ランチャン レンジで焼けるくん 楕円の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！

比較したほかの商品にはグリルで調理したのに近いふっくらジューシーに焼き上がるものもあったなか、試食したモニターからは「鮭は旨味をあまり感じられない」との指摘が寄せられました。

次にサバを調理すると、ほどよく焦げ目はつきましたが、皮は身にくっついたままでパリッとしていません。身はややふっくら感は残っているものの、一部のモニターからは「脂が飛んでしまった」「噛むほどに生臭さを感じる」との意見があがりました。

電子レンジによっては、表記時間のとおりに焼いても魚に火が通りすぎてしまう場合があります。おいしく焼き上げるには、加熱時間を調節するなど慣れが必要です。

＜焼いた魚のおいしさについてのモニターコメント＞

1. 「鮭は、皮めも表面もからっからに水分が抜けていた。焼いたというよりも全面的に揚げたようなきつね色。香ばしさはある」（30代・女性）
2. 「鮭の水分がほとんど飛んで、パサパサに乾燥していた。皮がガリガリとした食感でとても硬い」（40代・男性）
3. 「サバの皮はパリッと焼けておらず脂っぽさを感じたが、身はしっかりしてとてもおいしかった。焼き魚らしい焦げ目はついておらず、もう少し香ばしさや風味がほしい」（30代・女性）
4. 「サバには適度な焼き色がついているが、身の水分が飛んで硬くジューシーさに欠ける。皮がしっとりしていて生臭さは感じないが、旨味も感じられない」（20代・男性）

コメントは一部抜粋

比較したほかの商品には魚を入れてすぐに調理を開始できるものが多かったのに対し、本品は4分間の予熱が必要です。魚が焼き上がるまでの調理時間の目安は合計9分と長めでした。

加熱後は持ち手の温度が71.9℃とかなり高温なうえに、容器は重量が720gと重め。ミトンを使って慎重に取り出さなければならないのも手間に感じます。手軽に調理できるとはいえないため、短時間で焼き魚を作りたい人には不向きです。

手入れは簡単に済ませられます。陶器製のため、汚れの付着を防ぐコーティングは施されていません。

しかし、フタ・本体ともに丸洗いできます。比較した商品内には手洗いのみのものもあったなか、食洗機に対応しているのも魅力です。食後の後片づけにかかる手間を減らせますよ。

焼くだけでなく、煮込み料理が作れるのもメリット。アクアパッツァやクリームスープなどの作り方が記載されたレシピブックも付属しています。

陶器製により耐熱性が高く、電子レンジのほかにオーブン・直火での調理も可能です。比較した商品のほとんどが電子レンジでしか使えなかった（※2024年8月時点）ことをふまえると、さまざまなメニューを作れるといえるでしょう。