シャープ プラズマクラスター 空気清浄機 FU-T40(W)を検証レビュー！空気清浄機の選び方も紹介

シャープの「プラズマクラスター 空気清浄機 FU-T40（W）」は、シャープが展開するエントリーモデルの空気清浄機。設置性に配慮されたコンパクト設計で、限られたスペースにも対応しやすい点が特徴です。

短時間での脱臭力と優れた静音性です。ニオイの除去にかかった時間は5分とスピーディで、素早く空間を快適にしたい場面に向いています。さらに、運転音は弱モードでは27.8dBと非常に静かで、日常生活の中でも音が気になりにくいでしょう。電気代も1日あたり約1.40円と安く、コストを抑えて継続的に使える点も魅力です。さらにコンパクトサイズで奥行きも23.5cmと薄く置き場所に悩むことは少ないでしょう。

一方で、集じん力はやや不安が残る結果でした。10分間稼動した際の0.5μmの粒子に対する集じん率は72.1％程度。空気中の微細な粒子をしっかりと除去したい人には不向きといえます。また、センサーの反応はスモークに対して平均60秒と遅く、空気の変化に即座に対応する性能はやや劣っていました。フィルターには凹凸が多く人によってはお手入れがしにくいと感じる可能性もあります。

静かさや省エネ性、設置性を重視する人には適していますが、空気中の微粒子の除去やセンサー性能を重視する人にはおすすめしづらい一台です。