向にあります。購入前に、ぜひ素材やレンジ対応の可否もチェックしてみてくださいね。
最後に、素材を選ばずに密着した商品をご紹介します。
旭化成のサランラップは、厚みのある素材で巻き終わりもきれいに密着します。食材にもぴったりくっつき、隙間を作りません。側面全体のフラップや巻き戻り防止加工など、切りやすさへの工夫も随所で見られました。検証では気になる欠点がとくに見当たらず、快適に扱える1本だとわかりました。
クレハのNEWクレラップも、食器・食材ともにしっかりくっつきます。厚手でなのでペラペラせず、ラップ同士が密着して巻き終わりもぴったり。樹脂製の刃は使い心地の好みが分かれそうですが、独自開発のクレハカットで切れやすさを追及しています。電子レンジに対応しているのも利点です。
幅 | 30cm |
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長さ | 20m |
刃の素材 | 金属 |
耐熱温度 | 140℃ |
耐冷温度 | -60℃ |
旭化成 サランラップをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 30cm |
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長さ | 20m |
刃の素材 | 樹脂 |
耐熱温度 | 140℃ |
耐冷温度 | -60℃ |
NEWクレラップをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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