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Acer モバイルプロジェクター C250iをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

コンパクトながら明るく画質もよいと評判の、Acer モバイルプロジェクター C250i。有線・無線接続に対応している点も好評ですが、「映像のチラつきがすごい」「ストリーミング規制で動画配信サービスが見られない」など気になる口コミもあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、Acer モバイルプロジェクター C250iを含む11商品を実際に使ってみて、画質・明るさ・音質・設置性・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
久我和真
ガイド
マイベスト 家電チームマネージャー
久我和真

テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2022年11月までの情報です

目次

はじめに結論!ミラーリングに特化。画質はいまいちだが、360度どこでもスクリーンになる

Acer
モバイルプロジェクターC250i

2020/12/16 発売

49,320円

モバイルプロジェクター
結論からいうと、Acer モバイルプロジェクター C250iは、スマホ画面を大きく投影できるのが特徴。縦長・横長コンテンツに合わせて、余白なしでミラーリングできます。画質も音質も実用範囲内だったので、ライブ配信やビデオ通話を大画面で楽しみたい人にはうってつけです。

視聴スタイルを選ばない形状も魅力。特徴的な12面体をコロコロ転がすことで自由に角度調整できます。向きを問わず設置できるよう、充電口を2か所設けているのも好印象でした。ピント合わせは手動ですが、垂直方向の台形補正も自動です。


ただし、輝度が足りず暗所でも暗く映りました。壁の凹凸が見えていたり、ノイズが気になったりと、上位商品ほど美しいとはいえません。サウンドも歪みがあり、映像と音のズレが気になるシーンもありました。映像に没入するというよりは、カジュアルに楽しみたい人向けです。


OS非搭載のため、ストリーミング端末がないと動画配信サービスも視聴できません。販売価格は税込54,800円(公式サイト参照/執筆時点)と特別高くないもの、ミラーリングを前提とした商品です。動画視聴の選択肢を増やすなら、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。

Acer モバイルプロジェクター C250iとは

Acer モバイルプロジェクター C250iは、スマートフォンの画面を大画面に映し出すことをコンセプトにした商品です。ここでは改めて、性能や特徴について解説します。

スタンドなしでも角度が自由自在。ミラーリングがメインの高級モデル

スタンドなしでも角度が自由自在。ミラーリングがメインの高級モデル
Acer(エイサー)は台湾に本社を置き、パソコンや関連機器を手掛ける電子機器メーカー。メインはパソコン事業ですが、さまざまな種類のプロジェクターも数多く手掛けています。

2020年12月に発売されたC250iは、Acerが取り扱うモバイルプロジェクター のなかでは最も高額なモデル*です。家の中はもちろん、外出・旅行先への持ち運びを前提に設計されています。

2022年11月執筆時点


スマートフォンの映像を大画面で投影するためのミラーリング機能をメインに据えているのが特徴です。動画配信サービスの利用にはあまり向かないものの、12面体という構造を活かし、設置の向きや角度が自由自在に行えるフリースタイルさを魅力としています。

スマホの画面を余白なしでミラーリングする「オートポートレートモード」を搭載

スマホの画面を余白なしでミラーリングする「オートポートレートモード」を搭載

角度が360度フリーアングルで設置できるため、水平・垂直方向の映像の台形補正ももちろん搭載。垂直方向は30度自動で調整を行います。オートフォーカスには非対応です。


スマートフォンの画面をミラーリングする際、オートポートレートモードを使えば余白をなくしてフルスクリーンで投影が可能に。縦長のスマホに合わせたミラーリングが行えます。

痒い所に手が届くインターフェース。マルチアングル投写がより自在に行える

痒い所に手が届くインターフェース。マルチアングル投写がより自在に行える

充電口が2か所あり、縦向き・横向きどちらで使用してもケーブルを気にせずに使えます。底面に三脚の取付けもでき、視聴スタイルを問いません。


出力端子としてヘッドホン端子が備わっているので、直接有線で繋げることも可能です。時間帯や周囲を気にせずに視聴でき、Bluetoothで生じがちなタイムラグも防げますよ。

スマホの充電にも使える大容量バッテリー内蔵。Bluetoothスピーカーとしても使える

スマホの充電にも使える大容量バッテリー内蔵。Bluetoothスピーカーとしても使える
出典:acerjapan.com

バッテリーは9,000mAhと大容量。モバイルバッテリーとしても使えるので、小まめに充電しておけば急な停電時などにも備えられますよ。


Bluetoothスピーカーとしての利用も可能です。同社のノートパソコンなどにも搭載されているAcer TrueHarmonyが内蔵され、臨場感がアップしたスマホの音を楽しめます。

特徴的な12面体で置き方は自由自在。持ち運びのためのポーチつき

特徴的な12面体で置き方は自由自在。持ち運びのためのポーチつき

縦にも横にも設置でき、角度も自在に調整できるフリースタイルな形状です。スタンド不要ながらどの角度でも安定する12面体のボディで、マルチアングル投写が行えます。


本体サイズは直径104×高さ190mm、重量は775gです。持ち運びに便利なポーチが付属しているので、本体を傷つけずに収納して運べます。9,000mAhの内蔵バッテリーで、スピーカー使用時は5時間、ECOモードなら3時間、標準で1時間再生できます。

実際に使ってみてわかったAcer モバイルプロジェクター C250iの本当の実力!

今回はAcer モバイルプロジェクター C250iを含む、モバイルプロジェクター全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 画質
  2. 明るさ
  3. 音質
  4. 設置性
  5. 機能性

ノイズが多く全体的に暗い。輝度不足ではっきりと映らない

ノイズが多く全体的に暗い。輝度不足ではっきりと映らない
はじめに、画質と明るさを検証します。映像と音の専門家・折原一也さんに協力してもらい、映画・YouTube・ライブ映像の3種類を視聴。色の再現や解像感など、それぞれの映像において重要な要素を評価ポイントとし、チェックしました。

明るさについては、壁に投影した100%白の映像から中心照度(ルクス)を測定し、そこからANSIルーメンを算出。その結果を比較して評価しました。

明るい部屋では映像が見にくい。壁の凹凸が気になる

明るい部屋では映像が見にくい。壁の凹凸が気になる
明るい部屋を想定した空間で映像を投影したところ、実用には向かないという結果に。どの映像でも輝度不足で、きれいに見ることはできませんでした。

投影した映像越しに壁の凹凸が見えてしまい、昼の明るい時間帯の使用には適していません。

暗所でも全体的に暗い映像。ノイズも多め

暗所でも全体的に暗い映像。ノイズも多め
照明をすべて落とした暗い部屋でも、明所と同様に輝度不足が気になりました。暗所では実用範囲内ですが、全体的に暗く鮮やかさに欠けます。口コミで映像のチラつきが指摘されていたとおり、画面全体が揺れるようなノイズも散見されました。

壁の凹凸も気になるほどだったので、可能であればスクリーンや凹凸のない壁面に映すことが望ましいでしょう。スペックがフルHDと高いだけに、映像の美しさが活かせていないのが惜しい点でした。

明るさは約106lmと平均並みだが、メリハリのある映像は期待できない

明るさは約106lmと平均並みだが、メリハリのある映像は期待できない
実際に明るさもチェックしています。80インチサイズで投影した白の映像の中心照度(ルクス)を測定して算出したところ、実測値は約106lmでした。

今回の検証では平均値が約100lmだったので、一般的な明るさです。凹凸がある面でもきれいな映像を楽しみたいなら、明るさ150lm以上のものを検討しましょう。公称値とズレがある場合もあるので、実測値をチェックしてみてくださいね。

音の歪みや映像とのズレが気になる。臨場感もいまひとつ

音の歪みや映像とのズレが気になる。臨場感もいまひとつ
次に、音質を検証します。

音と映像の専門家である折原一也さん協力のもと、映画・YouTube・ライブ映像の3種類を視聴。聞き取りやすさや音の広がり、ボーカルのクリアさなどの評価項目を設定し、総合的に音質を評価しました。

音に歪みがあり、声色が再現しきれない

音に歪みがあり、声色が再現しきれない
出典:acerjapan.com

音質の評価も伸び悩みました。音の歪みが気になるほどで、明瞭さに欠けます。映像と音がズレて再生されることもあり、没入感があるとはいえません。


検証した商品のなかには、小型のモバイルプロジェクターとは思えないほどの迫力や、臨場感が感じられるものもありました。映画や音楽鑑賞を目的とするなら、音響メーカーの監修を受けているものを探してみるのもおすすめです。

12面体を転がして角度を自在に調整できる。ミラーリングは可能だが、OSは非搭載

12面体を転がして角度を自在に調整できる。ミラーリングは可能だが、OSは非搭載
最後は、設置性と機能性の検証です。

設置の自由度が高いものを高評価とするため、台形補正機能や角度調整などを評価ポイントとしてチェックしました。また、操作機能やミラーリングなど、機能性についても評価ポイントを設定し、総合的に評価しています。

約2mあれば80インチが投影できる。最小29インチと狭い部屋でも使いやすい

約2mあれば80インチが投影できる。最小29インチと狭い部屋でも使いやすい
実際に80インチを投影したところ、2.19mできれいに映りました。公称値が2.15mなので、おおむねスペックどおりです。そのほかのインチ数の投影距離は測っていませんが、参考までに公称値もご確認ください。

【メーカー公称値】

  • 29インチ|0.8m
  • 40インチ|1.07m
  • 60インチ|1.60m
  • 80インチ|2.15m
  • 100インチ|2.67m

垂直方向の台形補正は自動だが、ピント合わせは都度手動で行う

垂直方向の台形補正は自動だが、ピント合わせは都度手動で行う
出典:acerjapan.com
設置性は高評価です。一番の特徴ともいえる12面体の形状を生かし、転がして角度を微調整できます。360度どの角度でもしっかり安定する手軽さは見事。角度調節ができない商品もあるなかで、自由度の高さはトップクラスでした。

垂直方向(30度)は自動・手動の両方、水平方向(15度)は手動で台形補正ができます。ただし、オートフォーカスは非対応なので、ピント合わせは自分で行いましょう。

ミラーリング特化型。OS非搭載なのでコンテンツ再生に制限あり

ミラーリング特化型。OS非搭載なのでコンテンツ再生に制限あり

スマホからのミラーリングを重視しているため、機能性の評価は伸びませんでした。AirPlayやクロームキャストには対応していますが、OSは非搭載。ミラーリングだと著作権の関係上、動画配信サービスの映像視聴ができない場合があります。


自分で撮影した映像を大画面で見たり、スマホを大画面で共有したりといった目的にはうってつけですが、選択肢を広げるならストリーミング端末を用意した方がよいでしょう。

Acer モバイルプロジェクター C250iの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

音質も画質も妥協したくないなら、こちらをチェック

Acer モバイルプロジェクター C250iは、設置性の高さが魅力でした。最後に音質も画質も高評価だった、おすすめの商品をご紹介します。

XGIMIのHalo+なら、映画館のような没入感を味わえます。モバイルとは思えぬ明るさで、照明のついた部屋でも映像はくっきり。Harman Kardon社のスピーカーを内蔵しており、迫力のある低音と繊細なニュアンスまでも楽しめました。Android TV 10.0搭載なので、動画配信サービスも視聴可能です。


Nebula Vega Portableは、空間全体に広がる音と高解像な映像が魅力です。メリハリのある明るい映像が特徴で、暗い部屋で見るとまるでミニシアター。Android TV 9.0を内蔵しており、音声操作やスマホ画面のミラーリングにも対応しています。頻繁に移動させないなら、使い勝手のよいモデルですよ。

XGIMI
Halo+‎Halo+

おすすめスコア
4.65
明るさ
4.91
コントラスト比
4.96
色の鮮やかさ・再現性
4.80
解像感の高さ
4.48
映像の滑らかさ
4.32
音質
4.55
ネット機能の充実度
4.59
設置のしやすさ
4.50
バッテリーの持ちのよさ
4.44
天井投影のしやすさ
3.25
起動の速さ
4.34
Halo+ 1
Halo+ 2
Halo+ 3
Halo+ 4
Halo+ 5
Halo+ 6
Halo+ 7
Halo+ 8
Halo+ 9
最安価格
90,631円
やや高価格
最安価格
90,631円
やや高価格
解像度フルHD
明るさ(ANSIルーメン)511ANSIルーメン
対応ネットサービスAmazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN

良い

  • 非常に明るく、色鮮やかで再現性が高い
  • コントラスト比が高く、きれいな映像が楽しめる
  • ネット機能が充実。操作性にも優れている

気になる

  • 天井へ投影しづらく、三脚が必要
連続再生時間170分
投影方式(光源)DLP方式
60インチ投影に必要な距離1.6m
80インチ投影に必要な距離2.1m
100インチ投影に必要な距離2.7m
OS搭載
オートフォーカス
コントラスト比48:1
障害物自動回避
台形補正 自動
入力端子HDMI端子、USB、DC
バッテリー搭載
HDR対応HDR10、HLG
Bluetooth対応
114mm
奥行145mm
高さ172mm
重量1.6kg
全部見る
Halo+

XGIMI Haloプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

Anker
Nebula Vega Portable

最安価格
73,800円
連続再生時間不明
投影方式(光源)DLP方式
解像度フルHD
対応デバイススマホ
明るさ(ANSIルーメン)不明
明るさ(ルーメン)161ANSIルーメン
種類不明
明るさ(公称値)500ANSIlm
端子位置不明
40インチ投影に必要な距離1.06m
60インチ投影に必要な距離1.6m
80インチ投影に必要な距離2.12m
コントラスト比不明
100インチ投影に必要な距離2.66m
白輝度不明
120インチ投影に必要な距離3.18m
黒輝度不明
最小投影画面サイズ不明
色の正確さ不明
最大投影画面サイズ不明
OS搭載不明
最短投影距離不明
最長投影距離不明
対応ネットサービス不明
コントラスト比不明
オートフォーカス不明
アスペクト比16:9
障害物自動回避不明
台形補正 不明
OS搭載
入力端子HDMI、USB-A、USB-C
オートフォーカス.自動
スピーカー出力4W
光源不明
3D対応
特徴スマホ対応
Wi-Fi対応
バッテリー搭載不明
台形補正機能自動垂直/手動水平
設置方式ポータブル
ゲームモード
HDR対応HDR10
Bluetooth対応
内蔵スピーカー
短焦点
天井投影可能
稼動時騒音30dB以下
バッテリー付属
幅.192mm
奥行.192mm
高さ.59mm
重量1.5kg
全部見る
Nebula Vega Portable

アンカー・ジャパン Nebula Vega Portableをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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