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SIerから転職するには?企業の選び方と求められるスキルを紹介

SIerから転職するには?企業の選び方と求められるスキルを紹介

さまざまな開発案件に携われる点が魅力のSIerですが、働くなかで転職を考える人もいるでしょう。とはいえ、SIerの別企業に転職すべきか、異職種への転職を目指すべきかは人によって異なるもの。


今回はSIerにおすすめの転職先を解説します。よくある転職理由や転職を成功させるコツも紹介するので、SIerからの転職を検討している人は参考にしてみてください。

2025年05月20日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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目次

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SIerから転職を希望する理由とは?

SIerからの転職を希望する理由は、勤務先によって異なる傾向があります。大手SIerと中小SIerそれぞれによくある転職理由を確認しましょう。

大手SIerによくある転職理由

大手SIerによくある転職理由

大手SIerによくある転職理由のひとつが、自らコードを書いて開発できないことです。


大手SIerに勤務した場合、要件定義や計画立案といった上流工程を担当することが多く、手を動かして開発を進める工程は外注するケースも少なくありません。自分でコードを書くことが好きな人は、上流工程にしか携われない環境に不満を持つ場合もあります。


また、コミュニケーションに疲弊することで転職を考える人もいます。上流工程を主に担当する大手SIerは、プロジェクトマネジメントや顧客折衝をメインで行うことが多いでしょう。各所との調整やスケジュール管理などに追われて、疲れてしまうケースはめずらしくありません。


上流工程で疲弊する人がいる反面、より上流の仕事に携わるために転職を考える人もいます。大手SIerでは開発を始める段階からプロジェクトに携われることが多い一方、事業戦略など経営に近い場所で仕事ができる可能性は低めです。


経営の視点を持って開発よりも上の段階から全体を見たいと考えている人にとっては、大手SIerの環境が合わないこともあるでしょう。

中小SIerによくある転職理由

中小SIerによくある転職理由

中小SIerで働く人が転職を考える理由はいくつかありますが、その背景には多重下請け構造の存在があります。


大規模な開発を行うプロジェクトの場合、技術者や時間など多大なリソースの確保が必要です。元請けの会社だけで開発を行わずに、四次請けや五次請けなどまで仕事が及ぶこともめずらしくありません。


その結果、下請けの仕事が多い中小SIerで働く人の待遇が悪化し、給料が上がりにくい状況やタイトな作業スケジュールによる激務に悩みやすくなります。


また、顧客の要望に対応することが第一なので、エンジニア自身が身につけたいと考える技術を学ぶ機会が少ないことも中小SIerの懸念点といえるでしょう。結果的に最新技術を扱う機会がなく、技術力が上がりにくいことに不満を感じて転職を考える人は少なくありません。

【目的別】SIerで働くSEにおすすめの転職先

SIerで働くSEにおすすめの転職先は、目的によって異なります。なぜ転職したいかを深掘りしたうえで、おすすめの転職先をチェックしましょう。

年収を上げたい:ITコンサル会社・大手SIer

年収を上げたい:ITコンサル会社・大手SIer

今よりも年収を上げたいと考えている人は、ITコンサル会社や大手SIerへの転職がおすすめです。現在中小SIerで働いている場合、大手SIerに転職すれば待遇が改善されて年収アップが期待できるでしょう。


ITコンサル会社や大手SIerは、日本人の平均給与と比較しても収入が多い傾向があります。国税庁が結果を公表している「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は443万円です。


一方、職業情報提供サイト「jobtag」によると、ITコンサルタントの平均年収は約660万円。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータでは、大手SIerで働く人の平均年収も約660万円です。いずれも日本人の平均年収より高いことがわかります。


年収を上げたいと考えている人は、中小SIer勤務のまま年収アップを目指すよりも、ITコンサル会社や大手SIerに転職したほうが効率がいいといえるでしょう。

激務を改善したい:web系企業(自社開発)

激務を改善したい:web系企業(自社開発)

激務を改善するために転職を考えているのであれば、自社開発をしているweb系企業がおすすめです。


SIerが激務になりがちな理由は、クライアントワークがメインだからです。顧客が希望する納期に間に合わせなければならなかったり、顧客都合で仕様が変わって仕事がやり直しになったりすることで、激務につながるケースはめずらしくありません。


その点、自社のwebサービスなどを開発する企業に転職すれば、クライアントワークよりもスケジュールが緩くなる傾向があります。仕事が格段に楽になるわけではありませんが、顧客のために無理をする環境から解放されれば穏やかに働けるでしょう。


さらに、自社サービスの開発に携わることでユーザーにどう使われているかが見えるようになり、やりがいを感じやすくなるというメリットもあります。

サービスを開発したい:SaaS系企業(自社開発)

サービスを開発したい:SaaS系企業(自社開発)

自分でサービスを開発したいと考えている人におすすめの転職先が、SaaS系企業です。


Software as a Serviceの略称であるSaaSは、インターネット経由で利用できるソフトウェアサービスのこと。SlackやChatworkなどのビジネスチャットや、zoomなどのweb会議システムが代表例として挙げられます。


SaaSは完成された状態のサービスを顧客に提供するため、SaaS系企業のエンジニアは自社サービスを自ら開発できるのが特徴です。ユーザーの反応を確認しながら開発を進められることにより、やりがいを持って働けるでしょう。


また、顧客にとってより使いやすい商品を生み出すための開発に携われるので、ビジネス的な視点や幅広い技術を身につけられることもSaaS系企業の魅力です。

異職種へ転職するときに求められるスキルとは?

SIerから異職種への転職を考えているのであれば、気になる職種でどのようなスキルが求められているかを把握することが大切です。主な職種で必要とされるスキルを確認しましょう。

ITコンサルタント:論理的思考力やITの専門知識

ITコンサルタント:論理的思考力やITの専門知識

ITコンサルタントへ転職する場合は、論理的思考力やIT専門知識が求められます


ITコンサルタントとは、クライアントが抱えている課題をヒアリングしたうえで、ITを用いた改善計画を策定し支援を行う仕事のこと。課題を正確に突き止め、解決のために何が必要かを考える際に論理的思考力が必要です。


また、課題解決に必要な商品やサービスを導入するためには、IT分野の幅広い専門知識が求められます。加えて経営戦略や業務改善などに関わるための経営スキルも必要なので、求められるスキルは高く幅広いと考えておきましょう。

社内SE:自社の業務やシステムに関する知識

社内SE:自社の業務やシステムに関する知識

社内SEとして働くのであれば、自社の業務やシステムに関する知識が求められるでしょう。


社内SEはSIerと異なり、自社で使われているシステムの運用や外注先の管理などを行います。システムが正常に稼働しているかどうか確かめるためには、担当者がシステム全般の知識を持っていなければなりません


また、自社の業務について理解していなければ、システムを用いた業務の効率化やセキュリティ面の改善などが難しくなります。自ら手を動かして開発をしない場合も、担当システムや関係する業務の内容を理解しておく必要があるしょう。

プロダクトマネージャー:ビジネス・マーケティング・開発の総合力

プロダクトマネージャー:ビジネス・マーケティング・開発の総合力

SIerからプロジェクトマネージャーになりたいなら、ビジネス・マーケティング・開発の総合力が求められます


プロダクトマネージャーは、自社のプロダクトに責任を持ち、最終的な決定をする職種です。近年IT系のプロダクトは増加しているため、製品を開発するだけでなく、新規顧客を開拓したり、既存顧客の満足度を高めたりして競争に勝たなければなりません。


プロダクトマネージャーの仕事は、プロダクトライフサイクル全体を見て必要な判断を行うことです。ビジネスの視点を持って柔軟な発想や観察を行い、適切なマーケティング施策を実施。そして、開発が適切に進んでいるかどうかを確認します。


これらの業務を円滑に進めるためには、ビジネス・マーケティング・開発の総合的なスキルを身につけておく必要があるでしょう。

面接前にチェック!SIerの転職で失敗しやすいポイントを解説

転職したいと考えるSIerのエンジニアのなかには、重要なポイントを押さえていないために失敗してしまう人も少なくないでしょう。面接などの具体的な行動に進む前に、以下のポイントをチェックしてみてください。

スキル・経験が不足している

スキル・経験が不足している

スキルや経験が不足している状態で転職活動をすると、失敗する可能性が高いでしょう。


SIerのエンジニアは、自社開発を行っている企業のエンジニアに比べてスキルが足りないケースがあります。自社開発を行う企業では最新技術を取り入れながら開発を進めていきますが、SIerではクライアントワークが中心で新しい技術に触れにくいからです。


また、自社開発を行う企業はサービスのローンチ後もユーザーの反応に応じて適宜改修を行うため、サービスをより良くするために必要なスキルを身につける機会が多くあります


その点、SIerのエンジニアは試行錯誤の経験を積みにくいことから、転職先が求めるスキルを満たせず転職活動に失敗してしまうことも。転職活動をする際は、自身のスキルと転職先が求めるスキルに乖離がないかを確認しておくことが大切です。

転職の目的が明確化されていない

転職の目的が明確化されていない

転職の目的が明確化されていない場合は、面接に通らない可能性が高まります。


現在の職場を早く辞めたいという気持ちが先行していると、面接で伝えるべき転職の目的があやふやなまま行動しがちです。なぜ応募先でなければならないかを明確にしていなければ、不採用になりやすいでしょう。


今の職場に不満があってすぐに辞めたいと考えている場合も、一度落ち着いて転職の目的を明確にすることが大切です。

SIerからの転職を成功させるコツとは?

SIerからの転職を成功させるためには、いくつかのコツを押さえる必要があります。自己分析や転職準備などをきちんと行い、成功につなげましょう。

転職の目的や将来なりたい姿を整理する

転職の目的や将来なりたい姿を整理する

転職を成功させたいなら、転職の目的や将来なりたい姿を整理しましょう。


より上流の工程に携わりたい、自社サービスを開発したいなど、SIerから転職する目的は人によって異なります。転職の目的を冷静に考えておくと、面接の際に話す志望動機なども整理しやすくなり、面接時に自信を持ってアピールできるでしょう。


また、将来なりたい姿を洗い出し、転職によって何を実現したいのかを明確化することも大切です。転職で叶えたいことの優先順位が決まれば、転職先を選ぶ際なども迷いにくくなるでしょう。


自社開発でスピーディに開発を進めている、新しいスキルを積極的に身につけられる環境で働いているなど、なりたい姿を具体的にイメージしてみてください

足りないスキルがある場合は経験を積む

足りないスキルがある場合は経験を積む

転職したいものの、今の自分に足りないスキルがあるとわかっている場合は、スキルの修得を優先的に行いましょう


エンジニアの転職は、スキルや経験によって結果が左右されます。これまでに身につけたスキルや関わったプロジェクトなどを書き出し、今の自分の状態を客観的に分析してみてください。そのうえで、転職先で働くために足りないスキルがあるかどうかをチェックしましょう。


足りないスキルがある場合は、現職でスキルを身につけられる業務に携わったり、プライベートで学習したりして経験を積むことが大切です。理想の環境で働くためにも、まずはスキルを客観的に分析したうえで、不足するスキルの修得を目指しましょう

スキルシート・ポートフォリオの準備を丁寧に行う

スキルシート・ポートフォリオの準備を丁寧に行う

転職を成功させたいなら、スキルシートやポートフォリオの準備を丁寧に行いましょう


スキルシートは、自身が身につけたスキルを要約した書類です。職務経歴書よりも詳しくスキルについて記載できるため、自身のスキルや経験を速やかに理解してもらいたいときに役立ちます。


ポートフォリオは、自身の能力を理解してもらうための作品集のようなものです。エンジニアにとって必須と考えられているわけではありませんが、過去の業務実績やプロジェクト内容などをまとめておくと、わかりやすくアピールできます。


スキルシートやポートフォリオの構成は、自身が応募先の募集にマッチする人材であるとわかってもらえるように組み立てましょう。たとえば、応募先に適した経験やスキルを重点的に記載すると、採用してもミスマッチが起こりにくい人物だと思ってもらいやすくなります。

SIerからの転職に不安がある人はエージェントに相談しよう

転職に不安がある人は、転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントを利用すれば、希望にマッチする企業の紹介や面接対策などのサポートが受けられます。


転職エージェントはたくさんありますが、SIerから転職する場合はIT・webエンジニアに特化したサービスがおすすめです。以下の記事では人気のIT・webエンジニア転職エージェントのおすすめを紹介しているので、転職を検討中の人はチェックしてみてください。

エンジニア向け転職サイトのおすすめも要チェック!

エンジニア向けの転職サイトをチェックするのもおすすめです。エンジニアのキャリアアップに特化したサイト、スキルのマッチを重視したサイトなど、転職サイトにはさまざまな種類があるので、希望に合わせて使いやすいサービスを選びましょう


以下の記事では、人気の転職サイトを比較しておすすめを紹介しています。エンジニア転職のプロのアドバイスもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

IT・Webエンジニア転職エージェントおすすめTOP5

1

インディードリクルートパートナーズ

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2

パーソルキャリア

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3

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