Puppyoo T12 Pro Rinseを検証レビュー！スティッククリーナーの選び方も紹介

Puppyooの「T12 Pro Rinse」は、フローリングをきれいに掃除できるのが魅力です。実際に壁際までゴミを残さず、完璧に吸引できました。

一方、本体重量は2.77kgと、同メーカーのほかの商品と同様にかなり重め。気軽に掃除を始めるのは難しいでしょう。パワーヘッドではありますが、カーペットの吸引力の評価は伸び悩む結果に。奥底の細かなゴミはかき出せず、大きなゴミも取り切れませんでした。

白色LEDのヘッドライトを使って、テレビ台やソファの下に差し込んでゴミを見つけやすい点はメリットです。水拭きモーターブラシ付きで、吸いながらの水拭きも可能。立て掛けても滑らないので収納もしやすいでしょう。

実際の使用環境によって変動するものの、実測したオートモードでのバッテリー持続時間は約30分でした。2LDKなら一息でかけられるでしょう。一方、ヘッドはゴミが絡みやすく、お手入れに手間がかかるのはネック。標準モードでの稼動音は平均63.6dBと、騒音が気になりやすい点は要注意です。

フローリングの掃除性能に優れた中価格帯の商品。水拭き機能が気になる人向きといえます。