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定期預金のメリット・デメリットは?おすすめしない?普通預金との違いも解説

定期預金のメリット・デメリットは?おすすめしない?普通預金との違いも解説

定期預金は、事前に期間を設定したうえで、銀行などの金融機関にお金を預ける方法です。定期預金が気になっているものの、どのようなデメリットがあるのか知りたい人も多いのではないでしょうか。


本記事では、定期預金のデメリットやメリット、普通預金との違いを解説します。定期預金がおすすめな人の特徴も紹介するので、参考にしてみてください。

2024年08月29日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
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目次

定期預金おすすめTOP5

1

SBI新生銀行

パワーダイレクト円定期預金30
4.71
パワーダイレクト円定期預金30

3・5年もので高金利!手続きをWeb上で完結できる

2

あおぞら銀行BANK支店

BANK The 定期
4.65
BANK The 定期

圧倒的な金利の高さ。預入が最低50万円からなのはネック

3

オリックス銀行

eダイレクト定期預金
4.44
eダイレクト定期預金

全期間で高めの金利!利息を求めるならおすすめ

4

ローソン銀行

スーパー定期
4.38
スーパー定期

全期間で高水準の金利。買い物ついでに手続きできるのもメリット

5

UI銀行

スーパー定期預金
4.17
スーパー定期預金

短期間預ける定期預金を検討している人に。普通預金金利も高め

定期預金とは?普通預金との違いは何?

定期預金とは?普通預金との違いは何?

定期預金は、契約時に預入期間を設定して金融機関にお金を預ける預金方法です。預入期間は1か月・1年・10年と、金融機関や商品によってさまざまな種類があります。定期預金口座の預金は、預入期間中は原則引き出せませんが、普通預金よりも金利が高く設定されているのが特徴です。


普通預金は預入期間の縛りがなく、いつでも好きなタイミングで預金を引き出せます。その分、定期預金と比較すると金利が低く、長期間お金を預けていても利益を得にくいのが特徴です。


金利の設定は金融機関によって違いますが、いずれも定期預金の金利のほうが高く設定されています。例えば、ゆうちょ銀行の場合、普通預金の金利は0.001%で、定期貯金の金利は0.002%


定期預金の金利には、契約期間内は金利が一定の固定型と、一定期間ごとに金利が変動する変動型あります。変動金利は、満期までに金利が上昇した場合、固定金利よりも高い金利を得られるのが魅力です。満期までに金利が低下した場合は、固定金利よりも利益が低くなります。


定期預金の利息には、単利型と複利型があることも理解しておきましょう。預け入れた元金に対してのみ利息がつくのが、単利型です。年利が3%の場合、100万円を預け入れると、何年預け入れたかに関係なく、100万円×3%=3万円を利息として受け取れます。


複利型は、元金と利息を合わせた金額に利息がつくタイプです。年間の利息が3%の複利型の定期預金に100万円を預け入れた場合、1年目は100万円×3%=3万円の利息がつきます。


2年目は(100万円+3万円)×3%=3万900円が利息です。3年目には(103万円+3万900円)×3%=3万1,827円が利息となります。複利型は預入年数が長ければ長いほど利息額が増えるため、単利型よりも効率的に貯蓄を増やせるのがメリットです。

定期預金のデメリットとは?

定期預金は、人によってはデメリットを感じる部分もあります。契約前に確認しておきましょう。

運用効率が悪く資産運用には向いていない

運用効率が悪く資産運用には向いていない

定期預金は普通預金より高金利ですが、運用効率は高くなく、資産運用向きではありません。例えば、金利0.002%のゆうちょ銀行の定期預金に、100万円を1年間預けたとしても、利息はたったの20円です


利息には、約20%の金額が課税され、預金を引き出す際に課税分が差し引かれます。得られる利益はごくわずかになってしまうため、定期預金の利息だけで大きな利益を目指すことは難しいでしょう。


資産運用には、定期預金以外に投資性商品を購入する方法もあります。投資性商品の利益率は、商品や購入先の運用状況に大きく左右されるのが特徴です。


投資は資産が減るリスクも伴いますが、単純に利益率だけで比較すると、定期預金の利息よりは高い利益を期待できます。積極的にリターンを求めて資産運用をしたい人には、定期預金の利息では物足りないと感じるでしょう。

満期まで自由にお金を引き出すことは原則不可能

満期まで自由にお金を引き出すことは原則不可能
定期預金は原則、満期まで現金を引き出せません。定期預金の口座に現金があっても、実際にお金が必要になった際に口座内のお金を使えない点が大きなデメリットです。

定期預金口座の預金を期間内に引き出す方法もありますが、解約の手続きをしなければなりません定期預金を契約する際は、何のための預金なのかを明確にし、計画的に預入金額や預入期間を設定しましょう。

満期前に中途解約ができても金利は下がる

満期前に中途解約ができても金利は下がる

定期預金を満期前に中途解約すると金利が下がり、定期預金ならではのメリットを得られなくなります。中途解約とは、定期預金が満期を迎える前に定期預金のすべての部分の契約を解約する方法です。


金融機関によって、解約時の金利の設定は違います。一般的には、満期前に定期預金を解約すると普通預金と同等の金利か、それ以下になる可能性もあるので注意しましょう。


定期預金の満期前の解約には、一部解約をする方法もあります。一部解約とは、定期預金の一部分のみを解約し、解約しなかった部分には預入時の金利が継続して適用される方法です。


一部解約ができない金融機関も多く、可能であっても一定期間以上継続しているなどの条件が設定されていることもあります。金融機関ごとに解約のルールは違うため、解約時にはよく確認したうえで解約することが大切です。

インフレによって資産が目減りする可能性がある

インフレによって資産が目減りする可能性がある

定期預金の金利によって得た利益を上回るペースでインフレが起こると、資産の価値は結果的に目減りしてしまいます。インフレとは、物価の上昇によりお金の価値が下がることです。


例えば、これまで100円で購入できていた食品が200円に値上がりすると、同じ食品を購入するために以前の2倍のお金が必要になります。物価が2倍になると、お金の価値がこれまでの半分になってしまうと言い換えることも可能です。


年間2%の割合で物価が上昇した場合、0.002%程度の定期預金の金利ではインフレに対応しきれません。定期預金に限らず、資産運用の際はインフレによりお金の価値が下がることも考慮する必要があります。


資産運用のなかでも、株式などの投資性商品は、中長期的に見ると物価上昇や経済成長に応じて値段が上がりやすいのが特徴です。価格の変動により損をするリスクはあるものの、定期預金と比較するとインフレに対するリスクは抑えられます。


インフレのリスクに対応することも考えるなら、定期預金よりインフレリスクの少ない投資性商品を選ぶほうがメリットがあるでしょう。

定期預金のメリットとは?

定期預金には、デメリットだけでなくメリットも豊富にあります。代表的なメリットを4つ確認しましょう。

普通預金よりは金利が高い

普通預金よりは金利が高い
定期預金は投資性商品よりは金利が低いものの、普通預金よりは金利が高いのが一般的です。使う予定のないお金が多くある場合は、普通預金口座にお金を入れっぱなしにしておくよりも、定期預金を利用したほうが高い利息を得られます。

例えば、ゆうちょ銀行や三井住友銀行では、普通預金の金利は0.001%なのに対して、定期預金の金利は1か月・6か月・1年・5年すべてで0.002%です。SBJ銀行の場合、普通預金の金利は0.02%で、定期預金は1か月で0.03%・6か月で0.03%・1年で0.12%・5年で0.20%と定められています


各金融機関によって金利の設定金額は違いがありますが、定期預金は普通預金よりも金利が高く、預入期間が長いほうが金利が高くなる傾向にあります。

1,000万円までの保証がある

1,000万円までの保証がある

定期預金は預金保険制度の対象で、1,000万円までの預入金額と利息が保証されます。


預金保険制度は、金融機関が破綻して払い戻し能力がなくなってしまっても、1,000万円までの元本とその利息を預金保険機構が保証してくれる制度預金保険機構は、政府・日本銀行・民間金融機関などの出資で設立された機関です。


定期預金は投資性商品とは違い、元本が保証されています。定期預金なら、投資先の運用状況によって元本割れしてしまう危険もありません。元本割れとは、投資先の運用状況などによって投資した金額よりも受け取れる金額が減ってしまうことです。


外貨預金や投資性商品は預金保険制度の対象外であり、万が一金融機関が破綻した場合、元本や利息は保証されません。元本割れのリスクも考慮する必要があります。


長期的に資産形成を考えるうえでは、預入金額が保証される定期預金のほうが安全性が高いといえるでしょう。

定期預金には手数料がない

定期預金には手数料がない

定期預金は、投資性商品とは異なり、契約時や引き出す際の手数料がかかりません。投資性商品は、申込み手数料・信託報酬・信託財産留保額などの手数料がかかります。


例えば、常陽銀行では、購入時に支払う申し込み手数料は購入金額の3.3%、信託報酬は年率2.2%、信託財産留保額が換金時の金額に対して最大0.5%の支払いが必要です。そのほか、成功報酬が必要な投資性商品もあります。


投資性商品は、購入時だけでなく運用期間中や引き出す際にも手数料がかかるため、手数料で損をしたくない人にとっては定期預金のほうがメリットがあります


また、定期預金は休眠口座に手数料がかからない点も魅力です。休眠口座とは、長期間取引をしていない普通口座のこと。


休眠預金等活用法に基づき、2009年1月1日から10年以上の取引がない普通口座には、手数料が加算されるようになりました。例えば、三菱UFJ銀行やりそな銀行では、休眠口座に対して年間1,320円の手数料が必要です。


定期預金の口座は休眠預金等活用法の対象外なので、長期間取引がなかったとしても、口座に手数料がかかることはありません

ライフプランに合わせて預入期間を選べる

ライフプランに合わせて預入期間を選べる

定期預金は、1か月・1年・5年・10年など、自身のライフプランに合わせて預入期間を選べます。将来を考えて計画的に貯蓄をしたい人にもおすすめです。


6年後の子どもの入試時期に合わせて貯金したい、5年後に車を買い替えたいなど、それぞれのライフプランに応じた運用方法を考えましょう。満期までの期間が長ければ長いほど金利が高くなる定期預金の商品もあります。


満期までの金利を計算し、総額いくら受け取れるかを把握しておけば、計画的に資産形成ができるでしょう。将来何に使うお金かを考えたうえで、最適な預入期間を見極めることも大切です。

メリットとデメリットからわかる定期預金がおすすめの人とは

メリットとデメリットからわかる定期預金がおすすめの人とは
定期預金は、明確な目的に応じて長期的に貯蓄をしたい人に適しています。預入期間が長いほど、高い金利を得やすいのが定期預金の特徴です。

例えば、車や住宅などの高額なものを購入する予定がある人や、子どもの進学に向けて貯蓄を増やしたい人などは、定期預金を利用するといいでしょう。


定期預金のメリットとデメリットを比較すると、投資性商品によって資産を失うリスクを回避したい人にも定期預金がおすすめです。定期預金は元本割れの心配がなく預金保険制度の対象なので、リスクを抑えて少額でも確実に利益を得たい人にも向いています。


口座にお金があるとつい引き出してしまう人にも定期預金がおすすめです。定期預金は、契約期間中は原則預金を引き出せません。定期預金を選べば、預金を簡単に引きだせないため、着実に貯金ができるでしょう。

資産管理におすすめの定期預金口座はこちら!

資産管理におすすめの定期預金口座はこちら!

定期預金は、普通預金よりも金利が高く、投資性商品に比べてリスクが低いメリットがあります。ただし、金融機関ごとに設定された金利やルールは違うため、定期預金を始める前の金融機関選びは重要です。


以下の記事では、定期預金の選び方や各金融機関の定期預金のおすすめポイントを解説しています。これから定期預金を始めることを検討している人は、参考にしてみてください。

定期預金の種類別にもデメリットを確認しよう

各金融機関は、さまざまな定期預金商品を用意しています。定期預金の種類別のデメリットを確認し、どれを選ぶか考えましょう。

積立式定期預金のデメリット

積立式定期預金のデメリット

積立式定期預金の金利は、金融機関によって違うものの、固定金利が設定されているケースが一般的です。金利の低い時期に申し込むと、経済が成長したり物価が上昇したりしても低い金利が適用され続けてしまうため、契約時の金利はよく確認しましょう。


積立式定期預金は、一般的な定期預金と同じく、原則として満期までは預金を引き出せません。普通預金よりは金利が高いものの、積立期間中に解約すると、受け取れる金利は当初の金利より低くなってしまうため、計画的に預金額を決定する必要があります。


また、投資性商品と比較すると高い利益は期待できないため、資産運用を検討している人には不向きです。


積立式定期預金は、毎月定期的に預金を積み立て、目標金額を目指す預金方法。少額から預金を積み立てられ、収入に応じて積立額を変えられる点がメリットです。積立期間が終了し、据え置き期間を経てから定期預金に移行する商品もあります。


積立式定期預金は、金融機関によってさまざまなバリエーションがあるのがポイント。金利や据え置き期間、中途解約のルール、満期後の取り扱いなどが大きく違うので、金融機関や商品ごとの特徴をしっかり比較しましょう。

宝くじ付き定期預金のデメリット

宝くじ付き定期預金のデメリット
宝くじ付きの定期預金は、取り扱っている金融機関が少ないのがデメリットです。地方の銀行や信用金庫などがメインで、契約するためにはその金融機関で新しく口座を開設する手間がかかってしまいます。

一般的な定期預金と比較すると、最低預入金額や預入期間において厳しい制約が設けられているのが難点です。例えば、スルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金は最低預入金額は100万円で、預入期間は3年以上に設定されています。


宝くじ付きの定期預金は、定期預金を契約することで年に数回宝くじを受け取れる金融商品です。預入金額が増えるほど、受け取れる宝くじの枚数も増えます


ユニークな金融商品ではありますが、少額を短期間預金したい人や、地方銀行などに口座を新規開設するのは面倒と感じる人には不向きでしょう。

外貨定期預金のデメリット

外貨定期預金のデメリット

外貨定期預金は、為替のレートが変動することで元本割れする可能性があるのがデメリットです。例えば、1ドル=100円のタイミングで100万円を預け、1ドル=90円のタイミングで日本円に換金すると、受け取れる元金は90万円に減ってしまいます。


為替変動により利益を得たとしても、確定申告が必要になるケースがあることも理解しておきましょう。日本円に換算した際に、年間20万円以上の利益が確定すると、確定申告の義務が発生します。為替変動による利益が年間20万円以下の場合は、確定申告は不要です。


日本円を外貨にする際と外貨を日本円にする際は、為替手数料がかかる点にも注意しましょう。手数料は金融機関によって違いますが、預け入れる金額が高くなるほどコストも増えます。


外貨預金は預金保険制度の対象外なので、万が一金融機関が破綻した場合、外貨預金は返ってきません。同じ定期預金でも、日本円での定期預金よりリスクが高いため、契約前にはデメリットを十分に理解したうえで慎重に検討しましょう。


外貨定期預金は、日本円を外貨に交換して定期預金をする方法。交換した外貨と比較して円の価値が高くなる円安の状態では、為替差益を得られる点がメリットです。金利水準の高い国の通貨に交換して預け入れることで、日本円での預金よりも高い利益を期待できるメリットもあります。


しかし、外貨定期預金は通常の定期預金よりもリスクが高いため、安全に資産を保有したい人には不向きです。

定期預金のデメリットに関するQ&A

最後に、定期預金についてよくある質問を紹介します。

定期預金はデメリットばかりで利用する意味がない?

定期預金はデメリットばかりで利用する意味がない?

定期預金は普通金利よりも金利が高く、元本割れの心配もないため、利用してもまったく意味がないわけではありません


定期預金よりも高い利益を期待できる投資性商品には、元本割れのリスクがあるため、資産のすべてを金利の高い商品に投資してしまうのは危険です。資産を分割し、一部を定期預金に回し、一部を投資に回す方法もあります。


金融機関によっては、資産を定期預金と投資信託に分散してくれる商品もあるので、窓口で相談してみましょう。定期預金の金利では物足りないと感じる場合は、金融機関が用意しているキャンペーンの利用もおすすめです。一時的に金利を上乗せしてくれるキャンペーンなどがあります。


少しでも定期預金の金利が高い金融機関を選ぶ方法もおすすめです。一般的には、メガバンクよりネット銀行のほうが金利が高い傾向にあります。


例えば、東京きらぼしフィナンシャルグループが運営するネット銀行のUI銀行では、定期預金の金利は、預入期間が1年・2年・3年だと0.3%。みずほ銀行や三井住友銀行など、一般的な定期預金の金利0.002%よりも高めに設定されています。


ほかにも定期預金の金利が高い金融機関は複数あるので、十分に比較したうえで契約する金融機関を選びましょう

満期の定期預金を自動継続するデメリットはある?

満期の定期預金を自動継続するデメリットはある?

定期預金の自動継続は、継続日の金利が適用され、自分で金利を選べない点がデメリットです。自動継続は、満期を迎えると契約時と同じ期間の定期預金に、自動的に預け替える制度。


定期預金の自動継続は、継続日の金利が適用されるのが特徴です。預入時よりも継続日時点の金利が下がっていた場合、下がった金利が適用されてしまうため注意しましょう。


定期預金商品のなかには、元利自動継続しかできないものもあり、満期後に定期預金の利息を引き出せない場合があります定期預金が満期を迎えたあとの継続方法は、元利自動継続と元金自動継続の2種類が一般的です。


元利自動契約は、元金と利息の合計金額を元金として、定期預金を継続する方法。元利自動継続には、元本と利息を合算した金額に利息がつくため、元金自動継続よりも高い利益を得られるメリットがあります。ただし、満期後に利息が普通預金口座に入金されないため、利息を引き出したい場合には不向きです。


元金自動継続は、定期預金で得た利息分が普通預金口座に入金される方法。元金は定期預金の契約が継続されます。満期後の預金の使い方を考えて、自動継続の必要性を検討しましょう。


定期預金の満期後には、自動継続だけでなく、自動解約もあります。自動解約は、満期時に定期預金が手続きなしで解約される方法です。定期預金口座の元金と利息は、普通預金口座に入金されます。


自動継続は、満期後そのまま定期預金が継続されてしまうので、満期後に定期預金の元本と利息を使いたい場合は、事前に解約予約をしなければなりません。契約時には、金利や預入年数だけでなく、満期後の解約方法も確認しておきましょう。

定期預金を担保にお金を借りるデメリットは?

定期預金を担保にお金を借りるデメリットは?

定期預金につく金利よりも、借入の金利のほうが高いため、定期預金を担保にお金を借りるとかえって損失が多くなってしまいます


定期預金の預金額と利息次第では、定期預金を中途解約したほうが利息の節約が可能です。定期預金を解約したときに受け取れる利息より、定期預金を担保にした貸付に対して支払う利息が高い場合は、定期預金を解約したほうが支出を抑えられます。


借入額に対する利息と中途解約で受け取れる利息を計算し、損失の少ないほうを選びましょう。


定期預金を担保にすると、借入中は定期預金の解約ができない点にも注意が必要です。収入次第では、借り入れたお金を返済できなくなる可能性もあります。また、返済できなかった場合は定期預金の口座から清算されるので、満期後受け取れる金額が少なくなる点もデメリットです。


定期預金を担保にして金融機関からお金を借りることを、定期預金担保付貸付といいます。定期預金担保付貸付は、審査なしで原則即日融資を受けられるのがメリットです。


定期預金担保付貸付を利用する前には、メリットとデメリットを把握したうえで、慎重に検討する必要があります

iDeCoで定期預金を選択するデメリットはある?

iDeCoで定期預金を選択するデメリットはある?

iDeCoの定期預金は、支払う手数料のほうが得られる利益を上回ってしまう可能性があります。iDeCoのにかかる手数料は、全額自己負担です。定期預金は金利が低いため、利益の高い商品と定期預金を組み合わせるなどの工夫が必要といえます。


老後の資金づくりを目的としているため、iDeCoは原則として60歳まで解約ができず、積み立てた資産を引き出せません。急にお金が必要になったときでも解約できない点には注意しましょう。


iDeCoに限らず、定期預金の低い金利では物価上昇率に追いつかず、インフレリスクに対応しきれません。長期間の運用中にお金の価値が下がってしまった際に、受け取れる資産が目減りしてしまう可能性があります。


ただし、iDeCoによる定期預金は元本割れのリスクがなく、節税効果がある点は魅力的です。下記の記事では、iDeCoの定期預金のデメリットだけでなくメリットも解説しています。iDeCoの定期預金について詳しく知りたい人は、参考にしてみてください。

定期預金おすすめTOP5

1

SBI新生銀行

パワーダイレクト円定期預金30
4.71
パワーダイレクト円定期預金30

3・5年もので高金利!手続きをWeb上で完結できる

2

あおぞら銀行BANK支店

BANK The 定期
4.65
BANK The 定期

圧倒的な金利の高さ。預入が最低50万円からなのはネック

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オリックス銀行

eダイレクト定期預金
4.44
eダイレクト定期預金

全期間で高めの金利!利息を求めるならおすすめ

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ローソン銀行

スーパー定期
4.38
スーパー定期

全期間で高水準の金利。買い物ついでに手続きできるのもメリット

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UI銀行

スーパー定期預金
4.17
スーパー定期預金

短期間預ける定期預金を検討している人に。普通預金金利も高め

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