無印良品 敏感肌用シャンプーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

最初は、成分評価です。

理系美容家のかおりさんに協力を依頼。敏感肌に刺激となるうる成分はないか・成分構成のバランスがよいかをチェックしました。

続いて、洗浄力の検証です。スライドガラスに人工皮脂を塗って、薄めたシャンプー液で洗浄します。洗浄前と洗浄後の重さを比較して、人工皮脂がどれだけ減ったのかをチェックしました。

その結果、落とせた量は0.059gほど。成分評価では洗浄力はマイルドと予想されていましたが、高評価の基準とした0.05gを上回りました。比較した7割以上の商品が高評価を獲得したものの、0.002gほどした落とせなかったものもあったなか、ほどよい洗浄力が期待できます。

「すっきり感が物足りない」という口コミに反して、汚れやベタつきを適度に洗えるでしょう。「汚れをしっかり落とす」という謳い文句にも納得です。

次に、髪の仕上がりの検証です。ボブの長さのマネキンを使用し、シャンプー後の髪の仕上がりをチェック。仕上がりにまとまり感があるか・なめらかな手触りでパサつきやごわつきがないかを調査しました。

「きしみ感が出にくい」という口コミどおり、評価は上々です。比較したところ、低刺激シャンプーはほとんどの商品が髪の仕上がりには期待できない傾向がありました。対してこちらは乾燥による毛先・ハチ部分の広がりを抑え、まとまり感のある仕上がりです。

指通りも申し分ありません。「サラッと軽やかな髪」というメーカーの公表どおりの手触りを目指せます。ただし、ダメージ部分は乾燥を感じる場合があるため、トリートメントを併用しましょう。

最後に、香り・泡立ちの検証です。

女性モニター3人が泡立った状態の香りをチェックします。また、マネキンの髪を商品で洗髪して、泡立ちのよさ・泡質を確認しました。