Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAhの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

実際に電子負荷抵抗器と電圧電流チェッカーで測定したところ、表記容量の5,000nAhに対して実容量は3,349mAhと十分な数値を記録。実容量が3,300mAh以上あれば、スマホ（iPhone14）を1回フル充電にできます。

比較したほかの商品には、充電時に発生する変換ロス率が50％と大きいものもあったなか、本品は37％と抑えられていました。電力を効率よく使用できますよ。

出力はパワフルで、スマホの充電にそこまで時間はかかりません。実際にMacBook Pro 16インチを充電した際の最高出力は、メーカーの公称値である最大18Wに迫る16.79Wでした。

比較したなかでも最高で7W弱しか出ず、スマホを充電するのに出力が物足りなかった商品に比べると、スピーディに充電が可能です。

なお、検証では最高出力が12W以上あれば、30分間の接続でiPhone14を約40％まで充電できることがわかりました（※2025年2月時点）。急速充電にも対応しているため、充電速度を重視する人に向いています。

薄型かつ軽量で持ちやすいのも利点です。比較した商品内には厚さが3cmを超えるものもありましたが、本品は1.2cmとかなり薄めでした。

本体サイズは幅10.37×奥行6.83・表面積は70.83cm2と比較した全商品のなかでもやや大きいものの、厚みが抑えられているためスマホと重ねて難なく持てます（※2025年2月時点）。充電しながらスマホを操作したい人におすすめです。

重量も実測値で136gと重すぎず、カバンに入れてもかさばりません。外出先へ負担なく持ち運べますよ。

便利な機能が多く、使いやすさでも高評価を獲得。比較した商品内には有線での充電のみという商品が半数ほどあったのに対し、USB-Cポートを使用する有線接続・ワイヤレス充電機能の両方を搭載しています。スマホなど最大2台のデバイスを同時充電が可能です（※）。

有線・ワイヤレスを同時に使用した場合の最大出力は公称値で10W

ワイヤレス充電部分は、マグネットを利用するMagSafeにも対応。iPhone12以降のシリーズであれば、マグネットでくっつけて充電できます。充電残量はインジケーターで表示され、使用状況を把握しやすいですよ。

本体の充電・外部への出力を同時にできる、パススルー充電機能つきなのもよい点です。入出力ともに急速充電に対応し、「有線出力は最大18W・入力は最大20W」と謳っています。スマホと本体両方の充電を効率よく行えるのはうれしいですね。