花王 ニャンとも清潔トイレ ドームタイプをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

排泄物の処理は簡単で、手間のかかりにくさは高評価です。システムトイレを採用しており、オシッコの処理は週1回のシーツ交換と月1回の猫砂交換で済む点が大きな魅力。比較したノーマルトイレのように、オシッコのたびに猫砂を取り除く必要がないため、家を空けている時間が長い人にもぴったりです。

出入り口は本体の前面にあり、円周86cmと広さも十分あります。ただし、カバーでおおわれているため、周囲からはトイレ内の状況がわかりにくい場面も。ウンチは毎回の処理が必要なため、排泄しているかこまめにチェックし、清潔を保ちましょう。

比較したなかでは、ユニ・チャームの「デオトイレ フード付き」はカバーがスライドできるため、取り外さずに楽にウンチの処理ができました。ドームタイプをお探しの人は、こちらもおすすめですよ。

猫砂の飛び散りにくさも良好です。本商品は出入り口以外がカバーで覆われたドームタイプで、猫砂の飛び散りを軽減できる構造。比較したトイレ全体が開けたオープン型よりも、猫砂のこぼれやにおい漏れの防止が期待できます。「猫砂が散らかりやすい」との口コミもありましたが、砂かきが激しい猫にも対応できる印象です。

横から出入りできるのも注目ポイント。比較したフルカバータイプや上から入るタイプに比べ、比較的猫に受け入れられやすいといえます。

しかし、爪や肉球の間に挟まった猫砂を落とす工夫などはありません。出入りの際に若干散ってしまう可能性もあることを覚えておきましょう。

「パーツが多く掃除が大変」との口コミどおり、洗うパーツはカバー・すのこ・トレー・引き出しの4つと多め。しかしカバーは力いらずで外すことができ、深さも43cmとそこまで深くありません。実際に身長155cmのモニターが洗ってみても、肘まで埋まるほどの深さではありませんでした。トレー部分のサイズも、幅40×奥行55cmと大きすぎないサイズ感です。

比較したアイリスオーヤマの「脱臭ワイド猫トイレ」のように、同じドームタイプでも細部が洗いにくいものもありましたが、パーツごとの洗いにくさもありません。シンプルな構造のオープン型と比べると時間がかかりますが、大きなデメリットにはならないでしょう。