知識がなくても取り掛かりやすい、カメラ初心者向けの本。基本的な情報から応用の情報まで幅広い知識を得られ、カメラを買ったばかりの人や腕を磨きたい人におすすめです。とはいえ、レベルや学びたい内容などによって読むべき本が異なるため、どの本を選ぼうか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、カメラ初心者向けの本のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。わかりやすい漫画の本や、一眼レフ・ミラーレスを使用している人向けの本もあるため、自分に合う1冊を探してみてください。
大学在学中より、写真スタジオ勤務。後に桐島ローランド氏に師事し独立。NHKにっぽんトレッキング100、関西テレビよ〜いドン!などに出演。Panasonic、ANA、ABC mart、CASIO、intel、LE CREUSET、Vitabrid Japan、三井不動産等の広告やその他媒体などで幅広く活動中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
カメラについて学びたいなら、体系的に効率よく学習できるカメラ初心者向けの本がおすすめです。基本情報はもちろん、場面に合った撮影方法やテクニックまで解説されており、幅広い情報を学べます。ネットを使って調べるより、初心者に必要な知識が偏らずに得られるため、効率的な学習が可能です。
本であれば、ネットより情報の信頼性が高く、初心者にぴったりの情報が得られます。本は作者が写真のプロだったり、専門家監修のもと制作していたりと情報の質が高いのが魅力です。経験に基づいて初心者がしやすいミスなども解説されているので、失敗を事前に防ぐためにもうってつけでしょう。
カメラ初心者向けの本を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
初心者向けの本のなかにも、カメラを買う前・買ったばかりという超初心者向けや、ある程度使用してもっとうまくとりたいと思っている人向けなど、さまざまな内容があります。レベルによって見合った本が異なるため、学習レベルに応じて判断しましょう。
カメラを買ったばかりで何もわからない超初心者は、カメラのいろはをしっかり学べる本から始めましょう。いきなり撮影技術の詳細から学ぶと難しくて挫折してしまうことも。重要なポイントが絞られていたり、土台となる撮り方の思考が解説されていたりする本なら、徐々にレベルアップできます。
これからカメラを買おうと思っている人は、カメラ選びから解説している本がうってつけです。カメラの特性比較や撮り方ガイドを紹介している本だと、自分に合ったカメラが知れます。撮りたい被写体に合わせたカメラを選ぶと、これからの写真撮影をより楽しめますよ。
知識をつけていきたい初心者は、基礎固めができる本を選択しましょう。カメラの種類に関わらず参考になる基礎知識や撮影テクニックが得られると、実践面で大きく役立ちます。まずは、カメラ全般に通ずる基礎を網羅した本を選びましょう。
初心者を抜け出したい人は、初級から上級まで段階的に学べる本もおすすめです。基礎をしっかり学んだあとに応用知識も得られます。初心者のつまずきやすいポイントもしっかり解説してあると、中級者へ着実にステップアップできるでしょう。
もっとうまく撮れるようになりたい中級者は、上達テクニックが豊富な本に注目してください。写真ごとに撮り方のデータが記載された撮影テクニックの表などが載っていると、数値をまねして実践できます。撮りたい写真と現実に差がある人は、テクニックを学び表現力を身につけましょう。
好きな写真家が執筆している本から選ぶのもアリです。写真の楽しみ方・表現方法・本質などが書かれており、写真との向き合い方を見つめ直せます。上達したい人や写真撮影がマンネリ化してきた人におすすめです。
カメラには、技術だけでなく多くの知識が必要です。カメラを撮っていくうえでどのような知識が必要なのか、何を学びたいかによって本を決めましょう。
カメラの使い方がわからない人や、いつもオート撮影の人は、操作方法が書かれた本に注目しましょう。レンズ交換式のカメラは、ピントや露出など写真の設定が必要。設定によって見栄えががらりと変わるため、使い方をしっかり習得することが上達のコツです。
操作方法を学ぶときは、自分のカメラと同じ製品を紹介している本を選択しましょう。同じメーカーであっても機種が違うと操作方法が異なる場合もあるため、内容に注意が必要です。
おしゃれな写真を撮りたい人は、構図や光を学べる本に決定しましょう。構図や光の当て方を変えるだけで、がらっと印象が変わります。定番の構図・アングル・光の向きについて解説されていると、すてきな写真に近づけるでしょう。
ダメな例と良い例が並べられた本は、理解が深まるためおすすめ。簡単にはまねできない撮り方でも、改善点が理解できると目標に向かって努力を続けられます。
一眼レフやミラーレスを早く使いこなしたい人は、レンズの使い方が学べる本を選びましょう。レンズにはそれぞれ特性があり、使い分けが重要です。うまく使い分けられれば、一段ときれいな写真が撮れますよ。
写真の撮り方に慣れてきて、新たなレンズに挑戦してみたい人もレンズの使い方がわかる本がうってつけです。広角・標遠・望遠などの種類があり、それぞれの作例も載っていると、どのレンズを買うべきか参考にできるでしょう。
シックな写真に興味がある人には、オールドレンズの本もおすすめです。フィルムカメラ時代の古いレンズで、使い分けや加筆修正により、現実のワンシーンが趣深くシックな写真になります。写真の仕上がりにこだわり始めた人にもぴったりです。
外出先で撮影を楽しみたい・SNSに投稿したい人は、マナーの本を確認してください。撮影者のマナーの乱れや写真の盗用が問題視される現代では、トラブルを未然に防ぐことが大切です。周囲に迷惑をかけずに楽しめるよう、基本的な撮影マナーや撮影に関わる法律は、事前にチェックしておきましょう。
実際に起きたトラブルをもとにマナーが学べる本もうってつけです。肖像権や被写体として人気のある風景・動物・鉄道などの写真撮影時のマナーを、実際の状況をふまえて具体的に解説しています。自分の写真を多くの人に見てもらいたいなら、一度は読んでおきたい本です。
何を撮りたいか、どんなシーンをカメラに写したいかによって学ぶ内容が異なります。それぞれに適した撮影方法があるため、何を撮りたいかを明確にしましょう。
風景など動かない被写体を選ぶなら、光のコントロール・構図・ホワイトバランスについて書かれた本に注目です。動かない被写体は、光の当たり方や構図をじっくり考えてから撮影できるのが強み。風景の撮り方は無数にあるため、撮り方とテクニックを学んで自分に合った方法を見つけてみてください。
星空を撮りたい人は、星空・月を撮影する設定・撮り方・道具などを網羅した本がおすすめです。天体望遠鏡レンズを使用して星雲を撮る本もあり、天体観測にも役立つでしょう。
人を中心に撮影したい人は、ポートレート撮影を学べる本をチェックしましょう。ポートレートを使うと、ポーズ・光・色の使い方によってより良い表情を作り出せます。モデルの魅力を引き出す方法も記載されていると、より実践に役立つでしょう。
ポートレートの撮影テクニックが豊富な本もおすすめです。シーン別でカメラの設定や光の使い方を解説していたり、大人だけでなく子どもの撮影方法を詳しく解説していたりすると、いろいろな場面に応用できます。場所や季節で変わる雰囲気を活かした撮影法を紹介している本もあるので、チェックしてみてください。
動物や乗り物など動く被写体を選ぶなら、動体撮影について学べる本を探してみてください。動いている被写体は、一瞬を捉えなければなりません。動体撮影は構図を決めるのが難しく、被写体を追いかける特殊な技術を必要とするため、専門の本で勉強しましょう。
文章だけでは理解しにくい人には、DVDつきの本が向いています。動画をまねすることで撮影方法を学べるので、専門用語がわからないなどカメラに慣れていない人でも効率よく知識をつけられます。角度や光の向きは文章だとわかりにくいものですが、映像だと理解しやすくおすすめです。
外出先でも撮影方法を確認したい人は、スマホやタブレット対応の本をチェックしてみてください。DVDつきの本には動画をダウンロードできるものがあり、手持ちのスマホやタブレットに保存しておくと外出先で活用できます。荷物を持たずにどこでも勉強・実践ができておすすめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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レベル | 発行年 | 著者 | ページ数 | タイプ | サイズ | 出版社 | |||||
1 | ワン・パブリッシング デジタルカメラ超入門 | ![]() | カメラの写真ならではの魅力。使い方や基本を紹介 | 入門 | 2024年 | CAPA編集部 | 144ページ | 単行本、電子書籍 | B5変 | ワン・パブリッシング | |
2 | サンクチュアリ出版 カメラはじめます! | ![]() | 買い方からテクニックまで漫画でわかりやすく解説 | 初心者 | こいしゆうか | 電子書籍 | |||||
3 | インプレス 写真のことが全部わかる本 完全版 | ![]() | 写真を始める上で欠かせない知識を網羅 | 入門 | 完全版:2023年 | 中原一雄 | 160ページ | 単行本、電子書籍 | B5変形判 | インプレス | |
4 | インプレス カメラとレンズのしくみがわかる光学入門 | ![]() | 光学の観点からカメラやレンズを説明。カメラの系譜も | 入門 | 2019年 | 安藤幸司 | 160ページ | 単行本、電子書籍 | A5 | インプレス | |
5 | 永岡書店 カメラのきほん練習帳 | ![]() | 特別な写真を撮るための、3つの鉄則を解説 | 初心者 | 2020年 | 松本茜 | 160ページ | 不明 | 永岡書店 | ||
6 | ワン・パブリッシング デジタル一眼カメラ30日でマスター | ![]() | 1日1テーマで入門から中級にスキルアップ | 入門、初級、中級 | 2020年 | 森村 進 | 127ページ | 電子書籍 | ワン・パブリッシング | ||
7 | 玄光社 野鳥写真の教科書 | ![]() | 野鳥撮影の入門書。基礎知識などノウハウを収録 | 入門、初級 | 2021年 | 中野耕志 | 160ページ | ムック本、電子書籍 | B5 | 玄光社 | |
8 | ワン・パブリッシング デジタル一眼超入門 増補最新版 | ![]() | カメラ実機の写真入りでわかりやすく解説 | 入門 | 2021年 | CAPA編集部 | 96ページ | ムック本、電子書籍 | AB判 | ワン・パブリッシング | |
9 | 翔泳社 デジカメ初心者がプロの一言でこんなに変わる本 | ![]() | 写真がもっとよくなるポイントをプロが一言で指摘 | 初中級者 | 2014年 | 石田徳幸 | 112ページ | デジタルカメラ初心者 | 翔泳社 | ||
10 | インプレス すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ | ![]() | 初心者から中級者へのステップアップを目指す人に | 初級 | 2018年 | 鈴木知子 | 144ページ | 単行本、電子書籍 | B5変形判 | インプレス |
日本で有数のプロ・コスプレカメラマンとして活動する井田達也氏による、コスプレ撮影の入門ガイドです。コミュニケーションから撮影技法・イベントでの動き方や撮影予定の立て方まで、全6章の主人公と師匠のチャット形式で余すところなく学べる1冊。表現する楽しさなどのノウハウが満載です。
レベル | 入門 |
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発行年 | 2023年 |
著者 | 井田達也 |
ページ数 | 256ページ |
タイプ | ムック本、電子書籍 |
サイズ | A5 |
出版社 | 玄光社 |
カメラ知識ゼロの初心者でも、思い通りに写真が撮れるコツをまとめています。オートモードとプログラムモードの使い方や、マスターしたい半オートモードの使い方など、一つひとつ噛み砕いて説明。撮影テクニックをまとめたミニ冊子がついているので、外での撮影にも手軽に持ち歩けて重宝するでしょう。
レベル | 初級 |
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発行年 | 2015年 |
著者 | 大崎聡 |
ページ数 | 176ページ |
タイプ | 単行本 |
サイズ | B5変 |
出版社 | 永岡書店 |
絞り・シャッタースピード・ISO感度など初心者がつまずきやすいポイントや、今さら聞けない基礎知識をわかりやすく解説しています。パターンごとの撮影テクニックをまとめた、シーン別撮り方のポイントが60例も紹介。切り離して使える設定クイックシートが付いているので、外出先でもすぐ確認できますよ。
レベル | 初級〜 |
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発行年 | 2010年 |
著者 | 上原ゼンジ、荻窪圭、桃井一至 |
ページ数 | 144ページ |
タイプ | 大型本 |
サイズ | B5変 |
出版社 | 翔泳社 |
カメラをこれから始めようとしている、また始めたばかりの初心者の方に向けたの写真の撮り方の本です。カメラの操作や写真の良し悪しなど、カメラや写真のことが何もわからない人でも大丈夫。読み終わった頃には、写真撮影に必要な知識はだいたい理解でき、感覚的に・思い通りに写真を撮ることができるようになります。
レベル | 入門 |
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発行年 | 2019年 |
著者 | 橘田龍馬 |
ページ数 | 144ページ |
タイプ | 単行本、電子書籍 |
サイズ | A5 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション |
著者は、女子カメラ的な作風で人気の女性カメラマン・寺島由里佳氏。ミラーレス一眼とカメラ女子にスポットを当てています。グルメやポートレートなど日常的な写真の撮影術から、センスを活かした撮影アレンジまで、すてきでかわいい写真の撮り方を丁寧に紹介。
レベル | 入門 |
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発行年 | 2013年 |
著者 | 著:寺島由里佳/監修:工藤ケイイチ/プロデュース:コンパスポイント |
ページ数 | 112ページ |
タイプ | 単行本 |
サイズ | B5変型判 |
出版社 | シンコーミュージック・エンタテイメント |
多くの作例をもとにわかりやすく解説。カメラの使い方より大切な見る力を身につける方法で、「魅力的な被写体」を見つけられるようになるのです。作例では誰もがマネして撮影できる被写体やシチュエーションを選んでいるため、写真を鑑賞しながら読み進めることで自然と見る力を身につけることができます。
レベル | 不明 |
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発行年 | 2018年 |
著者 | 重盛明人 |
ページ数 | 40ページ |
タイプ | ペーパーバック、電子書籍 |
サイズ | A5 |
出版社 | ごきげんビジネス出版 |
ペットなど身近な動物の基本的な撮り方から、動物園での応用テクニック・野生動物の上級撮影方法まで、段階的に動物撮影テクニックを紹介しています。写真はネイチャーズベストフォトグラフィーアジアの入選作品をふんだんに使用。表情・仕草など 11のキーワードで魅力的な動物写真の秘訣を読み解いていきます。
レベル | 初級、中級、上級 |
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発行年 | 2018年 |
著者 | ネイチャーズベストフォトグラフィーアジア |
ページ数 | 144ページ |
タイプ | 単行本(ソフトカバー) |
サイズ | A4 |
出版社 | ラトルズ |
カメラの上達のコツは、本で学習したらとにかく実践することです。写真撮影は技術が必要なので、知識だけでは上達しません。得た知識を実践に活かし、たくさんの撮影経験を積むことで少しずつ技術が身についていきます。
写真撮影に至る見る力を養うことも大切です。日常生活の些細な場面であっても、美しいシーンを撮影できます。まずはカメラを楽しみながら、ほんの少し視点を変えてみることで新たな撮影感覚を養ってみましょう。
今回は、カメラの撮影方法・テクニックなどが効率よく学べるカメラ初心者向けの本をご紹介しましたが、お気に入りのカメラは見つけられているでしょうか。カメラにも様々な種類があり、自分好みのものだと撮影をより楽しめます。以下のコンテンツで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位: ワン・パブリッシング|デジタルカメラ超入門
2位: サンクチュアリ出版|カメラはじめます!
3位: インプレス|写真のことが全部わかる本 完全版
4位: インプレス|カメラとレンズのしくみがわかる光学入門
5位: 永岡書店|カメラのきほん練習帳
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