後味がすっきりとしていて飲みやすいと評判の、キーコーヒー プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)。インターネット上では高評価な口コミが多い一方で、「思っていたよりも酸味が強すぎる」「味が薄い」などの気になる声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、キーコーヒー プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)を含むコーヒー粉全31商品を実際に用意して、コーヒーのおいしさ・開封1週間後のおいしさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
キーコーヒー プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)は、酸味のあるコーヒーが好きな人におすすめです。白ぶどうに似た青みを感じるフルーティな味わい。さわやかな味わいを謳うとおり、後味に酸味を感じます。雑味が気になる商品もあったのに対し、えぐみが少なくすっきりと飲めました。
実際に試飲したモニターからは、「喉越しがなめらか」といった声も寄せられました。深煎りのわりに苦味は強くなく、苦いコーヒーが苦手な人も飲みやすいでしょう。中挽きなので、ハンドドリップやコーヒープレスなどに適しています。
一方で、酸味の強さゆえに好みは分かれやすい傾向に。口コミで指摘されていたとおり、モニターからは「酸っぱさが目立ちすぎる」「全体的に味が薄め」との意見が出ています。現役バリスタの小池さんからも、クセや風味の弱さについて指摘がありました。
開封して1週間経つとロースティーな風味が薄くなり、酸味がより強くなります。なるべく早く飲みきるようにしましょう。
検証では、深みやコクが感じられて味が劣化しにくい商品もありました。酸味が強すぎるコーヒーが苦手な人やコクを楽しみたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)は、コーヒーブランドとして高い知名度を誇るキーコーヒーの商品。アラビカ種のコーヒー豆100%にこだわったプレミアムステージシリーズの1つで、メインにブレンドしているのはタンザニア産のキリマンジャロです。
ドライフルーツ・チョコレート・ピーナッツのようなフレーバーと、キリマンジャロならではの酸味・コクが楽しめると謳われています。焙煎度合いはやや深めで、粒度は中挽きです。
内容量は200g、賞味期限は製造日から18か月。開封後は密閉容器に移し替え、湿気や高温を避けて冷蔵庫などに保存するよう推奨されています。
今回は、キーコーヒー プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)を含むコーヒー粉全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、おいしさの検証です。
バリスタの小池美枝子さん協力のもと、6人のモニターが飲み比べてみました。開封したての新鮮な粉を使ってコーヒーを淹れ、風味・コク・甘味・苦味・酸味・後味の6つを軸に、飲みやすさと味のバランスを評価します。
バリスタの小池さんからは、「ロースト系の香りがあるものの、風味が物足りない」との指摘がありました。「味が薄い」という口コミのとおり、深みやコクを重視する人にはあまり向いていません。
白ぶどうのような青みを感じるフルーティな味わいはややクセがあり、「すっきりしているぶん飲みやすいものの、酸味が強い」とのコメントも。甘味・苦味・酸味などのバランスがよい上位商品に比べると、万人受けしやすいとはいえません。
試飲した6人のモニターのうち、「おいしい」と回答したのは4人。バリスタの小池さんの指摘や口コミと同様に「酸味が目立つ」との声が多く、評価が分かれました。
しかし、雑味があって飲みにくいほかの商品に比べるとえぐみが少なく、「喉越しがなめらか」といった意見も寄せられています。
やや深煎りの豆を使用しているためか、苦味は少なく酸味がはっきり感じられる味わい。ブラックで飲むだけでなく、お好みでミルクを足してアレンジするのもよいでしょう。
また、淹れ方を選びにくい中挽きのため、ハンドドリップだけでなくコーヒープレスなどにも向いていますよ。
<おいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
開封して1週間経つと、焙煎由来のロースティな風味がさらに薄くなりました。モニターからは、「酸味がより増した」とコメントも多数。袋は真空パックですが、開封後に劣化を抑えるための工夫はとくに見られません。
開封直後のおいしさが長続きするほかの商品もあったのに対し、味が変化しやすいので、できるだけ早めに飲み切ったほうがよいでしょう。
<開封1週間後のおいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
キーコーヒー プレミアムステージ キリマンジャロブレンド(VP)は、公式オンラインショップほかに、Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。公式サイトでの値段は、執筆時点では税込807円でした。
劣化を抑えたいなら、小分けにしたコーヒー粉をパックに入れて冷凍するか、キャニスターに移し替えて保存するのがおすすめ。とくに冷凍の場合は、常温よりも酸化速度を抑えられるので、味わいがキープしやすいでしょう。
常温で保存する場合は、直射日光や湿気を避け、涼しい場所に置いてください。
最後に、風味のバランスがよいほかの商品をご紹介します。
スターバックス レギュラーコーヒーカフェベロナは、質のよい苦味と焙煎由来の甘味が特徴。後味には香ばしい余韻が残り、冷めるとかすかに酸味が感じられます。開封してから1週間経っても味や風味が劣化しにくく、おいしさが長続きするのも大きな魅力です。
深いコクと濃厚な風味を楽しみたいなら、タリーズコーヒージャパン ハウスブレンドがおすすめです。爽やかな酸味と甘味のバランスが取れており、コクがありながらも口当たりはマイルド。1週間経つと味が変化したものの、フルーツのような酸味が増して飲みやすくなったように感じました。
内容量 | 不明 |
---|---|
挽き目 | 中細挽き |
内容量 | 140g |
味わい | 苦味 |
原材料 | 不明 |
コク | ストロング |
焙煎度合い | 深煎り |
フレーバーの特徴 | 不明 |
品種 | アラビカ種 |
有機JAS認定 | 不明 |
原産地 | 不明 |
カフェインあり | 不明 |
容器 | 袋 |
生産国 | 不明 |
スターバックス レギュラーコーヒーカフェベロナをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 不明 |
---|---|
挽き目 | 不明 |
内容量 | 200g |
味わい | 苦味 |
原材料 | 不明 |
コク | 不明 |
焙煎度合い | 深煎り |
フレーバーの特徴 | 不明 |
品種 | 不明 |
有機JAS認定 | 不明 |
原産地 | コロンビア、グアテマラなど |
カフェインあり | 不明 |
容器 | 袋 |
生産国 | 不明 |
タリーズコーヒー ハウスブレンドを全31商品と比較!口コミや評判を実際に試してレビューしました!
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