コンパクトで使いやすく、画質も音質もよいと人気のAnker Nebula Capsule II D2421N12。持ち運びがしやすい点も評判ですが、「画質が物足りない」「Netflixが見れない」など気になる口コミも多く、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Anker Nebula Capsule II D2421N12を含むモバイルプロジェクター11商品を実際に使ってみて、画質・明るさ・音質・設置性・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
明所で見るには明るさが足りないものの、暗い部屋でのコントラストは良好。解像感がやや低めでしたが、80インチより小さく投影すれば、もう少しきれいに映るでしょう。音質も少し臨場感に欠ける程度で、低音まで厚みがあります。歌声と楽器も分離していて、スピーカーとしても使えるクオリティでした。
Google Playストアからアプリをダウンロードできるので、ストリーミング端末は不要。スマホ画面のミラーリングやHDMI接続もでき、さまざまなコンテンツを楽しめます。ただし、天井投影には三脚が必要です。オートフォーカスや垂直方向の台形補正は自動ですが、水平方向の調整は手動でした。
機能面から考えると高コスパですが、販売価格は69,990円(税込/執筆時点)と安くはありません。予算をそこまで上げなくても、検証ではもっと明るく映せる商品がありました。ほかの商品もチェックして、より使い続けやすいプロジェクターを見つけてくださいね。
【受賞歴】
2019年6月に発売されたNebula Capsule II D2421N12は、Ankerのプロジェクターブランド「Nebula(ネビュラ)」のモバイルプロジェクター。約7万円と価格は中間程度ですが、ラインナップの中では上位機種にあたります。
コンパクトなボディでありながら、世界ではじめてAndroid TVを搭載*。本体に好きなアプリを直接ダウンロードできます。1台あればYouTubeをはじめ、Prime Video・DAZN・ Netflix・Disney+・U-NEXTなど、多様なコンテンツを視聴可能です。
Anker社調べ 2020年1月発売時点
前モデルのNebula Capsuleに比べ、解像度は1.5倍の720pに進化。明るさも2倍の200ANSIルーメンで、より鮮明な映像の投影が可能になったと謳っています。
オートフォーカス機能を搭載しているので、手動で調整する必要はありません。場所を変えても自動でピントを合わせてくれるのはうれしいですね。ただし、天井に投影したり角度をつけたりする際は三脚が必須。公式サイトでアクセサリーも合わせてチェックしてみてください。
プロジェクターモードのときは、Bluetoothスピーカーやヘッドホンにも接続可能です。家族が寝静まった時間帯でも、ゆっくりと映像に没頭できます。投影せずスピーカーとしても使えるので、家電製品を複数置く必要がなく、インテリアがすっきりしますよ。
デザインはシンプルな円柱型。重量は約740gありますが、高さ約150×直径約80mmと500mL缶よりも小さく、持ち運びも楽々です。
同梱のUSB Tyoe-Cの充電器を使用すれば、約2.5時間で満充電が完了。Wi-Fi使用時の動画再生なら約2.5時間、音楽なら約10時間の連続再生が可能です。キャンプや旅行時にも大画面で映像を楽しめます。給電しながらの再生もできるので、自宅では充電残量を気にせず没入できますよ。
今回はAnker Nebula Capsule II D2421N12を含む、モバイルプロジェクター全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
明るさは、壁に100%白の映像を投影してルクスを測定。そこからANSIルーメンを算出して比較しました。
明るい部屋を再現するために外光を遮断し、投影面が90ルクスになるよう照明を設置して検証しましたが、どの映像も見にくく感じられます。
ただし、解像感はいまひとつ。解像度は1280×720ですが、「画質が物足りない」との口コミどおり、80インチでの投影ではややぼやけて映ってしまったのが残念でした。
画質を重視するなら150ルーメン以上を基準としたいところですが、100ルーメンでもメリハリのある映像は見られました。ただし、上位の機種は実測値で600ルーメン近い明るさがあったものも。より没入感を得たいならチェックしてみてくださいね。
音と映像の専門家である折原一也さんに協力いただき、映画・YouTube・ライブ映像の3種類の映像を視聴します。聞き取りやすさや臨場感などの項目をチェックしながら、総合的な音質を評価しました。
一方で、音の広がりに欠けるのは惜しい点。映画館にいるかのようなサウンドを再現できるDolby Digital(ドルビーデジタル)に対応していますが、音の出どころがわかってしまい、包み込まれるような臨場感は得られませんでした。
機能性は、内蔵されているOSや操作機能の充実性などをチェック。総合的に評価しました。
【メーカー公称値】
設置方法は、かなり限定されます。本体下部にスタンドがなく、物理的な角度調整はできません。天井へ投影するのには、別売りの三脚も必要です。円柱形の本体の底にネジ穴があり、バランスを崩しやすいので、純正品以外を使うときはご注意ください。
一方で、自動でピント合わせを行うオートフォーカス機能があるのは好印象でした。台形補正も垂直は自動なので、手動で合わせるのは水平のみです。
「Netflixが見れない」との口コミが見られましたが、Nebula Managerアプリをダウンロードすれば視聴は可能です。ただし、複雑な操作が求められるので、公式サイトで手順をご確認ください。
Chromecast / Apple AirPlayを利用すれば、スマホ画面のミラーリングもできます。HDMI・USB・Wi-Fi・Bluetoothなど多様な接続方法が用意されており、Googleアシスタントの音声操作にも対応していました。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Anker Nebula Capsule II D2421N12は、空間を気軽にミニシアター化するのにもってこいの商品でした。ここでは、さらに上質な映像体験をしたい人におすすめの商品をご紹介します。
XGIMIのHalo+は、実測値で337lmとモバイルとは思えぬ明るさ。輝度が高いため、明るい部屋でも鑑賞できるほどきれいに映りました。スピーカーはオーディオメーカーのものを搭載し、画質・音質ともに没入感を味わえます。Android TV 10.0を搭載しており、アプリを自由にダウンロードできます。
Nebula Vega Portableは、Capsule IIの上位モデルです。明るさの実測値は150ルーメンを越え、暗い部屋ならシアター級の映像を叶えます。空間に広がる音質も素晴らしく、ホームシアターとして楽しみたいならコスパは良好。8万円以下で販売しており、予算も大幅に変えず購入できますよ。
解像度 | フルHD |
---|---|
明るさ(ANSIルーメン) | 511ANSIルーメン |
対応ネットサービス | Amazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN |
良い
気になる
連続再生時間 | 170分 |
---|---|
投影方式(光源) | DLP方式 |
60インチ投影に必要な距離 | 1.6m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.1m |
100インチ投影に必要な距離 | 2.7m |
OS搭載 | |
オートフォーカス | |
コントラスト比 | 48:1 |
障害物自動回避 | |
台形補正 | 自動 |
入力端子 | HDMI端子、USB、DC |
バッテリー搭載 | |
HDR対応 | HDR10、HLG |
Bluetooth対応 | |
奥行 | 145mm |
幅 | 114mm |
高さ | 172mm |
重量 | 1.6kg |
XGIMI Haloプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
連続再生時間 | 不明 |
---|---|
投影方式(光源) | DLP方式 |
解像度 | フルHD |
対応デバイス | スマホ |
明るさ(ANSIルーメン) | 不明 |
明るさ(ルーメン) | 161ANSIルーメン |
種類 | 不明 |
明るさ(公称値) | 500ANSIlm |
端子位置 | 不明 |
40インチ投影に必要な距離 | 1.06m |
60インチ投影に必要な距離 | 1.6m |
80インチ投影に必要な距離 | 2.12m |
コントラスト比 | 不明 |
100インチ投影に必要な距離 | 2.66m |
白輝度 | 不明 |
120インチ投影に必要な距離 | 3.18m |
黒輝度 | 不明 |
最小投影画面サイズ | 不明 |
色の正確さ | 不明 |
最大投影画面サイズ | 不明 |
OS搭載 | 不明 |
最短投影距離 | 不明 |
最長投影距離 | 不明 |
対応ネットサービス | 不明 |
コントラスト比 | 不明 |
オートフォーカス | 不明 |
アスペクト比 | 16:9 |
障害物自動回避 | 不明 |
台形補正 | 不明 |
OS搭載 | |
入力端子 | HDMI、USB-A、USB-C |
オートフォーカス. | 自動 |
光源 | 不明 |
3D対応 | |
スピーカー出力 | 4W |
Wi-Fi対応 | |
特徴 | スマホ対応 |
台形補正機能 | 自動垂直/手動水平 |
設置方式 | ポータブル |
バッテリー搭載 | 不明 |
ゲームモード | |
HDR対応 | HDR10 |
Bluetooth対応 | |
内蔵スピーカー | |
短焦点 | |
天井投影可能 | |
稼動時騒音 | 30dB以下 |
バッテリー付属 | |
幅. | 192mm |
奥行. | 192mm |
高さ. | 59mm |
重量 | 1.5kg |
アンカー・ジャパン Nebula Vega Portableをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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