
毛布は自宅の洗濯機で簡単に洗える?|毛布の洗い方から干し方まで徹底解説
毛布の洗濯は、清潔で快適な睡眠環境を保つために欠かせないお手入れです。しかし、素材や洗い方を間違えると、縮みや毛玉、風合いの劣化につながることも少なくありません。また、毛布は直接肌に触れるため、皮脂汚れや汗が蓄積しやすく、ダニや雑菌の温床にもなりがちです。
そこで今回は、家庭で毛布を洗濯するための正しい手順を、準備段階から洗い方、干し方までステップごとにくわしく解説。素材に合わせた適切な方法を実践すれば、お気に入りの毛布のふわふわな肌触りを長く保てます。ぜひ参考にして、快適な睡眠環境を整えましょう。

大手製薬メーカーにて8年間、衛生用品の研究開発職とマーケティング職に従事。なかでも人のヘルスケアをサポートする新商品開発を専門とし、日本と海外を合わせて10製品以上の新製品発売に携わる。 マイベスト入社後はこれまでの開発経験や商品知識を活かし、ヘルスケア商品全般の比較検証を担当。「ユーザーが知りたいことを適切な検証に基づきわかりやすく提供する」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。
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毛布を洗濯する3つのステップ
ここからは、実際に毛布を洗濯する手順を3つのステップに分けて解説します。洗濯表示の確認から洗い方、干し方まで、順番に見ていきましょう。ポイントさえ押さえれば、ご自宅の毛布もふわふわに仕上がりますよ。
STEP1:まずは洗濯表示をチェック。洗濯機や手洗いのマークを確認しよう

タグの洗濯表示にある「桶マーク」を確認しましょう。家庭で洗濯できるかどうかは、桶マークに記載されているもので判断できます。
<洗濯表示>
- 桶のマーク:洗濯機での洗濯が可能です。桶の中の数字は、使用する水の温度の上限(例:「40」なら40℃以下)を示します。
桶に手のマーク:洗濯機は使えず、手洗いのみ可能です。
桶に×のマーク:水洗い不可。家庭での洗濯はできません。クリーニング店に相談しましょう。
ウールやカシミヤなどのデリケートな素材や、キルティング加工が施されているものは水洗い不可の場合が多いので、とくに注意が必要です。
STEP2-A:洗濯機で洗う手順|コースと洗濯ネットの使い方がポイント

毛布を洗濯機で洗う際は、毛布用の大きな洗濯ネットを用意しましょう。使用する洗剤は、毛布の素材によって異なります。
①洗濯機の容量を確認する
毛布は水を含むと非常に重くなります。洗濯機の取扱説明書で、洗える毛布のサイズや重さの目安を確認し、容量を守りましょう。無理に詰め込むと、洗浄力が落ちるだけでなく、故障の原因にもなります。
②毛布をたたんでネットに入れる
ドラム式洗濯機であれば、洗濯ネットなしでも洗えますが、別売りの洗濯キャップが必要になる場合があります。
③素材に合った洗剤とコースを選ぶ
洗濯コースは「大物洗いコース」や「毛布コース」に設定します。毛布用のコースがない場合、手洗いコースを選びましょう。生地が傷まないように、脱水時間は短く設定してください。
STEP2-B:手洗いの手順|デリケートな素材は浴槽でやさしく手洗い

「手洗いマーク」のある毛布や、洗濯機で洗うのが不安なデリケートな素材は、浴槽を使った「押し洗い」がおすすめです。生地への負担を最小限に抑え、風合いを守りながら洗えます。
①浴槽にぬるま湯と洗剤を準備する
浴槽に毛布が浸るくらいのぬるま湯(30℃以下)を張り、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を溶かします。熱いお湯は縮みの原因になるため、必ず水温を守ってください。
②やさしく押し洗いする
たたんだ毛布を浴槽に入れ、上からやさしく押したり沈めたりを20〜30回繰り返します。生地を傷めないよう、こすり洗いは避けましょう。時間がない場合は、清潔な足でリズミカルに踏み洗いするのも効率的です。
③すすぎと脱水をする
一度汚れたお湯を抜き、きれいな水をためて再び押し洗いと同じ要領で2〜3回すすぎます。すすぎ終わったら、浴槽のフチに毛布をかけて30分〜1時間ほど置き、自然に水気を切りましょう。
その後、洗濯機で1分以内のごく短い時間だけ脱水をかけると、乾かす時間を短縮できます。
STEP3:ふわふわに仕上げる干し方のコツ

洗い終わった毛布をふわふわに仕上げるには、干し方が重要です。
風通しのよい日陰で「M字干し」が基本
物干し竿が2本ある場合は、その2本にまたがらせるように「M」の字にかけて干す「M字干し」が最適です。毛布の間に空間ができて風の通り道が生まれ、効率よく乾かすことができます。
直射日光は色あせや生地を傷める原因になるため、風通しのよい日陰に干しましょう。干す前に大きなシワを伸ばし、手で毛並みを整えておくと、乾いたときの仕上がりが格段によくなります。
乾きムラを防ぐために、2~3時間おきに裏返すことも大切です。物干し竿が1本しかない場合は、ピンチハンガーやハンガーをかけてから干すと、毛布の間に風が通り乾きやすくなります。
乾燥機ならコインランドリーの大型タイプを
「すぐに乾かしたい」「もっとふわふわにしたい」という場合は、コインランドリーの大型ガス乾燥機が便利です。家庭用乾燥機は容量が小さく、生乾きや故障の原因になりやすいため、避けたほうが無難です。
使用前には、必ず「タンブル乾燥OK」のタグを確認しましょう。四角の中に丸が入っているのが、タンブル乾燥のマークです。
<タンブル乾燥のマーク>
- ×がついている:乾燥不可
- 丸の中に「・」が1つだけ入っている:60℃の低温乾燥ができる
- 丸の中に「・」が2つ入っている:80℃の高温乾燥ができる
マークに従って温度を設定し、しっかりと乾燥させましょう。
自宅洗いが難しいなら「宅配クリーニング」を利用しよう

「洗濯表示が水洗い不可だった」「自宅の洗濯機に入らない」といった場合には、無理せずプロに任せるのがおすすめです。店舗に行く時間がなくても、宅配クリーニングなら自宅にいながら毛布をきれいにできます。
宅配クリーニングの最大の魅力は、自宅にいながらプロ品質のケアが受けられる手軽さです。WEBや電話一本で集荷から配達まで完結するため、重たい毛布を店舗へ運ぶ手間がかかりません。
ウールなどのデリケートな素材も専門技術で風合い豊かに仕上げてもらえます。家庭では難しい防ダニ加工などのオプションも充実しているので、衣替えなどのタイミングに利用するとよいでしょう。さらに、次のシーズンまで預かってくれる保管サービスを利用すれば、収納スペースの悩みも解決できます。
布団の宅配クリーニングを利用したい人は、下記コンテンツをチェックしてくださいね。
洗濯頻度と日常のお手入れで清潔をキープ

毛布の洗濯は、衣替えで長期間しまう前や使い始める前などで、シーズンに1~2回が基本的な目安ですです。ただし、寝汗をかきやすい方や、小さな子どもやペットがいるご家庭では、汚れが気になったタイミングで洗いましょう。
ダニ対策は高温乾燥が効果的です。ダニは熱に弱く60℃以上の熱で死滅するため、洗濯後にコインランドリーの乾燥機で高温乾燥させましょう。家庭用の布団乾燥機を活用するのもおすすめです。
洗濯だけでなく、日頃のちょっとしたお手入れも大切です。
- 湿気を飛ばす:起きた後、掛け布団をめくってしばらく湿気を逃がす
- こまめに干す:天気のよい日に1〜2時間干すだけで、湿気が取れて雑菌の繁殖を抑えられる
- ブラッシング:毛並みを整えるようにやさしくブラッシングすると、ホコリが取れて毛玉防止になる
正しいお手入れでお気に入りの毛布を清潔に保ち、快適な睡眠環境を整えましょう。
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