
【徹底解説】自動車共済とは?自動車保険との違いは?
自動車保険には免許を取得しているすべての人に加入義務がある自賠責保険と、それに上乗せして各人の判断で加入する任意保険があります。任意保険は民間の損害保険会社が販売していますが、それに代わる選択肢としてあるのが自動車共済です。
今回は、そもそも自動車共済とは何か、自動車保険とどう違うのかなどを解説します。どちらがよいか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

青山学院大学卒。大手ハウスメーカー、外資系生命保険会社を経て2002年よりファイナンシャルプランナーとして活動。個人を中心に住宅購入やライフプラン・保障設計・節税・運用等の相談業務をはじめ、生命保険や不動産分野を中心に、一般消費者やファイナンシャルプランナー向けセミナーの講師なども務めている。青山学院大学非常勤講師。オールアバウトマネーガイド。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではありません。弊社が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。
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自動車共済とは?

自動車共済とは、こくみん共済やJA共済などの協同組合が取り扱っている自動車保険のこと。
保険会社とは違い、特定の地域・団体を対象に、お互いが助け合うことを目的としています。利益を追求しない仕組みなので、掛金が保険会社よりも割安な傾向です。
こくみん共済やJA共済といった大規模な共済団体であれば、自動車保険と同程度の補償が受けられます。

共済はどれも同じ?比較する必要はある?
共済にはこくみん共済・JA共済などの大規模な団体のほか、中小規模の団体も多くあります。共済によって補償内容はさまざま。なかには、無制限補償が基本の対人・対物賠償に上限額が設けられていることがあるので注意してくださいね。
加入する共済によっては補償が不十分なケースがあるため補償内容の確認が必要です。

保険も共済も内容は一律ではないので、保険同士・共済同士でも十分に比較検討したいところです。
自動車保険との違いは?
ここからは、自動車共済と自動車保険の違いを解説していきます。それぞれの特徴を理解し、自分にあったほうを選びましょう。
加入条件が違う!公務員しか加入できないものも

共済に加入するには組合員になる必要があり、誰でも申し込めるわけではありません。
とはいえ、組合員になるための特別な手続きは不要。組合員ではない人が自動車共済に加入するときは、組合員にも自動登録されるのが一般的です。出資金が不要な自動車保険と違い、共済に加入するには出資金が必要ですが、1,000円程度の出資金で済む共済が多いため、そこまで違いを気にする必要はないでしょう。
ただし、教職員共済のように、特定の職業に就いていないと加入できない共済もあります。共済を検討するときは、加入条件を事前に確認しておきましょう。

共済は組合員を対象にしているので、組合員でない人は組合員になる必要があります。組合員になる条件を事前に確認しておきましょう。
等級制度が違う!独自の制度がある共済も

ただし、自動車保険は20等級までしかありませんが、共済によっては22等級まで上がるところや、そもそも等級制度がないところも。なかには、所定の事故なら補償を受けても等級が下がらない共済もあります。
独自の等級制度がある共済の場合、自動車保険に切り替えたときに等級が引き継がれないことがあるため注意が必要です。
共済を検討している人は等級制度を理解し、今後自動車保険に乗り換えた際のデメリットを確認しておきましょう。
経営破たん時の対応が違う!共済はセーフティネットが無い

自動車保険の場合、保険会社は「損害保険契約者保護機構」に加入しているため、万が一経営破綻をしても保険は消滅しません。一方で、共済には自動車保険のようなセーフティネットがないため、経営破綻時の対応は運営団体ごとに異なります。
こくみん共済やJA共済のような大規模共済は、十分な共済契約準備金を確保するなどして経営破綻を回避する体制を整えています。中小規模の共済は体制が整っていないところもあるため、心配な人は契約者保護の体制が確保されているかを確認しておきましょう。
結論:自動車保険と共済、両方見比べることが大切

共済は掛金の安さが最大のメリット。一方で、掛金重視で加入すると、自動車事故が起こった際に十分な補償を受けられない場合があります。
また、将来自動車保険に切り替えた際、等級が引き継がれず結果的に保険料の負担が重くなってしまうことも。
そのため、自動車共済を検討するときは共済だけではなく、補償内容や等級制度を自動車保険と見比べたうえで、納得できる商品に加入することが大切です。
自動車保険もチェックしてみましょう!
自動車共済について理解することはできましたか?自動車保険との違いを理解し、それぞれのメリット・デメリットを比較して検討するようにしましょう。
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