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オーディオテクニカ ATH-CC500BTを徹底レビュー!実際に使用してわかったメリット・デメリットは?

世界初の「軟骨伝導」を利用した、オーディオテクニカ ワイヤレスイヤホン ATH-CC500BT。「最大ボリュームでも音漏れが少ない」と評判です。しかし、「耳が痛い」「重低音は聞こえにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 音質
  • 装着感のよさ
  • 防水性能
  • 利便性
  • 騒音下での聞き取りやすさ
  • バッテリー性能の高さ
  • 音漏れのしにくさ

さらに、人気のshokzやBocoなどの骨伝導イヤホンとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、骨伝導イヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月02日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
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すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】会議の多い在宅ワーカーにおすすめ!騒音下には向かないが、マルチポイント対応で利便性が高い

バッテリー性能の高さ No.1

オーディオテクニカ
audio-technicaワイヤレス軟骨伝導ヘッドホンATH-CC500BT BK

11,501円

ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン

おすすめスコア

4.27
12位 / 36商品中
  • 低音

    4.14
  • |
  • ボーカル

    4.47
  • |
  • 楽器

    4.14
  • |
  • 装着感のよさ

    4.40
  • |
  • 騒音下での聞き取りやすさ

    3.50
  • |
  • 防水性能

    4.00
  • |
  • 利便性

    4.63
  • |
  • バッテリー性能の高さ

    5.00
  • |
  • 音漏れのしにくさ

    4.42
装着方法ネックバンドタイプ
音漏れdB数3.6dB
防水性能IPX4
マルチポイント対応

良い

    • ボーカルの歌声が際立っていて、息継ぎや声の抑揚も伝わってきた
    • 適正音量の音漏れはかなり少なく、周りの目を気にせずに使いやすい

気になる

    • 高音の伸びやかさや響きが物足りない
    • 低音は軽い音で楽曲全体に厚みをあまり感じない

オーディオテクニカ ATH-CC500BTは、静かな環境でBGMを楽しみたい人におすすめです。実際に装着して音楽を聞いてみると、ボーカルの声や楽器音がクリアで、モニターからは「バランス感がよく、まるでライブのよう」と好印象。比較したなかには、3coinsの商品のようにチープなラジオのようだったものもありました。「重低音は聞こえにくい」との口コミは否めませんが、柔らかいサウンドを長時間楽しみたい人にぴったりです。


機能が充実しており、利便性も高評価。本体で多くの音楽操作ができるほか、専用アプリでは3種のプリセットイコライザーを選べました。また、複数のデバイスをBluetoothに同時接続できるマルチポイントも対応。USB-TypeC充電対応なので、比較したshokzの商品のようなマグネットタイプのものに比べ流用性が高く、ケーブルをなくした際にも便利です。


メーカー公称の連続可能再生時間も最大20時間と、こまめな充電の手間なくほぼ1日使用可能。10分で最大60分再生できる急速充電にも対応しており、リモート会議を行うことが多い在宅ワーカーにぴったりです。さらに、30cm地点への音漏れは平均3.36dBと小さめ。比較したなかには、フィリップス TAA7607のように周囲に歌詞が伝わったものもあったなか、「最大ボリュームでも音漏れが少ない」という口コミにも頷けます。


左右一体型のネックバンドタイプにより、実際に装着したモニターからも「そっとくっついているような感覚」と好印象。後頭部のコードはやや重いものの、「耳が痛い」との口コミに反し側圧はほどよく、外れる感覚やズレも少なめです。装着自体も簡単であるうえ、肩にかけておけるため紛失しにくいのもメリット。防水性能はIPX4対応で、水洗いはできませんが雨や汗による故障リスクは低いといえます。


しかし、騒音下では音が聞き取りにくい点はネック。モニターからは、「メロディがなんとなく聞こえる程度」「ラジオの内容がほとんどわからなかった」などマイナスの意見が聞かれました。ノイズキャンセリング機能を備えているものの、交通量の多い道をよく通る人などには不向き。とはいえ、騒音が少ない場所では十分BGMを楽しめるため、ぜひ購入してみてくださいね!

オーディオテクニカ ATH-CC500BTのデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にオーディオテクニカ ATH-CC500BTと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


オーディオテクニカ ATH-CC500BTよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ 骨伝導イヤホン
低音 No.1

Shokz

OpenRun Pro 2
4.58
(1/36商品)
OpenRun Pro 2

予算が許すならこれ一択!スピーカーで聞いているような音質

装着感のよさ No.1
バッテリー性能の高さ No.1

Shokz

OpenRun ProS810
4.55
(2/36商品)
OpenRun Pro

体に響くような低音が魅力。トップクラスの機能とサウンド

騒音下での聞き取りやすさ No.1

Shokz

OpenComm2
4.48
(3/36商品)
OpenComm2

クリアで芯のある音が魅力的。騒音下でもはっきり聞こえる

防水性能 No.1
バッテリー性能の高さ No.1

Creative

CreativeOutlier Free Pro+HS-OTFPPL-BK
4.48
(3/36商品)
Outlier Free Pro+

歌声が際立っていて聞き取りやすい。タフな設計も魅力

防水性能 No.1
利便性 No.1

AVIOT

AVIOTOpenpiece PlayfulWB-P1
4.45
(5/36商品)
Openpiece Playful

広がりのあるサウンド。バッテリー性能も高く1日中使える

タイムセール

オーディオテクニカ ATH-CC500BTとは?

オーディオテクニカ ATH-CC500BTとは?

骨伝導イヤホンとは、骨を振動させ「蝸牛」という耳の器官に音を伝えることで、脳が音を認識する仕組みを活用したアイテム。大きな特徴は、耳の穴を塞がずに音楽を楽しめること。また、音の一部が直接内耳へ到達するものの、これにより体に悪影響を与えることはありません。ただし、一般的なイヤホンと同様、音量を上げて聴くと難聴になるリスクがある点は覚えておきましょう。



振動を電気信号に変える音響機器メーカーとして知られる、audio-technica(オーディオテクニカ)。「音を通して心豊かな人生を」というスローガンを掲げ、ヘッドホン・マイクロホン・ターンテーブルや、スピーカーなどの製品を展開しています。


今回は、「軟骨伝導経路」を採用して作られた珍しいモデル、ATH-CC500BTをご紹介。一般的な骨伝導イヤホンが頭蓋骨がある部分に装着するのに対し、耳近くの軟骨部分に装着するため圧迫感が少なく、「効率よく音を伝えられる」と謳っています。

快適な通話にこだわって採用された、intelliGo社 AIノイズリダクション(AIVC)とは?

快適な通話にこだわって採用された、intelliGo社 AIノイズリダクション(AIVC)とは?
出典:audio-technica.co.jp
搭載されたintelliGo社の「AIノイズリダクション技術(AIVC)」とは、通話相手に声だけをクリアに伝えるよう設計されたプログラム。オンラインでの会議や通話における品質にこだわっています。

例えば、自宅でのオンライン会議中に玄関のチャイムが鳴っても、イヤホンを通じて相手には伝わらない仕組み。


PCのタイピング音や、カフェにおけるBGMなどの環境音も抑え、快適なコミュニケーションがとれるよう作られています。

オーディオテクニカ ATH-CC500BTのスペックは?

オーディオテクニカ ATH-CC500BTのスペックは?
オーディオテクニカ ATH-CC500BTの詳しいスペックは以下のとおりです。

スペック

  • 通信方式|Bluetooth標準規格Ver.5.1準拠
  • 最大通信距離|見通しの良い状態で10m以内
  • 対応コーデック|Qualcomm® aptX™ HD audio・Qualcomm® aptX™ audio・AAC・SBC
  • 専用アプリ|Connect(好みの音質を選択可能・紛失時の探索機能)
  • 電源|DC3.7Vリチウムイオン電池(内蔵式)
  • 充電時間|約2時間
  • 使用可能時間|連続通信(音楽再生時)最大約20時間・通話(ノイズキャンセリングON)|最大約5時間・(ノイズキャンセリングOFF)|最大約10時間
  • 重量|約35g(マスクやメガネとも併用しやすい軽量設計)
  • 使用温度範囲|5~40℃

備考

  • 付属品|30cm 充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)・ポーチ
  • 発売日|2022年10月14日
  • カラー展開|ブラック・ベージュ

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント

売れ筋の骨伝導イヤホン32商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  1. 音質

    1
    音質

    音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「20代までのモニターがどの楽曲を聴いても低音やサウンドのクオリティが優れていると感じるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  2. 装着感のよさ

    2
    装着感のよさ

    装着感がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長時間つけて動いても外れにくいうえ、装着中にストレスを感じないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  3. 騒音下での聞き取りやすさ

    3
    騒音下での聞き取りやすさ

    騒音下でも音が聞き取りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「20代までのモニターがノイズを再現した環境でも、音楽やラジオをはっきりと聞き取れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。なお、楽曲の低音・ボーカル、ラジオの音声に着目し、それぞれの音源の聞きやすさを総合的に評価しています。

  4. 防水性能

    4
    防水性能

    防水性能としてユーザーがとても満足できる基準を「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない基準である防水性能IPX7以上を満たす商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  5. 利便性

    5
    利便性

    利便性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「基本的な機能に加え、イコライザー機能やマルチポイント接続などの実用的な機能に対応している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  6. バッテリー性能の高さ

    6
    バッテリー性能の高さ

    バッテリー性能の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「使用している途中で充電しなくてもイヤホンだけで1日中使えるうえ、充電がない場合も急速充電ですぐに使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  7. 音漏れのしにくさ

    7
    音漏れのしにくさ

    音漏れがしにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「音漏れがほとんどなく、人目を気にせず使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

オーディオテクニカ ATH-CC500BTのメリットは6つ!

各商品を実際に使ってみたところ、オーディオテクニカ ATH-CC500BTには主に6つのメリットがありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ボーカルの声がクリアに聞こえる。表現の再現性も高い

ボーカルの声がクリアに聞こえる。表現の再現性も高い
男女10人のモニターが実際に音楽を聞いたところ、8人のモニターが「ボーカルの声がクリアに聞こえる」と回答。モニターからは「高音の伸びがしっかり感じられた」「聴きごたえがある」などの声が聞かれました。

比較したなかには3coinsの商品のように、チープなラジオのようだったものもあったのに対し、ビブラートなどの表現まで聞き取りやすい印象です。


ただ、耳に入れるカナル式のイヤホンほどのクリアさんには届かず、声のハリや解像度は低め。人によっては、こもっているように感じるかもしれません。とはいえ、音自体は柔らかいため、BGMとして長時間聴きたいという人におすすめですよ。


ボーカルの音質についてのモニターコメント

  1. 「小さい吐息などの音までしっかり聞こえた」
  2. 「男性・女性問わず、声がクリアかつ広がりを感じる仕上がり」
  3. 「声はクリアに聴こえるものの、厚みがなく物足りない」
  4. 「高音・低音どちらも強弱をしっかり感じられた」
  5. 「掠れたような音質なので、クリアさはあまり感じなかった」
コメントは一部抜粋
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

骨伝導のイヤホンのなかでは、ボーカルが一歩前に出ている感じで、音の細かさは感じないものの楽曲としてのまとまり・迫力を感じやすいクオリティです。


音の輪郭が丸く歯切れが良いサウンドなので聴きやすさ重視であればおすすめといえます。

楽器の音には芯があった。ライブ感のあるサウンドを楽しめる

楽器の音には芯があった。ライブ感のあるサウンドを楽しめる
また、楽器の音には厚みがあり、10人中7人のモニターが満足度の高い評価を示しました。

比較したなかには、Bocoの商品のようにベースが聞こえにくく、聞き取ろうと意識する必要があったものも。楽器自体のボリュームはほかの帯域に埋もれずある程度あり、この楽器が鳴ってる!ぐらいの情報はわかるため、モニターから「楽器の種類問わず聞き取れた」「バランス感がよく、まるでライブのよう」などの声があがりました。


対して、カナル式のイヤホンに比べると、楽器の音を構成するベース音の動きまでは追いにくいものの、楽器自体のボリュームはほかの帯域に埋もれず存在している印象。音の輪郭がぼやけているため、音楽を雰囲気で楽しむのに向いています。


楽器の音質についてのモニターコメント

  1. 「重なりあうパートでもそれぞれの音がクリアに聞こえた」
  2. 「高音域は耳に突き刺さるようだが、全体的にクリアなので楽器音がそれぞれ聴きやすかった」
  3. 「音の周りに柔らかい響きがありつつ、音に芯があるのでスッキリと耳に入りやすい」
  4. 「中高音域ならクリアに聴けるが、シャリシャリとした音が邪魔をする」
  5. 「音が交わって聴きづらいパートでもしっかり分離されており、骨伝導イヤホンながら解像度が高く感じた」
コメントは一部抜粋
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

ほかの骨伝導イヤホンと比べると輪郭が丸くこもって聞こえる箇所もありますが、帯域ごとのバランスや音の歯切れの良さはあるので比較的聴こえやすいほうです。


どの音の柔らかく、高い音も刺さることなくマイルドに楽しめるので聴き疲れしにくいナチュラルな音を求めている人におすすめです。

側圧が弱く装着時の圧迫感は控えめ。ズレも少なくランニング中も使いやすい

側圧が弱く装着時の圧迫感は控えめ。ズレも少なくランニング中も使いやすい
頭部の後ろで左右がつながっているネックバンドタイプにより、装着感も良好。側圧がほどよく圧迫感が少ないため、実際に装着したモニターからは「そっとくっついているような感覚」と好印象でした。耳のつけ根部分にあたる感覚はあるものの、「耳が痛い」という口コミほどではなく、ほとんど気になりません。

また、走行中に外れる感覚やズレも少なめです。比較したなかには、同じネックバンドタイプでも3coinsの商品のように、本体が軽くズレやすかったものも。後頭部のコードにはやや重さを感じるものの、モニターからは「つけ直しが必要なズレはない」「通常のランニング程度なら外れにくい」などプラスの声が聞かれました。


さらに、左右一体型なので装着が簡単なのもうれしいポイント。比較したBocoのように左右がわかれた完全ワイヤレスタイプとは異なり、耳にはめる手間がありません。肩にかけられるため、紛失しにくい点もメリットです。


側圧についてのモニターコメント

  1. 「こめかみはちょうどよいが、耳のつけ根の上部は側圧が強いように感じた」
  2. 「つけていることを忘れそうなほど馴染んでいた」
  3. 「デスクワーク程度の作業なら、とくに負担が少なく邪魔になりにくそう」
  4. 「ほどよい側圧の強さで、締めつけ感や緩さは感じなかった」
  5. 「耳の裏に少しあたるものの、さほど気にならない」
コメントは一部抜粋

動いたときのズレにくさについてのモニターコメント

  1. 「頭の後ろにあるコードが重く、走っていると下がっていく感覚がある」
  2. 「走る以外にジャンプや首を軽く振ったりしても、直したくなるほどのズレは感じなかった」
  3. 「左右のイヤホンをつなぐケーブルが重く、揺れて徐々にズレそう」
  4. 左右に首を振ってもズレにくく、安定性が高い
  5. 「つけ直しが必要なほどのズレはなく、実用的には問題なさそう」
コメントは一部抜粋

マルチポイント対応により、複数のデバイスを同時に接続できる。イコライザー調節も3種類から選択可能

マルチポイント対応により、複数のデバイスを同時に接続できる。イコライザー調節も3種類から選択可能
機能性が充実しており、利便性は非常に優秀。イヤホン本体での再生・停止・音量調節・曲のスキップ操作が可能であるうえ、専用アプリを使えば3つのプリセットイコライザーから聴きたい音質を選択できました

また、マイクの搭載に加え、複数のデバイスをBluetoothに同時接続可能なマルチポイントにも対応。比較したフィリップス TAA6606のように、マルチポイント非対応の商品も少なくありませんでしたが、PCでのリモート会議後にそのままスマホで音楽を楽しめますよ。効率よく行動したい人にうってつけといえるでしょう。


さらに、比較したなかには、shokzの商品のように充電器がマグネットタイプのものもありましたが、こちらはUSB-TypeC対応型。バッテリー残量が少ない場合にノートパソコンなどで給電できたり、スマホや他デバイスのUSB-Cケーブルが流用できるという利点もあります。ケーブルを紛失した際でも便利ですよ。


選択可能なイコライザー

  1. Original|イコライザーの調整が入っていない状態の音を楽しみたいときに
  2. Bass Boost|ダンスやHIPHOPといった低音重視の音楽や、映画の迫力をより楽しみたいときに
  3. Clear Voice|楽曲のボーカル、アニメやドラマ、オーディオブックでの声を中心に聴きたいときに
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

FastPairに対応しており、Androidデバイスとペアリングしやすいのも便利なポイント。


ペアリング時に画面に表示されるポップアップをタップするだけでペアリングできるので、Bluetoothの接続が苦手な人でもわかりやすいといえます。

連続再生可能時間は最大20時間と非常に長い。バッテリー残量を気にせず使いやすい

メーカが公称する連続可能再生時間は最大20時間と、比較したなかでトップクラスの長さ。比較した商品で長いものでも10時間程度でしたが、こまめな充電の手間なくほぼ1日使えますよ。

また、10分の充電時間で最大60分の再生が可能な急速充電にも対応。比較したなかにはフィリップス TAA6606のように、急速充電非対応のものもあったのに対し、リモート会議を行うことが多い在宅ワーカーにぴったりです。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
完全ワイヤレスイヤホンのように、充電ケースが付属していないので、使用後にイヤホン本体の充電ができない骨伝導イヤホン。長時間使いたい人は、連続再生時間を必ずチェックしましょう。


このイヤホンは骨伝導イヤホンのなかでもとくに長い20時間連続再生が可能なので、充電を気にせずつか続けられる性能といえます。

音漏れは平均3.36dBと小さめ。同室者への音による影響は少ない

イヤホンを装着して音楽を流し、30cm先に設置した騒音計で音漏れを計測すると、平均3.36dBと小さめでした。若干チャカチャカという音は聞こえますが、さほど気になりません。

比較したなかにはフィリップス TAA7607のように平均10dBほど音漏れを観測し、周囲に歌詞が伝わったものも。「最大ボリュームでも音漏れが少ない」との口コミどおり、内容までは周りも判断しにくいため、近くに人がいるときでも使いやすいでしょう。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)
音漏れしにくい性能とはいえ、電車やバスといった人との距離が近い場所だと周りの人の迷惑になることも。音量に気をつけるか、使用を控えるようにしましょう。

オーディオテクニカ ATH-CC500BTのデメリットは3つ!

オーディオテクニカ ATH-CC500BTにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

低音の響きはいまひとつ。曲に厚みが物足りず、迫力に欠ける

低音の響きはいまひとつ。曲に厚みが物足りず、迫力に欠ける
一方、低音の響きによる迫力は控えめ。モニターからは、「全体的に低音が軽く聴こえる」「楽曲によっては聞き取りづらい」などの声があがりました。

比較したShokzのOpenRun Proのように、生で聞いているような存在感のある低音を楽しめたものもあったなか、「重低音は聞こえにくい」という口コミは否めません。とはいえ、一定の迫力や厚みは感じられたため、楽曲のノリのよさや芯はしっかり楽しめますよ。


なお、一般的なカナル型のイヤホンと比べても、低温は埋もれがち。とはいえ、耳の横が骨伝導ドライバーによりしっかりと震えるので、また違う低音を体感で味わえるでしょう。


低音の音質についてのモニターコメント

  1. 「音自体に重厚感がなく、響きにくい」
  2. 「協調されるほどの低音の厚みは感じないが、ベースは低い音までカバーできている」
  3. 「音自体が鮮明なので全体にまとまりがあり、響きすぎず低音としての役割を果たせていた」
  4. 「楽曲の厚みがなく、なんとなくチープな音のように感じた」
  5. 「ベースやドラムの重たい音もしっかり捉えており、ボリューム感のある聴き心地」
コメントは一部抜粋
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

ハキハキとはしていませんが、下の方でしっかりと鳴っている低音。あまり主張することなくしっかりと楽曲を支えてくれている印象です。


骨伝導イヤホンのなかでは低音がある方で、スカスカな音ではなくやわらかく安定感のある低音が楽しめます

防水性能はIPX4。高い防水レベルを求める人には不向き

防水性能はIPX4。高い防水レベルを求める人には不向き
防水性能はIPX4と、あらゆる方向からの水飛沫に耐えられるレベル。雨や汗による故障リスクが低く、比較したすべての商品(執筆時点)がIPX4以上を備えていました。

しかし、比較したなかにはBocoの商品のようにIPX7以上を備え、水道水の深水1mに約30分沈んでも耐えられるほどのものもあったため、サッと水洗いして清潔に保ちたい人やゲリラ豪雨などに備えたい人には不向きといえます。


また、防塵機能も非搭載。比較したなかには、shokz OpenRunのようにIP67と防水だけでなく高い防塵機能まで備えたものもあったため、耐久性が気になる人はチェックしてみてくださいね。

騒音下で音楽やラジオを聞き取りにくい。自宅など静かな環境での使用向き

騒音下で音楽やラジオを聞き取りにくい。自宅など静かな環境での使用向き
騒音下で音楽を流すと、「音楽やラジオが聞き取りやすい」と回答したモニターはいませんでした。比較したなかには、Shokz OpenRun Proのように大きめのノイズがあっても曲名がわかるものもあったのに対し、モニターからは「ほとんど騒音にかき消される」「メロディがなんとなく聞こえる程度」とシビアな声が。

また、ラジオも同様に聞き取りにくく、モニターからは「ヘルツのあっていないラジオのよう」「内容がほとんどわからなかった」などの意見があがりました。ノイズキャンセリング機能は備えているものの、交通量の多い道を通るときなどには向いていません。在宅ワークなどの会議のほか、家事中やジムなど騒音が少ない場所でBGMを楽しむのにおすすめでしょう。


ランニング中に適した骨伝導イヤホンですが、騒音下でも聞き取りやすいものや外音取り込み性能などに優れたものをお探しの人は、以下のコンテンツもチェックしてみてくださいね!

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

低音の主張が少ないためか、同じ帯域のノイズが重なると楽曲やラジオが聞こえにくくなってしまいました。騒音下ではないオフィスや自宅での作業中に使うのがおすすめです。

騒音の聞き取りやすさについてのモニターコメント

低音

  1. 「騒音が小さくなったときにかろうじて聞き取れる程度」
  2. 「音程までは聞き取れないが、低音が鳴っていることやリズムはわかる」
  3. 「ノイズが最大になると、低音を含めたバックミュージックがほとんど聞こえなくなった」
  4. 「低音を探しながら聞くと、ようやく見つけられる程度」
  5. 「ある程度の響きは感じられるが、騒音に負けて厚みは感じにくい」
コメントは一部抜粋

ボーカル

  1. 「歌詞はなんとなく聞きとれるが、シャリシャリとした音で気持ちよく聞くのは困難」
  2. 「ところどころ歌詞がわからず、何を歌っているのかわからなかった」
  3. 「かなり遠くのほうで聞こえる感覚」
  4. 「ノイズが最大になったとき、バックミュージックはきこえなかったが、ボーカルはやや聞こえづらくなる程度だった」
  5. 「聞こえるが、もしまだ音量を上げられるなら上げたい」

コメントは一部抜粋

ラジオ

  1. 「女性の声は聞こえるものの、内容まではわからない」困難
  2. 「男性と女性が何か喋っていることはわかるが、ラジオとして楽しむことは困難」
  3. 「人の声がシャリシャリとした音になって、内容がほとんど頭に入らなかった」
  4. 「ノイズの大きさにかかわらず聞こえない」
  5. 「男性と女性がいることは把握できる」
コメントは一部抜粋

オーディオテクニカ ATH-CC500BTの詳細情報

バッテリー性能の高さ No.1

オーディオテクニカ
audio-technicaワイヤレス軟骨伝導ヘッドホンATH-CC500BT BK

おすすめスコア
4.27
骨伝導イヤホン12位/36商品
低音
4.14
ボーカル
4.47
楽器
4.14
装着感のよさ
4.40
騒音下での聞き取りやすさ
3.50
防水性能
4.00
利便性
4.63
バッテリー性能の高さ
5.00
音漏れのしにくさ
4.42
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 1
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 2
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 3
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 4
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 5
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 6
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 7
ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン 8
最安価格
11,501円
中価格
カラー
ブラック
ベージュ
全部見る
カラー
ブラック
ベージュ
全部見る
最安価格
11,501円
中価格
カラー
ブラック
ベージュ
全部見る
カラー
ブラック
ベージュ
全部見る
装着方法ネックバンドタイプ
音漏れdB数3.6dB
防水性能IPX4
マルチポイント対応
Bluetoothバージョン
Bluetooth 5.1
対応コーデック
SBC、AAC、aptX、aptX HD
再生周波数帯域
20~20kHz
連続再生時間
20時間
充電時間
2時間

良い

    • ボーカルの歌声が際立っていて、息継ぎや声の抑揚も伝わってきた
    • 適正音量の音漏れはかなり少なく、周りの目を気にせずに使いやすい

気になる

    • 高音の伸びやかさや響きが物足りない
    • 低音は軽い音で楽曲全体に厚みをあまり感じない
タイプイヤホン
接続タイプワイヤレス
イヤホン形状耳掛け型、オープンイヤー型
充電端子USB Type-C
重量35g
マイク付き
内蔵メモリ
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オーディオテクニカ ATH-CC500BTの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    11,501円

    (最安)

    販売価格:11,501円

    ポイント:0円相当

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    らいふ堂
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    販売価格:11,600円

    ポイント:0円相当

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    GIFTMAN【1955年創業、日本の会社です】
    4.66

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  3. 3

    11,779円

    (+278円)

    販売価格:11,779円

    ポイント:0円相当

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    ギフトマン Yahoo!店
    4.65

    (3,838件)

  4. 4

    11,891円

    (+390円)

    販売価格:12,000円

    ポイント:109円相当

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オーディオテクニカ ATH-CC500BTが向いていない人におすすめの骨伝導イヤホンは?

オーディオテクニカ ATH-CC500BTが向いていない人におすすめの骨伝導イヤホンは?

ここでは、オーディオテクニカ ATH-CC500BTのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。

音質にこだわるなら、Shokz OpenRun Proがおすすめ

音質にこだわるなら、Shokz OpenRun Proがおすすめ
音質重視で選びたい人は、Shokz OpenRun Proがおすすめ。まるで生演奏を聞いているかのような低音表現が魅力的です。音量を小さくしても、ボーカルの声や楽器の違いをはっきりと感じとれました。また、騒音下で聞き取りやすさも十分。ラジオは聞こえにくい部分があったものの、曲にはノイズに負けない厚みがありました。本品よりはやや音漏れがありますが、それほど近くにいなければ気になりにくいでしょう。

つけ心地も軽く、側圧によるキツさもほぼ感じません。最大再生可能時間は10時間と本品におよばないものの、問題なく長時間使い続けられます。加えて、5分の充電で1.5時間の再生ができる急速充電にも対応。充電器はマグネット式ですが、簡単に接続できるというメリットがありますよ。


さらに、防水性能は防塵機能も備えたIP55で、軽く水洗いが可能。マルチポイントにも対応しているため、複数のデバイスを使う人にぴったりです。アプリを活用すれば、好みにあわせた独自のイコライザー調整も可能。クリアな音質で、機能性の高いものを探している人に、ぜひ試してほしい1台です。

騒音下でも聞きとりやすいものなら、Shokz OpenComm2をチェック

騒音下でも聞きとりやすいものなら、Shokz OpenComm2をチェック
通勤・通学などで交通量の多い道を通る人には、Shokz OpenComm2もチェックしてみてください。ノイズを流した環境で音楽やラジオを流しても、クリアなボーカルの声が聞きとれました。ラジオで話している会話の内容まで聞き取りやすく、ランニングや騒音がある作業中での使用にも向いています

音質も全体的にクリアで、ボーカルの抑揚まで聞き取れました。ながら聴きのBGMとしては十分な音質であるうえ、音漏れも平均3.6dBと小さめ。周囲に人がいる環境でもす。やや側圧の強さを指摘するモニターはいたものの、フィット感は良好。装着してランニングしてもズレる感覚はほとんどなく、安定感のあるつけ心地です。

また、水洗いが可能なIPX5の防水性能に対応。汗などで汚れてもサッと汚れを落としやすく、清潔に使い続けやすいでしょう。さらに、マルチポイントにも対応しているため、複数あるデバイスの同時接続も可能。PCで会議したあと、そのままスマホで音楽を聞くなど自由度が高いといえます。

オーディオテクニカ ATH-CC500BTは、どこで買える?

オーディオテクニカ ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン ATH-CC500BT BKは、公式サイトや楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入が可能。税込価格は17,600円(執筆時点・公式サイト参照)で、送料も無料です。

なお、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売が確認できました。ただし、店舗によって値段や送料が異なるので、購入前にはしっかりリサーチしてくださいね。

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