立てても使えるスタンドを備えた、Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)。「充電スピードが速い」「旅行などで持ち運びやすい」と評判です。しかし、「充電時にズレやすい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のMagSafe対応モバイルバッテリーとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、MagSafe対応モバイルバッテリー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)は、充電しながらの操作や動画を楽しみたい人におすすめです。iPhone 14のワイヤレス充電では、7.3Wを記録。比較したなかには、出力が弱い5Wを下回ったものもありました。「充電スピードが速い」との口コミどおり、充電速度が遅いMagsafeでも、30分間でiPhone14を約20%は充電できるでしょう。
公称値5,000mAhに対し、実容量は63.94%の3,197mAhと変換ロスも少なめ。スマホ1回の充電は、十分行える容量です。また、内蔵されたマグネット強度も優秀で、約620gの重りに耐えられました。「充電時にズレやすい」との口コミに反し、バッグやポケットの中でもズレによる充電不全を防げるでしょう。
厚みは若干あるものの、重量は135gと軽量。「旅行などで持ち運びやすい」との口コミにも頷けます。加えて、比較した少数(執筆時点)にしか見られなかった、パススルー充電に対応。本体を充電しつつ、スマホも充電できますよ。スタンドは頑丈なつくりで安定感があるうえ、横縦両方で置けました。とくに普段からスタンドを使っている人は、外出時の荷物が減って便利です。
ただし、Type-Cポートからの有線出力にも対応していますが、同時充電は1台のみ。複数のデバイスを充電したい人には不向きといえます。とはいえ、十分な性能と、充電しながら操作しやすい設計は魅力。1回1台の充電で問題ない人は、ぜひ購入してみてくださいね!
実際にAnker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
CIO
高出力でコンパクト。Apple製品を複数充電する人に
MagSafeとは、Appleが開発したマグネットを用いたワイヤレス充電システムのこと。スマホの背面に対し、本体に内蔵されたマグネットをつけるだけで充電できるのが大きな魅力です。スマホとバッテリーを一緒に持った状態で充電でき、有線のわずらわしさがない点もメリット。ピタッとスマホに吸着するため、位置ズレによる充電不全のリスクが低く、カバンやポケットに入れたままでも安定して充電できますよ。
充電関連機器で世界トップクラスの販売実績を誇る、Anker(アンカー)。最先端のテクノロジーを採用し、高品質を目指したデバイス周辺機器を、世界中で幅広く展開しています。
今回ご紹介するのは、MagGoシリーズのなかで、容量5,000mAhかつ出力7.5Wを謳った商品。折りたたみスタンドを備え、充電しながら自分の見やすい位置に立てられる設計が特徴です。カラーはブラック・ホワイトの2色。自身の好みやお持ちのデバイスにあわせて選べますよ。
今回は、Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)を含むMagSafe対応モバイルバッテリー全38商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使ってみたところ、Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)には主に4つのよい点がありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
すると、実用量は公称値5,000mAhに対して63.94%の3,197mAhを記録しました。比較したなかには、実用量が60%を下回ったものもあったことをふまえると、変換ロスは少なめ。
スマホ1回の充電は、十分行えるでしょう。
また、比較したほとんどの商品が7.3Wを記録したなか、出力が弱い5Wを下回ったものも。充電速度が遅いMagsafeでも、30分間でiPhone14を約20%は充電できるでしょう。
iPhoneが対応するMagSafeや、MagSafeと同等のQi2といった規格よりは出力が高くないものの、本体に貼り付けて充電しながら使うことを考えれば十分な出力でしょう。
比較したなかで、450g以上の重りに耐えたものは、充電中にスマホを操作してもバッテリーがズレず、こちらも例外ではありません。バッグやポケットの中でもズレによる充電不全を防げるため、「充電時にズレやすい」との口コミは払拭したといえるでしょう。
また、15mmと若干厚みはあるものの、比較したなかでは標準。充電中、操作の妨げになる可能性は低いといえます。加えて、重量は135gと軽量。「旅行などで持ち運びやすい」との口コミにも納得です。iPhone14とあわせてもリンゴ1個分ほどの重さなので、片手でも持ちやすいでしょう。
ポケットやカバンに仕舞う際、引っかかると流石に外れますが、意図的に本体から外そうとしない限り、iPhoneから外れることはありません。
バッテリーだけ掴んで軽く振ってみてもiPhoneが外れませんでした。
また、比較したなかで少数(執筆時点)だった、パススルー充電に対応している点も魅力。モバイルバッテリーを充電しながら、スマホも同時に充電できますよ。
さらに、スマホを横縦両方で置けるスタンドつき。スタンドの素材は本体の外装よりも固めの設計で、iPhone Pro Maxクラスのスマホでも、重みでスタンドがたわむこともありませんでした。操作しても安定感があるため、充電しながら手軽にビデオ通話や動画の再生を楽しめるでしょう。なお、普段からスタンドを使っている人は、外出時に別でスタンドも持ち運ばなくて済み、とくに便利ですよ。
スタンドの角度は調整できないものの、デスクに置いたときに見やすい角度で画面が固定されました。
Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較した同メーカーの633 Magnetic Batteryは、実用量7,211mAhの大容量(スマホ2回分充電可能)かつ、最大3台まで同時充電できました。本品より3,000円ほど価格はあがりますが、充電したいデバイスが複数ある人は、こちらもおすすめです。
実容量 | 3,197mAh |
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最大出力(実測値) | 11.37W |
良い
気になる
バッテリー容量 | 5,000mAh |
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入力端子 | USB Type-C×1 |
出力端子 | USB Type-C×1 |
最大入力 | 10W |
最大出力(公称値) | 12W |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | 7.5W |
残量表示方法 | インジケーター |
付属品 | USB Type-C to Type-Cケーブル、取扱説明書 |
保証期間 | 18か月+6か月(会員登録後) |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
幅 | 6.6cm |
奥行 | 9.6cm |
高さ | 1.5cm |
重量 | 約135g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
ここでは、Anker MagGo Power Bank(5000mAh,7.5W,Stand)のデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
iPhone14への最大出力は7.3Wを記録したうえ、スピードも問題ありません。TypeC-ポートは20Wの急速充電に対応しているため、急いでいる場合は有線で充電するとよいでしょう。約570gの重りに耐えたため、カバンに入れておいてもズレにくいといえます。厚みはあるものの、重量は150gと軽いため、充電しながらスマホを操作しても手が疲れにくいでしょう。
MagSafeのマグネット部分が隆起しているやや特殊なデザインですが、性能がよくスタンドも搭載しています。有線充電でも20Wと高出力で、隙のない商品です。
マグネットは、約670gの重さまで耐えられ、強度も優秀。容量の大きさにより厚みや重量はあるものの、しっかり固定できるため、持ち運びにくさはさほど感じにくいでしょう。パススルー充電にも対応しており、ワイヤレス充電時であれば、スマホを充電しながらバッテリー本体へ充電できるのもうれしいポイントです。
さらに、Type-Cポートからは、最大20Wで本体への急速充電も可能。金属製のスタンドは安定感があり、縦横どちらでも立てかけられました。価格は本品に比べ3,000円ほど上がりますが、複数のデバイスをお持ちの人にはおすすめの商品です。
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