




1台で4役こなすサーキュレーター、アイリスオーヤマ STF-DC15T。インターネット上では「風が遠くまで届く」と評判です。一方で、「風の当たる範囲がせまい」「モーター音が気になる」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のサーキュレーターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、サーキュレーター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
アイリスオーヤマ STF-DC15Tは、予算を抑えて背の高いサーキュレーターを買いたい人におすすめ。1万円台と背の高いサーキュレーターのなかでは低価格ながら、風はパワフルです。本品から5m離れた36カ所の風速を測定したところ、強モードで合計36.4m/sを記録。比較したなかには風速約11m/sと弱い商品もあったのに対し、15畳ほどの広い部屋でも空気を撹拌できる実力です。「風が遠くまで届く」との口コミにもうなずけます。
使い勝手も良好。左右最大120度・上下最大90度の首振りに対応し、風量調節はボタン連打で10段階に調整できます。稼働音も風量を下げれば静かで、弱モードは実測値で26.40dBとホテルの室内並みの騒音値(参照:環境省)でした。強風にしなければ、口コミで指摘されていたようなモーター音は気になりません。
設定次第では、直接風を浴びても心地よく感じられます。「風の当たる範囲がせまい」という口コミがあったように風は直線的ですが、実際に使用したモニターからは「風量4くらいまでならやさしい風当たり」との声が聞かれました。上位商品ほど柔らかい風ではないとはいえ、涼みたいときにもよいでしょう。
背の高いタイプながら、2.4kgと軽量なのもメリット。比較した同タイプの商品には約5.7kgと重たいものもありましたが、本品なら部屋間の移動もしやすいですよ。省エネ性能に優れたDCモーターを採用しており、電気代も高すぎません。1時間あたり約0.4円と特別安くはないものの、就寝時につけっぱなしにしても気にならない程度です。
一方で、お手入れに手間がかかるのは懸念点。比較した商品には全パーツ取り外せるものもあったなか、こちらは羽根・背面ガードが取り外せない仕様でした。パワフルで使い勝手もよい商品ですが、ラクにお手入れができるものを選びたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回ご紹介するアイリスオーヤマ STF-DC15Tは、サーキュレーター・扇風機・衣類乾燥・換気と1台で4役をこなす商品です。独自構造のグリルと静音性に優れたDCモーターを組み合わせており、最大で31m先まで風が届くとしています。さまざまな角度で送風する3Dランダム送風も搭載し、空気を強力に撹拌して循環させる設計です。
風量は10段階、送風モードは連続・リズム・おやすみの3つから選択可能。上下左右への首振り機能も備わっています。本体の高さは4段階で調節でき、場所・シーンに合わせた使い方ができますよ。
販売しているのは、生活用品の企画・製造・販売を行うアイリスオーヤマ。毎週月曜日は新商品開発会議を実施し、ユーザー視点の新製品を次々と生み出しています。
STF-DC15Tが上下10cm・4段階で高さ調整できるのに対し、STF-DC15TC-Wはポールを取り外すことで2種類の高さを選択できます。ポールを外せば高さ37cmのコンパクトなサーキュレーターとして使用でき、収納時も場所を取りません。
送風モードにも違いがあり、STF-DC15TC-Wは連続・リズム風・強制撹拌の3つの送風モードが備わっています。省スペースで収納したいならSTF-DC15TC-W、就寝時に使用するならおやすみモード搭載のSTF-DC15Tと用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
マイベストでは「15畳程度の部屋でエアコンの風をまんべんなくかき回せる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を24か所の風量が0.6m3/s以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「就寝時の部屋でも音が気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「直感的に操作でき持ち運びやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「就寝時につけっぱなしにしても電気代が気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を5時間運転時の積算消費電力が0.05kWh以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「簡単にガードを外せて工具なしで掃除できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
どちらかといえば暑がり5人とどちらかといえば寒がり5人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「キッチンに置いても邪魔にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気のサーキュレーターを比較検証したところ、アイリスオーヤマ STF-DC15Tには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
空気の撹拌力を検証するために、本品から5m離れた位置で、風速計を使って36カ所の風速を計測しました。その結果、強モードで合計風速36.4m/sを記録。比較した商品には風速約11m/sと弱いものもあったのに対し、風量は十分です。「風が遠くまで届く」という口コミにも頷けます。15畳程度と広めの部屋でも、室温のムラをなくせるでしょう。
風当たりは、風量を下げれば心地よく感じられます。実際に風を浴びたモニターからは、「あまり心地よい風とは感じにくい」との意見が多数。一方で、「風量4くらいまでならやさしい風当たり」といった声も聞かれました。「風の当たる範囲がせまい」との口コミどおり直線的ですが、設定によってはやさしく感じられるでしょう。
<風の心地よさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
使用時の稼働音は、そこまで気になりません。10段階のうち弱モードは1・中モードは5・強モードは10で測定したところ、騒音値は以下のようになりました。
<検証結果>
口コミに「モーター音が気になる」とあるように、強モードは54.10dBと大きめでしたが、中モードは39.10dBと夜間の戸建て住宅街と変わらぬ騒音値。弱モードは26.40dBとホテルの室内よりも静か(参照:環境省)でした。比較した商品には弱モードでも40dBを超えるものもあり、静音性は高いといえます。
なお、現行品には問題ありませんが、本品は2019年に首振り時の異音でリコールの対象となりました。中古品を選ぶ際は注意しましょう。
使い勝手も良好です。ボタン連打での風量調節は手間に感じる可能性があるものの、一度設定すれば電源ON時の再設定は必要ありません。こまめに風量を変えない人には便利です。
スマートリモコンに対応しており、電源・風量・送風モードなどが離れた場所から操作できるのも便利な点。自動首振りも左右最大120度・上下は最大90度と十分な広さでした。比較した商品には自動首振り機能が搭載されていないものもあったのに対し、使うシーンを選びにくいですよ。
比較した多くの商品と同様にコードレスでの使用はできませんが、就寝時にランプの光を弱くできるのもうれしいポイント。現在の設定はランプの点灯で常に確認できます。

自動首振りで角度調整をしたあと電源を切ると、自動で首が下を向いてしまいます。上下の角度を固定したい場合は、自動ではなく手動で角度調整をしてから電源オンにするのがおすすめです。
手動で上に首振りさせてからオンにし、首振りせずオフにするとそのままの角度で停止します。
強モードで5時間運転して消費電力を計測すると、1時間あたり0.01kWhでした。電気代に換算すると約0.4円で、1日8時間使った場合の30日分の電気代は約104円です。特別安くはありませんが、長時間つけっぱなしにしても負担は少ないといえます。
比較したところ、ACモーターよりも本品のようにDCモーターを採用した商品のほうが省エネ性能に優れている傾向がありました。1日あたりに換算すると20円近い差があったので、電気代を抑えたいならDCモーター一択です。
本品は2・4・8時間後に運転開始・停止の設定ができるタイマー機能も搭載しており、就寝中や部屋干しに使う際に便利ですよ。エアコンと併用することで、節電効果も期待できます。
サイズは幅24×奥行24×高さ60cmの据え置き型。スリムな設計ですが高さがあるため、収納スペースの確保が必要です。とはいえ、比較した同じ背の高いタイプの商品には5kgを超えるものもありましたが、本品は実測で2.35kgと軽量。部屋間の移動がしやすい点はプラスポイントです。
背の高いサーキュレーターとしては安価な部類に入るのもメリット。背が低いものだと家具などで隠れてしまうシーンでの使用に適しています。
アイリスオーヤマ STF-DC15Tにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
お手入れのしやすさは、やや不満が残る結果に。羽根の枚数は3枚と少なめですが、羽根と背面ガードは取り外せずホコリが取りにくい仕様です。前面ガードもツメを外してから取り外す必要があり、少し手間がかかりました。
お手入れの際は本体を柔らかい布で乾拭きし、内側は前面カバーを取り外して掃除機で羽根とカバーのゴミを取り除きましょう。(参照:取扱説明書)
なお、比較した商品には、羽根・前面カバー・背面カバーすべて取り外せるものもありました。ラクにお手入れを済ませたい人は、全パーツが取り外せるかチェックしてみてくださいね。
2019/04/26 発売
| 適用畳数 | 28畳 |
|---|---|
| 運転音(最小・実測値) | |
| 首振り角度 | 左右:60・90・120度/上:90度/下:15度 |
| 搭載モーター | DCモーター |
| 1日あたりの電気代(実測値) | 約10.4円 |
| コードレス対応 |
| タイプ | 床置き |
|---|---|
| 風量(実測値) | 0.358m3/s |
| 風量調節段階数 | 10段階 |
| 首振り可能(360度) | |
| 手動首振り可能(上下) | |
| 手動首振り可能(左右) | |
| 自動首振り可能(上下) | |
| 自動首振り可能(左右) | |
| リズム風機能 | |
| 高さ調節機能 | |
| 羽根の枚数 | 3枚 |
| 羽根の直径 | 15.0cm |
| リモコン付き | |
| カバー取り外し可能 | |
| バッテリー容量 | |
| 消費電力(50Hz・公称値) | 23W |
| 電源コードの長さ | 1.7m |
| 温度センサー付き | |
| 人感センサー付き | |
| チャイルドロック付き | |
| 消臭・脱臭機能 | |
| メモリー機能 | |
| 空気清浄機能 | |
| イオン発生機能 | |
| 制御方式 | マイコン式 |
| タイマー機能 | |
| オンタイマーあり | |
| オフタイマーあり | |
| タイマーの設定可能時間 | 2・4・8時間 |
| アロマ機能 | |
| 除菌機能 | |
| 特徴 | サーキュレーター機能付き、水洗い可能 |
| 電源 | コンセント |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
11,280円
(最安)
販売価格:11,280円
ポイント:0円相当
送料要確認
12,800円
(+1,520円)
販売価格:12,800円
ポイント:0円相当
送料無料

(11,992件)
17,651円
(+6,371円)
販売価格:17,651円
ポイント:0円相当
送料無料

(429件)
20,060円
(+8,780円)
販売価格:20,060円
ポイント:0円相当
送料無料

(5,521件)
20,064円
(+8,784円)
販売価格:20,064円
ポイント:0円相当
送料無料
25,125円
(+13,845円)
販売価格:25,355円
ポイント:230円相当
送料別
25,355円
(+14,075円)
販売価格:25,355円
ポイント:0円相当
送料無料

(191件)
ここでは、アイリスオーヤマ STF-DC15Tの気になる点を補う商品をご紹介します。
東芝のTFC-23Y27は、広い部屋の空気を撹拌できるパワフルな商品をお探しの人におすすめです。空気の撹拌力の検証では合計風速44.2m/sを記録し、比較した商品のなかでもトップクラスの評価に。扇風機のように背が高いので設置場所は選びますが、床に家具が多くても風が遮られることなく空気を送れます。
パワフルながら静音性にも優れており、強モードでも49.5dBとうるさすぎません。弱モードは23.3dBとほとんど聞こえないほど静かでした。お手入れは簡単とまではいえませんが、羽根・前面/背面ガードを取り外せて隅々まで掃除できる仕様です。
ただし、背が高いぶん重かったり、本体・リモコンともにボタンを連打しないと風量調整ができなかったりと使い勝手の面はいまひとつ。パワフルさと背の高さを重視するなら、検討してみてもよいでしょう。
スリーアップのCF-T2459WHは、安価ながら使いやすいサーキュレーターです。電気代は比較したなかでもトップクラスの安さで、1日8時間使って1か月44.64円とかなり経済的。本体も1万円以下と手に取りやすい価格で、コスパ重視の人にぴったりです。
空気の撹拌力の検証では合計風速33.1m/sを記録し、10畳程度の部屋なら十分な風量を備えつつ、心地よさを兼ね備えているのも魅力。実際に使用したモニターからは「風当たりがやさしい」と好評でした。静音性にも優れており、弱モードは26.6dB・強でも42.6dBを記録。就寝時や勉強中の使用にも適しています。
リモコンつきで離れた場所からも操作でき、コンパクトで置き場所も選びません。お手入れも簡単です。羽根を取り外せるだけでなく、前面後面ガードどちらもスライドで外せて工具いらずでお手入れができます。価格・性能・使い勝手のバランスが取れているので、どの商品にするか迷ったらぜひ検討してみてください。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。