FEIJIAN 真空断熱スープジャーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量が大きくて使い勝手がよいと評判の、FEIJIAN 真空断熱スープジャー。インターネット上では高評価な口コミが多い一方で、「5時間経つとスープがぬるくなる」「パッキンが取り外しにくい」などの気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか？
そこで今回は、FEIJIAN 真空断熱スープジャーを含むスープジャー全30商品を実際に用意して、保温力・保冷力・密閉性・食事のしやすさ・洗いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
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本コンテンツに記載の検証結果は2022年08月までの情報です
【総評】パッキンが取り外しにくいが、口が広くて食べやすい。漏れにくいのもうれしいポイント
FEIJIAN 真空断熱スープジャーは、具材の大きなカレーやおでんなどを入れたい人におすすめです。口径が8.2cmと広いため、スプーンが楽に入ります。実際にミネストローネを入れて食べてみると、口の部分にかえしがなく具材を簡単にかき出せました。
飲み口がほどよい薄さで鋭すぎないうえに、縁に丸みがあって口元にフィットしやすいのもよい点。今回比較したなかでは、食べやすさはトップレベルでした。密閉性が高いので振っても漏れにくく、フタを開けたときの液だれも気になりません。カバンに入れて持ち運びたい人にもよいでしょう。
熱湯を注いで6時間後の温度変化をチェックしたところ、下がった温度は40.3℃。冷水で検証してみると、6時間後には温度が6.3℃上昇しました。保温力・保冷力ともにまずまずなので、温かいスープだけでなく冷たいデザートを入れてもおおむね問題ありません。
一方で、洗いにくいのは惜しいところ。口が広いぶん底まで手が届きやすいものの、フタの裏が凹んでおり、パッキンを爪で引っ掛けて外す手間がかかります。またフタの裏にはスポンジが入りにくい溝があるので、汚れが残らないように注意しましょう。それ以外に大きな欠点はないため、ぜひこの機会に購入してみてくださいね。
FEIJIAN 真空断熱スープジャーとは
ボトル専門メーカーのFJbottleは、子ども用のかわいらしいデザインのものから、スポーツシーンで役立つ大きな水筒まで、幅広い商品を手がけています。
今回ご紹介するのは、ランチなどに便利なスープジャー。専用バッグとスプーンがついているので、カトラリーを別途用意する必要がありません。
真空断熱の6層構造で作られており、保冷力・保温力が高くてできたてのおいしさをキープしやすいと謳われています。
フタの上には排気ボタンがあり、中の圧力を逃してきちんと密閉できるよう工夫されているのもよい点です。
口径は8.2cmで、熱々のカレーや味噌汁だけでなく、フルーツやデザートも入れられます。本体の素材は、耐食性が優れた316ステンレス。容量は500mLで、重量は399gです。
カラーは、ブラウン・ブルー・ブラック・レッド・イエロー・ダークグリーンの6種類から選べます。
実際に使ってみてわかったFEIJIAN 真空断熱スープジャーの本当の実力！
今回は、FEIJIAN 真空断熱スープジャーを含むスープジャー全30商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：保温力
検証②：保冷力
検証③：密閉性
検証④：食事のしやすさ
検証⑤：洗いやすさ
検証① 保温力
はじめは、保温力の検証です。
熱湯を8分目まで入れ、フタを密閉します。そして6時間後に温度を計測し、スタート時からどれくらい温度が変化したかをチェックしました。
今回の検証結果はmybestが実際に計測した数値であり、メーカーの公表値とは異なります。
保温力はまずまずで、6時間経つと40.3℃温度が下がった
温度変化が約20〜30℃にとどまった上位商品にはおよばないものの、検証した全商品のなかではまずまずの保温力を備えているといえます。
検証② 保冷力
続いて、保冷力の検証です。
冷蔵庫で一晩冷やした冷水を8分目まで入れ、フタをして密閉しました。そして6時間後の温度を測定し、温度変化が少ないものほど高評価とします。
今回の検証結果はmybestが実際に計測した数値であり、メーカーの公表値とは異なります。
おおむね問題ない保冷力で、6時間経つと冷水の温度が6.3℃上がった
さらに冷たさがキープできるほかの商品もあったので、保冷力が特別高いわけではありませんが、かなりぬるくなってしまう心配は少ないでしょう。
検証③ 密閉性
次は、密閉性の検証です。
ミネストローネを入れて、上下左右に50回ずつ振ります。そして、振っても漏れないか・開けたときに液だれしないかをチェックしました。
密閉性が高く、漏れにくくて液だれも気にならない
密閉性については、比較したなかでトップレベルの結果です。上下左右に振ってみても、一切漏れませんでした。また、開けるとフタ裏の溝に水滴が流れ込むため、液だれも気になりません。
カバンの中で倒れても漏れにくく、持ち運びやすさで選びたい人にも向いています。
検証④ 食事のしやすさ
続いて、食事のしやすさの検証です。
ミネストローネを入れ、飲みやすさ・スプーンを使ったときの食べやすさをチェックしました。
具材がすくいやすく、飲み口の薄さもちょうどよい
またほかの商品のなかには、飲み口が厚すぎて違和感を感じるものありましたが、こちらはほどよい薄さで鋭すぎないうえに、縁に丸みがあるため食べやすく感じました。
検証⑤ 洗いやすさ
最後は、洗いやすさの検証です。
パーツの着脱が簡単か・洗うパーツの数が多すぎないか・簡単なつくりで洗いやすいかをチェックしました。
底まで洗いやすいが、パッキンが外しにくい
口が広いぶん、手が入れやすく底までしっかりと洗えます。しかし、フタの裏が内側に凹んでおり、パッキンが外しにくいのは惜しいところ。パッキンにはつまみなどがなく、爪で引っ掛けて取り外す手間がかかります。
またフタの裏には、スポンジが入りにくい細かな溝があるため、汚れが残らないように注意しましょう。構造がシンプルなほかの商品に比べると、洗いやすさについてはもう一歩評価が伸びませんでした。
手入れがしやすくて、保冷力・保温力がさらに高い、こちらの商品もおすすめ
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
洗いやすさで選ぶなら、サーモス 真空断熱スープジャーがおすすめ。パーツの数が多めですが、着脱が簡単でサッと隅々まで洗えました。保温力・保冷力ともに優れているうえに、密閉性も申し分なし。飲み口の厚みがちょうどよく、口径が広くてスプーンで具材を食べやすいのも魅力といえます。
とにかく保温力・保冷力が高いものがほしいなら、象印マホービン ステンレスクック&フードジャーをチェック。6時間経ったあとも熱湯の温度は75.4℃に保たれており、冷水の温度上昇は1.8℃のみでした。フタに水滴がつくので開けるときは注意が必要ですが、振っても漏れる心配は少ないでしょう。
サーモス真空断熱スープジャー ｜ JBR-300
| サイズ | 9×9×11.5cm |
|---|---|
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| 重量 | 300g |
| 容量 | 300mL |
| 本体素材 | ステンレス鋼 |
| 保温力（メーカー記載） | 56℃以上（6時間） |
| 保冷力（メーカー記載） | 12℃以下（6時間） |
| 食洗機対応 | |
| パーツの別売り | |
| 別売りされているパーツ | 不明 |
| 電子レンジ対応 | |
| 飲み口カバー付き | 不明 |
| パーツ分解可能 | 不明 |
| セラミックコート加工 | 不明 |
| テフロン加工 | 不明 |
| 真空断熱構造 | 不明 |
| 容量展開 | 普通（300mL、400ｍL）大容量（500mL） |
| 付属品 | 不明 |
| 特徴 | おしゃれ |
サーモス 真空断熱スープジャー JBR-300をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
象印マホービンZOJIRUSHI ｜ ステンレスクック&フードジャー ｜ SW-JA75-RV
| サイズ | 10×10×18.5cm |
|---|---|
| 重量 | 430g |
| 容量 | 750mL |
| 本体素材 | ステンレス鋼 |
| 保温力（メーカー記載） | 73℃以上（6時間） |
| 保冷力（メーカー記載） | 8℃以下（6時間） |
| 食洗機対応 | |
| パーツの別売り | |
| 電子レンジ対応 | |
| 容量展開 | 大容量（750mL） |
| 特徴 | 不明 |
象印マホービン ステンレスクック＆フードジャーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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