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Anker Nebula Capsule II D2421N12をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

コンパクトで使いやすく、画質も音質もよいと人気のAnker Nebula Capsule II D2421N12。持ち運びがしやすい点も評判ですが、「画質が物足りない」「Netflixが見れない」など気になる口コミも多く、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、Anker Nebula Capsule II D2421N12を含むモバイルプロジェクター11商品を実際に使ってみて、画質・明るさ・音質・設置性・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
久我和真
ガイド
マイベスト 家電チームマネージャー
久我和真

テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2022年11月までの情報です

目次

はじめに結論!暗所で使うなら十分な画質。コンパクトながら音質がよく、機能も充実している

Anker
Nebula Capsule IID2421N12

39,800円

Nebula Capsule II
結論からいうとAnker Nebula Capsule IIは、7万円以下と手頃な価格ながら、高音質・多機能な商品です。暗い部屋でカジュアルに映像を楽しむには十分な画質で、サウンドも存在感がありました。Android TVが内蔵されており、好きな動画配信サービスを楽しめますよ。

明所で見るには明るさが足りないものの、暗い部屋でのコントラストは良好。解像感がやや低めでしたが、80インチより小さく投影すれば、もう少しきれいに映るでしょう。音質も少し臨場感に欠ける程度で、低音まで厚みがあります。歌声と楽器も分離していて、スピーカーとしても使えるクオリティでした。


Google Playストアからアプリをダウンロードできるので、ストリーミング端末は不要。スマホ画面のミラーリングやHDMI接続もでき、さまざまなコンテンツを楽しめます。ただし、天井投影には三脚が必要です。オートフォーカスや垂直方向の台形補正は自動ですが、水平方向の調整は手動でした。


機能面から考えると高コスパですが、販売価格は69,990円(税込/執筆時点)と安くはありません。予算をそこまで上げなくても、検証ではもっと明るく映せる商品がありました。ほかの商品もチェックして、より使い続けやすいプロジェクターを見つけてくださいね。

Anker Nebula Capsule II D2421N12とは

Anker Nebula Capsule II D2421N12は、発売から数々のアワードを受賞している実力派モデルです。ここでは改めて、商品の特徴や機能について詳しくご紹介します。


【受賞歴】

  • 2019年|MONOQLO ベストバイ・オブ・ザ・イヤー(THE・年間ベスト モバイルプロジェクター部門)
  • 2020年|グッドデザイン賞
  • 2020年|家電批評 家電オブ・ザ・イヤー(映像機器部門 モバイルプロジェクター)
  • 2021年|VGP2021 ポータブルプロジェクター(ライフスタイル/10万円未満)
  • 2021年|VGP2021 SUMMER ポータブルプロジェクター(ライフスタイル/10万円未満)
  • 2022年|STORY1月号 ベスト家電大賞(家族の団欒家電部門)

世界初のAndroid TV搭載モデル。機能的でありながら価格は約7万円と手頃

世界初のAndroid TV搭載モデル。機能的でありながら価格は約7万円と手頃
Ankerは、Google出身のエンジニアたちによって2011年に設立された、中国のハードウェアメーカーです。モバイルバッテリーを主力に、オーディオやスマートホーム、プロジェクターなどのブランドを生み出し、世界中で販売しています。

2019年6月に発売されたNebula Capsule II D2421N12は、Ankerのプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」のモバイルプロジェクター。約7万円と価格は中間程度ですが、ラインナップの中では上位機種にあたります。


コンパクトなボディでありながら、世界ではじめてAndroid TVを搭載*。本体に好きなアプリを直接ダウンロードできます。1台あればYouTubeをはじめ、Prime Video・DAZN・ Netflix・Disney+・U-NEXTなど、多様なコンテンツを視聴可能です。

Anker社調べ 2020年1月発売時点

前モデルに比べて解像度・明るさが大幅進化。オートフォーカス機能でピントを自動調整

前モデルに比べて解像度・明るさが大幅進化。オートフォーカス機能でピントを自動調整

前モデルのNebula Capsuleに比べ、解像度は1.5倍の720pに進化。明るさも2倍の200ANSIルーメンで、より鮮明な映像の投影が可能になったと謳っています。


オートフォーカス機能を搭載しているので、手動で調整する必要はありません。場所を変えても自動でピントを合わせてくれるのはうれしいですね。ただし、天井に投影したり角度をつけたりする際は三脚が必須。公式サイトでアクセサリーも合わせてチェックしてみてください。

Dolby Digitalに対応。Bluetoothスピーカーとしても使える

Dolby Digitalに対応。Bluetoothスピーカーとしても使える
スピーカードライバーのワット数は8W。一般的な家屋の室内で使用するなら十分な音量でしょう。ドルビーデジタル(Dolby Digital)にも対応しているので、迫力あるサラウンドを楽しめます。

プロジェクターモードのときは、Bluetoothスピーカーやヘッドホンにも接続可能です。家族が寝静まった時間帯でも、ゆっくりと映像に没頭できます。投影せずスピーカーとしても使えるので、家電製品を複数置く必要がなく、インテリアがすっきりしますよ。

500mL缶よりコンパクト。コンセントなしでも約2.5時間映像を楽しめる

500mL缶よりコンパクト。コンセントなしでも約2.5時間映像を楽しめる
出典:ankerjapan.com

デザインはシンプルな円柱型。重量は約740gありますが、高さ約150×直径約80mmと500mL缶よりも小さく、持ち運びも楽々です。


同梱のUSB Tyoe-Cの充電器を使用すれば、約2.5時間で満充電が完了。Wi-Fi使用時の動画再生なら約2.5時間、音楽なら約10時間の連続再生が可能です。キャンプや旅行時にも大画面で映像を楽しめます。給電しながらの再生もできるので、自宅では充電残量を気にせず没入できますよ。

実際に使ってみてわかったAnker Nebula Capsule II D2421N12の本当の実力!

今回はAnker Nebula Capsule II D2421N12を含む、モバイルプロジェクター全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 画質
  2. 明るさ
  3. 音質
  4. 設置性
  5. 機能性

明所では白っぽく映るが、暗所なら十分にコントラストのある映像を楽しめる

明所では白っぽく映るが、暗所なら十分にコントラストのある映像を楽しめる
まず、画質と明るさを検証します。映像と音の専門家である折原一也さんに協力してもらい、映画・YouTube・ライブ映像の3種類の映像を視聴。それぞれの映像で重要な要素をポイントとして定め、色の再現や解像感などに注目してチェックしました。

明るさは、壁に100%白の映像を投影してルクスを測定。そこからANSIルーメンを算出して比較しました。

明るい部屋での投影は不向き。全体が白っぽく映る

明るい部屋での投影は不向き。全体が白っぽく映る
明所での投影は、輝度不足で画面全体が白っぽく映りました

明るい部屋を再現するために外光を遮断し、投影面が90ルクスになるよう照明を設置して検証しましたが、どの映像も見にくく感じられます。

暗所では明暗がはっきりした映像が投影できるが、ぼんやりした解像感

暗所では明暗がはっきりした映像が投影できるが、ぼんやりした解像感
外光を遮断し照明をすべて落とした室内では、十分に視聴が可能でした。HDR(ハイダイナミックレンジ)10を搭載していることもあり、明暗のコントラストがはっきりわかる映像が映し出されます。

ただし、解像感はいまひとつ。解像度は1280×720ですが、「画質が物足りない」との口コミどおり、80インチでの投影ではややぼやけて映ってしまったのが残念でした。

明るさの実測値は約100lmと平均並み。メリハリは感じられた

明るさの実測値は約100lmと平均並み。メリハリは感じられた
白い映像を80インチで投影し、中心照度(ルクス)を測定した結果、明るさの実測値は約100lmでした。公称値の200lmには届かないものの、今回検証した実測値としては平均的な明るさです。

画質を重視するなら150ルーメン以上を基準としたいところですが、100ルーメンでもメリハリのある映像は見られました。ただし、上位の機種は実測値で600ルーメン近い明るさがあったものも。より没入感を得たいならチェックしてみてくださいね。

臨場感は上位商品に及ばないが、厚みのある音でライブ映像もより楽しめる

臨場感は上位商品に及ばないが、厚みのある音でライブ映像もより楽しめる
続いて、音質を検証しました。

音と映像の専門家である折原一也さんに協力いただき、映画・YouTube・ライブ映像の3種類の映像を視聴します。聞き取りやすさや臨場感などの項目をチェックしながら、総合的な音質を評価しました。

もう少し広がりは欲しいが、低音まで厚みのあるサウンド

音質は満足できるレベル。低音までしっかり厚みがあり、存在感のある音が楽しめました。とくにライブ映像の評価は高く、歌声と伴奏の楽器の音が分離して聞こえたのが好印象です。スピーカーとして使う場合にも、音楽を存分に楽しめるでしょう。

一方で、音の広がりに欠けるのは惜しい点。映画館にいるかのようなサウンドを再現できるDolby Digital(ドルビーデジタル)に対応していますが、音の出どころがわかってしまい、包み込まれるような臨場感は得られませんでした。

天井投影は別途三脚が必要。Andoroid TV 9.0でさまざまなコンテンツを楽しめる

天井投影は別途三脚が必要。Andoroid TV 9.0でさまざまなコンテンツを楽しめる
最後に、設置性・機能性を検証します。設置性については、台形補正機能やオートフォーカス機能などを搭載しているかなどをチェックし、設置の自由度が高い商品を高評価としました。

機能性は、内蔵されているOSや操作機能の充実性などをチェック。総合的に評価しました。

約2.5mあれば80インチで投影できる

80インチを投影するのに必要な距離は、実測値で2.46m。2.2m以下の商品もあったため、比較すると少し距離が必要な印象です。ほかのインチ数の実測値は計測していませんが、40~100インチの投影距離も参考までにご確認ください。

【メーカー公称値】

  • 40インチ|1.15m
  • 60インチ|1.73m
  • 80インチ|2.46m
  • 100インチ|3.08m

ピントや水平の台形補正は自動。天井投影には大きめの三脚の用意が必要

設置方法は、かなり限定されます。本体下部にスタンドがなく、物理的な角度調整はできません。天井へ投影するのには、別売りの三脚も必要です。円柱形の本体の底にネジ穴があり、バランスを崩しやすいので、純正品以外を使うときはご注意ください。


一方で、自動でピント合わせを行うオートフォーカス機能があるのは好印象でした。台形補正も垂直は自動なので、手動で合わせるのは水平のみです。

Andoroid TV 9.0に対応。好きなアプリを直接ダウンロードできる

Andoroid TV 9.0に対応しており、機能性は高評価を獲得。Google Playストアから好きなアプリを直接ダウンロードできるので、ストリーミング端末不要でネット配信サービスを利用できます。


「Netflixが見れない」との口コミが見られましたが、Nebula Managerアプリをダウンロードすれば視聴は可能です。ただし、複雑な操作が求められるので、公式サイトで手順をご確認ください。


Chromecast / Apple AirPlayを利用すれば、スマホ画面のミラーリングもできます。HDMI・USB・Wi-Fi・Bluetoothなど多様な接続方法が用意されており、Googleアシスタントの音声操作にも対応していました。

Anker Nebula Capsule II D2421N12の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    39,439円

    (最安)

    販売価格:39,800円

    ポイント:361円相当

    送料無料

  2. 2

    54,238円

    (+14,799円)

    販売価格:54,238円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ノア商社Yahoo!店
    4.63

    (1,317件)

  3. 3

    54,239円

    (+14,800円)

    販売価格:54,239円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    電子問屋
    4.57

    (6,672件)

  4. 4

    54,887円

    (+15,448円)

    販売価格:55,390円

    ポイント:503円相当

    送料無料

  5. 5

    55,475円

    (+16,036円)

    販売価格:55,475円

    ポイント:0円相当

    送料別

    ECJOY!
    4.21

    (10,366件)

映像のクオリティが高い、こちらの商品もチェック

Anker Nebula Capsule II D2421N12は、空間を気軽にミニシアター化するのにもってこいの商品でした。ここでは、さらに上質な映像体験をしたい人におすすめの商品をご紹介します。


XGIMIのHalo+は、実測値で337lmとモバイルとは思えぬ明るさ。輝度が高いため、明るい部屋でも鑑賞できるほどきれいに映りました。スピーカーはオーディオメーカーのものを搭載し、画質・音質ともに没入感を味わえます。Android TV 10.0を搭載しており、アプリを自由にダウンロードできます。


Nebula Vega Portableは、Capsule IIの上位モデルです。明るさの実測値は150ルーメンを越え、暗い部屋ならシアター級の映像を叶えます。空間に広がる音質も素晴らしく、ホームシアターとして楽しみたいならコスパは良好。8万円以下で販売しており、予算も大幅に変えず購入できますよ。

XGIMI
Halo+‎Halo+

おすすめスコア
4.65
明るさ
4.91
コントラスト比
4.96
色の鮮やかさ・再現性
4.80
解像感の高さ
4.48
映像の滑らかさ
4.32
音質
4.55
ネット機能の充実度
4.59
設置のしやすさ
4.50
バッテリーの持ちのよさ
4.44
天井投影のしやすさ
3.25
起動の速さ
4.34
Halo+ 1
Halo+ 2
Halo+ 3
Halo+ 4
Halo+ 5
Halo+ 6
Halo+ 7
Halo+ 8
Halo+ 9
最安価格
107,580円
やや高価格
最安価格
107,580円
やや高価格
解像度フルHD
明るさ(ANSIルーメン)511ANSIルーメン
対応ネットサービスAmazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN

良い

  • 非常に明るく、色鮮やかで再現性が高い
  • コントラスト比が高く、きれいな映像が楽しめる
  • ネット機能が充実。操作性にも優れている

気になる

  • 天井へ投影しづらく、三脚が必要
連続再生時間170分
投影方式(光源)DLP方式
60インチ投影に必要な距離1.6m
80インチ投影に必要な距離2.1m
100インチ投影に必要な距離2.7m
OS搭載
オートフォーカス
コントラスト比48:1
障害物自動回避
台形補正 自動
入力端子HDMI端子、USB、DC
バッテリー搭載
HDR対応HDR10、HLG
Bluetooth対応
奥行145mm
114mm
高さ172mm
重量1.6kg
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Halo+

XGIMI Haloプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

Anker
Nebula Vega Portable

最安価格
74,800円
連続再生時間不明
投影方式(光源)DLP方式
解像度フルHD
対応デバイススマホ
明るさ(ANSIルーメン)不明
明るさ(ルーメン)161ANSIルーメン
種類不明
明るさ(公称値)500ANSIlm
端子位置不明
40インチ投影に必要な距離1.06m
60インチ投影に必要な距離1.6m
80インチ投影に必要な距離2.12m
コントラスト比不明
100インチ投影に必要な距離2.66m
白輝度不明
120インチ投影に必要な距離3.18m
黒輝度不明
最小投影画面サイズ不明
色の正確さ不明
最大投影画面サイズ不明
OS搭載不明
最短投影距離不明
最長投影距離不明
対応ネットサービス不明
コントラスト比不明
オートフォーカス不明
アスペクト比16:9
障害物自動回避不明
台形補正 不明
OS搭載
入力端子HDMI、USB-A、USB-C
オートフォーカス.自動
光源不明
3D対応
スピーカー出力4W
Wi-Fi対応
特徴スマホ対応
台形補正機能自動垂直/手動水平
設置方式ポータブル
バッテリー搭載不明
ゲームモード
HDR対応HDR10
Bluetooth対応
内蔵スピーカー
短焦点
天井投影可能
稼動時騒音30dB以下
バッテリー付属
幅.192mm
奥行.192mm
高さ.59mm
重量1.5kg
全部見る
Nebula Vega Portable

アンカー・ジャパン Nebula Vega Portableをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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