ライフスタイルに合わせて選べる3つのモードによって、スマートな愛猫の健康管理を謳う猫用自動トイレ、OFT キャットリンク。対応体重範囲が1.5~10kgと幅広く、大型の猫でも使いやすい点も魅力です。「容量が大きく多頭飼いにうれしい」と評判ですが、「アプリが使いにくい」「消臭性に欠ける」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の猫用自動トイレとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、猫用自動トイレ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
OFT キャットリンクは、愛猫の健康管理を徹底したい多頭飼いの人におすすめです。実際にどのようにデータが取得できるのかをチェックしたところ、複数の猫のデータを1週間・1か月単位で個別に管理できました。乗る場所に関係なく、体重測定の数値に誤差はなく、誤差が生じた商品に比べて正確に記録が残せそうです。
1回に排泄されるおしっこの量を30mLとして、1週間分繰り返し吸わせて処理したとき、余分に回収された猫砂は570gにとどまったところもポイント。猫砂を無駄にせず使えるうえに、砂を全体的に動かして振り分ける横回転式なので、空洞部分に猫砂がたまった商品よりも、掃除の手間が少なく済むでしょう。
安全機能も充実しており、荷重センサーによって稼働中に猫が入っても閉じ込められる心配が少なく、留守中の事故を防げます。使える猫砂もおからやデンプンなどの幅広い種類に対応し、固まる砂しか使えない商品に比べて豊富、さらに注文日から12か月の保証期間つきで、わかりやすい説明書も参照できるので、はじめてでも使いやすいですよ。
使用後のにおいもほとんどなく、8時間ドーム内に排泄物を放置してもにおいの蓄積は見られませんでした。お手入れもしやすく、猫砂の全捨て機能が搭載されているうえ、取り外せるパーツが0.66kgと軽量。パーツがネジ式の商品と比較して取り外しがしやすく、細かい部分まで掃除しやすいでしょう。
一方で、アプリはやや使いにくく、実際に使ったモニターからは「データが見にくく、トイレの回数や体重などがひと目で理解できない」という声も。稼働音は約46.2dBと寝室付近で使うには音が気になるかもしれません。音やアプリの使いにくささえ気にならなければ、記録できるデータは充実しているので、ぜひ検討してみてくださいね。
OFTキャットリンクは、猫を愛するエンジニアとデザイナーが共同で開発した猫用自動トイレ。洗練されたデザインと安全機能を兼ね備えた、愛猫の健康を24時間見守るスマートアイテムを謳っています。
本体サイズは幅45×奥行40×高さ33cmのドーム状の形状をしており、大型の猫も快適に利用可能。対応体重範囲は1.5~10kgまでと幅広いところもポイントです。ダストボックスの容量は13Lと大容量で、掃除の頻度が少なく済みますよ。
Wi-Fi接続すれば、外出先でも動作モードの設定変更や管理が可能。ライフスタイルや猫の習慣に合わせて動作モードを3つか選べるところもポイントです。オートモードでは猫がドームを出てから処理を開始するまでの時間を7段階から選択できます。
さらに、トイレ処理のタイミングを自由に選べるマニュアルモード、指定したい時間に処理を行うタイマーモードのように利用状況やライフスタイルに応じた使いかたが可能です。
アプリに体重を登録することで、多頭飼いでも1頭ずつのトイレの使用状況を把握できます。ただし、体重の差異は450g程度あることが条件なので注意しましょう。さらに、家族全員で利用できるアカウント共有機能も搭載。家族みんなで愛猫の行動を見守れますよ。
また、ボタンひとつでドーム内の砂をすべてコンテナに落とせるエンプティモードつき。夜間に飼い猫がトイレに行く際の音が気になる人にうれしい、スリープモードも搭載しています。飼い主にとっての使いやすさを追求した商品といえるでしょう。
今回はOFT キャットリンクを含む、猫用自動トイレ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
OFT キャットリンクと、ほかの猫用自動トイレを比較したところ、以下のような6つのメリットがありました。
各商品を使用して、猫の体重・排泄回数・トイレ滞在時間のデータ取得結果をチェック。結果、本商品は複数の猫のデータを個別に管理できるので、多頭飼いの人も猫それぞれの健康状態を把握しやすいでしょう。
また、滞在時間や尿回数などの情報は、ホーム画面で確認可能。体重測定の精度も安定しており、場所によるブレは見られませんでした。
一方で、ほかの商品のなかには猫がのった場所によって体重の数値に誤差が出るものも。本商品は、安定した数値を記録できるうえに、1週間・1か月単位で猫別にデータ確認ができるので多頭飼いでも簡単に愛猫の健康管理をしたい人におすすめです。
1回に排泄されるおしっこの量を30mLとし、これを1週間分繰り返し吸わせて処理したときに、余分な猫砂を極力省いて回収できるか確認。結果、余分に回収された砂の量は570gにとどまり、ダストボックス以外にはほとんど汚れが残りませんでした。
加えて、シリンダ下のスペースが広く、掃除しやすいところも好印象。9か所に分散させたおしっこをすべて回収できたので、掃除の手間を増やしたくない人でも使いやすいでしょう。
また、横回転式により砂を全体的に動かし振り分けるので、細かい汚れも逃さずに回収が可能。比較した、空洞部分に猫砂がたまるほかの商品に比べて、お手入れ時のストレスは少なく済みそうです。
台形のデザインなので、上に猫がのる心配も少なく、本体に安定感もありました。作業時に猫が入り込んで、閉じ込められてしまうほかの商品と比較して、家に猫を残して不在にする機会が多い人でも使いやすいですよ。
すると、8時間ドーム内に放置した状態でも、においの蓄積は感じられなかったので猫の排泄物のにおいが気になる人でも使いやすいでしょう。検証に使用した商品のほとんどが、においが気にならないものばかりだったので、使用するうえでのにおいの心配は少なく済みますよ。
また、ダストボックスも13Lと十分な容量を確保しつつ、開口部は楕円縦33×横27cmと広く設計されていました。比較した商品のなかにはパーツがネジ式で、取り外しに時間と手間が必要なものもあった一方で、本商品は差し込み式のパーツが多く、取り外しや取りつけも簡単です。
細かい部分まで手入れをしたい人にぴったりの商品といえるでしょう。
さらにダストボックスは前下に位置し、引き出し式となっているところもポイント。注文日から12ヶ月の保証期間つきに加えて、日本語対応のフリーダイヤルがある点も評価を伸ばしました。Webでダウンロード可能な図解つき説明書もあり、使う側に寄り添った配慮が伺えます。
同様に比較した商品のなかには、固まる猫砂しか使えないなど、人によっては使いにくさを感じるものもありましたが、日常的な負担を軽減して使えるでしょう。
愛猫の健康管理のしやすさや、においの広がりにくさなどのメリットが多い一方で、3つほどデメリットもあったのでご紹介します。
また、「データが見にくく、トイレの回数や体重などがひと目で理解できない」と指摘する声もあがっています。「通知が1時間遅れて届く」「データ連携が上手く行われていない」という意見もあり、評価は伸び悩みました。
日本語翻訳にも難点があり、英語表記のまま日本語表記に変えられない部分や、粗い日本語の文章のように読みにくい部分も。加えて、全体的に文字が小さく薄いので、視力や年齢によっては見づらいかもしれません。
同じくモニターに評価してもらったほかの猫用自動トイレのなかには、操作ボタンが見やすい設計になっているなどの、工夫が見られるものもあったので本商品の操作性の高さは感じられませんでした。
<アプリの使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ドーム内のにおいのこもりにくさは好印象でしたが、ダストボックスを開けたときに、たまった排泄物がむき出しになる点がネック。においが立ち込めやすいので、人によっては気になるかもしれません。
ダストボックスをにおわない状態で排泄物を保管したい人には不向きでしょう。比較した、ダストボックス内の袋が封を閉じた状態で出てくるタイプの商品なら、においを抑えて使いやすいですよ。
ほかの商品の稼働音も計測しましたが、ほとんど無音近いものもあったので、置き場所を選ぶといえます。
本体の幅 | 58cm |
---|---|
本体の奥行 | 60cm |
本体の高さ | 71cm |
入り口の高さ | 41cm |
推奨体重 | 1.5〜10kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
入り口のサイズ | 幅26×高さ26cm |
---|---|
ドーム内の幅 | 45cm |
ドーム内の奥行 | 40cm |
ドーム内の高さ | 33cm |
重量 | 11.7kg |
使用頭数目安 | 〜3匹 |
使用できる猫砂 | 凝固する鉱物系、凝固するおから系、凝固する穀物系 |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
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アプリがやや使いにくく、稼働音の大きさが気になるOFT キャットリンク。静音性にこだわるなら、以下の商品も検討してみてくださいね。
また、ダストボックスの開口部が小さめに設計されているので、においの軽減も可能。アプリのホーム画面では、猫のトイレ回数や滞在時間をひと目で確認できるうえに、リアルタイムで使用状況を把握できます。
OFTでは、自動猫トイレのサブスクサービス、ネコスクを展開中。購入を迷っている飼い主の声を参考に誕生したサービスで、3回と6回の支払い回数から選べます。
支払期間中なら解約はいつでも可能なところもうれしいポイント。支払いが完了すれば追加料金なしで使い続けられます。
そんなネコスクの対象商品であるCATLINK SCOOPER YOUNG。猫愛好家のエンジニアとデザイナーたちによって開発された、デザイン性の高い商品です。ダストボックスの容量は13Lと大きく、初期設定なしですぐ使えます。挟み込み防止装置や重量センサーのような安心機能が充実している点も魅力です。
猫用自動トイレの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。オーエフティーの自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER PRO以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
本体の幅 | 61cm |
---|---|
本体の奥行 | 54.5cm |
本体の高さ | 55.5cm |
入り口の高さ | 20cm |
推奨体重 | 1.5〜5kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
入り口のサイズ | 縦25.5×横20cm |
---|---|
ドーム内の幅 | 34cm |
ドーム内の奥行 | 35cm |
ドーム内の高さ | 41cm |
重量 | 10kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 凝固する鉱物系、凝固するおから系、凝固するMIX系 |
スリープモード付き | 不明 |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
ペットキット 猫用自動トイレの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体の幅 | 75cm |
---|---|
本体の奥行 | 50.8cm |
本体の高さ | 65cm |
入り口の高さ | 27cm |
推奨体重 | 1.5〜9kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
入り口のサイズ | 幅22×高さ22cm |
---|---|
ドーム内の幅 | 42cm |
ドーム内の奥行 | 39cm |
ドーム内の高さ | 44cm |
重量 | 20.5kg |
使用頭数目安 | 〜4匹 |
使用できる猫砂 | 凝固力の高い鉱物系 |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 閉じた状態 |
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