シロカ おうちシェフPRO Mタイプ SP-2DM251の口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

まずは作った料理のおいしさをチェックするため、検証では全商品で同じ具材を使用しカレーを調理。実際にできあがったカレーを試食したところ、モニター10人中9人が「おいしい」と回答しました。

比較したほかの商品には野菜の硬いままのものもあったなか、具材のじゃがいも・にんじんは口の中で溶けてしまうほど柔らかく仕上がっています。豚肉は筋っぽく感じる部分が一部あったものの、ほろっと崩れるくらいまで煮込まれていました。

ルーはややゆるめですが、具材の旨みがしっかり溶け出しています。モニターからは「しっかり煮込んだような味わい」「具材・ルーの両方から甘味を感じられる」と好評でした。手間をかけずにコクのある煮込み料理を作れますよ。

＜おいしさについてのモニターコメント＞

1. 「口あたりがとてもなめらかで、食べやすく感じた。子どもやお年寄りには好まれそう」（10代・女性）
2. 「豚肉はスプーンで簡単に切れてしまうほど柔らかい。全体的に長時間煮込んだような食感」（30代・女性）
3. 「じゃがいも・にんじん・豚肉すべてにおいてほどよい柔らかさになっており、とても食べやすかった」（30代・男性）
4. 「ルーはやや水っぽいが、野菜本来の甘さが残っていた」（20代・男性）
5. 「ルーに野菜の甘味とコクが足されているように感じられ、大満足な仕上がり」（40代・男性）

コメントは一部抜粋

調理に便利な機能も搭載されていました。比較した商品内にはないものも多かった、圧力調理に対応しています。圧力値は50〜95kPaの間で5kPaずつ調節できるため、野菜を使った煮込み料理は低圧・魚の小骨や肉を柔らかくしたいときは高圧と、料理にあわせて圧力を使い分けが可能です。

炒め機能も搭載しており、別でフライパンを準備しなくとも煮込む前の下ごしらえを済ませられますよ。なお、詳しい検証結果は以下のとおりです。

1. かき混ぜ機能｜×
2. 炒め機能｜〇
3. 煮込み機能｜〇
4. 圧力での時短調理｜〇
5. 冷凍した食品の対応｜×

しかし、かき混ぜ機能は非搭載です。カレーやシチューなどの煮込み料理は調理の途中でかき混ぜる必要があり、ほったらかし調理はできません。冷凍した食材の使用可否についての記載も見当たらなかったため、解凍してから投入したほうがよいでしょう。

調理モードやレシピが充実しているのも魅力です。手動調理モードは以下の10種類を搭載しており、基本的な調理に十分活躍します。

＜手動調理モードの種類＞

1. 圧力調理
2. 無水調理
3. 蒸し調理
4. 炊飯
5. 低温調理
6. スロー調理
7. 温度調理
8. 炒め
9. 温めなおし
10. 発酵

比較したほかの商品には自動調理のメニュー数が少なく、自分でレシピを調べて設定しなければならないものもありましたが、本品は20種類の自動調理モードを搭載。63種類のメニューを記載したオリジナルレシピブックも付属しており、初心者でもさまざまな料理にチャレンジできますよ。

レパートリーが豊富ながら、ECサイトでの販売価格が2万円以下と手頃（※2025年4月時点）なのもうれしいポイントです。比較したほかの商品には3万円以上と高価なものが複数あったことをふまえると、手に取りやすい価格帯といえます。

はじめて自動調理器・マルチクッカーを購入する人にもおすすめです。

1. 操作のしやすさ｜ボタン式
2. メニュー表示｜ 数値
3. バックライト｜〇
4. カテゴリー検索｜×
5. 調理時間の内訳がわかる｜〇

比較した商品内には、液晶パネルにメニュー名が日本語で表示されるものもありましたが、本品は数字でしか表示されません。説明書には自動メニューの一覧が書かれているものの、口コミどおり説明書を見ながら操作しなければならないのは手間に感じます。

一方、液晶パネルにはバックライトが内蔵され、見やすいのは利点です。自動調理メニューの調理時間も表示されるため、できあがりまでの時間を把握しやすいですよ。