コンパクトな車体で快適に走行できる子ども乗せ電動自転車、ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル。漕ぎ出しが速く、スイスイ進むと評判です。しかし、「ペダルがすべりやすい」「サドルが硬くおしりに負担がかかる」などの口コミも見受けられため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルを含む子ども乗せ電動自転車全17商品を実際に使って、乗り心地・アシスト力・チャイルドシートの安全機能・乗せおろしやすさ・使いやすさ・子ども乗せ電動自転車ならではの機能性・バッテリー性能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がmybestに還元されることがあります。
掲載されている情報は、mybestが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
目次
PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルは、子どもの乗せやすさや安全性を重視する人におすすめです。とくにチャイルドシートは子どもの体を包み込む設計で、ヘッドレストも21cmと比較した全商品と比べても深め。10段階まで調整でき、お子さんの成長に合わせて長く使えるでしょう。
タイヤが20インチと小さく、子どもを高く持ち上げなくても乗せおろししやすいのも利点です。立体構造のベルトとマグネットバックルで、急いでいるときでも素早く装着できますよ。
アシスト力は全商品ともに好評でしたが、本商品も漕ぎ出しから登坂までなめらかな加速が好印象。とくにスマートパワーアシストを搭載しており、力の入れ具合を変えずにスイスイ漕ぎ進めることができました。
凹凸のあるハンドルは握りやすく、ハンドル操作も楽。操作パネルも見やすく、変速を簡単に行えました。サドルは少し硬めなので、反発力のある座り心地が好きな人によいでしょう。充電時間は約4時間とやや早く、1回の充電で最大75km走行可能。バッテリー残量を気にせず、長く使えるのがよいですね。
価格は、執筆時点で税込176,000円(公式サイト参照)。高額な子ども乗せ電動自転車のなかでもさらに高価格帯のアイテムですが、走り心地・子どもの乗せやすさ・安全性能ともに優秀な1台です。自転車選びに迷ったらぜひ検討してみてくださいね。
ヤマハ発動機は、ゴルフカーや発電機などの製造開発を手がける輸送機器メーカー。家庭用では、バイクや電動アシスト自転車を中心に取り扱っています。
今回ご紹介するPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルは、乗り降りしやすい20インチタイヤの電動自転車です。平坦な道や上り坂など、道路に応じてアシストモードを自動切換えできる「スマートパワーアシスト」を搭載し、パワフルなアシストで楽に走行できると謳われています。
時刻や消費カロリー・バッテリー残量をひと目で確認できる「スマートクロックスイッチ」や、充電回数が少なく済む15.4Ah大容量バッテリーなど、使い勝手にもこだわっていますよ。
本商品は、後乗せシートが標準です。乗車適用年齢は1歳から小学校入学前までと幅広いのもうれしいポイント。ヘッドレストには頭部を270度包み込むハグシートを搭載し、ヘルメットではカバーしきれない顔の側面までしっかりガードします。
前かごは380×320×240mmと大容量なので、荷物が多くなりがちな保育園の送り迎えにも重宝するでしょう。
オプションで前乗せシートを取り付けることもできるので、小さな子どもが2人いるご家庭は要チェック。前乗せシートは1~4歳までの子どもに対応しています。
子どもの乗車目安は、身長115cm以下・体重22kg以下です。オプションでつけられる前乗せシートの乗車目安は、身長100cm以下・体重15kg未満となります。
思わぬ事故につながらないよう、子どもの身長や体重をあらかじめチェックしておきましょう。
カラーバリエーションは、以下の5種類がラインナップされています。やや光沢のあるタイプから落ち着いたマットな色味まで、好みのカラーを選べますよ。
今回は、ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルを含む子ども乗せ電動自転車全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。
まずは電動自転車を選ぶうえで欠かせない、乗り心地とアシスト力の検証です。
6名のモニターがチャイルドシートに2歳児相当の重さ、12kgの重りを乗せて走行し、以下のポイントに着目して評価を行いました。
<乗り心地のポイント>
<アシスト力のポイント>
後ろにおもりを乗せて走行したところ、漕ぎ出し・平坦な道・登坂すべての道でパワフルに走行できました。アシスト力の検証はどの自転車もおおむね好評でしたが、本商品はスマートパワーアシストを搭載しており、力の入れ具合を変えなくても走行できるのが魅力といえます。
モーターにはなめらかで自然にアシストできるセンターモーターを使用し、漕ぎ出しからスムーズに加速。平坦な道ではぐんぐん伸びるように進み、登坂でも足の負担を感じずになめらかに漕げました。モニターからも「平坦な道から流れるように上れた」と満足の声が上がっています。
ペダルはちょうどよい重さで踏み込みやすく、スムーズに漕げるとこちらも好評。すべりにくいので、空回ることもないでしょう。
一方サドルの乗り心地に関しては、「ほどよい硬さで座りやすい」との声が多いなか「圧迫感があり、お尻が痛くなりそう」と感じる人もおり、評価が分かれました。柔らかいサドルが好きな人は、硬さが気になるかもしれません。
<漕ぎやすさについてのコメント>
コメントは一部抜粋
グリップにすべり止めのような溝がつき、ハンドル操作も好印象。実際に走行したモニターからも「しっかり握れてブレーキをかけやすい」「小回りもききやすい」と握りやすさを評価する声が多く上がりました。またぎやすい低床U型フレームを採用しており、乗り降りの際にフレームが邪魔になりにくいのもよい点です。
走行中のふらつきもほとんどなく、安定感は高め。身長155cm以下のモニターからは「少しふらつく」との声が上がりましたが、走行中にぐらぐらする心配は少ないでしょう。
<安定感についてのコメント>
コメントは一部抜粋
左側のハンドル部分にあるスマートクロックスイッチは、大きなパネルに時刻や消費カロリー・バッテリー残量がわかりやすく表示されています。右ハンドルにある3段階の変速モードは指に近く、モード調整もラクラクです。
駐輪の際も、幅広のL字スタンドに踏みやすい出っ張りがつき、てこの原理で楽に立てられました。後輪についている鍵はシンプルなサークル鍵で、引っかかることなくスムーズに回せます。差し込み口が自転車と並行なので、狭い駐輪場でも後ろからの開け閉めが簡単でしょう。
ただしほかの後ろ乗せタイプの自転車と同じく、自力での移動には力が必要です。後ろに重さがあるうえ全長が178.5cm・重量が33.1kgと大きく重いため、駐輪場での出し入れが少し難しく感じました。自分のいないほうへ倒れないよう、引き出す際は少し自分のほうへ傾けるとよいですよ。
続いて、チャイルドシートの安全機能や乗せおろしやすさを検証します。
以下のポイントに着目し、安全性に配慮されているか・スムーズに乗せられるかをチェックしました。
<チャイルドシートの安全機能のポイント>
<乗せおろしやすさのポイント>
チャイルドシートは、子どもの体を包み込むよう設計されたハグシートを採用しています。とくにヘッドレストが21cmと、比較した全商品のなかでも深めのつくり。側頭部までぐるりと囲むクッションで、走行中のがたつきによる衝撃から頭をガードします。
胴回りや股部分にはクッションはありませんが、座面にはゴム素材のような衝撃吸収シートがつき、長く座っても痛くなりにくいでしょう。チャイルドシートの前には丸みを帯びたハンドルがあり、子どももつかみやすいですよ。
2歳児程度のサイズの人形を使って実際に乗せおろしを行ったところ、こちらも非常にスムーズ。20インチと小さめのタイヤのため、子どもを高く持ち上げなくてもサッと乗せおろしできました。ハンドルと座面の間が開けているため、引っかからずに下ろせるのも長所です。
全身をしっかり支える5点式ベルトは立体構造で、体に隠れずに腕を通しやすいのもメリット。さらにマグネットバックルのため、近づけるだけで楽に固定できました。力を入れて差し込むタイプではないため、動いている子どもでも簡単にベルトを締められるでしょう。ベルトの調節も背面レバーを引くだけと簡単です。
続いて、子ども乗せ電動自転車ならではの機能性を検証します。
以下のポイントに着目して、子どもが快適に乗れる機能があるか調査しました。
<機能性のポイント>
ヘッドレストは10段階・フットレストは2段階と、検証した商品のなかでも充実しており、成長に応じてちょうどよい位置に合わせられるのが大きな魅力。日よけにも雨よけにもなるレインカバーが標準装備されており、晴雨問わず活躍するでしょう。
ハンドルロックはスタンドと連動しているため、スタンドを立てたあとに前かごがぐらつく心配もありません。さらに自転車後ろのLED1灯ソーラーテールランプは、太陽光で充電し夜になると自動点滅する仕組み。ライトのつけ忘れを防げるのも便利ですね。
最後に、バッテリー性能の検証です。バッテリー容量や充電にかかる時間・充電方法などを調査しました。
バッテリー容量は15.4Ahと大容量。充電時間も約4時間とほかの商品と比べて比較的早いうえ、1回の充電で最大75kmの走行が可能です。充電をつい忘れてしまうという人や長く運転する人にも使いやすいでしょう。
バッテリー残容量表示は4段階あり、ひと目で残量がわかるのもメリット。充電は専用充電スタンドに立ててコンセントを挿すだけと簡単ですよ。
最後にほかの魅力的な商品もご紹介します。
ヤマハPASのPAS Babby un SP coord.は、なめらかなアシスト力と乗せおろしやすさに配慮された商品。サドルは少々硬めなものの、漕ぎ出しも登坂もパワフルかつスムーズに走行できました。座面は低く、立体構造のベルトとマグネットバックルで着脱もラクラク。パーツのカラーをカスタマイズできるのも魅力です。
走りやすさと乗り心地を兼ねた商品なら、パナソニックサイクルテックのギュット・クルームR・EXをチェック。幅広で厚みのある座面は「安定感がある」とモニターからも好評でした。アシストも強力で、子どもの重さを感じない走り心地です。カバンに鍵を入れたままでも開錠できるラクイックなど、便利機能も備えています。
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
---|---|
種類 | 不明 |
乗車可能な子どもの数 | 2人乗せ |
タイヤ幅 | 不明 |
タイヤサイズ | 20インチ |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1785mm |
スポーツタイヤのサイズ | 不明 |
全幅 | 580mm |
適応身長 | 144cm以上(子ども人同乗の場合は149cm以上) |
シート位置 | 後ろ乗せ |
フレーム素材 | 不明 |
重量 | 32.7kg |
ブレーキ種類 | 不明 |
乗車適応身長(大人) | 144cm以上 |
スタンド種類 | 不明 |
サドル最大高さ | 86.5cm |
ハンドル最大高さ | 不明 |
サドル最小高さ | 74cm |
ハンドル最小高さ | 不明 |
変速段数 | 3段 |
サドル最高地上高 | 不明 |
安全基準 | 幼児2人同乗基準適合車 |
サドル最低地上高 | 不明 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
重量 | 不明 |
充電時間 | 約4時間 |
重量(実測値) | 不明 |
1充電あたりの最大走行距離 | 58km |
ギア種類 | 不明 |
3人乗り対応(幼児2人同乗) | |
ギア方式 | 不明 |
ベルト方式 | 不明 |
ギア段数 | 3段 |
カゴ付き | 不明 |
ヘッドレスト高さ調節 | 10段階 |
サドル最低地上高(実測値) | 不明 |
チャイルドシート対象年齢下限 | 不明 |
またぎの高さ | 不明 |
チャイルドシート対象年齢上限 | 不明 |
クランク長 | 不明 |
フロントバスケット | |
シート角 | 不明 |
付属品 | 不明 |
フロントバスケットの幅 | 不明 |
走行モード | オートエコ、スマートパワー、強 |
フロントバスケットの奥行 | 不明 |
低床フレーム | |
フロントバスケットの高さ | 不明 |
ハンドルロック | スタンド連動 |
リアバスケットの幅 | 不明 |
ロック方式 | 後輪サークル錠 |
リアバスケットの奥行 | 不明 |
グリップ素材 | 不明 |
リアバスケットの高さ | 不明 |
モーター | センターモーター |
キャリア耐荷重 | 不明 |
フットレストの高さ調節段階 | 不明 |
ハンドル形状 | 不明 |
充電方法 | 専用スタンド |
対象 | 不明 |
特徴 | 不明 |
用途 | 不明 |
ノーパンクタイヤ装着 | 不明 |
耐パンクタイヤ | 不明 |
自動点灯ライト付き | 不明 |
泥除け付き | 不明 |
ドレスガード付き | 不明 |
BAAマーク | 不明 |
ブレーキ付き | 不明 |
キャリア付き | 不明 |
ペダル1回転で進む最大距離 | 不明 |
ヤマハ発動機 PAS Babby un SP coordをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
---|---|
種類 | 不明 |
乗車可能な子どもの数 | 不明 |
タイヤ幅 | 不明 |
タイヤサイズ | 20インチ |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1880mm |
スポーツタイヤのサイズ | 不明 |
全幅 | 580mm |
適応身長 | 142cm以上 |
シート位置 | 不明 |
フレーム素材 | 不明 |
重量 | 32.2kg |
ブレーキ種類 | 不明 |
乗車適応身長(大人) | 142cm以上 |
スタンド種類 | 不明 |
サドル最大高さ | 86cm |
ハンドル最大高さ | 不明 |
サドル最小高さ | 73.5cm |
ハンドル最小高さ | 不明 |
変速段数 | 3段 |
サドル最高地上高 | 不明 |
安全基準 | 不明 |
サドル最低地上高 | 不明 |
バッテリー容量 | 16Ah |
重量 | 不明 |
充電時間 | 約4.5時間 |
重量(実測値) | 不明 |
1充電あたりの最大走行距離 | 約50km |
ギア種類 | 不明 |
3人乗り対応(幼児2人同乗) | |
ギア方式 | 不明 |
ベルト方式 | 不明 |
ギア段数 | 3段 |
カゴ付き | 不明 |
ヘッドレスト高さ調節 | 8段階 |
サドル最低地上高(実測値) | 不明 |
チャイルドシート対象年齢下限 | 不明 |
またぎの高さ | 不明 |
チャイルドシート対象年齢上限 | 不明 |
クランク長 | 不明 |
フロントバスケット | |
シート角 | 不明 |
付属品 | 不明 |
フロントバスケットの幅 | 不明 |
走行モード | 不明 |
フロントバスケットの奥行 | 不明 |
低床フレーム | |
フロントバスケットの高さ | 不明 |
ハンドルロック | スタンド連動 |
リアバスケットの幅 | 不明 |
ロック方式 | ラクイック(キーレス) |
リアバスケットの奥行 | 不明 |
グリップ素材 | ゴム |
リアバスケットの高さ | 不明 |
モーター | センターモーター |
キャリア耐荷重 | 不明 |
フットレストの高さ調節段階 | 不明 |
ハンドル形状 | 不明 |
充電方法 | 専用スタンド |
対象 | 不明 |
特徴 | 不明 |
用途 | 不明 |
ノーパンクタイヤ装着 | 不明 |
耐パンクタイヤ | 不明 |
自動点灯ライト付き | 不明 |
泥除け付き | |
ドレスガード付き | 不明 |
BAAマーク | 不明 |
ブレーキ付き | 不明 |
キャリア付き | 不明 |
ペダル1回転で進む最大距離 | 不明 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。