スリーアップ 衣類乾燥機能付 3Dサーキュレーター HC-T2206をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

スリーアップ 衣類乾燥機能付 3Dサーキュレーター HC-T2206は、洗濯物を乾かすために使いたいなら候補の1つになる商品です。実際に稼働させて81か所で風速を測定した結果、合計値は233.6knotsを記録。比較した全商品の平均値約148knots（※執筆時点）を上回り、十分な風量でした。メーカーが適用畳数20畳と謳っているとおり、まっすぐに力強い風が吹きます。

ヒーター機能を搭載しており、温風を届けられるのもメリット。比較した他社製品にはない魅力です。洗濯物を乾かすのにはもちろん、冷房・暖房ともに併用できて1年中活躍します。首振り角度は自動モードで左右60度・上下30～40度、手動モードで上下60度と広め。洗濯物の乾きムラを防ぎ、室内にムラなく空気を届けるのに役立つでしょう。

タイマーも1・2・4時間の3段階に設定でき、つけっぱなしを防止できます。人気の東芝 TFC-23Y25-Wは12時間だったのに対し短めですが、その分無駄な電力消費を抑えられるでしょう。本体の操作部やリモコンにはわかりやすい文字表記とマークがついているので、直感的に操作できました。

ただし、弱モードで58dB・強モードで66.3dBと全体的に差がないのが気になります。比較した多くの商品が弱モードでは30dB台と静かだったなか、風量を下げても就寝時の使用には向きません。比較した人気のドウシシャ Kamomefan+c liteはパワフルながら最小モードで32.7dBを記録しており、「稼働音が大きめ」との口コミどおりの結果でした。

総合的に見ると、日中の衣類乾燥・空気循環メインで使うなら十分重宝するアイテムです。「手入れがしにくい」との口コミどおり、表面のカバーが着脱できないのはネックですが、オールシーズン使えるものを求めている人には有力な候補となるでしょう。しかし就寝中に使いたい人は、より稼働音が静かな商品もチェックしてみてくださいね。