かわいくてコスパもよいと評判の、DE-C16L-10050WF。インターネット上のレビューでは高評価が多い一方、「重たい」「持ち運びに不便」などネガティブな口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、DE-C16L-10050WFを含むモバイルバッテリー全31商品を実際に使ってみて、実容量・使いやすさ・持ち運びやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したDE-C16L-10050WFは、急速・同時充電にこだわる人にはおすすめできません。
ポートは1つのみで、複数のスマホを同時に充電できません。急速充電にも対応しておらず、充電スピードに少々物足りなさを感じます。さらに、同容量のモバイルバッテリーと比べて、重量約230gと重たいのがデメリット。
一方で、変換ロスの少なさはまずまずの評価です。検証では記載値の63%にあたる6,283mAhを記録。大抵のスマホを約2回充電できるため、1台持ちの人には十分でしょう。加えて、インジゲーターの見やすさもまずまずでした。
しかし、同等の容量でも持ち運びがしやすく、より素早い充電ができる商品はほかにもあります。携行性・使い勝手を兼ね備えたモバイルバッテリーをお探しの人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介するエレコムのDE-C16L-10050WFは、かわいらしいデザインが特徴のモバイルバッテリーです。記載容量10,050mAhを搭載しており、スマホを約3.3回充電できると謳っています。
USB Type-Cケーブルが付属しているので、同コネクタを搭載したスマホならすぐに充電可能。手持ちのLightningケーブルを使用すれば、iPhoneの充電もできますよ。
また、各デバイスごとに最適な出力で充電ができるよう、高性能ICが自動的に機器を判別してくれるのもポイント。
スマホとバッテリー本体を一緒に充電できるのも魅力です。出力3A以上のACアダプタを使えば、バッテリー本体は3時間半ほどで蓄電が完了します。
リチウムイオン電池を搭載しているため、約500回の充電が可能。いざというときの災害ツールにもぴったりですね。
電気用品安全規格のPSE認定済みで、過充電や過放電などの機器トラブルを防止するほか、ショート・温度検知といった保護機能も搭載しています。
カラーは、ホワイトフェイスとブラックの2色を展開。ブラックはロゴが記載されたシンプルなデザインです。
機内への持ち込みもできるので、出張や旅行にも活躍しますよ。
今回は、DE-C16L-10050WFを含むモバイルバッテリー全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:実容量
検証②:使いやすさ
検証③:持ち運びやすさ
はじめは、実容量の検証です。
満充電のモバイルバッテリーに電流負荷装置と電流計測機をつなぎ、空になるまでの実容量を計測。公表容量に対して、実容量の割合をチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
実容量の検証については、3.9点の評価を獲得しました。
バッテリー公表値の10,050mAhに対して、実容量は63%の6,283mAhを記録。大抵のスマホなら2回ほど充電できます。今回の検証では実容量が50%に満たなかった商品もあるなか、上々の結果といえるでしょう。
次に、使いやすさの検証です。
急速充電対応・ポート数・ケーブルやコンセントの内蔵・充電量の表示の見やすさをチェック。快適に使える工夫が見られるかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさは3.3点。
USBポートは1つしかなく、複数端末が同時に充電できません。さらに最大出力が2.4Aのため、急速充電には非対応です。
一方、充電残量を示すインジゲーターの見やすさは問題なし。突出して使いやすいとはいい難いですが、普段使いであればそこまで不便に感じないでしょう。
最後に、持ち運びやすさの検証です。
容量に見合った大きさか・持ち運びやすいかを、実際に使ってみたうえで評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
実際に使ってみると、持ち運びやすさの評価は3.3点でした。重量が約230gと、同容量クラスと比べると重いのが気になります。
さらに、サイズも70×25×102mmとやや大きめ。今回の検証では、スマホと一緒に持っても負担にならないサイズのものもあっため、評価はいまひとつ伸び悩みました。
DE-C16L-10050WFは大きめのサイズが気になり、携行性の評価がいまひとつでした。そこで最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
手軽さにこだわる人は、シリコンパワーのCell C10QCがおすすめです。記載容量10,000mAhを備えながら、手のひらに収まるほどコンパクト。小さめのカバンの中でもかさばりません。さらにUSBポートを3つ搭載しているので、複数端末を同時に充電したい人にもぴったりです。
充電速度を重視する人は、RAVPowerのRP-PB161がおすすめ。急速充電規格のPD・Quick Chargeに対応しているので、スマホに加えてPC・タブレットも素早く充電できます。また、スマホを約2.5回分充電できる実容量を備えているので、使い勝手も申し分ないですよ。
形状 | 薄型 |
---|---|
天面部の面積 | 56.11cm2 |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
充電可能回数の目安(※iPhone12の場合) | 約2回 |
実容量 | 6,838mAh |
消費電力 | 不明 |
実容量の割合 | 68.38% |
変換ロス率 | 31.62% |
入力端子 | USB Type-C×1、microUSB×1 |
出力端子 | USB Type-C×1、USB Type-A×2 |
フル充電までの時間 | 不明 |
同時充電可能台数 | 3台 |
最大入力 | 18W |
最大出力(公称値) | 18W |
最大出力(実測値) | 17.19W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
ワイヤレス時の最大出力(実測値) | 不明 |
急速充電対応 | |
急速充電の規格 | Quick Charge |
残量表示方法 | インジケーター |
対応機種 | iPhone7、iPhone7 Plus、iPhone8、iPhone8 Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXR、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max、iPhoneSE(第2世代)、iPhone12 mini、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max、Galaxy S10、Galaxy S10+、Galaxy S9、Galaxy S9+、Google Pixel Pixel 5、Google Pixel 4、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 4 XL、Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、Nexus 6P、Nexus 7、その他 |
生産国 | 中国 |
メーカー所在地 | 不明 |
充電方式 | 不明 |
付属品 | USB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-A toType-Cケーブル |
保証期間 | 13か月 |
特徴 | 小型 |
用途 | スマホ用 |
出力ポート数 | 3ポート |
安全基準 | PSEマーク、CEマーク |
Switch対応 | |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
MagSafe対応 | |
追っかけ充電機能 | |
スタンド付き | |
ライト付き | |
ソーラーパネル付き | |
幅 | 6.2cm |
奥行 | 9.05cm |
高さ | 2.22cm |
重量 | 約184g |
シリコンパワー Cell C10QCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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