約63gと軽量なボディが特徴のワイヤレスゲーミングマウス、Endgame Gear XM2we。ネット上では「手にフィットして使い心地がよい」と評判です。一方、「メインボタンのクリック感がよくない」という口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のRazerやSteelSeriesなどのゲーミングマウスとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングマウス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Endgame Gear XM2weは、FPS・TPSゲームを長時間プレイする人におすすめです。比較した商品にはフィット感に乏しいものもあるなか、本商品は膨らみのある部分が手のひらにフィットしました。63gと軽量で疲れにくいうえ、照準も定めやすかったので動きの激しいゲームでも扱いやすいでしょう。とくにかぶせ持ち・つかみ持ち向きです。
クリックに不満を持つ口コミがありましたが、実際に使用したゲーマー5人からの評価は上々。比較した商品には硬めで押しづらいものもあったなか、本商品はほどよいクリック感と反発感があり「バランスのよいマウス」と称賛されました。ホイールとサイドボタンの押し心地も良好で、2つのサイドボタンの大きさを変えて誤操作を防ぐ工夫も見られます。
マウス感度も優秀で、どんな環境でも動作は問題なし。比較したなかで苦戦する商品が多かったガラス面でも、軽快に操作できました。カーソルがマウスの動きに置いていかれることもなく、遅延をまったく感じません。モニターからも「無線だが遅延は感じない」と評価されました。
FPS・TPSゲームで戦える十分なカスタマイズ性も備えています。カーソルの動きを左右するDPI値を細かく設定できるので、自分好みの設定を見つけやすいでしょう。公式サイトで配布している専用ソフトから、マクロ設定やポーリングレートの設定も可能。ボタン割り当てができるサイドボタンの数は2つです。
執筆時点でECサイトで12,000円台と中価格帯ながら、大きな欠点のない使いやすいゲーミングマウスです。軽量で疲れにくく、マウス感度や操作性もよいので、FPS・TPSゲームを本格的にプレイする人にぴったり。機動性の高いマウスでゲームを有利に進めたい人は、チェックしてみてくださいね!
そもそもゲーミングマウスとは、一般的なマウスよりも操作性と感度を高めたマウスです。長時間使用しても疲れにくいモデルや、ボタンにマクロを割り当てられるモデルなど、ゲームがプレイしやすくなる機能が備わっています。
今回ご紹介するGear XM2weは、2023年に発売されたEndgame初のワイヤレスマウスです。前モデルのXM1から設計を徹底的に見直し、強度・剛性感を保ちながら約63gまで軽量化に成功したとしています。汗で滑りにくいよう、ボディにはマットUVコーティングが施されており、激しいFPS・TPSゲームもプレイしやすいでしょう。
製造元のEndgame Gearはドイツのゲーミングデバイスブランド。同社が手掛ける製品は、シンプルで無駄のないデザインが特徴です。ゲーミングマウスとしては、ライティング機能を搭載したモデルや有線モデルなども展開しています。
接続は、ワイヤレス・有線どちらでも対応可能です。ワイヤレス接続には付属のUSBドングルを使用することで、低遅延かつ安定した接続を謳っています。有線接続には付属のFlex Cord 3.0ケーブルを使用。コネクタが上向きに固定されており、ワイヤレスのときと同じ感覚で快適に操作できる仕様です。
メインボタンには 、8,000万回の耐久を誇る「Kailh GO光学式スイッチ」を搭載。レーザーを遮ることで反応する光学式で、素早く操作しても誤クリックは起きにくいでしょう。サイドボタン・ホイールには2,000万回耐久の「Kailh GM 2.0スイッチ」を採用し、従来製品よりもクリック感と耐久性が向上したとしています。
マウスの設定は専用のソフトウェアから。クリックの反応速度や、カーソルの動きのなめらかさに関わるポーリングレートの設定はもちろん、サイドボタンにコマンドを割り当てるマクロ設定まで本格的にカスタマイズできます。
本体のサイズは、(約)幅6.6×奥行12.2×高さ3.8cm・重量は63g。比較した商品の多くは重量が70~100g前後だったことをふまえると、かなり軽量なマウスといえます。ワイヤレスということもあり、持ち運びもしやすいでしょう。
本体は無駄な装飾を省いたシンプルなデザインで、ライティングもありません。ビジネスの場でも使用できるほど、落ち着いた雰囲気です。カラーはブラックとホワイトの2色展開。付属品は、Flex Cord 3.0 ケーブル・2.4GHz通信ドングル・ドングル延長アダプタ・マニュアルの4点です。
今回はEndgame Gear XM2weを含む、ゲーミングマウス全74商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさの検証です。
ゲーマー5人がマウスを実際に使用して、「Apex Legends」と「VALORANT」をプレイ。照準の合わせやすさや疲労感をチェックしました。
マウスは「安定して持ちやすい」とモニターから好評です。比較したなかには、形状がフラットでフィット感に欠ける商品もあったなか、本商品は手のひらの部分が盛り上がっていてフィットしました。つまみ持ちはいまひとつでしたが、かぶせ持ち・つかみ持ちには向いている形状です。
<持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
本体は約63gと軽量で、長時間使用しても疲れにくいでしょう。モニターからは「大きさの割に軽い」という意見が出ており、中型で軽量なマウスを探している人におすすめです。
比較した重量が50gほどの商品は軽すぎて照準がブレることもあったのに対し、軽いからといって狙いを定めるのにも困りません。モニターからは「精密に動かせる」と好印象でした。
<重さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
口コミに反して、左右のメインボタンのクリック感は良好です。比較したなかにはクリックが硬めで押しづらい商品もありましたが、本商品はしっかりしたクリック感と同時に、ほどよい反発感もありました。
ホイールとサイドボタンの使い勝手も好評です。ホイールは「固すぎず柔らかすぎずほどよい固さ」との声が寄せられています。
サイドボタンは前後のボタンの大きさが違い、「ボタンの押し間違いを防いでいる」とモニターから好評でした。比較したサイドボタンが小さい商品とは異なり、誤操作は起きにくいでしょう。
<クリック感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、マウス感度のよさの検証です。
マウスを透明なガラスのデスクや布面など、マウスパッド以外の場所で操作し、感度をチェックしました。どんな環境でもスムーズに動作し、正確で速く動く商品を高評価としています。
マウスはあらゆる環境で快適に動作します。検証で用意したウレタン塗装デスク・木製のテーブル・布面・ガラス面、いずれの環境でも問題なく動きました。
比較したなかにはガラス面で反応しなくなる商品も多かったのに対し、本商品はガラス面でもほかのデスクと同様のなめらかな動きです。わざわざマウスパッドを持ち歩かなくても、快適に作業できるでしょう。
マウスの感度も良好です。比較したなかには操作のスピードにカーソルの動きがついてこない商品もあったのに対し、本商品は遅延をまったく感じませんでした。
ワイヤレスマウスは遅延の発生が長年の課題とされてきましたが、比較したところワイヤレスと有線の商品の反応速度に差はありませんでした。本商品も、モニターから「無線だが遅延は感じない」と好評です。
1秒間にパソコンに伝える情報量を示すポーリングレートは最大1,000Hz。数値が高いほど、きめ細かくなめらかにカーソルが動きます。比較した商品の多くも本商品と同様にポーリングレートは1,000Hzまで設定できました。
<感度についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、機能性の検証です。
ゲーミングマウスは、プレイヤーの好みやゲームタイトルに合わせられるカスタマイズ性もポイント。マクロ機能の有無やDPIの刻み幅など、調整機能をチェックしました。
そもそもDPIとは、マウスを1インチ動かしたときに、カーソルが何ドット移動するか示した数値です。数値が高いほど、少しの動きでカーソルが大きく動きます。数値が高すぎるとカーソル飛びが発生する場合があるので、細かい刻みで自分に合う設定を見つけやすいことがポイントです。
本商品のDPI調整幅は50~19,000と広め。10,000までは50刻み・10,000~19,000は100刻みで細かく調整して、4つまで設定を保存できます。比較したなかには調整幅が200スタートのものや、100刻みでしか調整できない商品もあったのに対し、自分好みの設定を見つけやすいですよ。
なお、ソフトウェア内ではDPIが「CPI」と表記されているので注意しましょう。
専用ソフトでマクロ設定もできます。マクロ設定とは、マウスのボタンにキー操作を割り当てたり、複数キーを組み合わせたプログラムなどを割り当てる機能。例えば、FPSのゲームでよく使う回復や武器の持ち替えなどのコマンドをサイドキーに割り当てておくと、ゲームを有利に進められますよ。
本商品は全部で6ボタン搭載されていますが、メインの左右クリックとホイールを除くと自由にコマンドを割り当てられるのはサイドボタンの2つ。比較したなかではボタン数が少ないモデルで、複雑なキー操作の多いRPG・MOBAよりもFPS・TPSゲームに向いています。
専用ソフトは、購入後に公式サイトからインストールしましょう。
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Endgame Gear XM2weの取扱店舗は、Amazon・楽天市場などの大手ECサイト、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店、アーク・ツクモなどのPCショップです。
値段は、執筆時点でECサイトにて12,000円台。値段は店舗によって異なるので、購入時は各サイトをチェックしてみてくださいね!
今回紹介したEndgame Gear XM2weと同じように、カスタマイズ性に優れた商品をご紹介します。
Razer DeathAdder V3 Proは、FPS・TPSゲームをプレイする人におすすめ。重量が63gと軽く、フィット感も良好です。マウス感度もよく、素早い動きにも反応しました。DPIは100~30,000まで50刻みに調節でき、設定を5つまで保存可能です。自分好みの設定を見つけやすいでしょう。
XM2weと同価格帯ならば、メッシュ構造が特徴のSteelSeries Aerox 3 Wirelessもおすすめ。DPIは100~18,000まで100刻みで調整でき、マウスの加速減速も設定できます。重量66gと軽めながら、防水防塵性能を備えるタフなモデルです。長時間使用しても疲れにくいでしょう。
接続方式 | 無線 |
---|---|
重量 | 63~64g |
良い
気になる
接続インターフェース | 無線2.4GHz |
---|---|
バッテリー持ち時間 | 1000Hz:90時間 /8000Hz:17時間 |
最大DPI | 30000dpi |
DPI変更可能幅 | 100~30,000dpi |
ソフトウェア付き | |
幅 | 6.8cm |
ソールの別売りあり | |
奥行 | 12.8cm |
高さ | 4.4cm |
Razer DeathAdder V3 Proの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
読み取り方式 | 光学式マウス |
---|---|
接続方式 | USB、無線2.4GHz、Bluetooth |
解像度 | 18000dpi |
接続インターフェース | USB Type-C、Bluetooth、無線2.4GHz |
利き手 | 右 |
電源 | 充電式 |
バッテリー持ち時間 | 最長80時間(2.4GHz)、最長200時間(Bluetooth) |
カウント切り替え機能 | |
使用電池 | 専用充電池 |
トラックボール付き | |
チルトホイール | 不明 |
静音設計 | 不明 |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | 不明 |
クレードル充電式 | 不明 |
Mac対応 | |
着脱式レシーバ | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
幅 | 幅67.03mm |
コードの長さ | 1.8m |
奥行 | 奥行き120.55mm |
高さ | 高さ37.98mm |
重量 | 66g |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 18000dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1000Hz |
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