ショップジャパン 電気圧力鍋 クッキングプロV3 CKPV3WS1の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！

はじめに手動調理・自動調理メニューの種類をチェックしたところ、多彩な調理モードが備わり高評価を獲得。比較したほかの商品には自動で作れるメニューがないものがあったなか、本品は自動調理メニューが120種類と充実していました。

手動調理モードは、圧力・発酵・無水・蒸し・炒め・煮込み・スロー・炊飯・保温・グリル・ベイクに対応。肉魚料理・おでん・スパゲッティなど日常の料理はもちろん、休日にパン・スイーツを作るといった楽しみ方もできますよ。

「さまざまな料理に対応」という謳い文句にも頷けるレパートリーの豊富さです。1か月間毎日違うメニューを作りたい人や、料理の幅を広げたい人におすすめできます。

お手入れも簡単に済ませられました。比較したほとんどの商品は内鍋が食洗機に非対応でしたが、こちらは内鍋とパッキンが食洗機に対応。パッキンを外す工程があり、フタのみ手洗いが必要ですが、お手入れに大きな手間はかかりにくいといえます。

内フタがなく、内フタを外す必要がないのもメリットです。ただ内鍋には取っ手がないので、取り出す際は鍋つかみや布巾などを使ってくださいね。

1. 内フタの形状｜内フタなし
2. 内鍋に取っ手があるか｜×
3. 食洗器対応｜◯（内鍋・フタのパッキンのみ）

実際にカレーを作ったところ、試食したモニターからはコクのある濃厚な味わいが好評。12人中8人が「おいしい」と答え、コクについては10人が「満足」と回答しました。

比較したなかには肉や野菜の旨味・甘味があまり出ていない商品もありましたが、こちらはじゃがいもや玉ねぎがルーに溶け込み、野菜の甘味をしっかり感じられたのがよい点。「素材そのものの味が楽しめる」「深いコクを感じられた」といった声が多く寄せられています。

ただ、具材の柔らかさにムラがあったのは惜しいところ。玉ねぎとじゃがいもは溶けるほど柔らかかったのに対し、にんじんは硬い部分と柔らかい部分がありました。お肉も少しパサつきが気になったので、ムラなく均一に仕上げたいなら工夫が必要でしょう。

＜カレーのコクについてのモニターコメント＞

1. 「ルーに野菜の旨味が溶け込んでいた。にんじん・お肉ともに、甘さ・旨味が抜けておらず材料本来の味が楽しめた」（40代女性）
2. 「野菜がしっかり煮込まれているせいか、甘さを感じた。お肉の旨味も感じた。材料の旨味がスープに溶けて味に深みを感じられた」（40代男性）
3. 「玉ねぎをはじめ具材がルーに溶け込んでいるためか、ルー自体のコクが強く濃厚。野菜由来の旨味と甘さも感じられて満足」（20代女性）
   

コメントは一部抜粋

＜具材の柔らかさについてのモニターコメント＞

1. 「じゃがいもは溶けてかけらくらいの大きさだった。にんじんは口に入れた瞬間ホロッとしていて柔らかかった。お肉はやや柔らかい」（40代女性）
2. 「にんじんは柔らかかったが、じゃがいもは形がほとんどなかった。肉は火が通りすぎて、パサパサして硬めだった」（50代女性）
3. 「完全に溶け切っている具材があった。お肉は硬く繊維が残っている感じだった。具材によって火の通りが不均一」（20代男性）
   

コメントは一部抜粋

メニュー設定のしやすさはいまひとつの評価に。設定方法はボタンを押してからダイヤルを回すタイプ。比較したなかにはボタン・パネルの両方に日本語が表示され説明書なしで使える商品があったのに対し、本品はパネルに簡単なモード名と番号・時間しか表示されません。

ただ調理時間が表示されるので、ほかの副菜などの準備を進めたり、前回の仕上がりを元にアレンジを加えたりできるのは利点。バックライトつきで画面の見やすさも良好でした。

1. 操作のしやすさ｜ダイヤル式
2. メニュー表示｜日本語
3. バックライト｜◯
4. カテゴリー検索｜×
5. 調理時間の内訳がわかる｜◯

対して本品は、メニューによっては自分でかき混ぜる工程があり手間がかかります。調理方法を問わず完全にほったらかしで仕上げたい人には、あまり向いていないでしょう。