ASUS ZenWiFi AX (XT8)をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

2台で最大約511平米・6部屋までカバーできるのが特徴です。通信方式は、従来の規格より混雑の影響を受けにくいIPv6に対応。スマホなどの通信端末を狙って電波を届ける、ビームフォーミング機能も搭載されています。

Wi-Fi 6に搭載された、省電力機能ターゲットウェイクタイムにも注目。接続した端末の消費電力を最大7倍削減できるので、バッテリーが長持ちしますよ。

複数台を同時に接続する際も、通信の遅延がないよう設計。従来のデュアルバンドより5.0GHz帯が1回線多いトライバンド機能と、同時に複数の通信を行えるMU-MIMO機能が搭載されています。

バックホール構成も柔軟に変更可能。通常5GHz-2はバックホール専用ですが、2台を有線で繋げば3つの周波数帯すべてを接続デバイス用に変更できます。理論上外部からの影響を受けなくなるので、より快適なネットワーク環境が構築できますよ。

セットアップ用のアプリがあるのもポイントです。手順通りに進めれば、一度ですべてのセットアップが完了します。AlexaスキルやIFTTTとも連携できるので、スマートホーム化にもうってつけですよ。

さらに独自機能のAiMeshを活用すれば、必要に応じて柔軟にシステムの拡張が可能です。電波強度を管理してWi-Fi信号を自動的に切り替えられるので、1つがダウンしても通信は切断されません。

セキュリティ規格は、WPA2-PSK・WPA-PSK・WPA-Enterprise・WPA2-Enterprise・WPS supportです。堅牢なセキュリティ規格ですが、さらに侵入防止システムIPSが組み込まれたAiProtectionでデバイスを脅威から守っています。

ペアレンタルコントロール機能も、ぜひご活用ください。インターネットの使用状況の確認や指定コンテンツへのアクセス制限ができ、使い方を管理できます。時間帯を指定した接続のブロックも可能なので、子どものスケジュール管理にも役立ちますよ。

パフォーマンスを最大限発揮するには、本体の設計も重要です。回路基板とアンテナの間隔・排熱のための通気口などを細かく調整。内部に組み込まれたアンテナは角度を45度に設定し、多層住宅でも電波が届きやすいように作られています。

美しいデザインもASUSならでは。ブラックとホワイトの2色を展開しており、インテリアに自然と溶け込みます。保証期間は、購入日から2年です。サポートが9～19時まで年中無休で営業しているので、トラブルの際も問い合わせしやすいですよ。