100均で手軽に購入できるエコー金属 焚き火シート 2206-177。「火の粉が落ちても地面に影響がないので心配せずに使える」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のDODやNBEUCAなどの焚き火シートとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、焚き火シート選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
エコー金属 焚き火シートは、できるだけ安く買えて持ち運びやすい焚き火シートを探している人におすすめです。100円均一ショップでも手に入る低価格で、重量30gと比較した商品のなかでは圧倒的な軽さ。サイズは30×30cm・収納時の面積は150cm2と、小さめの焚き火台の収納袋に3つは入れられるほどコンパクトです。小さめなので複数枚をつなげて使うようにしてくださいね。
肝心の耐火性も優秀。700℃の薪を使用してシートに15分置いた場合・縫い糸の上に置いた場合をチックした結果、どちらのパターンでも穴が空きませんでした。なお比較した商品のほとんどが耐火性は高い傾向で、価格による大きな差はないといえます。
遮熱性は、キャンプサイトの芝生には影響はないレベルでした。シートに焚き火台からの熱を再現した熱風を地表にあてて温度を計測した結果は、86℃を記録。比較した全商品の平均である66.5℃(※執筆時点)を下回ったのは惜しいものの、「火の粉が落ちても地面に影響がないので心配せずに使える」との口コミどおり芝生を守るという面では遮熱性は十分といえるでしょう。
シートに線香の加熱部を5秒間直接あてたときの地表の温度は、75℃でした。地中の微生物にも配慮するなら、比較したDODの商品のように地表の温度を60℃未満に抑えたいところ。検証では厚み0.6mm以上の商品は遮熱性が高い傾向だったのに対し、こちらは0.2mmと薄めでした。
材質はガラス繊維で、ツルツルしており灰を落とすのが簡単なのは魅力。一方で収納袋と炭入れポケットはついておらず、別で用意しないといけない点は手間に感じます。片づけやすさにも配慮したいなら、より高評価だった商品も検討してみてくださいね。
実際にエコー金属 焚き火シートと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ焚き火シートと、耐火性・遮熱性・持ち運びやすさ・片づけやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
エコー金属 焚き火シートよりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
ビーズ
耐火性・遮熱性が高いうえに、使いやすいシート。ベストバイはこれ!
そもそも焚き火シートとは、その名のとおり焚き火をするときに焚き火台の下に敷くシートのこと。安全のためはもちろん、環境とマナーを守る目的で使われるアイテムです。焚き火シートを使用することで、焚き火をする際に火が芝生に燃え移るのを防ぎやすくなります。
遮熱性に優れているため、焚き火によって芝生を傷めるリスクを減らせるのも利点です。なかには直火禁止のキャンプ場もあるので、用意しておいて損はないでしょう。さらにこぼれ落ちた炭が焚き火シートに収まるのも魅力。撤収時の時短アイテムとしても活躍しますよ。
今回ご紹介するのは、キッチン用品を展開するエコー金属の焚き火シート。100円均一ショップでも購入できる手軽さが魅力の商品です。
今回はエコー金属 焚き火シートを含む、焚き火シート全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初に、耐火性・遮熱性の検証です。耐火性は、700℃の薪を使用して検証を実施。薪をシートの上に5秒置いても穴が空かないか・15分間置いたままでも穴が空かないか・シートの糸の上に置いても糸が焼き切れないかをチェックし、薪が落ちて時間が経っても穴が空かないか評価しました。
遮熱性は、シートから15cmの距離で650℃の風を10秒間あてたときの地表の温度・シートに線香の加熱部を5秒間直接あてたときの地表の温度をチェック。焚き火をして火の粉が落ちても、芝生・微生物に影響がないかどうかを確認しました。
高温の薪をシートの上に15分置いた場合・縫い糸の上に置いた場合ともに、穴は空きませんでした。
なお比較したほとんどの商品も本品同様に穴が空かず、耐火性に大きな差はないといえます。ただし、なかでもガラス繊維を使用した商品は700℃の薪を15分間おいても穴が空きにくく、耐火繊維素材の商品よりも耐火性に優れていることがわかりました。
本品もガラス繊維で、焚き火シートとしての役割は問題なく果たせるため、性能を重視しつつもリーズナブルな価格で購入したい人にぴったりでしょう。
シートに線香の加熱部を5秒間直接あてたときの地表の温度は、75℃を記録しました。地表の温度が60℃を超えると地中の微生物への影響を与える(参照:広島県公式ホームページ)ことをふまえると、やや懸念が残ります。
比較した商品のなかでは厚さが0.6mm以上の商品は遮熱性が高い傾向でした。対してこちらは厚みが0.2mmと薄め。微生物にも配慮するなら、どちらの検証でも60℃未満の温度を記録したDODの商品を検討するとよいでしょう。
続いて、持ち運びやすさの検証です。収納時の面積・収納時の重さをチェックし、焚き火シートを収納した状態で小さめの焚き火台の収納袋に入れられるうえに、片手で軽々と持てる重さの商品かどうかを確認しました。
収納時の面積は150cm2と、小さめの焚き火台の収納袋に3つは入れられるほどコンパクト。しかし1枚のサイズは30×30cmと小さいため、複数のシートを組み合わせて使う必要があることは理解しておきましょう。
また30gという圧倒的な軽さも魅力。比較した商品のなかには700gを超えるものもあったなか、こちらはとにかく軽くて持ち運びやすいといえます。なお、詳細は以下のとおりです。
最後に、片づけやすさの検証です。収納袋の有無・ガラス繊維かどうか・炭入れポケットの有無をチェックし、薪捨て場がなくても薪を片づけやすく、掃除も収納もしやすい商品かどうかを評価しました。
ツルツルとしたガラス繊維で灰を落とすのは簡単なものの、炭入れと収納袋が付属しておらずやや手間がかかりました。ビニール袋や火消し壺を持参する必要があるでしょう。
なお、比較した商品のなかで両方とも付属しているものはありませんでしたが、収納袋がついているほうが片づけが簡単です。また、薪捨て場がないキャンプ場によく行く人は、燃え切って炭になった薪を持ち帰れる炭入れポケットが付属している商品を選ぶとよいでしょう。
なお、比較した商品のなかで両方とも付属しているものはありませんでしたが、収納袋がついているほうが片づけが簡単です。また、薪捨て場がないキャンプ場によく行く人は、燃え切って炭になった薪を持ち帰れる炭入れポケットが付属している商品を選ぶとよいでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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エコー金属 焚き火シートは公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は税込み110円(※執筆時点)です。
ダイソーでは、ステンレスカップやペグケースなどの小物から、折りたたみテーブルやレジャー椅子といった大きめのキャンプギアまでさまざまな商品を展開しています。
最後に、収納袋つきで片づけやすかった商品をご紹介します。
性能重視で選ぶなら、DODのTAKIBI BOBBIDI BOOがおすすめです。DODのうさぎマークがプリントされた焚き火シートは、ほかのDOD商品とも相性良好。火の粉・焚き火台からの熱を再現して、焚き火中の地表への影響をチェックすると、どちらも60℃未満を記録しました。遮熱性も十分です。
長時間使えるものを探している人は、NBEUCAの焚き火台シートをチェックしてください。材質にはガラス繊維を採用。検証ではメーカーが謳う550℃を上回り、耐熱性は十分だといえます。付属の収納袋はオレンジ色で、暗闇でも見つけやすいのもポイントです。
展開時幅 | 65cm |
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展開時奥行 | 65cm |
展開時厚さ | 0.6mm |
収納袋あり | |
収納時の面積 | 308cm2 |
総重量 | 430g |
瞬間耐火温度 | |
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連続耐火温度 | 250℃ |
シリコン加工 | |
裁縫部分の耐熱加工 | |
水洗い可能 | |
ペグ穴あり |
ビーズ DOD TAKIBI BOBBIDI BOOの評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
展開時幅 | 100cm |
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展開時奥行 | 100cm |
展開時厚さ | 0.3mm |
収納袋あり | |
収納時の面積 | 384cm2 |
総重量 | 310g |
瞬間耐火温度 | 800~1300℃ |
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連続耐火温度 | 550℃ |
シリコン加工 | |
裁縫部分の耐熱加工 | |
水洗い可能 | |
ペグ穴あり |
NBEUCA 焚き火台シートの評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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