ワンタッチでハンディクリーナーに切り替えられる、三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQ。スタイリッシュなデザインが評判ですが、「吸引力が高い」「重くて持ち運びにくい」といった口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQを含むスティッククリーナー45商品を実際に使用して、吸引力の高さ・軽さ・取り回し・お手入れのしやすさ・静音性を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQは、充電の手間なく、家具下などの隙間まで楽に掃除したい人におすすめです。実際にフローリングとカーペットの上にゴミをまき、1ストロークでどれくらいきれいにできるか検証したところ、全商品でトップクラスの高評価に。とくにフローリングではほぼ完璧にゴミを吸い取り、わずかなザラつきも残しませんでした。
フル充電にかかる時間は約70分と今回比較したなかでもかなり短く、頻繁に掃除したい人にぴったり。最大約40分の連続運転が可能なので、2LDK以上の部屋数の多い家でも使いやすいでしょう。
さらに、ヘッドの可動域と動きが絶妙。机やイスの下のような入り組んだ場所も滑らかに動かせました。持ち手からヘッドまでがフラットになるフラットヘッド機構を搭載しているため、家具下の掃除もかがむ必要がなく楽ちんです。
お手入れのしやすさも高評価に。汚れやすいサイクロンボックスは、分解して水洗い可能です。ブラシの自動クリーニング機能を搭載しており、ブラシ掃除の手間を軽減できるのもうれしいところ。ただし、サイクロン式は総じてゴミ捨て時に粉塵が舞いやすいため注意しましょう。
デザイン性が非常に高く、パワーのわりに音も静かです。しかし、重量1.9kgとやや重い点はネック。長時間使う人や、掃除機を持って階段の上り下りをする人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際に三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
東芝ライフスタイル
軽さ重視ならおすすめ。フローリングでの吸引力も申し分なし
東芝ライフスタイル
進化した吸引力と細やかな機能性。お手入れを楽にしたい人に
SharkNinja
吸引力と使い勝手を両立。ゴミ捨ては月1回でOK
そもそも三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQとは、どんな商品なのか解説していきます。
今回ご紹介するHC-JD2Bは、三菱電機が発売するコードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ」シリーズのプレミアムモデルとして、2022年7月に発売された商品。
充電スタンドから手前に倒すとスティッククリーナー、そのまま垂直に持ち上げるとハンディクリーナーに早変わりする、一台二役の商品です。
コンパクトなボディでありながらパワフルな吸引力を実現する、毎分最大約125,000回転の高効率モーターを採用。2種類の高性能フィルターを搭載することで、排気のきれいさにもこだわっています。
また、吸引力の低下につながるブラシの毛がらみに配慮。ブラシ植毛の密度が高く、毛やゴミが奥まで入り込みずらい設計です。さらに、ブラシを自動でクリーニングするらくリーニングスタンド機能があるうえ、水洗いするときはブラシをサッと横に引き抜くだけと、お手入れ簡単。
また、床面の種類を見分けて自動で吸引力を切り替えるパワーシフトモードにも要注目。フローリングなら「標準」、カーペットなら「強」というように、適切なモードに自動で切り替えながら運転し、効率よく掃除できるようサポートします。
アタッチメントは以下の5種類。専用の収納袋も付属しています。
ロングノズルを取り付けると、風を吹きつけるエアブローとしても使えます。細かいすき間に入り込んだホコリを飛ばせるほか、砂や落ち葉などを掃き出したいときにも便利。車内や玄関先の掃除に活躍しそうですね。
本体カラーは高級感のあるガンメタリックシルバー。充電スタンドにセットすると「Q」のようなフォルムを描き、出したままでも生活感のないデザインです。衛生的に使えるよう、ブラシや手元ハンドル部には抗菌加工が施されています。
充電時間は約70分で、連続運転時間は標準モードで約40分・強モードで約10分です。スタンドと一体型なので、うっかり充電し忘れる心配もありませんよ。
今回は三菱電気 コードレス掃除機 iNSTICK ZUBAQを含むスティッククリーナー45商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、肝心の吸引力を検証します。
フローリングと毛の短いカーペットに一定量のゴミをまき、標準モードでヘッドを1往復。ゴミを残さずしっかり吸い取れたかどうかチェックします。
フローリングでの吸引力は非常に優秀です。1回往復しただけで、大きなゴミから細かな青砂までほぼ完璧に吸い上げました。
床のザラつきはまったく感じられず、ゴミを撒く前よりもきれいになったと感じるほど。残りやすい壁際のゴミもしっかりと吸い取れています。メーカーの「コンパクトでありながら驚きのハイパワ-を実現」との謳い文句どおり、パワーの高さを実感できました。
カーペットでも十分な吸引力を発揮。毛足の奥に入り込んだ青砂は少し残ってしまいましたが、表面のゴミは問題なく吸い取れました。
カーペットのゴミを吸い取りたいなら、本製品のように自走式パワーヘッドを搭載したモデルがおすすめ。ヘッドを手前に引いたときだけ床に密着するので、毛が絡みやすいカーペット上でも前に進みやすいのがメリットです。
スティッククリーナーは軽さも重要ですよね。続いては軽さの検証です。
今回は本体重量だけではなく、実際に使ってみたときの印象に着目。モニター5名が実際に使用して、軽いと感じるかどうかチェックしました。
本体重量は1.9kgと軽くはありません。床を掃除しているときは実際の数値ほどの重さは感じませんが、持ち上げると重量感があります。重さの感じ方は個人差もあるので、実機を触ってみてから検討することをおすすめします。
今回の検証で、持ち上げたときに軽く感じるのは1.5kgまでということがわかりました。軽すぎるとヘッドがグラついて使いづらい場合もあるので、使い勝手を重視するなら1.3〜1.5kgのものを選ぶとよいでしょう。
コメントは一部抜粋
次に、取り回しのよさを検証します。
ソファ下・イス周りを掃除しやすく、操作性やバッテリーの持ちがよいものを高評価としました。
柔軟性のあるヘッドのおかげで、前後左右と滑らかなかけ心地を実感できます。机やイスの周りなど、入り組んだ場所でも快適に操作できました。
また、持ち手からヘッドまでが水平になるフラットヘッド機構で家具下の掃除もスムーズ。高さ約6cmまでのすき間なら奥までスイッと届くので、脚付きソファの下も楽な姿勢で掃除できますよ。
フル充電の状態で、標準モードなら約40分・強モードなら約10分の連続運転が可能。標準モードで40分動けば、2LDK以上でも1回ですべての部屋を掃除できます。ファミリー向けの物件でも使いやすいでしょう。フル充電の時間も約70分と、今回検証したほかの商品に比べて短めなのも魅力です。
単独で自立する機能はありませんが、充電スタンドの使い勝手はとても優秀。手前に引くだけで本体を取り出せるので、持ち変えることなくそのまま掃除を始められます。スタンドから垂直に持ち上げればハンディクリーナーに変わり、ちょっとした掃除にも便利ですよ。
続いて、気になる静音性を検証。騒音計を使って、本体から1.5m離れた位置からの運転音をチェックしました。
測定結果は68.9dBと、ハイパワーなのに静か。比較した全商品の平均である、70.42dB(執筆時点)を下回っています。環境省の調査によると、60台後半はカフェの店内と同じくらいの騒音値とのこと。掃除機のうるさい音が苦手な人も使いやすいでしょう。
最後に、お手入れのしやすさを検証します。
ゴミ捨てやダストカップの手入れの手順を調べ、楽にメンテナンスできるのかチェックしました。
お手入れのしやすさはまずまずの評価に。特筆すべきは、ブラシを自動でクリーニングするらくリーニングスタンドを搭載していること。手間がかかるブラシのお手入れの負担を軽減します。
また、ダストカップはもちろん、サイクロンボックスも分解して水洗いが可能。付属のお手入れブラシは充電スタンドに収納できるので、うっかりなくしてしまう心配もありません。
しかし、ワンタッチでゴミ捨てできるものの、サイクロン式のため細かい粉塵が舞うリスクがあります。できる限りゴミ箱の底に近い場所で処理するようにしましょう。
2022/07/21 発売
標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約40分/強モード:約10分 |
---|---|
ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 約1時間10分 |
本体重量 | 1.59kg |
良い
気になる
集じん容積 | 約0.25L |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、布団用ヘッド、充電コード、収納スタンド、お手入れブラシ |
本体幅(公称値) | 22.5cm |
本体奥行(公称値) | 19cm |
本体高さ(公称値) | 100.5cm |
本体幅(実測値) | 22.0cm |
本体奥行(実測値) | 9.6cm |
本体高さ(実測値) | 100.5cm |
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最後に、軽くて楽に持ち上げられるスティッククリーナーをご紹介します。
日立のパワかるスティック PV-BL30HNは、わずか1.4kgと軽さに優れた商品。自走式ヘッドで滑らかに動き、長時間使っていても疲れを感じません。フローリング・カーペットの両方で優れた吸引力を発揮し、一度でしっかりとゴミを吸い取りました。名前のとおり、パワーと軽さを兼ね備えた1台です。
同じく日立のかるパックスティック PKV-BK3Kは、紙パック式の軽量クリーナーを選びたい人におすすめ。重さ1.1kgと業界最軽量クラスで、文句なしの操作性です。紙パックは約2か月分のゴミを溜められ、ゴミ捨ての頻度も少なめ。紙パック式で選ぶなら、まず候補に入れてほしい製品です。
本体だけで自立可能 | |
---|---|
タイプ | スティック |
コードレス対応 | |
スタンド | 充電機能つきスタンド |
一人暮らし向け | |
集じん方式 | サイクロン式 |
充電スタンド | |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約40分/強モード:約8分 |
ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 210分 |
騒音値(公称値) | 不明 |
騒音値(実測値) | 69.1dB |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 不明 |
集じん容積 | 0.15L |
消費電力 | 不明 |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | ハンディブラシ、2WAYすき間ブラシ、ふとん用吸口、延長パイプ、スティックスタンド、ACアダプター、お手入れブラシ |
本体重量 | 1.4kg |
本体幅(公称値) | 23cm |
本体奥行(公称値) | 23cm |
本体高さ(公称値) | 101cm |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約30分/強モード:約8分 |
---|---|
ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 約2時間 |
本体重量 | 1.18kg |
良い
気になる
集じん容積 | 約0.40L |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、クリーナー 抗菌3層パックフィルターGP-S120FS 1枚 |
本体幅(公称値) | スティック時:23cm/ハンディ時:8.4cm |
本体奥行(公称値) | スティック時:20.5cm/ハンディ時:40.9cm |
本体高さ(公称値) | スティック時:108.2cm/ハンディ時:15.6cm |
本体幅(実測値) | 23.0cm |
本体奥行(実測値) | 10.7cm |
本体高さ(実測値) | 108.6cm |
日立 かるパックスティック PKV-BK3Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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