文学YouTuberベル
動画クリエイター
書評やおすすめ本紹介を中心とした文化・教養系の動画を配信する動画クリエイター。フリーランス。企画・出演・撮影・編集の全てを手がけ、チャンネル登録者は2万5千人、総再生数は400万回を超える。
活字離れと言われる現代、"文字"に加え"人"を通して読書の魅力を伝えたいという想いから動画を投稿。
扱うジャンルは、小説・ビジネスが中心で、話題書と言われる作品の紹介が多い。注意点を含めた率直な感想を述べることで、真の良さを伝えるスタイルが特徴。
YouTube NextUp2017受賞。"るるぶ鎌倉'18"一人旅コラボ記事掲載。朝日新聞インタビュー記事掲載。wihnews執筆連載。全部見る
コレクション
文学YouTuberが選ぶ!おすすめ本16選【2018年上半期決定版】
2018年上半期はたくさんの本に出会うことができました。読了した中でも、書評動画として紹介した書籍は実に16冊。ジャンルこそばらばらですが、それぞれ個性と魅力に溢れる名作ばかりです。
すべてにあらすじとおすすめポイントをつけてまとめました。ネタバレはありません!ぜひ、読書のきっかけや次に選ぶ本の参考にしていただけたら嬉しいです。



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文学YouTuberがおすすめする恋愛短編小説集7選
恋愛ーいつの時代の誰だって、この特別な感情の正体を追求してきました。どれひとつとして同じカタチのものはなく、歳や経験を重ねるごとに変わっていくものです。温かく、切なく、表現し尽くせないこの気持ち、恋愛小説を通して覗いてみませんか?
文学YouTuberおすすめの恋愛短編小説集7選をご紹介いたします。
短編集、アンソロジーだけを集めましたので、忙しくてまとめて時間がとれない方や気分転換として読みたい方にも楽しんでいただけると思います。



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愛用アイテム

KADOKAWA
『神様の裏の顔』 藤崎翔
748円「第34回 横溝正史ミステリ大賞」受賞作です。
聖人君子の元教師・坪井誠造が逝去。たくさんの弔問客の中には、特に彼と親しかった人物らが顔を連ねており、話を進めていくうちに「坪井誠造は実は凶悪な犯罪者なのではないか?」という疑惑が浮上します。
一夜にして繰り広げられる、彼らの推理は二転三転。最後には衝撃の事実が明かされます。
元芸人による小説ということで、スピード感が心地よく、ところどころに笑いが散りばめられています。二転三転のどんでん返しに「やられた!」と思う人も多いはずです。
ライトノベルのようなタッチなので、読書の勢いをつけたい方やドタバタ群像劇が好きな方におすすめです。

文藝春秋
『ふたご』 藤崎彩織
1,200円バンド “SEKAI NO OWARI” Saori のデビュー小説であり、「第158回 直木賞」候補作です。
主人公の夏子は、ピアノに打ち込む生活を送っています。そこに、風のように現れる幼馴染みの彼の存在。目いっぱい振り回され、その度に魅力を再確認する日々。
彼に恋人ができても、病気になっても、淡い想いを寄せる夏子はなんとも健気です。物語の後半は、彼らがバンドを組んで、メジャーデビューするために奮闘する青春ストーリーも入っています。
セカオワファンにとっては、バンドメンバーに置き換えた自伝的な小説として楽しめると思います。優しい文章と情感豊かな表現は、若い女性と相性が良いのではないでしょうか。

KADOKAWA
『撮影現場は止まらせない! 制作部女子・万理の謎解き』 藤石波矢
704円『今からあなたを脅迫します』の著者によるお仕事エンタメ。一話完結の短編小説集です。
映画の撮影の裏方と言えば、カメラマン・照明・ADなどが思い浮かびますが、主人公・万里のお仕事は制作部。プロデューサーの下であらゆる雑用をこなす彼女は、道路許可申請やロケハンの折にトラブルに巻き込まれ、なんとか解決へと導きます。
それぞれの仕事への情熱と業界知識をポップに知ることができ、読後は温かい気持ちになります。中高生が読んでも楽しめる内容です。

実業之日本社
『人生で一度はやってみたいアメリカ横断の旅 バイリンガールちかの旅ログ』 吉田ちか
1,485円YouTubeチャンネル“バイリンガール英会話”のクリエイター・吉田ちかのフォトガイドです。アメリカ横断旅の軌跡を全面カラーでポップに紹介しています。
なんといっても写真がきれいです。アメリカはアートが街に馴染んでいることがわかりますし、プロのクオリティーにインスタ女子は憧れることと思います。
動画とのリンクを楽しむことができ、ライトにアメリカを知るにはピッタリ。バイリンガールファンはもちろん、アメリカ横断を夢みる方へおすすめします。

小学館
『おはなし 猫ピッチャー 空飛ぶマグロと時間をうばわれた子どもたちの巻』 江橋よしのり
748円人気漫画『猫ピッチャー』のノベライズ本です。
ニャイアンツに所属している、球界初の猫ピッチャー・ミー太郎。ある日、球場の空にマグロの大群が現れ、ミー太郎は思わず追いかけます。するといつの間にか1日が16時間しかない世界に飛ばされており、そこでは子どもも大人も、いつも大忙しで生活をしているのです。
気ままな猫は嫌われてしまう世界で、唯一見つけた友達らと共に、ミー太郎は野球で人類を救えるのでしょうか?自分の時間を生きる大切さを知れる作品です。
児童文学ですが、リアルな部分もしっかり描かれています。忙しく余裕がなくなっている大人にこそ、読んでほしい作品です。

文藝春秋
『YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち』 ロバート・キンセル 、マーニー・ペイヴァン
1,731円動画におけるビジネス戦略と新しい時代の生き方が詰め込まれた一冊です。
「なぜYouTuberが若者に支持されるのか」「成功するYouTuberの条件は?」
アメリカのYouTuberの事例を元に、YouTubeの魅力と秘密を知ることができます。
また、企業とのタイアップによるマネタイズなど、ビジネスで見る動画産業についての項目も豊富です。お仕事でYouTubeチャンネルの活用やYouTuberの起用を考えている方にとっては、関連項目を読むことで、ヒントが見つかると思います。
YouTube副社長の頭の中を覗くことができるので、ビジネス書としても面白いです。