ファミリーマート クッキングシートをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
安価なうえに使い勝手もよいと評判の、ファミリーマート クッキングシート。しかしインターネット上には口コミが少ないため、本当に食材がくっつかないのか・使いやすいのかがわからず購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、ファミリーマート クッキングシート含むクッキングシート全16商品を実際に用意して、取り出しやすさ・くっつきにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
はじめに結論！くっつきにくく、軽い力で引き出せて使いやすい
結論からいうと、ファミリーマート クッキングシートは、さっと引き出せて使いやすいものがよい人におすすめです。実際に取り出しやすさを確かめた検証では、飛び出し防止ストッパーがないため引っかかりにくく、比較した商品のなかでトップレベルの評価を獲得しました。
刃は硬い紙製で、金属製に負けないほどの鋭さ。刃が下向きについているため、刃が上向きのものに比べるとカットするときにシワになりにくく、一気に気持ちよく切れます。幅30cm・長さ3mとコンパクトなので、片手で持ちやすく重さも気になりません。
220℃のオーブンでチーズともちがとろけるまで焼いた検証では、とくにチーズがきれいに剥がせました。チーズから出た油の染み込みがうっすらと残ったものの、目立つほどではありません。もちを箸でつかむと少し伸びましたが、ゆっくり持ち上げればこびりつかずに取れました。
シリコーン樹脂加工がされた紙製で汎用性が高く、ほどよく蒸気を通すため蒸し料理をするときや落し蓋としても役立ちます。唯一気になったのは、箱に耐熱時間・耐熱温度が書かれていないこと。箱には電子レンジ・オーブンなどに使えると明記されているのでおおむね問題ありませんが、心配な場合は様子を見ながら加熱しましょう。
公式サイトでの値段は税込110円（執筆時点）と安価なのも魅力的です。ぜひ購入してみてくださいね。
ファミリーマート クッキングシートとは？
そもそもファミリーマート クッキングシートは、大手コンビニチェーンのファミリーマートが販売している商品です。
両面にシリコーン樹脂加工をした耐油紙で作られています。芯が入っていないので、ゴミが少なく済むのもよい点。電子レンジやオーブンでの使用はもちろんのこと、落し蓋としても役立つと謳われています。幅は30cmで、長さは3mです。
実際に使ってみてわかったファミリーマート クッキングシートの本当の実力！
今回は、ファミリーマート クッキングシートを含むクッキングシート全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 取り出しやすさ
- くっつきにくさ
軽い力でスッと引き出しやすく、紙製の刃は分別の手間もかからない
使い勝手を左右するポイントとして、取り出しやすさを確かめましょう。実際に使ってみたところ、飛び出し防止ストッパーがないため引っかかりが気になりません。軽い力でスーッと引き出しやすく、比較したなかではトップレベルの評価を獲得しました。
刃は硬い紙製で鋭さがあり、金属製に負けない切れ味を備えているのもよい点。分別する手間がかからず、処分するときは燃えるゴミとしてまとめて捨てられます。
刃が下向きで気持ちよくカットできる
刃が上向きについているものはカットするときにシワが寄りやすい傾向があったのに対し、こちらは刃が下向きなので一気に気持ちよく切れました。
刃が下向きのものは、トイレットペーパーと同じ下巻きのほうが出しやすい印象なので、上巻きに入っている場合はペーパーの向きを変えてみてください。
大容量サイズに比べると片手でも持ちやすい
幅30cm・長さ3mとコンパクトなサイズで、長さが30〜50mのものに比べると持ったときの重さが気になりません。
大容量タイプのようなお得感はないものの、手軽に使えるものがほしい人に向いています。
チーズ・もちはどちらもこびりつかずに剥がせる
スムーズに調理できるかを評価するために、くっつきにくさもチェックしておきましょう。220℃に設定したオーブンでチーズを5分、もちを9分焼いたところ、とくにチーズがきれいに剥がれました。チーズがのっていた部分にはうっすらと油の染み込みが残ったものの、目立つほどではありません。
もちを箸で剥がすと少し伸びましたが、ゆっくりと持ち上げればこびりつきは見られませんでした。もちがべっとりとくっついたほかの商品もあったことを考えると、十分満足できる結果といえます。
シリコーン樹脂加工がされた紙でできており、汎用性が高い
比較した全商品の素材は、大きく分けるとシリコーン樹脂加工がされた紙・グラスファイバーと呼ばれるガラス繊維・ポリエチレンテレフタレート（PET）樹脂の3つがあり、こちらはシリコーン樹脂加工がされた紙で作られています。
紙製のメリットは、ほかの2つに比べて汎用性が高く手軽に使えること。
ガラス繊維製のものは繰り返し使用でき、ポリエチレンテレフタレート樹脂製のものは透明で食材への火の通り具合が確認しやすいという利点がありますが、蒸し料理を作ったり落し蓋として使うのであれば、ほどよく蒸気を通す紙製がよいでしょう。
箱に耐熱時間・耐熱温度が書かれていないのは気になる
しかし、箱に耐熱時間・耐熱温度が書かれていないのは気になるところ。
一般的に、ローストビーフやケーキなど長時間調理する場合は、250℃で20分程度耐えられるものを使うのが推奨されています。箱には電子レンジやオーブンなどに使えると明記されているのでおおむね問題ないものの、心配な人は様子を見ながら加熱してください。
ファミリーマート クッキングシートはどこで買える？
ファミリーマート クッキングシートは、全国のファミリーマート店舗で購入できます。ただし、一部店舗では取り扱いがない可能性があるので注意してください。
公式サイトでの値段は、執筆時点では税込110円でした。
焼いたもちもスルッと剥がせる、こちらの商品もおすすめ
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
ライオン リード クッキングシートは、焼いたもちを箸で押すだけで滑るように剥がせました。なめらかに引き出せるうえに、硬い素材でできた刃はとても細かく、一気にカットできます。耐熱温度は250℃（20分）で、高温調理をしても焦げたり燃えたりする心配は少ないでしょう。
日本製紙クレシア クッキングシート レギュラーも、とろけやすい食材が一切くっつきませんでした。シートは薄くてサラサラしており、食材を焼いたあとの油分の染み込みもほどんどありません。こちらも耐熱温度は250℃（20分）で、幅広い料理に向いているといえます。
| 幅 | |
|---|---|
| 長さ | |
| 刃の向き | 下向き |
| 色 | チェック柄 |
| 複数回使用可能 | |
| 飛び出し防止ストッパー付き | 不明 |
| シリコーン樹脂加工 |
リード クッキングシートをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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