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電気メーターの見方と種類!スマートメーターの確認方法・交換の流れは?

電気メーターの見方と種類!スマートメーターの確認方法・交換の流れは?

自宅の電気メーターが「アナログ」か「スマート」なのか、見分け方に迷っていませんか?数字の読み方や、設置場所がどこにあるのかを知りたいと考えている人も多いでしょう。


そこで今回は、電気メーターの種類や見方をわかりやすく解説します。スマートメーターの交換手順やよくある疑問も紹介するので、自宅のメーターを確認したいときはぜひ参考にしてくださいね。

高山健次
ガイド
元携帯電話販売員、小売電気アドバイザー/マイベスト 通信・電力・サービス担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また通信サービスだけでなく、ファイナンシャルプランナーの視点含めて電気代など固定費支出見直しのガイドもしている。

高山健次のプロフィール
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電気メーターの種類は2つ!スマートとアナログの見分け方

電気メーターの種類は2つ!スマートとアナログの見分け方

電気メーターには「アナログメーター」と「スマートメーター」があり、内部の仕組みが異なります。


アナログメーター(誘導型)は、内部の円板が電気の使用量に応じて回転し、その回転を歯車に伝えて数字を表示する仕組みです。アナログメーターにはダイヤル(針)式とサイクロメーター(窓枠数字)式があります。一方、スマートメーターには液晶画面がついており、積算電力量(総使用量)などが電子数字で表示される仕組みです。


全国的にスマートメーターへの置き換えが進んでいますが、建物によってはアナログメーターがそのまま使われている場合も。自分のメーターの種類を最初に把握しておくと、この後の章で紹介する使用量の確認方法もスムーズに理解できます。

スマートメーター・アナログメーターの見方をチェック

つづいて、スマートメーター・アナログメーターそれぞれの見方を確認しておきましょう。

スマートメーター:液晶表示の見方・切り替えの仕組み

スマートメーター:液晶表示の見方・切り替えの仕組み

スマートメーターの液晶画面には、電気の使用量がデジタル数字で表示されます。従来のメーターと違って円板の回転を目で追う必要がなく、表示された数値をそのまま読み取るだけで確認できる仕組みです。


なお、太陽光発電などで売電契約を結んでいる家庭では、購入した電力量と売電した電力量が約10秒ごとに切り替わって表示されることがあります。数字の右側に矢印マークがある画面は売電量を示しているので、通常の電気使用量とは区別して確認しましょう。

アナログメーター:ダイヤル式・サイクロメーター式に分かれる

アナログメーター:ダイヤル式・サイクロメーター式に分かれる

アナログメーター(誘導型)にはダイヤル(針)式とサイクロメーター(窓枠数字)式があり、ダイヤル(針)式の場合は、複数の文字盤に付いた針の位置を読み取ることで電力量(kWh)がわかります。針が2つの数字の間にある場合は、小さい方の数字を読みましょう。サイクロメーター式の場合、数字表示部(現字形レジスタ)に表示された累積の指示数を読み取ってください。


使用量(kWh)を知りたいときは、今回確認した指示数から前回確認した指示数を差し引くことで、その期間に使った電力量を算出できます。なお、メーターに乗率の表記がある場合は、差し引いた値に乗率を掛けた数値が実際の使用量となることも覚えておきましょう。円板は電気を多く使うほど速く回転するため、大まかな使用ペースの目安になりますよ。

電気メーターの設置場所|戸建てと集合住宅での探し方

電気メーターの設置場所|戸建てと集合住宅での探し方

電気メーターは、戸建てなら建物の外壁、集合住宅なら各住戸の玄関ドア横(共用廊下側)のメーターボックス内に設置されています。とくに近年建てられた住宅ではメーターと分電盤が近い位置にまとめて設置されていることも多く、周辺を見渡すだけでも見つけられるでしょう。


メーターボックスの中には、電気メーターのほかにガスメーターや水道メーター、物件によっては給湯器などがまとめて収納されている場合もあります。数字を読み間違えないよう、ラベルや表示を見て電気メーターであることを確認してから読み取るようにしましょう。

そもそもスマートメーターとは?仕組み・交換の流れ

スマートメーターとはそもそもどんな機能があるのか、アナログメーターとの違いや、交換について確認しておきましょう。

通信機能を備えることから検針員の訪問が不要

通信機能を備えることから検針員の訪問が不要

スマートメーターは通信機能を備えており、使用量データを電力会社へ遠隔で送信できる仕組みです。これまで毎月の検針日に行われていた検針員の訪問がなくなり、30分ごとの使用量を自分で確認できるようになります。


この30分ごとの使用量は「30分値」と呼ばれ、市場の卸電力価格に連動して単価が変わる市場連動型プランや、時間帯によって単価が変わる時間帯別プランの電気代を計算する根拠にもなっています。電力会社によっては、過去の30分値をグラフで振り返れるサービスを用意している場合も。季節ごとの使用量の変化を把握する材料にもなるでしょう。

使用中の電力量計期限に合わせて順次無料交換

使用中の電力量計期限に合わせて順次無料交換

一般家庭用の電力量計の多くは検定有効期間が10年と設定されており、期限を迎えれば無料で交換される仕組みです。


料金精算に使う電力量計は検定証印などの有効期間内のものを使用しなければならないと計量法で義務付けられていることから、有効期間の満了時などに日本国内の全戸へのスマートメーター導入が順次進められています。送配電網協議会によると、第一世代スマートメーターは2024年度までに全需要家に設置予定とされていました(参照:送配電網協議会)。


なお、メーターの種類によっては検定有効期間が5年・7年の場合も。いつまで使えるかは、本体正面に貼られた検定ラベル(シール)に記載されている有効期限の年月を見ればわかります。

スマートメーターへの交換当日の流れ

スマートメーターへの交換当日の流れ

スマートメーターへの交換工事は原則として停電・立ち会いなしで完了し、当日は在宅している必要すらありません。一般送配電事業者(電柱や電線などの送配電設備を管理する事業者)が屋外のメーターだけを入れ替える作業なので、宅内に立ち入る必要がないためです。工事の所要時間を気にする必要もないでしょう。


交換の前後で契約している電気料金プランや契約アンペア数が変わることはなく、使用中の家電への影響もありません。ただし、メーターの設置状況などやむを得ない場合のみ、数分程度の短い停電が起こる可能性があります。その場合はあらかじめ一般送配電事業者からチラシや案内が届くことが多いため、都合が悪ければ早めに問い合わせて調整しましょう。

電気メーターについてよくある質問

電気メーターの見方・交換などに関連して、よくある質問とその回答をご紹介します。

集合住宅のメーターボックスが鍵付きで見られない時は?

集合住宅のメーターボックスが鍵付きで数字を確認できない場合、管理会社や大家、契約中の電力会社に確認してください。メーターボックスは専有部(居室内)ではなく共用部に該当するため、入居者が独自に鍵を開けたり分解・改造したりすることは想定されていません。


データを早く知りたいなら、会員ページやアプリを使って手軽に確認する方法もあります。急いでいないときは、次回の定期点検や検針のタイミングで電力会社側に数字を教えてもらうことを検討してください。

メーター交換・法定点検を促す電話や勧誘があったらどうする?

「メーターの交換が必要です」「有効期限が切れます」といった電話や訪問で個人情報や費用を求められた場合は、その場では答えず、契約先の電力会社に確認してください。

正規のスマートメーター交換や法定点検は電力会社(一般送配電事業者)が案内・実施するもので、点検日時は事前に書面でご案内されます。電話で突然連絡が来たり、訪問した作業員がその場で設備交換等の契約を持ち掛けることもありません。費用や個人情報を求められること自体が不審なサインです。

少しでも不審に思ったら、契約先の電力会社や最寄りの消費生活センター(消費者ホットライン:188)に相談してください。

メーター交換は新電力への乗り換えに必要?

新電力への切り替え時にスマートメーターが未設置の場合、地域の一般送配電事業者(またはその委託業者)が原則無料で交換工事を行います。


契約する小売電気事業者を切り替えても、電力量計そのものは地域の一般送配電事業者が管理するシステムです。そのため、すでにスマートメーターが設置されていれば改めて工事をする必要はありません。

勝手に数字が増えているように感じたらどうする?

スマートメーターのデジタル数字がどんどん増える・円盤が早く回るといった場合、故障やトラブルを疑って焦ってしまいがちです。ブレーカーを落とした状態など、家全体で電気が消費されていないはずの状態なのに数字が勝手に増え続けるといった異常を感じたときは、契約している電力会社や地域の送配電事業者に相談しましょう。


電気の使用量が実際に増えた場合と、メーターや配線側の異常を自分で区別するのは難しいので、自己判断は避けることをおすすめします。


とはいえ、仕様や正常な動作の範囲内である可能性も。太陽光発電を導入していて数字が切り替わる場合、購入した電力量(買電量)・売電した電力量(売電量)の数値が交互に表示されているかもしれません。機種によっては、電圧・電流・力率など複数の計測項目が自動で切り替わって表示される場合もあります。

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