毎日の健康維持を謳うオリゴ糖食品、梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖シロップ(フラクトオリゴ糖入り)。コーヒーなどに混ぜて気軽に摂取できるうえ、「価格がリーズナブル」と評判です。しかし、「オリゴ糖の含有量が不明」「容器がベタベタになる」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のニチエーのオリゴ糖食品とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、オリゴ糖食品選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「腸活」は、健康な腸の働きをサポートすることを指します。
梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖シロップ(フラクトオリゴ糖入り)は、価格を抑えながら続けたい人に候補となる商品です。1日あたりにかかるコストはわずか5.4円。比較したほかの商品には180円以上のものがあったなか、最安値(※執筆時点)をたたき出しました。「リーズナブル」という口コミどおりなので、毎日気兼ねなく使えますよ。
「容器がベタベタになる」という口コミに反し、口が広く液だれしにくい点もメリットです。切れがよく、量の調節もストレスなくできました。
ただし、内容量は1000gと片手で持つには重く、親指に力を入れないと中身を出せないのは惜しいポイント。手の力が弱い人には使いにくいでしょう。オリゴ糖の含有率が不明な点も足を引っ張り、全体的な評価が伸び悩みました。
「オリゴ糖の含有量が不明」という口コミどおり詳しい量がわからず、「毎日の健康維持食品」という謳い文句に対する評価がしにくいところも難点です。比較したなかにはオリゴ糖含有率が98%以上のものもあったので、腸活目的でお探しの人はほかの商品も検討してみてください。
そもそもオリゴ糖食品とは、腸内細菌の栄養源となるオリゴ糖を使用した食品のことです。砂糖やはちみつに比べて低カロリー(参考:文部科学省)なほか、毎日の健康維持をサポートする効果が期待できます。
今回ご紹介する梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖シロップ(フラクトオリゴ糖入り)は、味噌・醬油などの発酵食品やはちみつに含まれるイソマルトオリゴ糖を使用しているのが特徴。上品かつマイルドな甘さと謳っています。
販売元は、岐阜県養老郡に本社を構える梅屋ハネー。全国はちみつ公正取引協議会に所属しているメーカーです。オリゴ糖食品以外に、「はちみつに関する公正取引規約」に定められた規格をクリアした中国産 純粋はちみつや、国産レモンの果実入りはちみつなども展開しています。
今回は、梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖シロップ(フラクトオリゴ糖入り)を含むオリゴ糖食品全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、オリゴ糖の含有率の検証です。
各商品のパッケージや栄養成分表をチェックしました。なお、含有率が非公開のものは最も低い評価としています。
比較した商品を見比べると、本商品と同じシロップタイプのほとんどがオリゴ糖を30%ほど含んでいます。対して粉末タイプには、98%以上含んでいたものもありました。腸活を目的に摂取したい人には、少量でオリゴ糖をしっかり摂れる粉末タイプがおすすめです。
次は使いやすさの検証です。
シロップタイプの商品は、軽い力で出せるか・量の調節がしやすいかなどを基準に評価。粉末タイプは自立する横長のスタンドパックか・計量スプーンつきかを基準に評価しました。
ただし、重量は1000gと片手で持つにはずっしりした重さ。出すときもグッと力を込める必要があったのが気になりました。手の力が弱い人には使いにくいかもしれません。
比較した商品のなかでもシロップタイプは片手で扱いやすい傾向がありましたが、重量と容器の太さによりそのメリットはあまり感じられず。使いやすさ重視なら、同じシロップタイプでも350g以下のものを選ぶとよいでしょう。
最後に、価格の安さの検証です。
各商品のメーカーが記載している1日の目安摂取量を参考に、1日あたりの価格を算出しました。
「価格がリーズナブル」との口コミに違わず、1日あたりにかかるコストはわずか5.4円。比較した商品のなかには180円以上するものもあるなかで、最安値(※執筆時点)を記録しました。
シロップタイプの本商品は、比較した粉末タイプよりも少量で十分な甘さを味わえるのも魅力。価格の安さも相まってランニングコストをかなり抑えられるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
404円
(最安)
販売価格:408円
ポイント:4円相当
送料無料
752円
(+348円)
販売価格:759円
ポイント:7円相当
送料別
759円
(+355円)
販売価格:759円
ポイント:0円相当
送料別
(135件)
梅屋ハネー イソマルトオリゴ糖シロップ(フラクトオリゴ糖入り)は、ヤオコー・オーケーなど一部のスーパーのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。サイトによって価格が異なり送料がかかる場合もあるので、しっかりリサーチしてくださいね。
使い方は砂糖とほとんど同じで、コーヒーや紅茶、無糖のヨーグルトに混ぜると忙しい朝でも簡単に摂取できます。そのほか、煮物や鍋物などの料理に加えるのもおすすめです。
最後に、オリゴ糖の含有量が高い粉末タイプの商品をご紹介します。
ニチエー ビートオリゴ糖は、98%とオリゴ糖の含有量が高め。北海道産の甜菜を使用したラフィノースとショ糖のみが原材料というシンプルさで、赤ちゃんのミルクにも混ぜられます。自立できるスタンドパックのパッケージが使いやすく、日常的にオリゴ糖を摂取したい人にうってつけです。
日本ガーリック NICHIGA 北海道産ビートオリゴ糖(ラフィノース)は、高純度のオリゴ糖を使用。含有量は97.6%とかなり高いにも関わらず、1日あたりの価格は11.3円とリーズナブルです。1袋に500g入っており5か月使えるので、コスパ重視の人も満足できる商品でしょう。
内容量 | 450g |
---|---|
形状 | 粉末 |
種類 | ビートオリゴ糖(ラフィノース) |
オリゴ糖含有率 | 98% |
1日あたりの目安量 | 2g |
1日あたりの目安量. | |
1gあたりのカロリー | 不明 |
原材料 | ラフィノース(甜菜(北海道産))、ショ糖 |
保存方法 | 高温多湿及び直射日光を避けて冷暗所に保存 |
賞味期間 | 不明 |
何日分 | 75日分 |
甘味度 | 20% |
ボトルの注ぎ口 | 不明 |
甘味度. | |
添加物 | 不明 |
甘味料不使用 | 不明 |
ボトルの注ぎ口 | 不明 |
個包装 | 不明 |
分類 | 不明 |
ニチエー ビートオリゴ糖をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 500g |
---|---|
形状 | 粉末 |
種類 | ビートオリゴ糖(ラフィノース) |
オリゴ糖含有率 | 97.6% |
1日あたりの目安量. | 1~5g |
原材料 | ラフィノース98%、ショ糖(甜菜糖)2% |
保存方法 | 高温多湿及び直射日光をさけて保管 |
賞味期間 | 不明 |
何日分 | 166.7日分 |
甘味度. | 砂糖の22% |
分類 | 不明 |
ニチガ 北海道産ビートオリゴ糖(ラフィノース)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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