汁物の調理もしやすい深型タイプのシリコンスチーマー、ルクエ ディープスチームケース。インターネット上では口コミが少なく、「おいしく調理できるのか」「管理しやすいのか」などと評判が気になり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ルクエのディープスチームケースを含むシリコンスチーマー全11商品を実際に用意し、料理の仕上がり・使いやすい工夫・洗いやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ルクエのディープスチームケースは、食材の食感の違いを楽しみたい人におすすめです。実際に肉じゃがを調理した検証では、比較した商品全体で芯が残りやすい傾向があったにんじんまで柔らかく仕上がりました。たまねぎは適度にシャキシャキ感も残っていたので、食感のアクセントを楽しめるでしょう。
味の染み込み具合は、試食したモニター5名全員が「満足」と回答。にんじんはやや生っぽさが残ったものの、「しっかり濃いめの味に仕上がった」と支持を集めました。「じゃがいもがホクホク」「お肉がホロホロ」などのコメントもあり、総合的な満足度は高めです。
電子レンジから取り出す際に便利な取っ手がついていて使いやすさも良好でした。ただし、幅212×奥行155×高さ85mmと深めなうえ折りたためないため、ある程度の収納スペースは必要です。
また、素材が柔らかく、洗うときにスポンジを沿わせにくい点もネックです。本体と一体化しているフタがペラペラと動いてしまい、洗いにくく感じました。手入れのしやすさを重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
実際にルクエ ディープスチームケースと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ルクエ ディープスチームケースよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
和平フレイズ
すべての食材が柔らかくなった。フラットで洗いやすいのも魅力
そもそもシリコンスチーマーとは、電子レンジで加熱するだけで温野菜・魚料理・パスタなど幅広い料理を作れる便利なアイテム。お皿として使えるものもあり、調理や後片付けの手間を省けるのが魅力です。
ルクエのディープスチームケースもそのひとつ。健康や環境への影響が少ないとされるプラチナシリコンで作られています。販売元は、スペインのキッチンツールメーカー、ルクエです。
サイズは幅212×奥行155×高さ85mm。カレーやスープなど汁物の調理がしやすい深型タイプです。耐熱温度は220℃・耐冷温度は-60℃で、食洗機にも対応しています。
10のレシピが付属しているので、パスタやパエリアなどを作る際の参考にしてみてくださいね。
カラーは、今回ご紹介したトマトのみ。
そのほか、260×132×高さ67mmのレギュラーサイズも用意されています。用途に合わせて選んでみてください。
今回は、ルクエのディープスチームケースを含むシリコンスチーマー全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、料理の仕上がりを検証します。
統一されたレジピどおりに調理した肉じゃがを5名のモニターで試食。食材が柔らかくなっているか・味がしっかり染みているかをチェックしました。
にんじんは少し生っぽい風味が残ったものの、じゃがいもやお肉にはしっかりと味がついていて上々の仕上がりでした。
比較した商品全体で、にんじんは芯が残りやすい傾向があったなか、どの食材も柔らかく調理されていた点が高く評価されました。しっかり火が通りつつも、たまねぎはほどよい食感が残りシャキシャキ感を楽しめます。
モニターからは「じゃがいもがホクホクしている」「お肉がホロホロ」などと好印象のコメントが寄せられました。
<味の染み込み具合についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、洗いやすさ・使いやすい工夫の検証です。
まずは、実際に使用した商品を洗い、汚れを落としにくい部分がないかをチェック。さらに、持ち手があるか・折りたたんで収納できるかなど使いやすい工夫が施されているかを確認しました。
洗いやすさの評価は伸び悩みました。本体が柔らかく、スポンジを当てにくいのがネック。本体と一体化したフタが洗っている最中にペラペラするのも気になります。
一方、底に汚れが残りにくいのはメリットです。比較したなかでも洗いやすいと評価された、底がフラットな構造が採用されていました。
持ち手がついている点は便利なポイントです。持ち手なしの商品と違い、ミトンなしでも電子レンジから取り出しやすいでしょう。
サイズは212×155×高さ85mmと深めなうえ容量も大きいので、副菜はもちろんメイン料理の調理にもおすすめです。ただし、折りたたみはできません。保管にはある程度のスペースが必要です。
ルクエのディープスチームケースは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで販売されています。執筆時点の価格は、税込4,456円(公式サイト参照)でした。
そのほか、余分な油を落とせるトレー付きの商品やオムレツ作りに特化したアイテムも販売されているので、あわせてチェックしてみてください。
続いては、シリコンスチーマーを使ったビーフシチューのレシピをご紹介します。
【材料】
A 牛こま切れ肉 100g・しめじ 1/2株・玉ねぎ 1/2個
B コンソメ顆粒小さじ1/2・塩コショウ少々・水250mL
ルウ2片
【作り方】
➀Aの素材を一口大にカットし、AとBを合わせて容器に入れる
②フタをして電子レンジ600Wで10分加熱する
③ルウを加え混ぜながら溶かし、フタをせずに600Wで1分加熱したら完成
普通に作ると手間のかかる料理もシリコンスチーマーを活用することで手軽に調理できるので、ぜひ試してみてくださいね。
マジカリーノの角型シリコンスチーマーは、食材本来の旨味を引き出せる点が強み。どの食材も柔らかく仕上がり、味の染み具合も申し分ありませんでした。底がフラットで、サッと汚れを落とせるのも魅力。容器は厚みのあるしっかりとしたつくりで、電子レンジの出し入れもスムーズでした。
一度に2~3人分を調理したい人には、メトレフランセ グラン オーバルMがおすすめ。容量が1120mLあり、副菜はもちろんメイン料理の調理にも役立ります。検証ではすべての食材が柔らかく仕上がり、料理のできも上々でした。底だけでなくフタ裏もフラットなため、汚れも落としやすいですよ。
底面形状 | 平面 |
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スチームトレイ付き |
幅 | 25cm |
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奥行 | 16.5cm |
高さ | 8.4cm |
本体形状 | スクエア |
耐熱温度 | 200℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
食洗機対応 | |
特徴 | 不明 |
マジカリーノ 角型シリコンスチーマーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
底面形状 | 平面 |
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スチームトレイ付き | 不明 |
幅 | 23.7cm |
---|---|
奥行 | 16.5cm |
高さ | 12cm |
本体形状 | オーバル |
耐熱温度 | 220℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
食洗機対応 | |
特徴 | 不明 |
メトレフランセ グラン オーバルMをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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