おしゃれでコーヒーを淹れるのに便利と評判の、山善 電気ケトル EGL-C1280。インターネット上には高評価のレビューが並ぶ一方、「持ち上げたときのバランスがいまひとつ」「温度設定後、数秒待たないと加熱がスタートしない」「少ない量だと沸かせない」といった気になる口コミもあり、購入を迷う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、山善 電気ケトル EGL-C1280を含む電気ケトル全26商品を実際に使ってみて、沸騰時間の速さ・使いやすさ・安全性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
山善のEGL-C1280は、コーヒーやお茶を淹れやすい電気ケトルをお探しの人におすすめです。取っ手がオープンハンドルで握りやすく、モニターからも「細い口から狙ったところに適量を注げる」と好評でした。
また、沸騰時間が比較的スピーディなのもよいところ。検証では500mLの水が2分47秒で沸き、あまり待つことなくお湯を用意できました。保温機能もついているので、沸かしたあとも熱いお湯をキープできて便利です。
スタートボタンがないため加熱しているのか少しわかりにくい点は気になりますが、一度使えば要領をつかめるでしょう。また、沸騰直後は本体が熱いので、必ず取っ手を持つよう注意してくださいね。
高級感あふれるおしゃれなデザインも見逃せないポイントです。家族や友達へのプレゼントにも重宝しますよ。細い注ぎ口でコーヒーやお茶を丁寧に淹れて、カフェ気分を満喫してみてはいかがでしょうか。
山善から販売されているEGL-C1280は、同社で人気の高い温度調節機能付き電気ケトルの新型です。
従来品と比べると、消費電力が1000Wから1200Wへとパワーアップし、沸騰時間が約15%短縮しています。
電源プレートがより薄く小さくなり、省スペースで使えるのも注目ポイント。
電源プレートを含んだサイズは幅28.5×奥行19.0×高さ24.0cmで、重量は0.9kgです。容量は0.8Lあり、ドリンク・カップラーメンなどのさまざまな用途に使えます。
電源プレートのデジタル操作盤も使いやすく改良。電源のオンオフと湯沸かしは、ワンタッチで簡単に行えます。加熱温度を60~100℃の間で、1℃単位で調節できるのも便利ですよ。
注ぎ口がスリムなので、コーヒーを手淹れしたいときにも重宝するでしょう。
カラーはブラック×ブロンズ・ホワイト×シルバーの2色展開。どちらも高級感あふれるスタイリッシュなデザインで、部屋をおしゃれに演出したい人や生活感を出したくない人にもぴったりです。
山善の電気ケトルには全4種類あり、今回の検証では沸騰スピードを誇るDKE-100もピックアップしています。興味のある人は、比較検証記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
今回は、山善 EGL-C1280を含む電気ケトル全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:沸騰時間の速さ
検証②:使いやすさ
検証③:安全性の高さ
まずは、沸騰時間の速さの検証です。
22℃の水500mLをケトルに入れ、沸騰してスイッチが切れるまでの時間を計測。時間が短いものほど高評価としました。
なお、評価には入れていませんが、300mL・満水時の沸騰時間もチェックしています。
沸騰時間は500mLで2分47秒。今回検証した全商品の平均2分57秒よりも早いタイムです。満水の0.8Lは4分12秒、300mLは1分54秒で沸きました。
これなら、お茶が飲みたくなったときにも、スピーディーに熱湯を用意できるでしょう。
次は、使いやすさの検証です。
日常的にケトルを使う数人のモニターが、実際に商品を使ってみます。500mLの水を商品に入れてコップに注ぎ、重さ・持ちやすさ・狙ったところに注げるかなどを確認して評価を行いました。
実際に使ったモニターからは、オープンハンドルで持ちやすいと好評です。
「柄が細くて安定しにくい」「注ぎ口からの距離が遠くて重く感じる。コップとの距離感が測りにくい」などの意見もありましたが、「ちょうどよい太さで持ちやすい」「どんな手の大きさにも合う」といった満足の声が目立ちました。
また、狙ったところに注げる」「水切れが非常によい」など、細い注ぎ口も好印象。コーヒーを手淹れするときに活躍するといえます。
また、「稼働中はランプが点滅するのでわかりやすい」「感度がよくピピッと音が鳴るので、温度設定しやすい」など、デジタル操作盤の使い勝手も好感触でした。
一方、湯沸かしのスタートボタンがないため、「ちゃんと湯沸かしできているかわかりにくい」との指摘も。温度を設定すると温度表記が点滅して加熱が始まる仕組みですが、使う前に説明書をしっかり確認しておくことをおすすめします。
最後は、安全性の高さの検証です。
サーモカメラで沸騰直後の本体の表面温度を測定し、手で触れても熱くない温度であるかをチェックします。安全面に配慮した機能の有無も評価対象に加えて採点しました。
沸騰直後の本体温度は、中央部分が84.5℃とかなりの高温でした。やけどしないよう、必ず取っ手部分を握るようにしましょう。
ボタンロック機能・蒸気レス機能もないため、使う人や置き場所を考える必要があります。しかし、300mLより少ない量では加熱しない空焚き防止機能があるのはメリットです。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
12,780円
(最安)
販売価格:12,780円
ポイント:0円相当
送料無料
(41件)
最後に、ほかのおすすめ商品もご紹介します。
タイガー魔法瓶の電気ケトルは、二重構造で沸騰時に熱くならないのが魅力です。蒸気がほとんど出ない設計で置き場所を選びません。ロック機能付きで転倒時にお湯がこぼれにくいのも利点です。500mLの沸騰時間も2分23秒とスピーディ。コロンとしたかわいいフォルムで、デザイン性にこだわる人にもうってつけですよ。
象印マホービンの電気ケトルも、安全機能が充実した使いやすいアイテム。こちらも本体は二重構造で、沸騰直後の表面温度は44.2℃と低めです。給湯レバーから手を放すと自動的にロックする機能も便利。通常モード・ハンドドリップモードの切り替えができるのもうれしいポイントですね。
容量 | 0.8L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分23秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
消費電力 | 1,300W |
---|---|
ハンドル形状 | オープンハンドル |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | 不明 |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | 不明 |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | 不明 |
コードの長さ | 1.3m |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
タイガー 電気ケトル PCM-A080をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 0.8L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分26秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
消費電力 | 1,300W |
---|---|
ハンドル形状 | コの字型 |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | 不明 |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | 不明 |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | 不明 |
コードの長さ | 1.3m |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
象印 電気ケトル CK-AX08をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。