サーモス 真空断熱スープジャー JBR-401をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

はじめは、保温力・保冷力の検証です。

各商品の8分目まで、熱湯・冷蔵庫で一晩冷やした冷水をそれぞれ注ぎ、フタをした状態で6時間放置します。その後中身の温度を計測し、変化が少ないものほど高評価としました。

今回の検証結果は、mybestで実際に測定した数値であり、メーカー公表値などとは異なります。

次は、密閉性の検証です。ミネストローネを入れた各商品を上下左右に50回ずつ振り、漏れはないか・開けた際に液だれしないかを確かめました。

その結果、漏れは一切なく高い密閉性を発揮。フタは凸型ですが、「開け閉め時に液だれする」との口コミに反して、パッキンには液が溜まりやすいよう溝がついています。

比較したほかの商品には、開けた瞬間にぽたぽたと水滴が垂れるものがあったことをふまえると、食事の際に手や周囲を汚す心配は少ないでしょう。カバンに入れて持ち運びたい人にも適しています。

続いて、食事のしやすさの検証です。実際に食事をしたところ、口部分にかえしはついていますが、スプーンで難なく中身をかき出せました。

比較したほかの商品には、口径が狭くスプーンを出し入れしづらいものも。対して本品は口径が9.5cmと広く、大きめの食材もスムーズに口に運べました。

直接口をつけた際の口あたりもなめらか。飲み口はフチ部分に丸みがあり、金属の鋭さは感じません。スプーンを使った食事のしやすさ・飲み心地の両方を重視したい人にもおすすめですよ。

最後は、洗いやすさの検証です。せっかくスープジャーを購入しても、手入れに手間がかかると使うのが面倒になってしまいますよね。

そこで実際に手入れの手順を確認したところ、シンプルな構造で洗いづらさは感じませんでした。パーツ数は4つとやや多めですが、軽くひねるだけで分解可能です。比較したほかの商品にはパッキンの着脱に手こずるものもあったなか、パッキンの噛み合わせがよく短時間でつけ外しできました。

口径9.5mmの広口により、奥まで手を入れて洗えたのも利点です。パーツの分解から本体の洗浄までしやすいため、手入れをサッと済ませられますよ。フタが食洗機に対応しているのもメリットです。