モカとジャバの2種類をブレンドしたコーヒー豆、ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァン。インターネット上では「酸味と苦味のバランスがよくおいしい」「爽やかな飲み口」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の丸山珈琲やカルディなどのコーヒー豆とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、コーヒー豆選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年08月までの情報です
ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァンは、フルーティな酸味のあるライトなコーヒーが好きな人におすすめです。実際に試飲したモニターからは「ベリー系の酸味と甘味を感じる」と好印象。「後味すっきり」「軽やかな味」という声も寄せられており、「爽やかな飲み口」という口コミにも納得です。比較した一部の商品に見受けられた、重厚感があって飲み疲れすることはないでしょう。
ほどよく苦味を感じられるのも魅力です。「酸味と苦味のバランスがよくおいしい」という口コミどおりの味わいで、モニターからは「全体的にバランスの取れた深い味わい」といったプラスの声が。比較した「丸山珈琲 さわやかブレンド 浅煎り」は本品と同じ酸味タイプではあるものの苦味をほぼ感じませんでしたが、本品はすっきりとした酸味とともに、まろやかな苦味を楽しめますよ。
紅茶のような華やかな香りもよいポイントです。淹れたてのコーヒーからは、チョコレートやベリー系の甘い香りが広がりました。
モカとジャバの2種類をブレンドした本品は、ブルーボトルコーヒーのなかでも人気を集める一品。深みのあるコーヒーと華やかな香りの紅茶のいいとこ取りしたような味わいを自宅で堪能できますよ。酸味好きの人はもちろん、酸味タイプに挑戦してみたい人も、ぜひ手に取ってみてくださいね。
ブルーボトルコーヒーは、アメリカ発祥のコーヒーブランド。専門のバイヤーが、世界中から季節ごとに最もおいしい旬の豆を買いつけています。豆のおいしさを最大限に引き出すため、豆の種類に合ったレシピで焙煎しているのも特徴です。
今回ご紹介するのは、ブルーボトルコーヒーのなかでも人気のコーヒー豆、ベラ・ドノヴァン。モカ種とジャバ種をブレンドし、ベリーの繊細さとほのかなスモーキーさの絶妙なバランスを味わえると謳っています。
豆は、エチオピア・コロンビア・ペルー産のモカとジャバをブレンド。ラズベリー・チョコレート・モラセスの3種類の雰囲気を楽しめるよう仕上げています。焙煎度合いは中煎りで、内容量は1袋200g入りです。
豆のまま購入するメリットは、自宅でいつでも挽きたてのコーヒーを飲めること。豆を挽くときに挽き目を調節して、違った味を楽しんだり好みの味を探したりすることもできますよ。
コーヒー粉より長期保存できるのも利点です。粉は開封後の賞味期限が2週間〜1か月なのに対し、豆は約1〜3か月と長期間おいしさをキープできます。
ただし、コーヒーミルなどを使って豆を粉末状にする必要があるため、忙しい朝やすぐにコーヒーを飲みたいときには面倒に感じることも。豆を挽く時間も含めて、ゆっくりリフレッシュしたいシーンによいでしょう。
今回は、ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァンを含むコーヒー豆全32商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
今回は、コーヒーのおいしさを検証しました。週3回以上コーヒーを飲むコーヒー好きのモニター20人が商品を試飲。香りや味わいなどを評価しました。
<検証条件>
検証機器:BALMUDA The Brew・WILFA SVART AROMA
抽出条件:フィルタードリップ用の中挽きで固定。抽出レシピは粉量30g・湯量450g、レギュラーモードでの抽出に統一
比較した商品には甘味やコクが控えめなものもあったなか、「バランスの取れた深い味わい」「カカオやチョコレートのような甘味をじんわり感じる」という声も。それでいて後味はすっきりとしており、「爽やかな飲み口」という口コミとも相違ありません。
軽やかな味わいなので、気分をリフレッシュしたいときにもうってつけですよ。
<おいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
淹れたてのコーヒーからは、チェコレートやベリー系の甘い香りが漂いました。なかには「栗のような甘い香り」と答えたモニターもおり、20人中12人から「香りに満足」と答えています。
比較したなかには、輸入食品店としても知られるカルディの「焙煎珈琲 マイルドカルディ」のように、香りが弱い商品もありました。対して、こちらは甘い香りがしっかり感じられたため、華やかな香りを楽しみたい人にも向いていますよ。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
酸味について満足と答えたのは、モニター20人中12人。「フレッシュでフルーティな酸味」「やわらかくすっきりした味わい」など、好評の声が寄せられました。
比較した同じ酸味タイプのなかには、「丸山珈琲 さわやかブレンド 浅煎り」のように酸味が強く苦味をほとんど感じない商品も。一方、こちらには「ビターチョコのようなやさしい苦味がある」という声も聞かれました。
ほどよい酸味のなかにまろやかな苦味も感じられ、「酸味と苦味のバランスがよくおいしい」という口コミにも納得です。酸味好きの人はもちろん、普段苦味タイプを好む人でもおいしく味わえるでしょう。
<酸味についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァンは、公式オンラインストアで販売中。執筆時点の値段は200g入りで税込1,924円(※公式サイト参照)です。税込5,500円以上購入すると送料無料になるので、ほかの商品もあわせてチェックしてみてください。
また、公式オンラインストアでは購入金額に応じてポイントが付与され、貯まったポイントはカフェでのドリンクチケットや景品との交換ができます。
ほかにも、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECショップでも販売の確認が取れました。よく使うサイトがある人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
土居珈琲の甘いブレンドは、ほろ苦さやコーヒーらしいコクが魅力の苦味タイプ。苦味が主体ながら渋みやクセはなく、やさしい甘味やほのかな酸味もバランスよく味わえました。淹れたてのコーヒーからはダークチョコレートのような甘さが感じられ、味だけでなく香りも楽しめるでしょう。
丸山珈琲のブレンド 深煎りは、すっきりとした酸味とほどよい苦味が楽しめるバランスタイプ。後味にはくるみのようなまろやかな甘味を感じました。コーヒー単体はもちろん、甘いスイーツと合わせて楽しむのもおすすめ。焼いたアーモンドのような香ばしさと爽やかな香りを堪能できますよ。
味わい | バランスタイプ |
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焙煎度 | 深煎り |
ジッパー付き |
良い
気になる
原産地 | ホンジュラス、エルサルバドルなど(時期により異なる) |
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丸山珈琲のブレンド 深煎りをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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