FPS特化型でセンサー精度が高いと評判の、CORSAIR M65 RGB ULTRA CH-9309411-AP2。マウスを傾ける動きにプログラムを割り当てられる、独自機能も評価されています。しかし、発売から日が浅く実際に使ったユーザーの口コミが少ないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、CORSAIR M65 RGB ULTRA CH-9309411-AP2を含むゲーミングマウス全47商品を実際に使ってみて、使いやすさ・機能性・マウス感度のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2022/08/06 発売
8,440円
結論からいうと、CORSAIR M65 RGB ULTRAは、応答速度を速めてFPSを優位に進めたい人におすすめです。付属のおもりで97~115gまで段階的に増量できるのが特徴。好みの操作感を実現しやすいのが魅力です。手の平は少し余るものの、幅広のフォルムでつかみ持ちしやすい形状でした。
FPS特化型マウスを謳っているだけあり、独自の光学センサーによる操作のスピード感は上々。DPIは26,000まで1刻み、ポーリングレートも最大8,000Hzまで7段階と、細かく設定できます。実際にFPSをプレイしたモニター全員が、マウス感度の高さに満足と回答しました。
専用ソフトから、ボタン割り当てをはじめ操作感・ライティングに至るまで細かくカスタマイズできるのも魅力です。プログラム可能なボタンは8個で、マクロの登録も可能。上下左右に傾けるジェスチャーにもプログラムでき、自分好みにつくり込めますよ。
ただし、最低でも97gと比較的重く、有線モデルゆえに疲れやすさが気になります。同じFPS向けマウスには60g前後の超軽量マウスもあり、手首だけでも疲れず操作できました。軽い操作感のマウスも気になっているならほかの商品もぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するM65 RGB ULTRAは、PCパーツや周辺機器を製造するアメリカのCORSAIRから2022年8月に発売されたFPS特化型を謳う有線マウス。FPSをプレイするうえで重要なセンサー感度が高く、戦闘を優位に進めるための機能が充実しているのが特徴です。
付属のウェイトで、振りやすい重さに調整できます。8つのプログラム可能なボタンも搭載し、チルトジェスチャー機能や各種センサー感度も細かく設定可能です。
今回比較した商品のなかでは大きめサイズで、がっちりと握りやすい幅広の形状です。アルミフレームを使用し、耐久性にも優れています。
重量は、付属の3つのおもりを使って97〜115gの間で調整できます。マイナスドライバーで取り外しできる仕様なので、使いながら最適な重さを探るのがおすすめです。イルミネーションは、ホイールやロゴ部分など4か所。専用ソフトから光り方の変更が可能です。
【仕様】
CORSAIR独自の「MARKSMAN 光学センサー」により、マウス感度を表すDPIを1刻みで調節できるほど高精度のトラッキングを実現。IPSも650と高水準で、素早くマウスを動かしても飛ばずに正確にポイントします。
マウスのクリックには、独自の「QUICKSTRIKE テクノロジー」とオムロン製の光学スイッチを採用。物理的に接触して信号を送るタイプのマウスよりも、正確で反応速度も速いと謳っています。
最初は、マウスの使いやすさ・感度のよさの検証です。実際にモニター5人がFPSゲーム「Apex Legends」と「VALORANT」をプレイしは、持ちやすさ・重さ・マウス感度の観点で各商品を比較しました。
結論、M65 RGB ULTRAは、安定感・グリップ感のあるマウスを高感度で操りたい人におすすめです。サイズは117×77×39mmと幅広のフォルム。重量は97〜115gでおもりを増減して調整できます。スピード感のあるマウス感度が好評で、DPI値も細かくカスタマイズできました。
親指が乗るような幅広形状は、モニターの好みがわかれました。グリップ感や安定感を評価する声がある一方、幅のわりに後方の山が小さく「手のひらが余る」という指摘も。大きく重量もあるので、つかみ持ちに向いています。
重量については、おもりの個数を調整で幅広いプレーヤーに対応できると好評でした。ただし、同じFPS向けのマウスには60gを切る超軽量の商品も。全部のおもりを抜いても97gあるので、普段軽いマウスを使っている人は疲れてしまう場合もあるでしょう。
コメントは一部抜粋
マウス感度は非常によく、動かしたときのスピード感にモニター全員から満足の声が挙がりました。マウスパッドなしでも、ウレタン塗装・木製デスク・布地とあらゆる環境で鋭く反応します。ただし、ガラス面は反応しないので、ご注意ください。
マウス感度を示すDPIは100~26,000まで1刻みで調節が可能。「確実に自分好みの設定を見つけられる」とモニターから好評でした。
続いて、ホイールやボタン・クリック感度の検証です。引き続き5人のモニターがFPSゲームをプレイして、ボタン配置や押し心地を評価しました。
検証した結果、ホイール・ボタン・クリックの操作感はまずまずの評価を獲得。やや硬めですが、ホイールは回しやすく押しやすいと好評です。ただしクリック感は浅く、素早く入力できる一方で、少し力が入っただけで誤って押してしまうことも。使いこなすには慣れが必要です。
ホイールは、ほどよい硬さで快適に操作できると好評でした。3つのサイドボタンは、指が止まりやすい大きさで、カチカチとした押し心地も良好。ただし、親指の位置にある赤いスナイパーボタンは、押しやすい反面、誤押下しやすいとの指摘もありました。
クリック感はかなり浅く、つい力が入ったり、前方に手が滑ったりしただけで誤入力が発生します。FPS特化マウスでスピード感を重視したモデルなので、浅くクリックする感覚を掴めれば対戦で有利に働くでしょう。
コメントは一部抜粋
次に、機能性の検証です。ボタン数・マクロ機能・DPIの設定幅・設定保存数など、ゲーミングマウスにとって重要なカスタマイズ性の高さをチェックしました。
検証した結果、M65 RGB ULTRAは専用ソフトウェアから自分好みに設定できるカスタマイズ性の高いマウスであるとわかりました。FPIで重要なDPI値の設定幅が細かく、サイドボタンで瞬時に切り替えられるのが好印象。8個のボタンやマウスを傾ける動作にもプログラムを割り当てられます。
そもそもDPIとは、マウスを動かしたときに画面上のカーソルが連動してどれだけ動くかを示す数値。高すぎると少し動かしただけでカーソルが飛んで操作が難しくなるので、プロゲーマーでも400~1,200dpiで設定することが多いとされています。
DPIは100~26,000までと幅広く、1刻みで調節可能。検証では50や100刻みで調整するものが多いなか、自分好みの数値を見つけやすい仕様です。細かいエイムが必要なときも、サイドのスナイパーボタンを押せば、設定を瞬時に切り替えられます。
プログラム可能なボタン数は8個です。特徴的なのは、前後左右にマウスを傾ける動作にプログラムを登録できる「チルトジェスチャー機能」。弾を補充するリロードなどを割り当てれば、直感的な操作ができます。
専用ソフトウェアから、より細かいマクロのカスタムも可能。これまで左手でキーボード操作をしていた、よく使う機能を割り当てると効率的に戦えますよ。
マウスの設定変更には、CORSAIR製品の専用ソフト「iCUE」が必要です。感度の変更・ボタン割り当て・ライティングの調整などゲーミングマウスにはカスタマイズが不可欠なので、PCにダウンロードしておきましょう。
ソフトウェアは公式サイトから無料ダウンロードしてください。
専用ソフト「iCUE」で設定できる機能の一例は以下のとおり。マウスを手に入れたら、実際にプレイしながら自分に合う設定を見つけていくのがおすすめです。
ポーリングレートは125〜8,000Hzで7段階の調節が可能。最大1,000Hzのマウスが多いなか、かなり緻密な情報伝達ができます。マウスのニュートラルな静止位置を把握する「表面キャリブレーション機能」により、プレイ中の傾斜検知も高精度です。
DPIは100~26,000まで1刻みで調整でき、スナイパーボタンを含めると6つまで設定を保存できます。キー割り当てからマクロ設定もできるので、複雑なキー操作は、左手で行うよりも登録してしまうのがおすすめです。
専用ソフトからイルミネーション設定も可能。光り方や速度など、好みに合わせて調整できます。エフェクトのプリセットがいくつか用意されているので、まずはそこから選んでみるのもよいでしょう。
iCUEに対応しているほかのCORSAIR製品があれば、設定を同期させて光らせることもできます。PC周りのイルミネーションに統一感があると、一気に空間がおしゃれになりますよ。
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4.8
(5件)
CORSAIR M65 RGB ULTRA CH-9309411-AP2は、重厚感のあるボディが特徴の有線マウスでした。最後に、ぜひ一緒に検討していただきたい商品をご紹介します。
Viper V2 Proは、素早いアクションが得意なワイヤレスマウス。大きめながら58gと非常に軽量です。DPIは30,000まで50刻みで調整でき、省電力モードなど無線ならではの機能も充実。マウスの反応もよく、実際にFPSをプレイしたモニターからも好評でした。
Aerox 3 Wirelessは、軽さと耐久性を兼ね備えた防水防塵設計のワイヤレスマウス。大きめですが、メッシュ構造で軽量化されています。DPIは18000まで100刻みに調整でき、マウスの加速減速のカスタマイズにも対応していました。感度もよく、初心者から上級者まで幅広く使えます。
形状 | 不明 |
---|---|
読み取り方式 | 光学式マウス |
接続方式 | 2.4GHz(無線) |
解像度 | 30000dpi |
最大ポーリングレート | 不明 |
接続インターフェース | USB Type-C、無線2.4GHz |
おすすめの持ち方 | 不明 |
利き手 | 右 |
電源 | 充電式 |
バッテリー持ち時間 | 最大80時間 |
DPI400・800・1600全対応 | 不明 |
カウント切り替え機能 | |
ボタンの数 | 不明 |
特徴 | 不明 |
最大DPI | 不明 |
用途 | 不明 |
DPI変更可能幅 | 不明 |
使用電池 | 専用充電池 |
トラックボール付き | |
チルトホイール | |
静音設計 | 不明 |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | 不明 |
クレードル充電式 | |
Mac対応 | 不明 |
プロファイル機能 | 不明 |
着脱式レシーバ | |
エルゴノミクスデザイン | 不明 |
マクロ機能 | 不明 |
iPad対応 | 不明 |
対応OS | 不明 |
高速スクロール機能 | 不明 |
対応ゲーム機 | 不明 |
DPI調節ボタン付き | 不明 |
ソフトウェア付き | 不明 |
3Dマウス | 不明 |
幅 | 12.67cm |
ソールの別売りあり | 不明 |
コードの長さ | 1.85m |
奥行 | 5.76cm |
高さ | 3.78cm |
重量 | 58g |
保証期間 | 不明 |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 30000dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1000Hz |
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読み取り方式 | 光学式マウス |
---|---|
接続方式 | USB、無線2.4GHz、Bluetooth |
解像度 | 18000dpi |
接続インターフェース | USB Type-C、Bluetooth、無線2.4GHz |
利き手 | 右 |
電源 | 充電式 |
バッテリー持ち時間 | 最長80時間(2.4GHz)、最長200時間(Bluetooth) |
カウント切り替え機能 | |
使用電池 | 専用充電池 |
トラックボール付き | |
チルトホイール | 不明 |
静音設計 | 不明 |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | 不明 |
クレードル充電式 | 不明 |
Mac対応 | |
着脱式レシーバ | 不明 |
エルゴノミクスデザイン | |
幅 | 幅67.03mm |
コードの長さ | 1.8m |
奥行 | 奥行き120.55mm |
高さ | 高さ37.98mm |
重量 | 66g |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 18000dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1000Hz |
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